もうすっかり、東京や大阪の知事が「とにかくテレビで知名度のある人」の人気投票みたくなっちゃった元凶は、間違い無くノックと、ノックを選んでしまった当時の大阪府民で間違いない。
なにしろ四半世紀前の話だし、ギリギリ選挙権はもってたけど関西に住んでなかったので、当時のリアルな空気はよく知らないが、たしか前任者がお金にまつわる疑惑かなんかで出馬せず、事実上、ノックvs自社さ(当時の連立与党)の一騎打ちだった選挙。で、なんとなく「既成の枠にとらわれない知事を」みたいなことで、当選したんだと思う。関東では「え?まじノックなの? 大阪人大丈夫なんか」と言う反応が少なからずあったように記憶する。
で、「ノックありだったら、青島幸男でも無問題じゃん」とばかりに、直後に続いた知事選で、東京でも意地悪ばあさん(青島幸男)が知事になってしまった。
まあ、青島幸男の場合は「都市博中止」という割とでっかい公約もあったけど。
(かつて、お台場で「東京都市博覧会」なるイベントが企画されてたことを覚えてるのは、かなりのおっさんおばはんだろう。フジテレビは、それを見込んでお台場に移転したのにハシゴを外されてしまい、その反動のようにやたら“お台場!お台場!”と叫んでイベントとかやりまくっていた)
あの頃から、東京と大阪の知事選は、ワイドショーを巻き込んだ人気投票選挙になってしまったのだと思う。橋下とか小池とか吉村とか、やたらテレビに話題を提供することに長けた人でないと知事になれなくなってしまった。最近ではさらにネットも意識しなきゃいけないいけないから、もう政策とか二の次。
トップが仕事しなくても社会は回るということに気づかせてくれたよい選挙だった
ノックは大学すら出てなかったからな・・挙句に選挙運動中に女体触り楽しんで失職?だったっけ
テレビでの露出度はかなり影響するんだろうね。それに加えて、大前研一が「大和言葉」が大事だと言ってた。
立川談志「おい、俺を忘れるってのどうなんだ?」
それより政治家をテレビに出させる 芸能人、お笑い芸人に政治を語らせるようになった方が デカいと思う 始まった時期的にはノックと近いけど
その前の西川きよしの参院当選がかねがね好評で上方芸人が代議士になることに少しきたいしてしまう風潮があったと思う 東国原英夫の宮崎県知事就任と維新発足が相乗効果を発揮した...