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2024-04-26

ロリータ、男ウケ悪すぎておもろい

なんとなくイメージ的にはロリータかぶりっ子とか、女ウケ最悪で男ウケは悪ないってイメージだったけど、着てみると笑えるくらい真逆

キラキラ今時女ファッションの時はもちろん、お疲れダル社畜女(退勤時のすがた)でさえもの好きな男は寄ってくるが、かわいくロリータ着ている日だけはまったくキショいのが湧かない。女性ウケは女児からおばあちゃままでとても良いのだが。


社会人なので平日はさすがにロリータは着ていないが、それでもシークレットハニーや今は無きミルフィーユクローゼットを着て、毎日ツインテールで出勤してる。今の所いわゆる要注意お局さん系マダム全員に好かれている。ほかの女の人からもわりと好かれてる感じはする。男性からはそれとなく避けられている。


同じ人間ダルすっぴん死んだ目よりもかわいいロリータ避けてくるのあまりにも意味わからんくて男おもろい。別に寄ってきてほしくはないのだが、さすがに美的センス理解できなさすぎるので男側の意見が聞きたい。


追記

とりあえず「男ウケが悪いというよりナンパ男ウケが悪いというほうが正確」「いろんな意味でめんどくさそう」あたりが理由なのかな。


街中で話しかけてくる同年代男性ナンパ、まともな同世代男性は(良し悪しをどう考えているかはさておき)街中で知らない女の人に声をかけることはない、という認識が抜け落ちていた。確かに全然性的に絡んでくるわけではないおじいちゃんとかは通りすがりに「お人形さんみたいだね!」「イケてるね!」と言って通り過ぎていくことがある。そう思うと大好きな格好をしながらナンパから身を守れるロリータありがたい。


めんどくさいに関しては「物理的にめんどくさい(脱がせづらい、服を汚してはいけないと気をつかう」、「精神的にめんどくさい(気が強そう、病んでいそう)」の複合めんどくさいといったところだろうか。

ついでに異質さが怖いと感じることもある。女性であれば程度の差はあれ着飾ることが好きな人は多いので、自分が着るかはさておきロリータファッション認識しがちだが、男性から見るとコスプレ等に見えがちで、街中でコスプレしている怖さを感じやすいとかだろうか。


服装は、出勤時は上記の通り。休みの日はアンジェリックプリティとかロイヤルプリンセスアリスとか検索すると出てくる感じの服。


それにしても、本文ではただ「なぜ同じ女が死んだようなボロボロの姿の時のほうがかわいい服に身を包んでメイク髪型もばっちりキメてる時よりまだ声をかけてくる男が発生するのか」という謎を呟いているだけで、特に他意はないのだが、これだけ本文にはないようなことを勝手に読み取って賛否が出てくるロリータという服は、いかに良くも悪くも偏見というか固定観念をもたれているのかというのを改めて感じて面白い


ただ、なにはともあれ、世の中には服を「浮いているか否か」という視点しかとらえていない人がいるというのは、お洋服大好きな自分からすると未知の世界で、そういう考え方を知ることができただけでも、書いて良かったなと思う。

2023-07-18

甘ロリが好きだ。アンジェリックプリティいちばん推し甘ロリとは違うけど、エミキュナイルパーチミルクも好きだ。あんまりお迎えしないけれどベイビーも好き。とにかくパステルカラーフリルパニエで膨らませたスカートが好きだ。

甘ロリを着始めてから10年経った。10年目にしてようやく「あ、これどうがんばっても似合ってないな」ということに気が付いた。前からその感じはわかっていたし、なんなら初めてショップに入ったときからわかっていた。でも諦めきれなくてずるずる10年もしがみついてしまった。

そもそも顔が甘ロリと合ってない。例えると綾瀬はるかさん系統のドベみたいな顔をしている。化粧でごまかせるよ! と言われるけれどごまかせない「なんかなあ」感とごまかすまでの技術力の無さがある。髪型をがんばっても顔がお洋服に負けてる。

顔だけじゃなくて首も短いから、丸襟も立ち襟も似合わない。正直服だけならモスモスとかスタジオクリップとかのほうが合ってる。顔だけじゃなくて首も負けてる。

あと身長がでかい。170ある。低めのヒールだとしても、靴を履いたら175はある。靴によっては180になる。でかすぎ。170あると個人的にせめて着丈100のワンピース理想だけど、甘ロリ界隈大抵90しかない。着丈90のジャンスカやワンピースは170の人間が着るとミニスカートになる。短い。個人思想的に甘ロリにそういうのいらないかペチコート履くけど、そうなるとペチコートいらないほうがかわいい服がたくさん出てくる。私がほしいのはその「ペチコートないほうがかわいい服」なので気が合わない。あとナイルパーチに関してはそもそも丈が短すぎて90あると珍しいな~って思うこともあるし、ペチが全く合わない。たまに出る100越えでかわいいワンピースを買うしかない。

あと、170あると痩せたとしても入らない服がある。無理して痩せればいいんだけれど、私の体調的に58を下回ると気持ち悪くなる。なので58キープにしていてもたまにマジで入らないワンピースが出てくる。これはミルクに多い。たまにプリティにもある。そうなると諦めしかない。顔も首も身長も体型もお洋服に負けてる。

いやもう早々に諦めなくちゃいけない理由ばっかりなんだけど、お洋服がどれもかわいいのでズルズルしてたら10年経ってしまった。でも正直今の感情は「再販までしてたんだし子ども部屋ワンピースを諦めなければよかった……」というものしかないのであきらめきれるかはわからない。クラロリに移行すればいいのだけれど、私の好きはそうじゃないんだ……という気持ちになる。今は徐々にジェーンに移行しているけれどいまだにプリティサイトを見ると「ンンンかわいいねぇ~♡」になる。甘ロリのお洋服を見るだけで語彙の死んだオタクになってしまう。

も~~~ほんとうに「死ぬまでロリィタ!」って言っている人のことをすごい尊敬する。わたしもそうなりたかった~~~~!!!!!!!!!!!!!!! せめて身長が160だったらごまかせた~~~!!!!!!!!!!! 欲を言えば顔の系統中村里沙さんがよかった~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!! 強欲~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!

2017-03-17

ロリィタ服が着たかった

25歳、わけあって現在ニート

もともと老け顔だし骨太のがっしり体型。

私に最も似合わないのは少女趣味で、

一番すきなテイスト少女趣味

 

 

かわいらしいものが似合わないからこそ、かわいらしいものに惹かれたのかもしれない。

中学生のころからKERA!を買い、ネットロリィタさんのブログを読み漁り(ブログ村ロリィタランキングをよく見ていた)、

嶽本野ばらを読み、下妻物語マリアントワネット映画を観て、

世の中にはこんなに悪趣味なくらい可愛らしい世界があるのだ!と頬を赤らめた。

 

 

しかし、中学生のころからネット漬けの生活を送っていた私は、

可愛くない女の子ロリィタを着ると笑われる、ということを知ってしまっていた。

 

 

もともとロリィタを着るにはたくさんの制約があり、それをひとつでも破っていると嘲笑対象になる。

 

太ってはいけない、

キレイに化粧をしていなくてはならない、

肌を見せてはならない(夏でも長袖)。

 

修道女かよ!ってくらいのたくさんの約束事。

しかし、それをしっかりきっちり守っていたとしても、

顔が可愛くなければ「ブサロリww」と笑われてしまう。

 

私は間違いなくブサロリの対象に入るような子だった。

毎日小倉優子深田恭子の顔を見て、「こんな顔だったら…」と思ったし、

自分をこんな顔に産んだ両親も恨んだ。

化粧を頑張れば普通の部類に入るかも!と思ったが、

分厚い一重や思春期特有ニキビ肌なんかは頑張っても頑張っても不器用中学生には隠しきれなかったし、

ネットで調べたテクニックを駆使しても分厚い化粧を施したブス、にしか見えなくて

「私の限界はこんなもんか」と思ってまた泣いた。

 

毎日毎日アンジェリックプリティとベイビーザスターシャインブライトHP店舗ブログを見た。

エミリーテンプルMILKを着こなす女の人のブログを見た。

私もかわいいものを着こなすかわいい人の仲間入りがしたかったけど、

かわいいものを持ってなかったしかわいい人ではなかったから、

そのころ流行っていたyaplogネット上で見つけたかわいいものコピペしたブログを作った。

かわいくなりたかった。かわいい私になりたかった。かわいくない私はいらなかった。

 

高校生になっても、一度もロリィタ服に袖を通すことはなかった。

しろバイトして買ったロリっぽい小物も「そういうの似合わないからカッコイイ系目指せばいいのに」と言われて密かに傷ついたり、

読モAMOちゃんって子が私の理想すぎて自分が本当に嫌いになったりして、

かわいくないのにかわいいものが好きな自分を笑われないように、

かわいいものが好きなのに全く似合わない自分をこれ以上嫌いにならないように、

好きなものを隠すようになった。

 

 

毎日毎日ロリィタ服の情報を集めていたけど、誰にも言わず

「カッコイイ系」の服を着て「そういうの似合うね」って言われたりしながら生きていたら、

25歳になっていた。

 

 

いまの私は高校生ときより痩せたし、化粧も上手になったから、

むくみがとれてちょっとだけ薄くなったまぶたを二重にできるし、

高いコンシーラーファンデーションを駆使してなんちゃって美肌を作ることもできる。

 

ももう、25歳。

ロリィタ世界では、年長の方だ。

 

もう私はブサロから抜け出せるかもってところで、オバロリになっていた。

 

 

 

この前、深夜に酔っ払った勢いでメルカリロリィタ服を買おうとした。

その日はロリィタ服専用通販サイト求人に応募しようとして、

一着も持っていないのに受かるわけがないと思って凹んで、

そんで落ち込んだら急に躁状態になって、

中古ロリィタ服でも買って、家でひとりでこっそり着ようと思ったのだ。

 

それはすごいいい考えのように思えた。

私のロリィタコンプレックスって、きっと着たいのに着れなかったからこんなに引きずってるに違いなくて、

きっと一着買って着てみたら少しは満足するんだろうって思った。

 

でも、購入ボタンを押すのに何十分もためらって、ためらって、結局買うのをやめた。

 

私は着てはいけないんだと思った。

ここまで大事に思っていたロリィタ服を着て、大事に思ってきた自分失望したくなかった。

 

彼氏と別れたときだってこんなに泣いたことないってくらい泣いて、

次の日ロリィタサイトブックマークを消そうとして消せなくて、また泣いた。

 

 

着とけばよかったのかなあ。若ければ「若さゆえの過ち」って笑い飛ばせたかもしれないし。

でも、昔を考えたらやっぱり着れなかったよ。

そんで、多分これからも着れない。

ロリィタ服が着たかったなあ。

 
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