はてなキーワード: たぶらかしとは
レズのちんぽ堕ちって性癖があるけど、それの逆バージョンをやってみたい願望がある
具体的には受けから攻めを寝取りたい
「嘘ッ!?男同士って肛門でセックスするんですかー?うんこ出す穴じゃないですかw」「本物のセックスしてみたくありません?肛門なんかより女性器の方がずっと気持ちいいですよ?」「失礼ですけど、受けさんは男だから子供生めませんよね。私なら攻めさんの子供を生めますし幸せな家庭も築けますよ」「男同士で付き合うとなると、ご両親はどう思うでしょうね?私なら孫の顔も見せてあげられますよ?」って徹底的に受けに対してマウンティングして、攻めをたぶらかしたい。
私「ちょっとw攻めさんがっつきすぎですって!受けさんも見てるのに〜」
攻め「受けなんてもうどうでもいい、お前が好きだ!!」
そうして女性器の気持ち良さに腰が止まらない攻めの姿を見せつけられて、受けには心の底から絶望してほしいし男として生まれたことを後悔してほしい
まぁそれはそうだけど結局、既婚者たぶらかした時点で離婚寸前だろうが離婚が特効薬だろうが結局増田は間男なんよね。
男女逆で叩かれ方の勢いが異なるって主張には同意できるけどね。
「自分の可愛い娘をたぶらかした憎き真犯人と思ってる両親と引き合わせる事ができない」
男女逆(既婚者側が男)だったら親も「独身の娘さんをたぶらかしたバカ息子」になるだろうし世論的にも男がクソ叩かれるんだろうけどな。
色々考えたけど、まぁ素直に元夫の件で気に病んでかつ、元夫側の親族から増田の件も含めて総攻撃された手前、増田を両親に合わせるのは無理よな。
この話たぶん、元夫親族、彼女両親からすれば「増田自身がど真ん中の加害者」と化してる可能性がある訳で、彼女さん側からしたら自分の件で巻き込み増田分のダメージを負ったご両親のフォローを最優先にしようとする気持ち理解できる。
そんな訳で迷惑をかけた実家とその要因となった増田って優先順位があるとしたら圧倒的に増田はムゲにされる側でおかしくない訳で、そら増田が何言ってもご実家最優先となるのも理解できる。
推測やが「彼氏バレが嫌」なのでは無くて、「自分の可愛い娘をたぶらかした憎き真犯人と思ってる両親と引き合わせる事ができない」が正しいのでは無いか。
紹介されない両親を理由に使う彼女さん、紹介してない増田を悪者にしている可能性もあるんじゃないか。
増田が彼女さんに依存してるのも理解できるけど、これは第三者から見ると幸せにはなれんカップルな感じがする。
離婚前に彼女さんが増田を好きになって色々画策して離婚成立させたってのはマイルドな不倫であろうし、結局その呪縛で元夫が亡くなり彼女さんがすべて背負ったのだとしたら…
それはもう増田の介入余地無しの特級呪縛よ。こんな誕生日なんて序の口で付き合っていく中で彼女のご両親が亡くならない限り続く呪縛。
故に最低限幸せになれるとしたら両親納得の上での再婚が最善解であろうし、増田では絶対に成就しない(ゆえに増田との結婚願望はない説)
それを彼女さんが分かってるなら他の男に救いを求めてる可能性もあるんじゃないかとも考えてしまう。
正直、父親と3日前に飲みに行ったも誕生日当日に家族で飯も五分五分で他の男と飲んでるもあるんじゃないかと悪い方に考えてしてしまうかも…
無限にイライラしてしまうからここに書くことでこの件を私の中で終了させたい。
ことの起こりは6年前。
私が住んでるのはザ団地。検索していちばん上にでてくる画像の団地。こち亀とかにでてくる団地。
同じ団地の同じ棟の子ども二人2歳と4歳は、4歳の幼稚園後から日が暮れるまでいつも、その団地の前で遊んでいた。
私は0歳の息子を抱っこしながら買い物行って帰ってくるたびに、その子供たちに
「今日はどこいったの、なに買ったの」「これできるようになった、これ買ってもらった」など質問攻めおしゃべり攻めに合ったのちに
息子が歩けるようになれば「息子くんかわいい!」「もっと歩けるようになったら一緒に遊ぼうね」とにこにこで相手にしてもらえて、
しかし、平日も土日祝も季節も関係なくその子たちは外にいて、親は見たことない。
最初は軽い雑談で終わっていたかかわりも、月日が経つにつれて、
近くの公園に行くといえば「行きたい!」と言うし、遠出をするといえば「なんでそんなにいっぱい行くの?」(行ってない)と言うし、
外食しに行くと言えば「ずるい!」と言うし、言葉を濁せば「ちゃんと教えて!」と言うし、息子と遊んでいれば「ちゃんとこっちみて!」と言うし、
少し疲れていた。
遠くから見かけると、(今日もいるな…)と思いつつ、その子たちが笑顔で迎えてくれるのでなんとなく今まで通り相手にしていた。
真夏のある日、子どもは抱っこ紐で抱っこして重い買い物を終えて帰ってきた。
いつも通り3歳と5歳になったあの二人はいる。この暑い中、日陰だとはいえよう遊ぶわ、と近づいて行った。
そしたら「ねえおばちゃん家遊びにいっていい?」「同じ団地でしょ?」「おばちゃんなら大丈夫だよ」と言われた。
まあ、親がいいと言えばやぶさかではない。けれど、親から許可をもらうことは、この二人の子供にとってはもっとも無理なことであるのはわかる。
私だって見たことない。何言われるかわからない。だから、団地の前以外の公園やなんやらに移動したことは一度もない。
「家は難しいかな」「それはお母さんかお父さんがいいって言えばいいけどね」
そう言っても、二人の子供は引き下がらない。
重い荷物と抱っこしている息子に、熱い気温に、もう早く家に帰りたかった。
二人はついてくる。階段をのぼりながら、「お家はだめだよ」「二人とも自分のおうち帰りな」と言ってもなんやかんやとついてくる。
「玄関まで見送る」「家の場所確認して、いいよって言われたら行く」と言い始めて、もう親でてこいや~と思いながら家の前に到着。
ぐずりはじめた息子をとりあえず涼しい家にいれたいし、ドアを通れるだけ開けて中にスッと入ろうとしたら、
強引に二人でドアを開いて中に入っていった。
「涼しい、すごいおもちゃある、広い」などといい、勝手にいろいろ触りだす。
もうそこから30分ぐらい(バイキングじゃん…)と思うような状態。
「もう帰ったほうがいいよ、心配するよ」と言っても「大丈夫」の一点張り。
さすがに子ども二人を外に出せる剛力はないので、途方にくれていた。
とりあえず、姉に現状を伝えると「お前が攫ったって言われてもおかしくないから、すぐに帰らせろ」と言われて、ハッとした。
しかし、結局帰らせられず警察を視野に入れ始めたとき、外から二人の名前を呼ぶ声がした。
「お母さんじゃない?」と言ったらぴゅーーっとまず5歳のほうが家からでて(やばい)って顔していた。
3歳のほうは気にせずずっと遊んでいたが、5歳が「お母さん探してる!いいから出る!」って言ってるの聞いてようやくやばさに気付いて
外にでていった。一応追いかけて階段降りて行ったら、親らしき人大号泣。
睨みつけられたのち、「子どもたちから話しを聞きます」と言われ帰っていく。
私が5階でそっちは2階。
そんで、向こうから話しにくるわけでもなく、その後団地前でいつも通り二人が遊んでいるところにその親がいて一言。
それだけ言われた。
「いえ、私も止められず…」
それだけ言った。
その胸には、息子と同じぐらいの子どもが抱っこされていた。
のちに二人から聞いた話しだと、2階の窓から二人を時々見ながら末子の面倒をみていたのだという。
で、二人はその窓から見える範囲より外に行ってはいけないと言われていたのに約束を破ったので、親が捜索したとのこと。
なるほどなるほど。
なるほど?
もう書くのめんどくなってきたから省くけど、「なんで?」な部分が多々ある状況。
こっちは生きていただけなのに、放置子に絡まれて家に侵入された上に睨まれて人攫いみたいに扱われた上に、
私としては、放置はしなくなるし、謝罪されるんではないかと、平和な世界が戻るのではないかと期待した。
なにも変わらない。なにも起きない。
もしかして貧しいのかな?(高級車持ちでした)
もう常識外だな、と判断し精神衛生のために、それぞれがまた誕生日を迎える前に疎遠になり、関わりを持たないよう
会わないよう回避しようとした先のコロナによる外出禁止。さすがにかの一家も、外に子を出さなくなり私も、二人の子供の顔が
わからなくなるぐらいには疎遠となった。
そして今年。
5歳だった子は11歳で今年12歳の6年生。
3歳だった子は9歳で今年10歳の4年生。
その親は地区班に入っている。
しかも末子は同じ組。
毎朝顔を合わせる。
6年間ぐつぐつさせた小さな苛立ちがいま、良い感じに煮込まれて毎朝最悪の感情で満たされる。
「はよ謝れや!」
(あの家は子供をたぶらかした)(あの家はこんなんした)って言ってるんじゃないか…。
なにされてもおかしくない…。
そんでそんなわけあるかい…
という自己嫌悪…
けれどもさんざん子どもを放置して、1年以上あんたと同じ月齢の子供抱いてる親が、あんたが外で遊ばせるレベルの子供二人を相手にして、挨拶なく私も放置して
さんざん困らせたのに、ことが起こって子どもの意見だけ聞いて納得したのかしらんけど謝罪なく終わったことにされて、つーか納得してあげた、このことは飲み込んであげるみたいな態度とられたのを、
私としては常識外の人間のやることだから追求しないで距離をとればいいと飲み込んだ相手と、同じ学年同じクラス同じ地区班として関わらなきゃいけないって地獄すぎる。
書いてとりあえず落ち着いてきたわ。
なんでこんなにイライラしてたのかって、結局「私は悪くないのに、悪いってことにされている(だろう)」ってところだし、
かといって当事者に「あなたは悪くないです。こちらが悪いです。すみません」と言われても今更おせーわ!となるしで、解決方法は自分が消化する以外どうしようもないと気付きました。
もう顔に能面貼ってやり過ごすわ。
もうすでに明日の予定を詰め込むべく、
これ分単位で行動詰め込んでいく予定を立てているんだけど午前中の予定を立てるだけでもう疲れたので、
午前中は頑張って消化して
午後は完全お休み宣言をしたいところを選手宣誓ばりに行いたいわ。
たまには何も考えない休息を
久しぶりに行ってない町中華のお店にもこれ予定を組んで入れてるんだけど、
ルービー2杯キメちゃったらあとはご機嫌さんなので
元も子もない間柄でもないわけなのよ。
これはマジで部屋のお片付けしたいところよ。
もう今月は全くもって部屋のことやってないので
大変なことになっているのを目を瞑って見逃して欲しいところだけど
片付けないとなーって観念して
片付けタイムといきたいところね。
もうさー
全くもってゲームも出来てないのよ。
やってんじゃん!って思うけど、
これバレーボール1セットぐらいやってるぐらいなので遊んでいるカウントには入らないようにしているんだけど、
やっぱり白熱してくると
腕振り回したときに
花瓶とかひっくり返しちゃいそうなので、
花瓶注意だわ!
まあ部屋には花瓶がないけどね。
そんでね、
法人専用お風呂タブレットも実践投入で快適動画消化作戦決行中!
でもでもよ。
唯一辛いことがあったの、
法人専用お風呂タブレットを片手に持っていてだんだんと重いから疲れてくるのが欠点なのを発見したら、
またいろいろと調べてみると
世の中同じ事を考えてる人のためにナイスアイデアな商品のアイテムがお値段以上のニトリってことで、
意外とたくさんその類いの商品があって、
でも思ったのよ。
動画って観るときに体力とか精神力とか持って行かれる内容のコンテンツとかあんじゃない、
それだと逆にぐったり疲れてしまうような気がして、
なーんにも考えなくて観ていられる動画とかの方が良いのかも知れないと思うってのは
次は観るものを考えてみるわ。
朝ドラもなんか観ようと思っても
暢子ちゃんと和彦くんが上手く盛り上がっていくほど大野愛ちゃんが不憫になってきて、
悲しくなってしまうわ。
お風呂に入っているだけに
余計に頭に血を上らせるのも余計に疲れてしまうわ。
だから見る内容もなんかボーッとしてみられるものにするのがいいのかも知れないわね。
さらに私のクオリティーオブライフを爆上げあげみざわ水産なのよね。
のぼせないように
ほどほどにするわ!
うふふ。
今月でこの忙しさよくよく考えたら
丸1ヶ月借り出されたアリエッティの如くよ。
切に願うわっ!
トマトウォーラーにしてみようかと思ってトマト買いに行ったけど、
トマト高いのよねー
マジ躊躇しちゃうわってレヴェル。
世の中の謎だわ。
ファクトリーオートメーションのなせる技なのかしらね?
気を付けてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
人を惑わすとはまさにこのこと。
月曜日のたわわが何故かようにフェミニストの攻撃性を加速させたのか、それは巨乳そのものが悪だからである。
巨乳は強い。
強さとは悪である。
大きさとは強さである。
幼少期にただ発育がいいだけの同級生に怯えた経験が、逆にただ発育が良かっただけでクラスメートを脅かす敵として恐れられた経験が誰にもあるはずだ。
それが、大きいという暴力性だ。
暴力とは加害性だ。
人類はマンモスの化石から1つ目の巨人を想像し、その巨人を人類の敵として認識した。
何故敵なのか?
大きいとは加害性を持つということだ。
加害性を持っているから。
って話をようやく出来る……ってコト!?
ロシアの侵攻と暗殺脅威にも屈することなく決死の抗戦意志を強調し、世界的に注目を浴びているウクライナのゼレンスキー大統領(44)に劣らず、ゼレンスキー氏と同い年の夫人、オレナ・ゼレンスカ氏も、国民的英雄に浮上している。
オレナ氏は1990年代半ば、高校時代にゼレンスキー氏に会い、2003年に結婚した。制作会社「スタジオ・クバルタル95」で放送作家として活動した。
そろそろ、中露勢力がツイフェミをたぶらかして、「女性なのに戦争を推進している!」「平和を求めず世界を混乱に陥れる男性的女性の象徴!」「SNSで美しく飾り立ててルッキズムを賛美する女性の敵!」とか暴れさせるんかな。
まぁ友人のいうことも実感としてわかる。
ロシアがソ連だった頃、わがままを言わず慎ましく暮らしていれば裕福でないなりに生活できていた。住居も就職も基本的には割り当てる仕組みだったし。今の我々からみると低所得層だけど、ご近所さんみんな等しくそんな感じで生きていた。
そりゃうっかり口を滑らせたとかあることないこと密告されたとかで捕まって命を落とすことはあるけれど、日本人も交通事故で年間1万人くらい死亡していた時期があったし、理不尽に自分の命が奪われる可能性はどこの国に住んでいても僅かにあるものだ。
でも30年前のソ連崩壊で、彼らは自由と自己責任が幅を利かす弱肉強食の世界にいきなり投げ込まれてしまった。
私たちが日本から観察したソ連崩壊の原因って、社会主義システムの限界であり、長年のツケがついに回ってきた結果だと理解している。でもロシアの中の人からは見え方が違うんじゃないだろうかと思う。
自由という名のもとに自分勝手と弱肉強食を信奉するアメリカが、山のようなカネとモノと享楽的な生活を見せびらかし「あなたも仲間になれば好きなことができる」という甘言を弄して、慎ましく暮らす人たちをたぶらかしていったように見えてるんじゃないかしらん。
たぶらかされた結果、待っていたものは底辺生活だとしたら恨みはつのる。
実際、弱者保護の仕組みを設けない自由主義って、金持ちが貧乏人を搾取する構造を作りがちだし。
ただね、ソ連時代の平穏なロシア人の暮らしも、本当は衛星国からいろいろ吸い上げることによって成立していたのかもよ、とは思う。
卒業式の日、平良は清居から不意にキスされた直後に突き飛ばされ、携帯を側溝に落とし水没させてしまう。携帯から失われた、清居の連絡先。平良は清居と自分はもう関係ないものと自分に言い聞かせる。そして大学に進学した平良は写真サークルに入り、そこで小山と出会った。小山との時間は平良の心を温かくしてくれる。平良は小山との心地よい関係にずるずると浸かり、友達以上恋人未満のような付き合いを続ける。
ところが、小山の誕生日、小山に誘われて観に行った劇に、なんと清居が出演していた。平良は1日を小山の為に過ごすはずが、清居から打ち上げに誘われた瞬間、「行く!」と反射的に答えてしまい……。
毎度言ってるけど、今回もまた萩原利久の平良再現度が120%。完璧過ぎてヤバい。これぞまさに平良。原作既読勢は、ストーリーが原作に忠実でないとか平良にしては背が低すぎるのではないかとか(だが実のところ萩原利久は結構高身長さんだったりする。どちらかと言えば清居役の八木勇征の背が高すぎるとも言えるが、あの身長だからこそのプロポーションの良さなわけで……)で不満の人もいるみたいだけれども、少なくとも平良だけはマジで平良なので原作既読勢もニッコリ、になるといいんだけどなぁ……。
ビーバー小山が思った以上に好青年風なので、小山に対する平良の無自覚塩対応はただ「何この冷たい奴」くらいの寒い印象を与えただけでスルーされるほどのものになって霞んでしまうのではないかなと危惧したけど、清居に打ち上げに誘われた時の平良の「行く!」の即答はピュアさがありつつも無慈悲な無自覚俺様キングオブキモうざ感に満ちており、とてもよかった。直後に場の空気が瞬間冷凍され小山がピキピキしてる様もとてもいい。あー、このドラマの役者さん達ほんと芸達者すぎていいわぁ〜。
そして遂に孤高のクールビューティー清居の化けの皮が剥がれる時がきた……! 実はさびしん坊で甘えん坊の清居がツンツンツンデレで平良の脛に蹴りの一撃。このエンドから来週は遂に清居のターン。次回予告に興奮を禁じ得ない。平良による城田フルボッコ事件が清居の視点から見れるだなんて最高過ぎる。
私みたいな二次創作からBLに手を染めた系の人間には、商業BLは恋愛に重きを起きすぎていて少女漫画のようにゲロ甘くネチネチしていてあんまり受け付けられないっぽい。というあなたにはこれがおすすめ!! と言われて手に取ったんだけれども、本当は同作者の『RIKO――女神の永遠――』から読んだ方がよかったのかな。本作の主人公は『RIKO』シリーズに登場する人気キャラクター麻生龍太郎。物語はサスペンスとかミステリーとかの類だけれども、麻生龍太郎とその同性のパートナー山内練のBL要素がある。しかしBLレーベルから出版された作品ではないので「非BL」扱いだ。
麻生龍太郎は色々あって警察を辞め、私立探偵として独立開業する。人を雇う余裕はないが、自分一人で食べていくには何とかなる程度に、細々とやっている所に依頼人がやって来たり、恋人の練がふらりと現れたりする。短編4話。ちなみに、BLとしてのあらすじはというと、ずっと別れ話してる、の一言で表せる。
麻生の事務所に裕福そうな身なりの女性 唐沢が依頼の為に訪れた。彼女の依頼は意外なことに、子供の頃に住んでいた借家の縁の下に埋めた「タイムカプセル」を探してほしいというもの。借家は取り壊されてしまったものの、管理していた不動産屋のつてにより、借家の過去の住人達の消息がトントン拍子に知れて、調査は順調に進むと思われた。ところが、唐沢には思いもよらない思惑があったようで……。
もっといい部屋に引っ越そうと誘う練。だが麻生は乗り気ではない。練に金を出させていい所に済む気は麻生にはないのだった。挨拶もせずに練が帰ってしまった後、依頼人が訪れる。今回の依頼人は、憔悴した様子の中年男の石田。彼は私立女子学園中等部の校長をしていたが、既に退職した若い女性教師・河野から、身に覚えのないセクハラで訴えられかけていた。しかも河野は最初から石田を陥れる為に巧妙な罠を張っていたという。仕事を引き受けたものの、石田の話に釈然としない麻生。そんな時、一本の電話がかかって来た。電話の主は麻生の古い知り合いの沖田。彼女は元警察官で、現在は麻生の同業者だ。沖田の誘いで飲みに出た麻生だったが……。
風邪を引いてしまった麻生。病院を受診し、調剤薬局へと薬をもらいに行ったところ、そこの薬剤師の顔に見覚えがあるような気がした麻生だった。そして相手も麻生に見覚えがあるという。薬剤師の名は川越琢磨。川越とはいつどこで出会ったのか、どうしても気になって仕方のない麻生は、おそらく川越とは警察官時代に麻生が担当した事件関係者の誰かだろうと麻生は見当をつけ、昔の仕事仲間・山背に川越琢磨という人物を知らないかと問い合わせた。すると、後に山背は川越琢磨について、思いもよらない情報を電話でよこしてきて……。
女をたぶらかして風俗に落とす、いわゆる「スケコマシ」の田村。田村と偶然に再会した麻生は彼と会食をしているのだが、練との煮えきらない関係について説教をされてしまう。
田村と別れた後、麻生はある女性から声をかけられる。彼女は後藤絹子。東京地検の元検事で、現在は弁護士をしており、離婚して旧姓の「早坂」に戻っていた。
早坂絹子は麻生に奇妙な依頼をしてきた。それは、彼女が叔母の啓子から貰った指輪が盗難に遭ったので探してほしいというもの。早坂は指輪を叔母から不正な手段により取得したため、指輪の所有権を持たず、そのため警察に頼ることが出来ないという。麻生は指輪の手がかりを求めて、まずは啓子の元婚約者・犀川修造の元を訪ねたが……。
ネタバレになっちゃうから詳細には言えないけど、どの話も面白かった。得に4話目の『CARRY ON』は本の半分弱のページ数を占める中編なだけあって、複雑に伏線が張り巡らされている。
トリックもいいけど、登場人物の得に女性の心理描写が巧みで素晴らしい。『TEACH YOUR CHILDREN』で河野が石田校長を陥れようとした理由には、相手をハメるほどの気力と頭脳はなくとも、自分が同じ目に遭わされたら出来るものなら相手を地獄の底に突き落としてやりたいと思うだろう。実際、私にも似たような経験はあるしね。『CARRY ON』で登場する馬淵尚美の、カッとなってハチャメチャな行動に出てしまった、その時の心理の移り変わりもリアルだった。
BLとしては、麻生と山内練は相思相愛だけど、前述の通り最初から最後までほぼ別れ話をしているようだし、練はたまにしか登場しないのもあって、そんなに満足度は高くはないかな。面白いミステリー小説を読みたいならいいけど、ガッツリBLを読みたい時に読むものではないかも。
あ、一話目の途中になんか古のケータイ小説みたいに行間の開いてる箇所が一箇所あるけど、その部分は古式ゆかしい感じのBLラブシーンだったのね……。そ、そういう表現するんだぁ。驚き。
本作はシリーズ物なので、これを読んだだけだと麻生と練の関係性とか練の人となりが良くわからないんだけど、麻生は元警察官で、練はヤクザの世界に片足をツッコんでお金を稼いでいる人。二人は相思相愛なんだけれども、麻生は練にヤクザ稼業から足を洗って欲しく、一方練はそういう気はなく、しかも恩人のヤクザの組長の跡目を継ぐかどうかっていう所。そんな訳で本作では別れ話が出ているのだ。