2024-05-07

父は母を毎日殴り、母は殴られたくなくて私を盾にする毎日だった。

母は毎日起きている時間はずっと父や親戚の悪口を呟いていた。

自宅を訪れる親戚は母を責め、そんな母を管理できない私を責めた。いつからだったろう。小学校入る前からだったかもしれない。

学校友達でもいればまた違ったかもしれないが、学校いじめられ、学校外にも居場所はなかった。学校以外、家にいるしかない私には母の呪詛のような呟きは苦痛で、ヘッドホンをして大きな音で曲を常に聞いていた。

そのうち、部屋のドアを少しあけ母が私の部屋を覗くようになった。私の部屋の物も漁っているようだった。そのうち、父のように私も母を殴るようになった。

何とか地元を離れ、実家とも距離をとり暮らしていた。

コロナ流行時に父が死んだ。実家のある田舎の親戚等がこういう時期だから来ないで欲しいと言うのに甘えた。

父が死んで少ししてから、母を引き取るよう親戚から電話がくるようになった。常識がない、代わりに世話しなければならない地元関係者のことを考えろという。

「たったひとりの母親でしょう?」

そう情に訴えれば引き取るのが普通なんだろうな。無理だよ、今度こそ殺すから

まあ、それでも邪魔なうちの母親地元から消えればみんな満足だよな。地元から遠い、今住んでいる所で私が母親を殺しても構わないだろう。

非正規で金はないし、コミュ障だ。それでも小さい頃よりは穏やかに暮らしている。

全て捨て、母親の世話をするべきなんだろうな、普通人間なら。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん