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はてなキーワード: 破綻とは

2024-05-20

下方婚現実には存在しない。増田の中にだけ存在する。

普通に考えてみればわかる。結婚するのは、自分相手にふさわしいと思えて、相手自分にふさわしいと思えるからだ。

理想的には、どちらも相手のことを自分にとってもったいないくらいの人だ、と思えているのがいい。

結婚相手を上とか下とか考えている時点で、その結婚破綻している。

anond:20240520174854

スルーできないのは一部のおっさん上司」って言ってるけど、小言を言ってきてる時点で女もスルーできてないからなんか主張が破綻してない?

その「スルーする」は誰の行動を差してるの?

もし増田自身だとしたら、スルーできてないのは自分責任だよね。

もしおっさん上司だったら、同性もスルーせず小言を言ってきてる時点で話が破綻してるよね。

どっちなの?

anond:20240520211944

まあ女子教育制限して女を家に入れればいいんだが、そうする方法破綻国家になるしかないというね

anond:20240520212435

出生率が高いと破綻する」

間違いだね、だったら出生率糞高かったアメリカ日本中国も発展してねえじゃん


かになるとホモサピエンスは産まなくなるだけだ

anond:20240520212358

因果が逆じゃねえの

出生率が爆上げしてるところが破綻してる

anond:20240520211449

あたま悪いなあ

少子化解決方法なんてもう判明してるでしょ

経済成長をやめて破綻国家になるだけで出生率爆増するんだよ

anond:20240520193405

子作りする年齢でもないだろうし、別にいいんじゃないか?

ただ「お互いにとって良好だから」という理由で続いている関係は状況が変わると破綻する

一方でそこにセックスや肉体的接触があったり、その結果としての子供がいたりするとそれこそ鎹になって関係をつなぎとめるような働きをするんだよね

どっちがいいか

利害を超えた絆がほしいのか、WIN-WIN関係がほしいのか

俺ははっきり言って後者だね

増田はなにも迷うことはないと思う

1984年を基点に、失われた40年を阻止するには?

ワイの答え。

https://togetter.com/li/2369637

後知恵バイアス抜きで当時の連中普通にやっといてくれよと思う奴

後知恵バイアスバリバリで行くなら

2024-05-19

anond:20240519161134

「余裕で併存可能から」とか自信満々に言ってるけど、そもそも自嘲という解釈が成り立たなければ併存可能かどうかの議論無意味だろ?

「AとBは両立できる」といくら力説しても「Aが成立している」とはならないんだよ

で、「自分が自嘲だと思ったから」で説明を投げ出すなら、自嘲というのはお前の頭の中でしか通用しない解釈だとしか言いようがないだろ?

まりお前の回答は最初から破綻してる

いきなり勝手に自滅した相手に「殺すのは最後にしてやる」とはしゃがれても何と返したらいいのか・・・

すまんが、お前のテンションの高さと回答の幼稚さのギャップがひどすぎて返答に困る

anond:20240519140757

オタク界隈が

日に日に目減りしていく容姿という価値チキンレースするようになったら

終わりだな

千万もかけて10年も持たない容姿課金して金ドブに捨ててるキチガイが偉いとか正直ついていけない

実利や計画性やもはや全てが破綻してる

馬鹿だと思うもん

anond:20240518191107

相場が高いから悪いみたいなのがトップブコメに来てるけど

別に場末スナックとか熟キャバとか

それこそその辺の冴えないおじさんでも楽しく飲んで人生破綻しない店なんていくらでもあるんだよ

自分から若い美人が揃ってる高い店に行って散財しといて高い高い言うの普通におかしいやろ

だったら高級車とか高級バイク買ってたことにも軽自動車カブでいいだろって言えばいいのに

anond:20240519102108

女性管理職になる奴はいても男性専業主夫パート主夫になりたがらない

オスはタテ社会、メスはヨコ社会

生物学上ヒトはそうなってる

専業主夫パート主夫に納得づくでなったとしても男はすぐに自分の同期や妻と比べてしま

同期や妻より収入が低い自分を惨めだと感じてしま

他人比較して優劣を決めたがるのは不毛馬鹿馬鹿しい行為なのだが男はなぜか人より上に立ちたがる生き物なのだ

オスの性質がそうなのだからしょうがない

昼間からスーパーで買い物をし公園子供を遊ばせても他者からの「目」が気になってしょうがない

俺はどんな風に見られているのか、昼間から子供と遊んでいるダメ人間と思われているのではないか

そんなことばかり気になってしま

から専業主夫になった男はそのうち主夫仕事をやる気がしなくなる

主婦仕事のものが男のプライドを削り続けるものから仕事放棄することで己のプライドを保ち妻にマウントを取るわけだ

でも収入は妻の方が多い事実は厳然としてあるから妻に怒られるとどうしようもない

そのうち家にいるのが苦痛となり外の女に逃げるかパチ屋に逃げるか妻に当たるか子に当たるかして家庭は破綻する

男が専業主夫になるのは女が管理職になるより簡単ではない

2024-05-18

anond:20240517122432

考えたこともなかったけど言われてみると死の恐怖が和らぐ気がする。

死の恐怖っていっても身体的な痛みへの不安とか夢が実現できない無念さとか色々あると思うけど、自分が死んでも宇宙存在し続ける虚しさみたいなものもある気がする。

自分宇宙の中心じゃなくてあくまモブの一人ってことを受け入れさせられるような、尊厳が傷つけられる感覚

この部分は宇宙死ぬってことにしてしまえば、自分が死んだ後も宇宙存在し続けたとしても、あくまで有限の時間って思えば早いかいか問題だけで皆んな平等

そもそも自分が死んでも宇宙存在し続けるっていう前提が証明できないし、論理破綻しているかもしれないけど、うっすらと納得感はある。

anond:20240516171333

不潔同士なら気にならないか問題ないよ

キレイ好きと不潔が一緒に住むのが破綻パターン

anond:20240516103213

実際は女同士の共同生活破綻して男同士は男女よりも長続きするんだよね

女はしてもらって当然木室で男は我慢するから

2024-05-17

ヘルスカって絶対フィンランド人だろ

北欧コンプレックス拗らせた日本人だろ。希少なフィンランド語を喋ってる動画見てもフィンランド語発音自然だし、

フィンランドに住んでれば当然知ってるであろうアーティストや曲も知らないという怪しさっぷり

独学じゃ到底マスターするのが難しい、日本に住む学生ですら相当苦労する日本語を数年で完璧に独学でマスターしたとかいう無理やりな設定に加え

日本のことを知らないのに、日本を知りすぎ、日本の文化に馴染みすぎ、この時点で設定破綻してることに気付けないのかな

日本に興味がある奴ってだいたい5割が韓国とか中国にも興味があるもんなのに、全く興味がないとかおかしすぎじゃね。もしそうだとしても遠く離れたフィンランドまれフィンランド育ちの奴が韓国ヘイトを喚き散らすなんておかしいだろw

もう決着はついてるが、オーランド諸島領有問題に関心を持ち、オーランド諸島スウェーデンに返せ!とか言ってる日本在住の日本人と同じくらいめちゃくちゃだぞw

わざと複雑なフィンランド語質問投げかけた途端にスルーするようになったしこれは確定で日本人だな

積み上げたものリセットされるって結構ストレスなんだなって思った話

10年遊べるって聞いてディアブロ4を早期購入で買ったんだけど、

2シーズン目に入ったところで急にやる気が萎えしまってそのままやらなくなってしまった。

シーズンごとに環境が変わって一からキャラも装備も育て直しになるんだけど、

この「かけた時間が引き継がれない」のが自分にとってはストレスだった。

勿論、リセットがないネトゲはどこまでもインフレしていっていつか破綻するので、

10単位で遊ばせようと思うとリセットがある方が良いのは理屈としては分かるんだけどね…。

宇宙死ぬって考えたら死ぬのが怖くなくなった

自分でもちょっと不思議な話。

どちらかと言うと太陽を見るとくしゃみがでるような話に近い。

死ぬのってなんで怖いのかなって思ってたんだけど、なんとなく、その後に永遠が待っているかもしれないって感じるのが怖いのかなって思うようになった。

終わりが怖いのではなくて、永遠の終わりが怖いのではないかということ。

まり、怖いのは永遠であって終わりではないのではなかろうか。

そう考えたときに、宇宙だって始まったのだから終わりがあるはずで、例えばエントロピー無限に増大してしまって宇宙単一の何かになってしまえばそこで時間は止まるはずで、あぁ、宇宙も終わるんだったら自分にとっても永遠の終わりはないんだなって思うと、死ぬのが怖くなくなったように感じた。

論理的な話をしたいのではなくて、死を考えるときに心の隅に湧いてくる恐怖心が、こう考えると何故か和らいだよという報告。

自分でも論理破綻しているように思うし、実際のところそれでどうして恐怖が和らいだのかもわかっていない。

ただ、事実として、今まで頭をかきむしりたくなるような死への恐怖が、ずいぶんと受け入れられる感じに変わった気がした。

死ぬのが怖いって人、試してみてどういう変化があったか教えてくれるとありがたい。

anond:20240517090209

それだけでは表記揺れ全部つぶすのは難しい

その辺の破綻もないので巧拙はおいといて

ちゃん文章を書いてると思う

2024-05-16

   行政事件訴訟法は、 行政処分の取り消しと、都道府県知事の裁決決定の取り消しなどに関する法律であり、 前者は行政庁処分(Vermaltungsact)の取り消しと裁決の取り消し

     は、客観的併合によって追加的併合される。 この場合、 同法律は民事訴訟法ほとんどの規定を準用することによって構成されているが、民事訴訟法は、事件の簡易迅速な解決

   というなまなましい目的と、法律の設定という一見矛盾するものの間に関係を見出さんとする専門的な知見が必要であり、そのためにいかなる概念を措定しなければならないか問題になる

     さらにそれを技術的にやって論理的相互規定破綻しないように調整して条文案を官僚が考えてから、 国会に提出する

  よって、 令和5年行510号、 本年行146号にあたり、  行政事件訴訟法立法過程立法技術いかなる内容であるかを検討し、 行政事件訴訟法7条、民事訴訟法333

    本件では、 自立更生免除が、生活保護法63条の規定とどのような技術的助言は、 厚生労働省課長通知によってなされているもので、

   会計検査院地検査のために、地区担当員の、ぽち脇が確認したところ、令和元年12月25日に、精神障害加算を12万円余計に支払っていたので、63条の類推適用により

  令和2年2月10日に正式処分をしたがその後に取り消した。 自立更生免除は、 昭和35年厚生労働課長通知により設定されたもので、 受給者の支弁中で、極めて限定的範囲

   で生活有益な支弁がある場合は、免除を認める。 2017年生活保護運用事例集、運用マニュアルであって、 令和4年に、地区担当員の、小股が面倒くさそうに引いていて横に、

  藤原貴久子がいたときにあった電話帳のような本に細かい説明書が書いてあり、

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-05-15

  常々に東京大学を糞と言っている割には自分会社の糞ラボ批判されたらそうですかって言ってるからてめえの論理背理法破綻してんだよ幼稚園児のカス

2024-05-14

anond:20240514151412

社会的進歩(本当に進んでいるのかはわからないけど)って生物学的にいびつからな。

人類が生まれ20万年くらい前で文明を構築して社会的に生きてるのなんてここ数千年でしかないことを考えると人間最適化した環境と今の社会全然違うなんて当たり前のこと。

社会というシステム進歩(と信じている何か)に向かって邁進するはいいけどシステムを稼働させて恩恵を受ける側の人間というハードウェアはそれに対応できてないんだから早晩破綻するのは目に見えてんだけどなあ。

まあその早晩とやらは100年200年の単位から自分はいびつな社会を生きるしかないんやけど

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