令和3年度は、家を出る時間が早くなって管理が適当になってしまいました。
採卵も2回くらいしか行っていません。
この春は全滅かと思っていたのですが、110Lタライのおかげで、思いのほか生き残っており、令和4年度のタネ親となりました。ということで、めだか活動に復帰です。
今季は、36LタライにNVBOX13を載せ、その上にセリアのスタッキングボックスを載せる水槽構成を発案しました。それぞれ載せやすいようにタライの幅やNVBOX13の幅に合わせた杉板を用意しました。杉板はホームセンターでカットしてもらうと楽です。
この3段方式水槽の使い方は、スタッキングボックスに飼育水を入れ、採卵した産卵床を入れます。1cmくらいに成長したら、NVBOX13に移し、さらに成長したら36Lタライへ移します。
この方式のメリットは、生まれたばかりの針子の観察がやりやすいことに尽きます。針子の中で成長の早い飛び子が出たら、すぐにNVBOX13へ移し共食いを防ぎます。
2年前は、「水槽地面に直置き理論」「NVBOX13廃止」とか言っていたのに趣旨替えですね。
楽天でゾウリムシを発注して、そのゾウリムシを種にして、増殖させています。
増殖の方法は、1.5Lペットボトルに生茶を少々入れ、ゾウリムシを入れると3日くらいで増殖するというのをやっています。1ヶ月くらい続けていますが、そろそろ本当にいるのかわからなくなってきました。針子の生存率は2倍くらいに高まりました。
昨年さぼったため、今季はタライの空きが多いです。水替えが面倒なので、2週間くらいでタネ親のメダカを隣のタライへ移動させる運用を行っています。爆増えでした。
親抜きのメリットは次の3つです。
・水替えの回数を減らせる
4つのタライで、1ユニットを組んで運用しました。2週間で親を動かすので、2ヶ月で1ターンとなります。途中で、上に重ねたスタッキングボックスへ産卵床を動かしたりもしています。
稚魚槽に利用しているスタッキングボックスとNVBOX13は、白を用意しました。透明でもよかったのですが、白が新発売ということで、ドライブがてら普段行かないホームセンターまで足を延ばして買ってきました。
白や透明のメリットは、グリーンウォーターができやすいことです。水面の上からだけでなく、側面からも太陽光が当たるため、黒い容器と比べるとグリーンウォーターになるまでの時間が短いです。水温の上昇も抑えられます。
NVBOXは、上から1cmくらいのところに手動のドリルでΦ3㎜の穴を開けて、あふれ対策をしています。最近買ったタライも同様です。塩ビパイプでオーバーフローを作る必要はないという結論に達しました。
強引な飼い方ですが、オオカナダモと採卵床とタネ親を入れ、2週間くらい飼います。そのあと、次のバケツに親を移します。親抜きのバケツ版です。バケツは、セリアやキャンドゥ★で売っていた10Lの再生プラスチックのものです。水量も多く、持ち手も付いているので、移動がしやすいです。天候や気温に合わせて、庭と軒下を移動させます。
キョーリン メダカのエサ 産卵繁殖用 とメダカの舞ベイビーに絞りました。入れ物は、前も書いたと思いますが、長野土産の七味唐辛子の入れ物です。親用は唐辛子ゴマが入っている大きなもの、稚魚用は通常の唐辛子サイズです。ふたを回して、エサの出る量を調整できるのと、振ればエサが出るので、短時間で給餌をすることができます。
セリアで買った黒いナイロン製のお玉が、稚魚の移し替えに便利でした。丸い形状のため、角に追い込んでも逃げられるので、四角に近い形状のお玉をAmazonで探して発注。こちらは1200円くらいしました。最終的に四角いほうしか使わなくなりました。
これもまとめて発注してみました。3段方式水槽には、少し合わないサイズでした。水量がNVBOX13の倍くらいあるので、重くなるため、タライの上に重ねると重さでたわんで危険でした。単体で地面に置くのはいいと思います。こちらもドリルで、あふれ防止用の穴を開けてあります。