おれ30歳、電機メーカで組み込みソフト設計担当、今年で7年目。これでも入社当時は「有望の逸材」と言われてたかも。はは。
隣席の後輩、今年で2年目。これがまた良くできる。仕事が早い。2年目の頃のオレよりも3倍は早く仕事をする。
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おれはいわゆる就職氷河期世代。採用が少なかった世代。部署内の入社同期は3人。
隣席の後輩は雇用が回復したころに入社した売り手市場世代。部署内の入社同期は70人を超える。
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回路設計担当者や機械設計担当者にちょっとした設計変更や修理を依頼しなければならないとき、オレは顔も知らない担当者を探し歩き、頭を下げ、それでも後回しにされ、それからようやく依頼を受諾してもらえた。時間がかかった。
隣席の後輩には回路設計担当や機械設計担当にも万遍なく入社同期生ネットワークがあって、よほど大きな案件でない限り、すべて彼らのうちで融通を利かせあって仕事をやり遂げてしまう。さらに彼らは得た知識をそれぞれで補完しあっているようで、隣席の後輩はオレがまだ教えていないこともかなり良く知っている。
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この会社の将来の原動力を担うのは、オレら氷河期世代ではなく、彼ら売り手世代だと思う。
76世代って何だっけ。
同期少ないのは逆風だろうけど、個人的にすごい人と世代論は一緒にしない方がいいよ。焦るだろうけど、がんばって。
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タイトルの「vs」というのは拙かった、反省してます。おれがここで書きたかったのは「対立」ではなくて「対比」だったんですけど、深く考えることなくvsとしてしまったわけで、そり...
これ12年経ってその後どうなったんだろ?