はてなキーワード: あんパンとは
今コンサルをしてる人が中心だろう
なんでって
取り入れればコスト削減って方向での金稼ぎもあれば
でも、ちょっと考えればわかる事だが
動けばいいレベルなら、別に今だって、コピペでほいほい書けるのだよね
それをAIが出来るからすごいってことを言いたいのかもしれないが
逆に考えたときに、そこをAIに頼らないといけないレベルの人間が作ったプログラム(やマクロ)って信頼できるか?
入力と出力を繰り返して、製品のレベルを確認し、責任者がOKを出す
結果として、「決まった工程に対して信頼のおけるライン」が作られて稼働する
フレキシブルな入力で、素敵なパンを何でも作れるライン、ではない
ここを勘違いさせている言説は、全部、一から十まで、信頼しなくていい
どこぞの事務屋が適当に放り込んだ結果出てきたコードに社運を賭けれるか?と言う話で
当然に答えは「無理」だ
「産業革命」は分かる
ChatGPTが予想した在庫に基づいた発注は人の決済が必要ないか?
ChatGPTが出力したコードのセキュリティやバグについて、だれが責任を負うんだ?
アホ抜かせって話なんだよ
の夢を見るレベルなら良いよ
Excel はマイクロソフトの一流どころが作っていて、影響範囲だって高が知れてる
けど、プログラムを、請求書を、提案書を、AIが作れるから仕事が無くなりますとはならんよ
そうなるくらいなら、ググれる時点でもうとっくになってる
その上で、だ
その上で
もし万が一
AIの出力を信じましょうって世の中になったとしたらば
それは「AIで失業しちゃうから対策を考えなくっちゃ」なんて軽薄なレベルの話じゃないからな
そん時には、ほとんどの人は働き口を探せない状況になってる
その時に考えるべきことは、もっと別のナニカだろう
(追記)パンに詳しい増田たち助けてください(特に塩パンに関して)
アッサンブラージュカキモト Instagramのパンが美味しそうです!
岡崎、蹴上、東山Bäckerei PERKEO Alt HeidelbergとHofbäckerei Edegger-Taxと、ルバカサブルと梯子して買いに行く図が浮かびます。
パティスリー タンドレスは一乗寺ですね。パン屋じゃないけど恵文社もアヴリル久しぶりに行ってみたいです。
コメのおすすめであげてもらってたけど、並ばないときにミニ食パン買ってました。
塩パンとあんパンとか。モチモチ食パンで焼かないで食べても美味しいよね。
(通りがかったけど入ってない。)
クロワッサン気になります。阪急の地下にあったときはよく行ってたのに、
今の場所になってからはスルーして、コーヨーとかダイエーに行ってしまうので久しぶりに行ってみます。
今「ももフェア」中でガトー・ナンテ買うか悩んで通り過ぎてました。
中央図書館に行くときに買って大倉山公園でお昼に食べたいかも。
クリーム・ブリュレを注文してから表面を焼いてもらって感動した記憶が!
ブーランジュリーonoから下のお店行ったことないので、行ってみます!
たま木亭より焼きが強くて外がパリッとしてる系で、
近くで働いていたときにナッツ入ったパンとかあんバターたべてた。
一回休業して、再オープンしてから行ってないけど何食べても美味しかった。
好き同士で結婚したわけではないとしたら、
さあ、そろそろ子供でもつくるかってドライな感じなんでしょうか?
内容もタンパクな感じですか?
ケースバイケースだとは思いますが、どんな感じか教えてください。
追記1:
好き同士ではなく交際期間ゼロでいきなり結婚させられてしまった夫婦という設定なので、
「好き同士で結婚したわけではないとしたら、」と前程をつけて質問させてもらったのであって、
すべてのお見合い結婚=愛がないと思ってるわけではありません。
追記2:
norinorisan42 増田は自身が期待するような答えを聞きたがってる感じのする聞き方だなって思ったり/愛がなくて淡白なの前提かよって
1つ目の追記の通り。そういう設定なのでそういう聞き方をしました。
追記読んだけど、周囲の話でもお見合いは出会いのきっかけでその後は普通に恋愛に至って結婚してるみたいだから、増田の「好き同士で結婚したわけではないとしたら」って現代ではなかなか特殊な条件なのでは。
想像力が貧弱な人間が小説書いたっていいじゃない。別に趣味で書いてるだけだし。驚くほどのことですか?
ledsun 「逃げ恥」が許容されているので、いまどきは見合いからのイチャラブもリアリティがないって受け取られ方はしなさそう。イチャラブにするか試練にするかは、プロットに合わせて決めては?
少ない情報のなかアドバイスありがとうございます。プロットは重要ですよね。メモメモ。
the108simulacra 全然好きじゃない人と義理でセックスしたけど4回目ぐらいから情が湧いて何か違う感じになる。セックス自体は生理現象である程度までは進めるからよっぽどじゃなければ普通に楽しめると思うが。
義理でセックス。面白い言葉のチョイスですね。いろいろ想像が膨らみました。ありがとうございます。
ustam 若い男性は誰とでもセックスできるんやで。女性は気持ちが無いとセックスできないと考えるようだけど、男性はむしろ気持ちがあるからセックスできなかったりもする。
逆説的で含蓄のあるお言葉。かっこいいですねえ。
ivory105 別に当事者のリアル話じゃなくたってええんやで。増田はそのキャラクターのこと掘り下げ足りないんだな。そんな大事な事外の人に聞くなんて
返す言葉もねえ。
なるほど。その手がありましたか!
hilda_i また何袋かから盗んできてそうな文章だけど、大体お見合い婚が普通だったお年寄りに聞いたら?さもなければ『この世界の片隅に』でも観れば。
それができたらここで聞いてないと思うのです。『この世界の片隅に』ですね。参考にさせていただきます。
追記3:
notio セックスを重要視しすぎなのかもしれない、吉行淳之介の赤線の女の子に喜んでもらおうとあんパンをもっていったら、アンパン食べながらして、早く終わってねみたいな扱いされた話なんか面白かったなぁ。
アンパン食べながらして、早く終わってねみたいな扱いされた話。面白いですねえ。凄みが伝わってきます。
手癖ですかねえ。自分でもなんでカタカナにしたのかわかりません。w
casm たぶん「愛の無い初夜ってどんな気持ちだろう」が訊きたくて出てきた例なので、「お見合いでも愛は生まれる」とかそういう回答はいらんのだろうなと。
いただける回答に幅をもたせたかったというのもあります。いろいろな立場の意見が聞きたいです。
yujimi-daifuku-2222 それはもうどういうお話をやりたいかによる。/例えば、夫と妻のどちらかが当て馬で、後から本命の相手が現れるパターンでは、書かなくてはいけないのはすれ違いであり、相互理解ではない。sex描写はその延長線上。
非常に技術論的なご指摘ありがとうございます。具体的で参考になります。
uege_traum 想像力が貧弱でも小説書いても良いと思うけど、その想像力が足りてない部分のプロットは変えても良いんじゃないのと思う。別にそこで書きたいものがあるわけではなさそうだし、見合いにこだわる理由がよく分からん
まず筆の勢いで書いて、あとでむりやり辻褄を合わせるのが好きなんです。こだわりがあるとしたらそういう部分ですかねえ。
ftq わざわざ当事者にその気持ちを聞くんじゃなくって、自分がその立場に置かれたらどうするだろうかと真剣に追求することでこそリアリティが感じられるのでは?伝聞を文章化してそこに何の意味がある?
何の意味があるかはわかりません。w
chinpokomon_master 「お見合い結婚の人」という質問なのに、指摘されたら「そういう設定で書いてるのでそう質問しました」と言ってしまうのすごく痛い人感ある。ちなみにこの書き方だと「前提」にはならないので、反論が余計痛い。
自分でも質問しながら、本当に聞きたいことが見えてなかったのかもしれませんねえ。これはこれで収穫です。
kk23 いきなり2人がくっつけられてそしてすぐ関係もたなきゃなんない設定なんだろか、関係に至るまでお互いを知るそれなりの期間を描くとこに醍醐味ありそうだなと思っちゃうけど
情報が少なくてすみません。あえてふわふわしたイメージで言いますと、一方側に余命がない的なあれです。
awkad セフレもいたことなければ風俗いったこともないのか?セックスに愛などいらんだろう。あまりに人生経験が希薄すぎて小説も薄い内容になりそうだな
セックスに愛などいらんだろう。かっこいいですねえ。ちなみにセックスに愛が要るかどうかの話はしてません。
amunku 逆に、やるまではそれなりに相手に対してちょっといいなと思っていたのに、ゴムつけようともしなかったり、猥談に持ち込んだら相手の倫理観のなさがわかってそのまま連絡を断ったりしたことは何度かあります
倫理観の一致は重要ですよねえ。性格よりも「何を許せないか」とかが一致した相手のほうがセックスの相性もいいような気がします。これは私の感想ですが。w
listeningsuicidal 夫婦のキャラと結婚に至った背景とその後の展開次第で全然違うから人の話なんて参考にならなくないか。好きでもない人と結婚したら1回もやらずにレスの可能性ある(知り合いは見合いじゃないけどそうだった)。
いえいえ参考になりますよ。私の知り合いにも恋愛結婚だったけど式当日にはすでに冷めてたって子がいました。案の定すぐ別れましたよ。w
sahirkalifalltracknet 自分が分からない/知らない/理解できないテーマをわざわざ小説に盛り込む必要ないのでは。
今回、質問してみて皆さんの意見に大変刺激を受けました。これも「わざわざ小説に盛り込んでみよう」と思った結果だと思ってます。ものすごいプラスになってますよ!
追記4:(もう誰も見てないと思うけど)
shields-pikes 増田はたぶん、お見合い結婚のことを親が決めた相手と強制的に結婚させられる政略結婚とか許嫁とかと混同してるのでは? 時代が現代なら、知人の紹介とか出会い系と同じですよ。出会うきっかけの一つに過ぎない。
政略結婚とか許嫁とか。実質的にはそっちのほうが近いかもしれません。
wdnsdy そんなもん、どんな気持ちでもアリなんだから、自分が想像してみて最高に興奮するいきなりお見合い結婚させられた同士の初セックスでも書けばいいと思うんだが。書けないならなんでそういう題材を選んだんだ…
俺が考えた最強のセックスってやつですね。なんだか勇気をもらいました。ありがとうございます!。
siro-haku お見合い結婚とは何なのかについてこれだけブコメが集まったなら増田はもういくらでも書けてしまうなと思うところだけどブコメへの返信を見てるとダメそうな気がしてきた。
SENAKA 人間は生物、2人の性欲の強さで変わってくる。自分主義か相手主義かでも変わってくる。相手主義なら愛が芽生えてくるし、自分主義なら性欲が強くなければレスになる。お互いの向き合い方だよ。
自分主義か相手主義という言葉にグッと来ました!。なるほどー。
すごくつまらない人生を送ってそうなブクマカ。私の小説といい勝負しそう。w
differential 人に聞くよりもどういう気持ちなのかを自分なりに考えて書くのが、お話を書く醍醐味なのでは、という気がするけど。それこそ恋愛やセックスは個々人で本当千差万別で描きたい放題だと思う大トロの部分だと思うので
その千差万別って部分をリサーチしています。セックスって相手がいることなんで。大トロっていい表現ですねえ。
sekiryo 恋愛至上主義と潔癖がくっついてしまった。乱倫の人に温かい目で見られそう。愛の結晶としてのセックスって位置付けになったから得られない者が人格を否定された気になって変な主張を事をする時代になってしまった。
非モテがひがんでるってことですか?。やべえ。ぜんぜん読解できねえ。w
mahinatan 愛がなくてもセックスはできるけどそれは増田がどういうキャラを書きたいかによる。人間がセックスに求めるものは人それぞれ違うし、愛にも性愛情愛家族愛…といろいろある。何を書くか決まればその答えも出る。出せ
そのキャラクターがセックスに何を求めているかってことは、たしかに、もっと深堀りしまくったほうが良さそうです。
まさか世の作家はいっさいリサーチなんかせず全部「経験+想像力」で書いてると思ってます?
はてぶ、えぐいっすねえ。
匿名+言いっぱなしSNSなんで、ある程度は覚悟してましたけど。お、いいサンドバッグ見つけたって感じなんですかね。w
bnckmnj 聞き方がちょっと不適切だったとしても、こんな素朴な疑問に説教する人間の多さに驚く しらんorこうだよー がほとんどだと思ってた…
ぶっちゃけ。そういう糞コメントに対しては「如何に前向きに返すか」っていう訓練をしていました。途中で諦めたけど。w
経験談、アドバイスくださった皆さん。本当にありがとうございました。
全部、読みました。本当にむちゃくちゃ参考になったし刺激にもなりました。
子どもの食について考えてみませんか?(写真:プラナ/PIXTA)
食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、新聞、雑誌、テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』を2005年に上梓した安部司氏。70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国、台湾、韓国でも翻訳出版され、いまもなおロングセラーになっている。
その安部氏が、『食品の裏側』を発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、このたび『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』を上梓した。15年の間に書きためた膨大なレシピノートの中から、たった5つの「魔法の調味料」さえ作れば、簡単に時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。
発売後、たちまち6刷5万部を突破し、各メディアで取り上げられるなど、大きな話題を呼んでいる安部氏が「子どもの食生活に迫る危機」について語る。
『食品の裏側』がベストセラーとなったことで、私は講演会や食育セミナーに招かれ、全国を飛び歩くこととなりました。そこで私は「家庭で今、なにが食べられているのか」、その実態をうかがい知ることになります。
『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん』にも書いたことですが、衝撃的だったのは、「手作りのおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」でした。
『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)
ある保育園の食育講座で、「おかか入りのおにぎり」を作ったときのことです。それを食べた5歳の子どもが「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と言って感動しているのを、保育士さんが「よかったね」と言って抱きしめて泣いているのです。
その子は「手作りの温かいおにぎり」を5歳になって生まれて初めて食べたということでした。おにぎりとは「コンビニの冷たいおにぎり」であって、手作りのものを食べたことがなかったのかもしれません。
別の保育園では「味噌汁が『臭い』と言って飲めない子どもがいる」という話を聞きました。
給食に味噌汁を出すと「こんなものは飲んだことがない」「変なニオイがする」と言って飲めない子どもが、毎年必ず何人かはいるというのです。
子どもたちの食生活の実態がどうなっているのか、疑問に思った私は、機会があるたびに子どもたちに「今日は朝ごはんに何を食べてきた?」と聞くようにしました。
「ご飯とみそ汁と焼き魚」「トーストとハムエッグとサラダ」などという、いわゆる一般的な朝ご飯を食べている子どもももちろんいましたが、それはむしろ少数でした。
多かったのが「菓子パン」。それと「インスタントのポタージュスープ」という組み合わせも多くありました。
なかでも好まれているのはコーンポタージュで、「冷凍のタコ焼き」「ロールケーキ」というパターンもありました。
それから、これはあるお母さんから聞いたのですが、その家では朝ごはんに「(冷凍食品の)餃子」を食べると言っていました。
そのお母さんは、「餃子はお肉、野菜、小麦粉と、栄養バランスが一番いい。この(冷凍食品の餃子)1品で必要な栄養が摂れます」と胸を張っていました。それは確かにそうかもしれませんが……、私は返答に困ってしまいました。
これで驚いてはいけません。さらに驚いたのは「カップ麺の牛乳戻し」です。カップ麺をお湯で戻すのではなく、熱々に沸かした牛乳で戻して食べるのだそうです。
「なぜそんなことを?」と思いますよね。「お湯を使うよりも、牛乳のほうが栄養価が高いから」だそうです。
朝からカップ麺ではあまり体によくないから、牛乳を使うことで罪悪感を帳消しにするということでしょうか。とにかくそれが「5歳の子どもの朝食」だというのです。
返答に詰まるどころか、絶句してしまいました。「朝から冷凍餃子」の朝食が立派に思えたほどです。
「カップ麺の牛乳戻し」は極端な例としても、私が気になったのは、朝から「甘いもの」を食べる子どもがとにかく多いということです。
「朝はパンです」といっても、よく聞いてみると、食パンではなくて「菓子パン」なのです。「あんパン」や「メロンパン」「デニッシュ」といったものです。
親も朝は忙しいから、トーストを焼く時間も惜しい。菓子パンなら買っておいたものをそのまま食べさせられるから便利だということでしょう。
「食パン」という人もいましたが、「マーガリンと砂糖を混ぜたものを塗る」「チョコなどの甘いスプレッドを塗る」などのパターンが多いのが印象的でした。
それに呼応してかどうか、今は市販の食パンもビックリするほど「甘いもの」が多いと感じています。糖分をたっぷり入れていて、菓子パンと変わらないほどの甘さになっています。
折しも「高級食パンブーム」だそうです。店によっては行列ができるほどの人気だといい、メディアでもよく取り上げられています。
どの食パンも「しっとり、モチモチ」がウリだそうですが、あれは私などに言わせれば糖分と油の入れすぎで「じとっ」としているとしか思えません。
「何もつけずにそのまま食べてもおいしい」というけれど、あれだけ糖分と油が入っていれば、何もつけなくておいしいのは当たり前です。
いずれにしても、私が食品加工の現場に立っていた現役時代からは考えられないほどの糖分の使い方です。
それをみんな「おいしい」といって奪い合うように食べているのです。昔ながらのオーソドックスな食パンは、姿を消していく運命にあるのかもしれません。
日本人が糖分を摂りすぎていることについては「日本人の体を壊す『隠れ糖質』とりすぎの深刻盲点」に書いたように、かなり深刻な問題だと私は思っています。
ましてや、子どものうちから、糖分をたっぷり体に入れることがどんなにリスクが高いか。親御さん方には、ぜひ危機意識を持ってほしいと私は切に願います。
しかしこの話をすると、「うちは子どもの自主性を大事にしたいから」とおっしゃる方がいるのです。つまり、子どもの食べたがるもの、好きなものを与えることが、「子どもの自主性」を尊重することになるというのです。
たとえば子どもが野球をやりたいというなら野球をやらせてあげるとか、ピアノが習いたいというならピアノを習わせるというのは、確かに自主性を大事にするということでしょう。
でも、それと「好きなものだけを食べさせる」のは根本的に違う話です。「子どもの好きなものだけを食べさせる」のは、たんなる「好き嫌い」をさせているだけです。
「野菜を食べないと、栄養が足りなくなって元気が出ないよ」「魚を食べると頭が良くなるよ」などと教えるのが家庭教育ではないでしょうか。「子どもの舌を作る」のは親の教えなのです。
好きなものを好きなだけ食べさせる食生活を続けたら、子どもの味覚はおかしくなるに決まっています。
全国を回って、子どもたちの味覚がおかしくなっていることに危機感を覚えた私は、「令和の時代の和食のバイブル」を目指し『安部ごはん』を出版しました。
家庭で「手作りの和食」を増やすことが大事ですが、面倒で手間のかかる作り方では、誰しも忙しいので、作ってくれない。そこで「5つの魔法の調味料」を考案し、「これさえあれば、おいしい和食が簡単に、時短で、誰でも失敗せずに作れる」レシピを開発しました。
「子どもの舌」は発達途上です。今ならまだ取り戻せます。そのためにはやはり「和食」で、「天然のだしを使った和食」を食べさせることが一番だと私は思うからです。
「だしの素」をやめた家族に起きた変化
私の講演を聞きに来たことがきっかけで「だしの素」をやめたお母さんがいました。昆布とかつおぶしで、だしをとるようにしたのです。
「だしの素をやめたい」という人に対して私がいつもアドバイスするのは、「徐々に切り替える」ということです。
「だしの素」をいきなりやめると、必ずと言っていいほど家族から「おいしくない」「味が薄い」と文句が出ます。だから、最初は少しずつにして、徐々に切り替えることが大事です。そのお母さんもそのとおりに半年かけて「だしの素」をやめたのです。
ところが、半年後にそのお母さんの妹さんが来て「今日はおばちゃんがご飯を作ってあげるね」ということになったそうです。
妹さんは台所に残っていた「だしの素」を使ってみそ汁を作ったそうです。その味噌汁を飲んだ子どもたちは「いつもと違う」「後味がもわっとしておいしくない」と言い出したそうなのです。
わずか半年で、子どもの舌は「だしの素」ではなく、「天然のだし」をおいしいと思うようになっていたのです。
これはだしの話ですが、もちろん糖分、油分についても同じことです。「正しい味」を教えれば、必ず「子どもの舌」は取り戻すことができます。そうすれば自然と「甘すぎるもの」「油っこすぎるもの」「人工的なつくられた味」を遠ざけるようになります。
「頭」ではなく「体」と「舌」を変えることが「糖分や油分のとりすぎ」を減らす、確実な、そして大きな一歩になります。
強力粉に目覚めてからというもの3日に一度は捏ねていて腱鞘炎になりました。
痛くて休んでいるうちにちょっとだけ「もう十分つくったし、パン作りはこれで終わりにしてもいいかな…」という気持ちが芽生えた。
作りたてのパンはおいしいけれど、仕事から帰ってきて晩ごはんをたべてから仕込んで発酵させて、と深夜までかかってしまい睡眠時間が減ってしまったのもある。
次の日の朝食が楽になるおくさんは「今日はパン作らないの?」と毎日のように聞いてきたが、いつも「手首痛いから無理だなー」と返事をしていた。そんな問答が続いていたある日、ホームベーカリーがぼくの机の上におかれていた。「ありがた迷惑」という言葉について考えるきっかけとなった。
ともあれ、作らねばならない。
最初に焼いたのは説明書通りの食パン。まぁまぁおいしい。市販の食パンを違って「ミミ」がおいしいのが面白い。つづけて、フランスパン風・スウィートパン・ごはん入りパンを試したけど、こちらはちょっと微妙だった。とくにフランスパン風がおいしくない。
結局、主に生地つくりモードで使用して、ベーコンチーズパン、ウィンナーパン、あんパン、メロンパン、チョコレートパンなどを週に3,4回焼いている
ホームベーカリーはパンだけではなくピザ生地やそば、うどん、餅だって捏ねてくれる。というわけで、台湾風肉まん・水煎包の皮を捏ねるのに、ホームベーカリーが役立ってくれた。
この焼き肉まんはなかなかおいしかった。おくさんは調子に乗って老祥記の肉まん(最近レシピ公開していたよね)を作ろうと言っている。