はてなキーワード: 子宮頸がんワクチンとは
私「確かに~」
健康診断の予約にある、乳がんと子宮頸がんの検診にチェックを入れた。
健康はメチャクチャ気を使っている。今までもオールA。何も問題なし!運動もして睡眠時間もたっぷりで食生活ばっちり!
健康診断当日、何事もなく検診を終わらせていく。乳がん検診がくそいてぇ!!!!!!なのが問題だっただけで特に止められることもない。そして子宮がん検診へと進んでいく。
個室には女性の看護師さんが私の情報を見て「血圧計りますね~」と。私は血圧のあれに腕を突っ込む。終わった後にいくつか質問をされた。
私「「は?」
か、彼氏?か…………?普段聞かなさすぎる言葉だったが脳がフル回転して過去を検索し始める。
私「いないです」
顔色一つ変えずこの言葉が出た。
看「男性の友人で仲いい人は?」
私「いません。女子校だったんで」
ここで気が付く。も、もしや子宮頸がんって…
看「この検診ってね、子宮にぶっさすのよ。綿棒的なものを。それで子宮破裂の恐れってあるわけ。加えて経験のない子はめちゃいてぇ。それに子宮頸がんって基本的には対人もんなのよ。例外はあるけど、経験のない子の場合する必要はないんだよね。危ないだけ。今まで生理不順などもないし、健康的な体している。有事がないならしないほうがいいよ。リスクでかすぎ」
看「しなくていい」
私「じゃあしません」
そうか。経験ないとしなくていいのか、これ。無知だった。超音波検査はと思ったがこの健康診断ではなかった。
お辞儀して部屋を出て最後の採血へと向かう。あ、採血採りにくいらしいんです。と定型文を言ってぼーっと意識を飛ばす。意識飛ばさんと針を意識してしまって痛いからな。
ネットでやたら見る「子宮頸がんって20代もなるんだよ!検診を受けよう!」的なものを思い出す。そうか、普通は経験するのか。そうだよな。普通は高校・大学で彼氏の1人や2人、いるよな。んで、有事も当然あるよな。知ってるさ。(※経験してなくてもがんになる場合もなくはないので一概にはいえないが。生理に問題がなければしなくていいのが普通のようだ)
高校の時に子宮頸がんワクチンを受けた。予防できるならしようとワクチンは受けるタイプだった。今のところ恩恵がないということか。そうすっか…。
いつかSNSでみた「女子校・男子校に通うと一生の友だちはできるが、一生恋愛ができない」という投稿が笑いながらジワジワ効いてくる。
今回の採血する人めっちゃ下手で両腕真っ青になっちゃった。私の恋愛事情は真っ白だがな。
いたらいいですね!いるわけないだろ。今までも今も、男友達すらいたことない。
そもそも男と喋ったのいつだ…?会社の人や家族をノーカンしたら…店員?
検診が終わり、母と食事をした。
母「検診どうだった?痛かった?」
私は「必要ないって言われちゃった~彼氏いたことないからさ」と本音でなんともドアホな返事をした。
母「あ、そう!まじでいないんだ!この前のディズニーは本当に女と行ったの?」
私「ネットの女友人」
母「じゃあ年越しのお泊まりは?二人っきりって言ってた女子はまじで女子?」
私「そやつも女子校の友だち」
あとはなんとなく話して健康診断の話は終わった。
そして電車に揺られて考える。
母は当然子宮頸がんがどんな検査をするか知っている。つまり私に子宮頸がんの検診を持ち出したのも「この子もいい年だし、有事くらいはしてるでしょう」ということか?
すまん。母。私はな、27年クリーンで無事だ。
なんだか申し訳なくなった。と同時に「経験しなきゃ子宮頸がんならんのか」という考えも生まれた。むしろ「経験したら子宮頸がんのリスクがあんのか!」と怖くもなった。「ってことは子宮頸がん受けたやつってみんな経験済みか!?」と馬鹿な考えになった。「え、じゃあ母は27の段階でもう…」と思って考えるのをやめた。
ふと目の前を見ると、座っていたカップルが本格的にイチャイチャしていた。「こいつらやってんのかな」と思ってしまい、いろいろと恥ずかし、情けなさを感じた。
きちんと専門家が神経障害と診断しているのに、患者すら診ていないバカがメンタルと騒ぎ立てて裁判で負けたりしている状況。
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2018/182111/201818001A_upload/201818001A0014.pdf
近年子宮頸がんワクチン接種後に局所疼痛、関節痛、発熱などが継続し、その後運動障害、不随意運動、てんかん、感覚障害、思考能力の低下、学校への登校困難などが報告されている。HPVワクチン関連神経障害の症状は多彩だが一定の傾向を示し、脳内の自己免疫的な慢性炎症が原因であることが示唆された。疫学的にはワクチン接種数の減少にともなって新規患者発症もみられなくなっており、同様の症状で新規に受診する若年女性は明らかに減少している。治療は免疫吸着療法(IAPP)が最も有効だったが、難治例や無効例もみられており、依然として治療を必要とする患者が存在する。
子宮頸がんワクチンの後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期のメンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った
まとめ
•アメリカの白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分がトランスジェンダーだからではないか」と思い込みやすい環境がある
•学校や病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療や乳房の外科手術を勧める
•その結果、少女たちが「自分はトランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態が複数ある
誤読しそうな点
•本書の批判は、第一にジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置を子どもの希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい
•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う
•メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう
•学校と病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題に対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある
•トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう
追加
〉「トランスジェンダーなどというものは実在しない」という本ではないのね
その通り。ワクチンの副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期の少女が急激に増えたのか」がテーマ。
〉トランスジェンダーについて「滅多にないのでトランスジェンダー主張は棄却せよ」というのが同書の主張の本質
私はそのような主張は読み取れなかった。私が読み取った同書の主張の本質は以下の通り
「SNSや動画サイトは、子どもが影響を受けやすいことにもっと配慮を。学校は子どもの健康に親に隠し事をしないで。医療者は医学処置より傾聴を。アメリカに少女の居場所を。」
子宮頸がんワクチンの後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期のメンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った
まとめ
•アメリカの白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分がトランスジェンダーだからではないか」と思い込みやすい環境がある
•学校や病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療や乳房の外科手術を勧める
•その結果、少女たちが「自分はトランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態が複数ある
誤読しそうな点
•本書の批判は、第一にジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置を子どもの希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい
•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う
•メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう
•学校と病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題に対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある
•トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう
追加
〉「トランスジェンダーなどというものは実在しない」という本ではないのね
その通り。ワクチンの副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期の少女が急激に増えたのか」がテーマ
私もそう思う。性虐待を受けた人の治療と、治療で偽りの記憶が生まれない配慮を両立出来るように、トランスジェンダー医療はもっとバランスが良く改良が出来ると信じたい。
〉上っ面の理解で、本当の性自認を否定し、LGBTを差別する人がいるのでは
まさに私がこれを書こうと思った理由です。Amazonで一位になったけれど、積読のまま差別に利用する人が出現すると思ったから、その意見を前にした時に「この人、ちゃんと読んでなさそう」と思ってツッコミ出来る人を増やしたかった。
もちろん私の読解にも限界があるから、他の人もどんどん私のまとめを建設的に批判して発信して欲しい。
私はLGBT当事者で、家族とは絶縁しました。私も思春期の思い込み、大人になったら卒業するかなと思ったけど、どうやら私は「ワクチンの副作用が出る0.1%のほう」だったようで。
この本でインタビューに答えてる家庭のように、LGBTが理由で家族と取り返しのつかない喧嘩から絶縁に至る家族が減って欲しいと思います。
俺、頭悪いから学者センセーの言ってること分からなくなてよー。
ALPS処理水とか言われてもなんか突然名前ついたなって感じしかね―んだよなあ。
なんか名前がカルピス見て―だしよーするに水で薄めてるってことだろ?
経産省と言えば関わった業界が衰退するスーパー疫病神のキングボンビーだろ?
東芝だって検査不正とか定期的にやらかすし何年か前に電力関連で不正してたからこの中でも特にアカンやろ。
日立もやたら子会社作りまくってアチコチで不正起こしてるけど、子会社増やしてるのって全滅を防ぐための不正のダメージ分散ちゃうんかぐらいの感じやわ。
俺、頭悪いから科学的な説明とか言われても良く分かんなくてよ、「誰がやってるか」でひとまず判断するしか出来ねーんだわ。
水素水やコラーゲンが体に良いって説明も効果なしって説明も、説明自体の胡散臭さに差を感じられるような教養がねーから世の中の多数決みたいので判断してわけな。
マスクとかワクチンだって、まあ経験上今更効果なしってことはね~だろと思いつつも子宮頸がんワクチンみたいな胡散くせーことは起きてるかもと警戒心バリバリよ。
そんな俺のアンテナがALPS処理水に対してはもうビンビンなんすよ。
なんかこう……もう駄目だろ?
胡散臭さが数え役満とまでは言わずとも跳満ぐらいにはなってるべ?
そりゃまあデカイ事業だから自然と関わる会社もデカくなるのは分かるんだが……デカイ会社はその分不正がニュースになる機会も増えるってのは分かるんだが……。
もうさ、俺に取っちゃ日本のデカイ企業がやる仕事が全部なんとなく信用できね―ワケよ。
でも信用しないからで他の国のを選ぶとしてもそこまで選択肢が多いわけじゃないから、日常的には割り切って日本製のものに囲まれて暮らしてるみたいな。
舶来品を持ち上げてた昔の日本人の気持ちに戻ってるというかね、やっぱ海を渡ってきてる連中ってのはそれだけすげーと思うわけよ。
そりゃま例に上げた連中だって会社全体では海を渡る力はあるだろうけど、ALPSにそれが出来るようなよりすぐりが集まってるとは思えねえんだよな。
これって別に中抜きチャンスを除けば儲かるような一大事業ってわけでもねえし、コンペのライバルが大勢いるわけでもねえマイナス覚悟の貧乏くじだろ?
そんなの最低限の仕事が出来る無難な連中集めて、密室的な所で全部終わらせて検査結果はエンピツペロペロになるんじゃねえかって気しかしねえのよ。
だってさ、「日本の処理水からこんなんでましたけど」みたいなことになっても勝手に「安全派」が暴れて何とかしてくれそうっていうか、世間も「反対派」の工作活動ってことにしてくれそうじゃん。
振り上げたこぶしを下ろせない人間が多すぎる界隈ではもう科学なんてまともに力を無くすんじゃね―かな。
そうなったらまともな科学者は相手したくねーからそんなの避けて、結果的に自分の能力のなさを手駒としての融通の利きやすさで補おうとするような連中しかこの仕事には振られてこないんじゃないかなと。
そういう連中がやった仕事なんて俺は信用せんよ。
まあそこまで明確に危険だとは思っちゃいないんだが、「言うほど安全ってわけでもねえんじゃねえか」ぐらいの感じだな。
「騒ぐほどのものではない」で押し切れる程度のレベルでしかないものを「超安全!絶対安心!」と言い張って垂れ流してるってのが現状ちゃうかと疑っとんよ。
これはもうどんな資料持ってこらえても「でもさーこんなん検査結果ペロペローンで作り放題でしょ?」で俺は突っ返すモードに入ってる。
これが原発問題だからってことじゃなくて、日本のデカイ企業はこういう競争性の低そうな公共事業ではそういう態度で仕事するし役所もそれで平気な顔して受け取るんちゃうかと思ってるだけ。
俺もまた振り上げたこぶしを下ろせねえ政治家的な態度取っちまってるわけで嫌になるけどよ、一度拳降ろしても少ししたら多分また同じように振り上げるんだろうなって気しかせんのも事実よ。
まあまだMADE IN CHINA よりはマシだと思ってるけどよ、昔はそれが20倍ぐらい安全だったのが今は2倍程度でしかなくてだいぶ落ちぶれたなって感じよ。
ただ、俺は頭が悪くて学者の言ってることが分からねーから、どの会社が関わってるかで判断して、なんとなくコイツらの言ってることは信用できねーなと思ったと言うだけさ。
最低限の保身が出来る程度には仕上げると信じて―けど、どーせトップダウン方式バリバリの直角ウォーターフォールだろうからよ、下でなんか起きたときに動き出したモノを止める機能がなさそうでよ。
「これ、バレたらマズイですよ」に対して「皆が黙ってればいいってことじゃん?」で終わらせそうですらないかね?この恐竜大集会はよ。
俺はそこが、信用できね―つってるのさ。
子宮頸がんの怖さはなんとなく知っていたつもりだったけれど、発症に至る前の負担も思っていたよりも大きいことに愕然としてしまったのではてな匿名ダイアリーに書いて共有します。
数か月前、妻に市の子宮頸がん検診クーポンが届いた。検診を受けてきたところ要精密検査という結果だった。
要精密検査となるのは100人に1人らしく、そのなかで子宮頸がんというのは数%くらいとのこと。うんざりするような精密検査を受けてきたところ、幸いなことに癌ではなく、軽度異形成というものだったそうだけれど、これでめでたしめでたしとはならなかった。
軽度異形成からも数パーセントで子宮頸がんに進むとのことで6か月に一度の検査を受ける必要があって、これは2回連続で検査にひっかからなくなるまで続けなければいけない。
この、いつ致命度の高い癌になる可能性があるかわからない状態を抱えて生活し続けるのはかなり負担だと思う。数か月後の検診を意識し続けないといけなく、その間に子宮頸がんに発症する可能性を考えると妊娠もためらってしまう。
年間の子宮頸がんの発症者数は1万人程度とのことで15-64歳の女性人口だいたい3000万人が検診を受けたとして100人に1人の30万人が要精密検査になるなら要精密検査になった人の3%ほどが子宮頸がんに発症することになる(もちろん実際には検診を受けずに進行が進んで発症するひともいる)。
これは少なくない。
さらに、2020年の死亡数は2887人。交通事故の死亡者数と同じくらいある。それぞれに人生があって家族がいると考えるといたたまれないけれど、そこに至るまでにも、なんとか手術して妊娠機能を失って生きながらえたひとも少なくないだろう。
でも交通事故と違って目立たないし、当事者も性的で個人的な話題ということもあってなかなか知られない。
そもそも子宮頸がんワクチンがちゃんと打てていれば、と思う。統計的に考えることのできない一部の反ワクチンな人々や特ダネ指向のマスコミ、ことなかれ主義の行政担当者がHPVワクチンの接種機会をなくしてしまったことは本当に問題だった。
過去に薬害があったことで、忌避感をもつひとがいるのは仕方ないけれど、無思考だったマスコミや一部知識人や行政は罪深い。また、ワクチン接種後に体調を崩した方もいるのはたしかなものの、思春期でワクチン関係なく一定数で不調になる人もいる。フォローは必要だけれど、反ワクチン主張者が彼女らの適切な治療機会を奪っている側面もあることを自覚してほしい。
おしまい。
だが、子宮頸がんワクチンでもめている間も、新しいワクチンが認可されていても何も言われていないし、コロナですら一部変なのがいたけど、比較的普通に摂取が進んだわけで。
あんな反応をしたのは、後にも先にも子宮頸がんワクチンだけだからな(しかもほぼ日本だけとのこと)。
本当にマスコミのせいだけかと言われれば違うんじゃないだろうか?
注:下記は2022年11月時点での個人的なレポです。正確な情報は政府や信頼できる医療機関のサイト等を参照してください。
9価のやつ(ガーダシル9)を選んだ。計3回、2回目は初回から2か月後、3回目は初回から6か月後に打った。
1回32,000円x3回で計96,000円。たっか。(4価だと~計5万円。いけるやん!)
医者にも性交渉の経験など特に何も聞かれず、それゆえ26歳童貞なことを披露するタイミングもなく、副反応的なものも何も出ず、無事すぎて拍子抜けしてしまった。
~完~
というのはほぼ嘘で、実際のところは
のが本音である。最近何かと話題のHPVワクチン、暇なので興味本位で調べていたのだけれど、
いろいろ論文を纏めてる資料とか*1によると、基本20代に入ってからだと有意差出ないことが多いかも(効果が出ないとは言っていない)、といった結果が多かったものの
アメリカだと接種対象が26歳までだったり、"25歳以下のHPV未感染者では年齢に係わらずCIN3+(子宮頸部異形成:高度)に対して高い有効性が示された"り、
""HPV16/18型への感染について、性交経験前の接種では経験後の接種よりも高い有効性が示され""たりしていたので、
『もしかして26歳童貞ってHPVワクチン打つ絶好の条件なのでは??』と謎の意欲が湧いてきて勢いのまま打ってきたという流れである。
(あと医療的には全然関係ないけど自分が過去にウイルス性のイボこと尋常性疣贅と長年戦っていたことがあり、こいつもHPVの別の型が原因ということで「こいつらの親戚ウイルスどもが生殖器に取り憑いて癌になるとか怖すぎだろ!」と勝手にHPV全般を敵視していたのもある)
どうせ打つならいっちゃんええやつと思って選んだ、が、男性向け9価HPVワクチンは日本ではまだ未承認なので普通に考えて現状の日本に住む男性は4価を打つべきだと思う。
なにより承認された薬で万が一副作用で大きな被害を被った時は予防接種健康被害救済制度*2やPMDAの救済制度*3というのが受けられるみたいなのだけれど、未承認だとそれらの補償が適用されないのでおススメしない。
承認済みのものだけでも十分高い効果があるとのことなので、躊躇するより打てるものを打ってくれのこと*4。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/
*4 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために - 日本産科婦人科学会
https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4
『9価HPVワクチン普及を待って、定期接種の2価と4価ワクチン接種を逃してしまうことがないように定期接種対象者と保護者への情報提供は極めて重要です。』
ただ非モテ童貞といえど急に性的接触のリスクが高まる可能性もゼロではなく、急にパートナーができてセックスしてぇ!となってもそこから半年予防接種の期間を取るというのもだいぶ非現実的だなと思ったので先回りして打っておいた。
あと逆に恋人とか家庭とか子供とかそういうのと無縁な人生なら、縁がある人生と比較して10万円どころか二ケタ違う金が余る気がするし実質タダみたいなもんだろ、という謎理論を構築して出費を正当化した。
というか女性への9価ワクチンの定期接種化*5が大変めでたいのでその勢いのまま男性も公費定期接種に入れてくれ。ワシが人柱になるから……(サラサラと粉になって消える)(副反応によるものではない)
*5 9価HPVワクチン 感染予防効果の高いHPVワクチンの定期接種がスタート - 日経BP Beyond Health
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/keyword/19/00189/
数日経って突然たくさんの人に読まれ始めてびびったよー。参考になって嬉しい!
数日経つけど体調に変わりはないよ。腕は翌日くらいまでちょっと違和感あったくらい。
ブコメで質問あったけど、婦人科検診はピル飲んでると必須なので受けてるよ。若いうちはマンモグラフィーじゃなくてエコーでいいと言うので乳腺エコーと、経膣エコーだとクソ痛えし怖いので経直腸エコーをやってもらってるよ。直腸だからって精度が落ちるわけではないと先生が仰ってたよ。頸がん検診の細胞診は未経験ならほぼ必要ないらしいのでパス。それを知らなかった頃にやったことあるけど怖くて痛くてキモくておうちに帰って泣いちゃった。でもみんなには受けて欲しいです!!!
私の住んでるところは若い子以外には補助出ないけど出るところもあるんですかね??打ちたい人みんなが気軽に打てるようになってほしいね!
(ここまで)
今、接種が終わって、院内で30分間安静にしているように言われ、ヒマなのでこれを書いているよ。
タイトル通りの女だよ。大人になってから子宮頸がんワクチンを受けたいけど、「経験がある?」とか、「本当に未経験なの?」とか聞かれるのがイヤでなかなか踏み出せない人のためにレポを残しておくよ。
・予約
半年かけて3回打たなきゃいけないから、隣町の通いやすいレディースクリニックを予約したよ。本当は産科の入っていない婦人科オンリーの病院が良かったけどまあ仕方ないかって感じ。
・打ったワクチン
定期接種で使われている4価よりも効果の高いと言われている9価ワクチン(シルガード9)を打ったよ。男性にも効果があるらしいよ。
・費用
3回まとめて払ったらちょっと安くなったけどそれでも93000円かかったよ。9300円じゃねーぞ、93000円だぞ。たっっっっっっけえ!!!!!!!自分の体のためとはいえ泣きそうよ。唯一がんを予防できるワクチンなんだからいつでも誰でもタダにしてくれよ。頼むよ。
・受付〜診察
先に言っておくと性交渉の経験についてはマジか??ってくらい1ミリも触れられなかったよ。
まず問診票を書くんだけど、この内容はほとんどワクチンダイアリー(事前にwebから登録する)と同じだったよ。インフルエンザワクチンを受ける前の問診票と似ていたかな。あとは体温を測るよ。暑い中歩いて行ったからヒヤヒヤしたよ。
先生に呼ばれて、何か知りたいことはあるかと言われたから、コロナワクチンを打つ際はどれくらい間隔を空けるべきか聞いたよ(2週間って言われたよ)。それから、接種後は安静にね、みたいなことを言われたよ。
それが終わったら部屋から出されて、次に部屋に入ったらワクチンダイアリーの登録が住んでるかだけ聞かれたら「もう打っちゃいますね」って言われて打たれたよ。打ったら30分間休憩してお会計して終わりだよ。
・痛い?
コロナワクチンよりは痛いけどインフルエンザワクチンと同じくらいかな?でもびっくりして気が遠くなっちゃう若い子がいるのは分かるかなってくらいの痛みだよ。増田はお姉さんだから余裕だったけどね。打った後は少しジンジンするけどこれもインフルワクチンと似てるよ。
・感想
いやマジか???ってくらい性交渉の経験について聞かれなかったので、いろいろ考えて準備していた増田としては拍子抜けだったよ。むしろこれだと「性交渉経験後に打っても効果が薄い(ないわけではない)」って知らずに打っちゃう人もいるんじゃないかと逆に不安になるくらいだよ。まあ、自己負担でこんなたっけえワクチン打とうと思うやつはどうせしっかり調べて納得した上で打つやろって考えなのかな?もちろんこちらとしては大変有り難かったよ。
・なんで未経験なの?
性嫌悪のきらいがあり、手を繋ぐのもなんかやだな〜〜っと思うような人間だからだよ。そんなんなのでキスもしたことがないよ。ちなみにヒトパピローマウイルスはディープキスでも感染するらしいから増田はマジで最強フルガード状態ということだね。
・なんで今まで打たなかったの?
去年、子宮頸がんワクチンの10代女子への定期接種の積極的勧奨が再開したとき、打とうかなって思ったんだけど、キャッチアップ接種の詳細がまだ発表されてなかったから、ギリギリ対象になったりしないかな〜という僅かな望みを捨てきれなかったよ。もちろん全くの対象外だったよ。くそータダにしてくれ・・・
・なんで打ったの?
今後も性交渉はしたくないし必要を感じないんだけど、ライフステージや人間関係が変わる上で突然気が変わるかもしれないし、何よりレイプされる可能性はゼロじゃないからね。あとで後悔したくないなぁという気持ちだよ。あとは友達が若くして乳がんになって大変な思いをしているのを間近で見たことも大きいかなあ。防げるものは防ぎたい、自分のためにも周囲のためにも。
・余談
増田の経験はしょせんn=1だから他のクリニックでは違うかもしれない。でも、ピルを服用していていくつかの婦人科に行った経験がある増田としては、なんとなく駅ビルに入ってるようなキレイで新しいクリニックのほうがドライに・システマチックに対応してもらえる気がする。いつも同じ先生に丁寧に話を聞いてほしいなら街中で何年もやってる、名物のおじいちゃん先生がいるような評判のいい病院に行った方がいいと思うけど、単に婦人科検診受けるとかワクチン打つとかピルもらうとかだったら毎回先生が違うくらいがいっそ気が楽だなあ。
婦人科に行ったことがない人も多いかと思うけど、こんなふうに深入りしないで対応してくれる病院もあるし、みんな定期的に婦人科にはかかろうね。嫌な気持ちや怖い気持ちを経験することなくみんなが体を大切にできますように。
あとワクチンたっけえ!!!!!!!!低容量ピルはジェネリックが出てだいぶマシになった。ありがとー。でもドラッグストアで買えたらもっといいな。お勤めしながら3か月おきに病院行くのキツいんよなー。
・今の気持ち
結論は最初に書くスタイルで。自民党総裁の岸田文雄の「議席力」というものを仮定した時にそれがプラス1される。それ以上でもそれ以下でもないと思う。
仮定として、各国会議員には基本能力として「議席力」が等しく1で割り当てられていると考える。また、その他の特殊能力や挙動が個人ごとに細かく設定されていると考える。例えば、「地元の建設業の景気が良くなる」「保育園の建設が進む」「ワクチン関連法案は欠席する」「任期中に不祥事で辞職する可能性がある」とかである。タレント議員が当選した場合には、議員自身の「議席力」が岸田文雄にそのまま付与されることになると考えることにする。
岸田文雄には、岸田個人の議席力に加えて諸々の特殊能力がある。タレント候補が当選しても、岸田のそれらの特殊能力には影響しない。例えば、総理として、どの国際会議に出席するかとか、誰と会食するのかとか、そういったことにはそれなりの意味があると思うが、例えば生稲氏が当選した場合に岸田が余分に会議に参加できるとかメシの回数が増えるとかではない。
ただ、岸田氏、さらにいえば自民党が行使しうる総数としての議席力がプラス1されるということである。
国会議員トータルで千以下、自民党トータルでも数百でしかない有限のリソースである「議席力」が岸田氏に余分に1割り当てられるということはそれなりに影響がある。国会における決定がやや微妙な状況では、党内の揺さぶりも含めて、ラストの数議席がキャスティングボートとしての意味を持ったりする。そういう微妙な状況でも、岸田個人に付与された追加の議席力1は基本的に揺るがない。国会や委員会やあるいは総裁選などでの微妙な票読が必要とされるシチュエーションでは、一年生議員の数は安定したものとして数えるのが通例であるのが類似した事例かもしれない。
これは、きれいな言葉で言うならば、岸田文雄や自民党に対して安定感と推進力を与えるということである。ネガティヴな言葉で言うなら、少々の悪事ではびくともしないような防御力を与えると言うことにつながる。
選挙区で、候補者の名前を見て投票するという仕組みのそもそもの意味は、政党だけでは決まらない候補者の特殊能力(つまりは個性)を加味して投票先を決めるということである。それは、有権者に与えられた権利でもあり、また楽しみでもあると思う。タレントが立候補した選挙区では、ポスターにタレントの名前と写真が掲載されていても、そのタレント本人に付随する何かに投票していることにはならない。今書いていて気づいたが、「特殊能力が無い」は漢字で書いた時には「無能」である。仮に岸田に議席力を与えるという選択をした場合であっても、無能な人間に投票しなければいけない虚しさというのはある。
議員個人に特殊能力やら個性を求めなくてもいいという見方もある。政党政治を行う上で、それぞれの党派の議席数がいくつかということのみが重要だという考えで、確かにそのような考え方でもいいのかもしれない。また、議員の特殊能力や個性にはネガティヴなものもあるのだから、変にそういうものを纏っていないという意味での後ろ向きな優位性もあるのかもしれない。
言い訳がましくなるが、ここまでの話とは反する事例は上げようと思えばいくつも上げることができる。例えば、三原じゅん子は、全体主義カラーと子宮頸がんワクチン推進、という個性を纏っている。谷亮子は議員活動の末期で小沢一郎に造反するような動きをしたりしていた。扇千影あたりも元はタレント議員だったと思うが、保守党の党首をやったりしてる(どんな能力なのか知らないが)。とはいえ、立候補する段階で、なんらの主義主張も見せていないタレント候補に、そのような変化が今後生じると期待するのは難しいと思う。
まっさらな人間がいて、デマを注入されて精神がゆがむ訳ではない。
ニセ科学やデマを信じるやつらは、そもそも一般人と同じものを信じたくない。
己だけがたどり着いた真実というものを求めている。特別な自分だけが見つけた手法を探しているんだ。
彼らが満たしたいのは、承認欲求であって、真理を知りたいわけではない。
なぜ承認されたいかと言うと、承認が足りないからだ。社会で孤立している。友達がいないし、社会的成功とも無縁だ。貧乏で、満たされていない。そうなったということは基礎教育も足りなかったかもしれない。社会で孤立しているということは、カルト的なものに容易にからめとられることであもある。カルトに入れば仲間がいるんだから、カルトの思想にますますハマりこむことになる。
社会か、弱者とか孤独とか敗北者が消えないと、デマはなくならない。
デマが世間に流通している状態を無くそうとするのは無理なので、一般人がデマを信じない状態を作る必要がある。
デマだけが情報として流通していて、正しい情報は載ってないとか、そういう状況だけは避けねばならない。子宮頸がんワクチンではこれが起きてしまった。コロナワクチンではそうとうその反省を生かしたと思うよ。