はてなキーワード: 大腸とは
「友達が30歳になってなんとなしに人間ドックを受けてみたら大腸がんが見つかった」という知人の話にビビり、自分も30なので記念にやるか…と予約して受けてきた。
結果やってよかったけど、痛すぎていい歳なのに泣いてもうた。
変な時間にお昼寝して眠れないので備忘までに書く。
◾️前日〜当日朝の流れ
大腸カメラが大変だった…。前日に15回分の下剤を飲み、当日朝から2リットルの腸管洗浄液(下剤みたいなやつ)を飲む。
この2リットルがしんどい。モビプレップという薬で梅風味のスポドリ味なんだけど、1杯目はよくても2リットルはしんどかった。それに加えて水分も摂取しなきゃいけない!
トイレも10回以上行ったのかな、1.5リットルのんだあたりでもう透明の水みたいなものしか出なくなったのでストップ。
絶食きついかな?と思ってたけど水分取りすぎてお腹ぱんぱんだった。
◾️いざ内視鏡
内視鏡は最後で、それまでの血液検査なりレントゲンなりはかなりスムーズ!
内視鏡の準備として直前に胃の泡を消す薬を飲んで(すごくまずい)、鎮静剤入れる点滴をさして処置室へ。
まずは胃からで、これは鎮静剤も効いてうとうとして痛みもなくスムーズ。後半は覚醒して鎮静剤を追加してもらった。
その後の大腸が大変すぎた。追加した鎮静剤が効かず、めちゃくちゃ意識がある中で内視鏡が入ってくる
。
腸の曲がるところを通る時が激痛で思わず叫んだら怒られてしょんぼりするも、声が出るほど痛い。
鎮静剤…と言ったら「もう人の3倍入れてるから無理だよ」と言われ「力むと入っていかないから力抜いて!」とまた怒られる。
あまりに痛いのと、30歳で人前で尻を出した状態でなんでこんな怒られてるんだという悲しさで泣いた。
その後も痛がると「もうやめる!?」と何回も聞かれ、いや金出してるし意味ないし…と思って「やめません!」と叫ぶ。
最後まで激痛の中、無事終了!
結果、胃も腸もなんの異常もなく、とくに大腸内視鏡は何も変わりがなければ5年後でいいらしい。
他の検査項目の結果はまだだけど、とりあえずやって安心したからよかった〜
◾️鎮静剤が効かなかった
以前別の治療で静脈麻酔を使った時は眠れたんだけど、今回は本当に効かなかった。多分薬剤が違ったのかなあ。
あと数年前から睡眠薬を飲んでるのも原因。睡眠薬とか抗うつ剤を飲んでると鎮静剤は効きにくいらしい。
「そういう場合も薬を組み合わせたりして痛みはコントロールできる」みたいなことが書いてあったけど、結果増やしても効かなかったので残念。
本当なら検査終わった後も鎮静剤が切れるまで休んで、目を覚ます薬?を入れるんだけどバキバキに起きてたのでいらなかった。
◾️感想
終わった直後は、めちゃくちゃ怒られたのと想像以上の痛みで、医者め…と思って内心むかむかしてたけど、まあ医者もやりにくいよね、ごめんね。
ちなみに大腸が膨らむようにガスを入れられており、今この時間もお腹は痛い。
今回は値段と利便性で新しめのクリニックを選んだけど、次回やる時は上手い先生がいる大きい病院とかにしたい。
全部の結果はまだだけど、30超えて色々な疾患リスクも増えるしやってみてよかったなと思う。特に癌はやっぱり怖い。
健康に気をつけて生きてこ〜
フェルマーの最終定理は存在しないことの定理だから存在すると仮定して背理を導出する背理法の強力なものを編み出すことによって初等的に解ける可能性が高い。しかし、我が国の
理学部数学科ではそのようなアプローチを試みた論文は存在しない。これについて、行政の地区担当員から、そんなテクニックは存在しない、という囁きがあるだけで、東京都内の数学者、
地方の数学者からも、初等的な解法なるものは1つも聞かれない。Wikipediaには、無限降下法という不完全なもので極めて不完全に終わったという10年一日のような記載があるだけで、
具体的な論文はどこにもない。それどころか、10年前から、 FLT、FLT、と連呼されて、バクサイのSNSでも、到達不可能な定理とだけ言われるだけで何の具体性もなく、自分で考えた形跡
どころか、 n=4の場合の完全な証明は、実は赤チャートの一番最後に掲載されているが、それも理解できないといったような状況であるから、何が面白いのか理解できない。無限降下法は、
不完全なものであって不完全なものでは数学上技術にならないことはもちろんであるが、いずれにせよ、具体的に研究した形跡はどこにもないのであるから、完全な噓である。バカは到達不可能な
ものを設定し、多くの技術によって到達できると喜ぶが、現在ではもはや状況が変容し、そのような技能は必要がないと解される。数学の技術はいわば光っているものとか概念でもよいが、
数学の多くの偉大な定理は出版されたときに驚愕されると書いているだけなので、しかし、文化的な構成物で技術的に光っているものはどこにあるかといっても、最も分かりやすいのは、
バクサイSNSにいる者が何らかの人工知能を用いていることは明らかである。仮に行政が完全なものによる技術を開発し、人工知能から電波をヒトの大脳に送信しヒトの大腸を操作して排便を
促す装置を発明し作動させたとしても、事理の当然に、その人工知能がある場所にヤクザが拳銃を撃ちこんで終わりになるだけである。特定の個人がその人工知能の中にいるから自分が人工知能
の中で活躍できない結果として、刺されたり燃やされたりするのではなく、そもそも、その人工知能があることによって、自然状態として生活ができないことから、人工知能の装置自体を破壊した
方がいいように思われる。しかし、金が清掃工場に運ばれて燃やされたことが一度流行し、ただの紙屑になったという事実と、平成25年から今更になって金が全てと言っているのは甚だしく矛盾
している。
客観的事物的、物理的に言って、そのような秩序内容のものではないことが1つ。 ありもしないもの、 存在していない事実を言っても仕方がない。
次に、希望しているものを予想している場合には、作り上げる必要がある。 (最高裁大法廷判決昭和35年1月19日行政集65巻2号1344頁参照)
ヒトの大腸を電波指令によって動かすプログラムを光電波でヒトの大脳の表面に送信し大脳を操作し自動的に大脳から腸に指令を出し排便を促進する発明
Colと、ωアッバスターというファンクターを使用して強制する。
二次凸多面体に代数的構造を埋め込む研究 Gelfant-Zelvinski Iwan-Syvelman Mikhail-Kapranov による研究
考えていないし実行していない。 存在していないものの例・・・ お前に対する興味 証明は簡単で、お前のいるところにトラメガを撃ち込んでいる時点でものが存在していないし
技術的に作ったり、あるようにすることができないことが明らか
検診で女児が服を脱がされている。男性校医の性的好奇心のために。そう思っている方がおられるようだが、そんなことはないと思う。
僕は消化器内科医として大腸の内視鏡や造影検査でたくさんの方のデリケートゾーンで仕事をしてきた。いまも在宅医として日々尿道留置カテーテルの挿入などしているが、そこに何か特別な感情が生じることはない。
意識してきたのは「目の前の患者さんに必要な処置をできるだけ少ない苦痛で」。
もちろん脱がされること自体が苦痛になりうる。羞恥心への配慮は大切だが、それによって診療としての必要条件が満たせなければ結局患者さんの不利益になる。
少し前、AEDを使用する際に女性の胸をはだけることが許されるか話題になった。秒を争う救命処置と胸を隠すこと、どちらが優先されるべきなのか。ここに議論の余地があるとは思ってもいなかった。
救命できなければ問題にされる、救命できても胸をはだけたことで問題にされる、こんな状況で誰が「若い女性」の救命処置に関わろうと思うのだろう。
僕の子供のころは上着を脱いで検診を受けるのは当たり前だった。そこに当人が疑問を感じることも保護者のクレームもなかった。それは検診の意味をみんなが理解していたからか、あるいは医師に対する無条件の信頼があったからなのか。
今は、おそらく医師の視診・触診・聴診・打診に対する信頼度が下がっているのだろう。あるいはそれ以前に医師の人間性に対する信頼が失われているのかもしれない。
一方で診断機器に対する信頼は厚い。保護者の多くは心疾患の除外診断にはエコーを、側弯の除外診断にはエックス線検査をすればいいと思っているはずだ。
これは医師ー患者の双方にとって望ましい状況ではない。しかしこの状況は、近年、医師が日々の診療でカルテ画面見て「患者」をきちんと診察せず、検査結果だけで病気を診断してきた結果なのかもしれないとも思う。
でもこれは医師だけの責任にはできないとも思う。外来に溢れる多数の患者、待ち時間に対するクレーム、診断ミスや処置の合併症に対する訴訟リスク。これは日本の健康保険制度に基づく医療提供体制そのものの問題でもある。
患者と医師の双方にとって最適な診療環境とはどのようなものなのか。医療に対して失われた信頼をどう取り戻していけるのか。あるいは、テックの進化で、もうそんなものは必要とされなくなるのか。
共働き。
職場の健康診断で卵巣近辺に影がある。と言われて、クリニックをさんざん盥回しさせられたあげく、
リンパに転移もがっつりしてて、もう手術の適応ではない。なんだそうな。
はあ?としか言えんかったね。
そのうえで、今だに自覚症状はほとんどなく、言われてみたら腹が張ってるかな?という程度らしい。
始まった抗癌剤の副作用の方がはるかにデカい。食欲不振、手足のしびれ、便秘。。。
その副作用も一週間ほどでなくなり、仕事も休んで家でゴロゴロ。
つまるところ、増えるデキモノらしい。
ほいで、ガン死とは何か?
いまんとこ、どれにもあてはまってない。
ほんま、いつ誰が罹る、ところから、どういう進行するのか、ひたすら最悪なガチャ回してるみたいな病気やで。
ひたすら、主要臓器に転移しないこと。癌自体が膿んだり出血しないこと。悪液質にならんこと。抗癌剤が効いてくれること。を祈る毎日です。
腺腫は自然に消える事はなく、通常、発生から1mm成長するのに1年かかります。
その中で5mmを超えて成長が進む腺腫があり、10mmを超えると腺腫は癌化の確率が急激に高まると言われています。
(一般に5mm以下で0.1%、6-9mmのもので3%、1㎝を超えると30%が癌化)
稀に5mm以下でがん化している場合もありますが、その大きさで転移する可能性はほぼなく、癌化していようがいまいが腺腫と扱いが変わりません。
腺腫と同様にカメラで摘み取って終わりです。
つまり4年に1度大腸カメラをやっていれば、理論的には99.99%大腸がんにならないと言うことになるのです。
補足:https://anond.hatelabo.jp/20240410005251# https://anond.hatelabo.jp/20240409234937#
(日本語記事) 新宿区でうつ病の治療ができる心療内科・精神科は神楽坂ストレスクリニック
https://kagurazaka-clinic.com/depression/
内科的疾患(甲状腺機能低下症、鉄欠乏性貧血、薬物性の疾患など)によって、表向きのうつ状態を引き起こすこともあり、適切な診断と治療が必要です。最近では、「鉄不足」がうつ状態やパニックを呈することがある事がわかってきました。この場合は、向精神薬よりも鉄剤を処方するほうが効果的です。
[NDPI] Latent Iron Deficiency as a Marker of Negative Symptoms in Patients with First-Episode Schizophrenia Spectrum Disorder
https://www.mdpi.com/2072-6643/10/11/1707
[Bibliomed] Assessing severity of involvement of autonomic functions in iron-deficiency anemia patients
https://www.bibliomed.org/?mno=36434
[Frontiers]Iron Supplementation Relieves Dysautonomia in Non-Anemic Female
[四季報 ONLINE] ヤクルトが大幅反発、「乳酸飲料がうつ病予防・治療に有効」と (2016/06/10)
ヤクルト本社(2267)が大幅反発した。11時02分現在、前日比220円(4.14%)高の5530円と東証1部の値上がり率上位20位以内に食い込んだ。
9日に国立精神・神経医療研究センター神経研究所との共同研究で、腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高くなることを世界で初めて明らかにしたと発表し、好感された。そのうえで、乳酸菌飲料やヨーグルトなどのプロバイオティクスの摂取がうつ病の予防や治療に有効な可能性があるとしている。
43人のうつ病性障害患者と57人の健常者の腸内細菌について、善玉菌のビフィズス菌と乳酸かん菌の菌数を比較したところ、うつ病患者がビフィズス菌、乳酸かん菌がともに一定以下であることが判明したという。
日本の精神科医ってものすごくレベル低そう・世界からクソ遅れてそうって偏見持っているけど
日本にはヤクルトがあるし食品メーカー(健康食品)も強いので研究費が降りるのだろう
脳腸相関が科学的に説明できるようになってきています
○ 脳腸相関とは?
機能性消化管疾患の患者さんを診療していて気づくのですが、おなかの症状だけでなく、眠れない、落ち着かない、頭痛、食欲がない、意欲がない、などの精神神経症状を訴えられる患者さんがたくさんおられます。
腸のせいで脳に影響しているのか、脳のせいで腸に影響しているのか難しい悪循環になっているように思えます。「脳腸相関」として医学的には以前からよく知られた現象として有名です。
これまで、便が軟らかくなりやすい下痢型の過敏性腸症候群の患者さんに対しては、「ストレスが原因ですから、生活などのライフスタイルを見直すことが重要です」といった説明をすることが治療の出発だったわけです。ところが、最近の研究によりこのような脳腸相関をある程度科学的に説明することが出来るようになってきました。
過敏性腸症候群の病態においては、腸内フローラの異常、短鎖脂肪酸などの腸内環境の異常により、腸から脳への信号伝達に異常が生じているようです。
消化管内腔の粘膜細胞に刺激が加わると、この信号は迷走神経下神経節を介して延髄孤束核へ、また、脊髄後根神経節を介して視床、皮質へ伝えられると考えられています。これが内臓知覚といわれるものです。この内臓知覚には消化管壁内に存在している内在性知覚ニューロンからの信号も関係していると考えられています。
特に、この内在性知覚ニューロンの情報伝達にはセロトニン3受容体(5-HT3受容体)が関与していると考えられており、過敏性腸症候群の下痢型の治療薬として5-HT3受容体の拮抗薬が著効することが証明され、臨床応用されています。腸内細菌のなかで神経伝達物資であるγアミノ酸(GABA)を産生する菌があることも確認されています。
この菌が少ない子どもは、行動異常、自閉症などになりやすいとされています。自閉症の子どもに対して腸内環境の改善による治療が試みられています。
ストレスの実験モデルとしてラットの脳室内にCRFを注入するモデルがあります。ストレス下で脳から腸へのシグナルの最初は視床下部の室傍核から分泌される副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)です。このCRFは、下垂体前葉の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌を刺激し、ACTHは副腎皮質からの糖質コルチコイド分泌を刺激し、ストレスに対して適応する様々な生体反応を起こします。いわゆる視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)といわれるストレス応答です。さらにCRFは下部消化管(結腸)の運動亢進を起すとされ下痢型過敏性腸症候群のモデルとして使用されています。
こういったCRF投与によるストレス負荷を受けた腸管では、平滑筋刺激による運動亢進だけでなく、腸内の細菌叢にも変化が生じるようです。脳内のストレスが腸管に何らかのシグナルを送り、細菌叢に働きかけているようです。ラットの実験ですが、CRFを注入する前にラットに水溶性食物繊維を前もって投与しておくと、この腸管運動亢進が抑制されることも見いだしています。つまり、様々なストレスに対して腸管内からのアプローチが可能になってきているのです。
私たちが脳で幸せを感じるもとになる「幸せ物質」のひとつがセロトニンなのです。このセロトニンが脳内で正常に作用すると、ヒトは前向きな気持ちを保ち、幸せを実感し、健康ですごせるとされています。
セロトニンが不足すると、怒りやすく、時間が経過してもそれを抑えられなくなり、キレやすくなるようです。
実は、このセロトニンは腸管で作られているのです。さらに、このセロトニンの生成に特定の腸内フローラが関与することが明らかになりました。
無菌マウスの血中セロトニン濃度が通常環境で飼育されているマウスに比較して低濃度であり、無菌マウスは落ちつきがなくなるようです。
このようなマウスを普通の環境に戻したり、乳酸菌などを投与すると、マウスは落ちつきを取りもどします。子どもの脳の発達には腸内細菌の働きが大変重要であるようです。
腸内細菌にはカラダにとってよい作用をする有用菌(善玉菌)と悪い作用をする悪用菌(悪玉菌)が競り合ってすんでいます。この種類の多くは7歳ぐらいまでの生活で決定されるようですが、その後も腸内細菌の種類、量は多くの因子の影響を受けています。図を見てください。現状で私が考えている重要な因子を並べてみました。
有用菌を増加させるために最も重要なものが食物繊維です。特に水溶性の食物繊維が大事です。
大便の80%は水分で、残りの20%は剥がれた腸粘膜細胞、食べ物のカス、腸内フローラです。「バナナ便」と言われるような健康な大便のためにはいろんな対策が必要です。
重要なポイントは、大腸で「発酵」といわれる反応を上手く導き出すことで、この発酵反応には、材料としての食物繊維と主役の有用菌の存在が必須なのです。ところが困ったことに、日本人の食物繊維の摂取量は年々減少して、最近の調査によると、成人の1日当たりの食物繊維の摂取量は男女ともに15gほどに低下しています。
10代、20代では10g前後と極めて少なくなっています。食物繊維を多く含む食材としては、野菜、芋類、キノコ類、海藻類、豆類などがありますが、洋食の普及と共にこういった野菜の摂取が減少しています。
玄米から精白米にする過程で食物繊維は6分の1程度に減少してしまいます。現在の日本人は平均で5〜10gの食物繊維不足と考えられます。発酵食品は世界各地で昔から食卓に並んできました。
日本でおなじみの納豆、酢、みそ、しょうゆ、日本酒、漬け物、ヨーグルトはすべて発酵食品です。これらの発酵食品の製造には、カビ、酵母、細菌などの微生物、いわゆる発酵菌の働きが必要です。
もっとも重要な作用は、このような発酵菌が腸内フローラを有用菌に変化させることと考えられています。ポリフェノールにより腸内細菌の有用菌が増加することも分かってきました。
太陽化学株式会社:食と健康Lab>学術コラム>脳腸相関が科学的に説明できるようになってきています
生まれ育ちは都内で社会人になって数年を経て地方に転勤となった。
ここでの生活は本当に怖い。
総合病院、小児科併設の内科クリニック、眼科クリニック、耳鼻科クリニック。
これしかない。
県庁所在地まで行けば大学病院もあり、ここよりはクリニックも多いがそれでも地元に比べれば少ない。
選択肢がないのだ。
俺は既に都内にて人生初の胃カメラと大腸カメラと胆、膵、肝、腎のエコーをしており異常はなかったため消化器についてしばらくは問題ないが、大学病院やがん連携拠点病院にて10年以上研鑽した医師が検査を行う消化器内視鏡クリニックなんてここには存在しない。
総合病院の消化器内科も医師が少なく経歴も載っておらずこちらから選ぶことはできないようだ。きっと内視鏡にAIも搭載していない。
耳鼻科はファイバースコープの設備を持っていない。総合病院への紹介が必要らしい。これでは20代、30代の若者がなる咽頭がんを早期に発見することができない。都内にいた時は定期的にかかりつけの耳鼻科にて鼻炎や喉の痛みを訴えてファイバースコープをしてもらっていたがここでは気軽にできない。
内科クリニックはおじいちゃん先生と小児科担当のおばあちゃん先生のみ。人柄は良いようで評判も良い。
しかし、熱を出して通院した際に血液検査をせず喉を視診してリンパを軽く触診しただけで「喉かぜだね〜」と診断した。地元の病院では不安症な俺を気遣い、熱がある時にはいつも血液検査をしてヘモグロビンや白血球、CRPの数値を見てくれた。ここではそのように親切な病院はない。
そう。
「気になる症状があれば病院に」とは言うが、ここにいる医師たちは「何かおかしい」という症状がなければしっかり診ない。
若ければ尚更である。
「何かおかしい」という症状が出た際には既にリンパ節転移や肝転移を起こしているため確実に死ぬ。
しばらく移動はないため数年はここで暮らす必要がある。
俺は一人っ子で他に兄弟はいないため、絶対に親より先に癌で死ぬことは許されていない。
以上のことから、待遇も良く人間関係にも恵まれているが、仕事を辞めて都内に戻ろうかと考えている。
ここはアフリカと一緒。
①「便が硬くて出にくいタイプ」と、②「大腸の動きが悪くて出ないタイプ」、③「がん等の障害物があって出ないタイプ」だ。
若年者は①が多い。日常生活の動きで腸が刺激されるため②にはなりにくい。
高齢者は①にも②にもなる。
40歳以上でがん検診や人間ドックを受けていない人は③も考慮してもよいだろう。
それぞれのタイプで使う薬は異なる。
①には便に水を含ませて柔らかくする薬を用いる。市販薬でもある酸化マグネシウムがそれにあたる。病院にかかってもまず処方されるのがこれだろう。
②には腸を刺激して便を出す薬をもちいる。市販薬ではコーラックなど。①の状態にこれらを用いると、詰まっているのに無理に腸が動いて腹痛の原因になる。
③はまず受診していただくことをお勧めする。③の状態で腸を刺激する薬を用いると最悪の場合腸に穴が開いてしまうので気を付けたい。
40歳未満や、定期的に検査を受けていてがんの心配がない人であれば、①の酸化マグネシウムをまず試して1か月程度みて改善がなければ受診を検討してほしい。
それを読んで自分も心当たりがあった。
在宅が増えたあたりからかなり頻繁に腹をこわしていて、毎日のように薬を飲んでは「これは本来そんなに飲むものではないのでは...」と不安になり、実費で大腸検査もしてみたが何の異常もないということだった。
ということでスポンジの交換をしてみたのだが、あまり効果が無かった。
しかし数ヶ月経った最近、急に思い当たったのだが、まさに在宅が増えた頃から、食事はほぼPCの前のデスク上で取っており、マウスの奥のデッドスペースに箸を置くのが定位置になったのだ。
もともとズボラな性格もあり、食事を取り終わってから明らかな汚れ物であり作業の邪魔である皿はキッチンに持って行くが、箸はそのまま置きっぱなしにし、あげくずっと洗わずに箸を使っていたのだ。
納豆でも食べなければ洗わずにいられないほど汚れた状態に感じることはなく、常にそうして使っていたが、今思えば雑菌が繁殖し放題のものを食事とともに口にいれていたのだろう。腹を壊すわけである。
ハッとなって毎度箸をスポンジ(まめに交換している)で、洗剤をつけて洗うようにしてから腹痛を起こすことがなくなった。ちなみに箸は使い心地が気に入っているので当時と同じものを使い続けている