はてなキーワード: 借入金とは
30代で購入するにしろ賃貸にしろ、その時点では資産同じでしょ
仮に1000万としてもそのまま賃貸の人は1000万のままだし
家買っても全額ローンだから1000万のままだぞ?
全額ローンの意味を勘違いしているか、持っている資産と純資産の違いが分かってないか、どっち?頭金1割の話も引いてるから後者だと思うけど、そういうのに縁遠い学生さん?
一応説明しておくと、全額ローン・フルローンというのは頭金無しでローンを組むこと。住宅ローンは余裕があるなら1割は頭金を入れた方が有利だから、たとえば増田の出している1000万円持っている人が1割の頭金を入れて住宅ローンを組み、9000万円の借入と頭金を合わせて1億円のマンションを買ったとすると、持っている資産はマンション1億円。それと同時に9000万の負債を抱え、差分の純資産として1000万を持っていることになる。資産の大半が不動産だ。一方で賃貸の人はとりあえず1000万円の銀行預金のままでこれが資産であり、同時に純資産も1000万円になる。この場合、賃貸の人はまだ何も資産運用していないが、持ち家の人は1億円のマンションという巨額の運用をしているわけだ。両者で変わらないのは純資産であり、資産は別物になっている。もしマンション価格バカ上がりして2億円になったら得をするし、経年による値下がり以上にマンション価格が下がれば損をすることになる(もともとのマンション価格の1億円というのは、住むことによる受益≒家賃払いが不要という分だけではなく、売却価格も含めて初めて賃貸と釣り合うような価格になっているから、マンション市況が下がれば賃貸よりも不利になる)。そういったマンションという資産にたった1000万円の純資産しか無かった人が1億円分も投資しているわけで、これが資産の偏り。
なお全額ローンにすれば賃貸派と同じだけの投資も別個可能になるが、これはマンション1億円に加えてさらに1000万円の投資をするということであり当然リスクも増し増しになる。資産が1億円のマンションと1000万円の株式、そして負債が住宅ローン1億円で純資産が1000万円といった形だ。なおやっぱり資産の大半が不動産。そして、全額ローンにすると頭金を入れた場合よりも借入金利が上がってしまうし、買える物件の幅が狭まる。1割を頭として入れたらその9倍の借入全体の金利を下げられるんだから、それをしない全額ローンは基本的に不利。頭金を用意できないけど今すぐマンションを買いたいといった人が足下を見られ金利を上げられるだけで、余裕がある人は頭金を入れるものだよ。
>「返品されるとそれは出版社の在庫になり資産税がかかります」
こんな事を平気で書くだけでまるで信用がおけない文になるのだけど、これを補足して原価に計上できないから法人税がかかるなどというブコメに多くのスターが集まっているので訂正しておく。
①まず500円の商品を仕入れ、全て売れ残っていると棚卸資産は500円となる。(便宜上最終仕入原価法とする。)
その場合、売上原価の項目は商品仕入高500円、期末商品棚卸高△500円なので0円となる。
②次に500円の商品を2個仕入れ、1個が1,000円で売れたとする。
その場合は売上高1,000円、商品仕入高1,000円、期末商品棚卸高△500円なので利益500円となり法人税が発生する。つまり売れた分のみにしか法人税はかからない。
以上で分かるように棚卸資産が増えようが売上分しか利益に影響しないので法人税は増えようがない。
不良在庫であるならば処分損、廃棄損を計上するので棚卸資産にはならない。仮に翌期に処分したとしても翌期の利益を減らすのでトータルで同じ。
棚卸がいくら増えようがあくまで利益は売上分しか残らないのであるから法人税には一切影響することはないでふ。
この考えって素人にありがちなのだけど借入金の返済額が経費だと思ってるのと同じなのよね。
棚卸資産が増えたら法人税が増えたのであれば、それは売上が増えたか、原価率が下がったってだけです。間接的も直接的もへったくれもないです。
①の例では損益0円だが商品仕入高500円分がそのままキャッシュの減少となる。
②の例では売上と仕入が同額でキャッシュも増減0円だが利益500円に対する法人税分だけキャッシュが翌期に減少する。
黒字倒産の主な要因になるやつね。
間違いがあれば指摘してくれれば応答しまーす。
子供の頃から生活は苦しかった。私は、ギャンブル依存とアルコール依存の親を反面教師として、堅実に生きて来た。
高卒で働き出してからは金の使い道が分からず、毎月20万円は貯金していたが、貯金が400万を超える頃には親が金の無心で無くなった。
自分の親が土下座をして、二度と借金はしない闇金に殺されると、泣く情けない自分の親が許せずに、それでも信じては裏切られるを3回ほど繰り返した。
結婚して別居をしたら解放されると思ったが、今度は会社に親が来るようになり、その頃はまだ保険証の写しでサラ金のカードが作れたので、知らぬ間に私名義の借金も出来ていた。
そこで私はブラックリストを扱っている信用情報機関の相談窓口に行き、自分名義の借金がいくらあるのかを調べて貰うことにした。
対応してくれた父と同じ年齢層の方が、その身に覚えのない借入金の一覧を見ながらポツリと「可哀想に・・」とつぶやいて、もう涙が止まらなくなった。
担当の方は私が泣き止むまで静かに待ってくれて、そして2つのアドバイスをくれた。
一つ目は、自らに貸付自粛制度をつけること。これは「免許証の原本でのみ貸付が可能」など、特記事項がつけられるから、自分自らのクレジットカードなどは問題なく作れるが、特記事項以外の証明書では作れない。
二つ目は、何があっても絶対親の借金は返さないこと。「サラ金闇金はその人が返せない事を承知で金を貸すんだよ。絶対本人が返せない額を貸しても、誰かがいつの間にか清算してくてれるなんて、闇金の超得意様だと思わない?」と笑った。
親の借金は私のせいだと言われ絶望の底に落ちた。それからは「親のため」金の無心には断固拒否することを決意した。
子供の頃は尊敬していたし自慢で大好きだった親が、今や威嚇し怒鳴りそれがダメなら泣き落とし、最後には言葉にならない悲鳴を上げて私に懇願する。
両親は借金で離婚し、父は家も追い出されやむなくトラックの運転手をしながら車で寝泊まりをするようになった。それでも競馬新聞は手放せない。
親の借金を返したら、この私の苦しみは解放される。なのに金はあるのに返せない。苦しみに耐えきれず、とうとう私は精神を病み死のうと思い家を飛び出した。
フラフラと川の土手を歩いて、気づけば橋の上からぼんやりと街並みを見ていた。
爽やかな風が吹いて、大きな犬が飼い主と散歩をしている。遠くで子供野球の声がする日曜日の昼下がり。穏やかな景色に、確実に私だけが浮いている。
「こんな所に住めたら幸せだったなぁ。」ため息もつけずに立ち尽くしていると、ふと土手向こうに空き地が目に入った。空き地には白いセダンが1台停まっていて中にオッサンが退屈そうに座っていた。
なんとなく橋から空き地に向かってみた。空き地に着くと「売地」と看板がかかっていて、暇そうなオッサンが私に気づき「昨日から売りに出したところで明日広告を打つんですよ。いかがです?ひとつ買いませんか?」と暇つぶしに話しかけてきた。
「ああ、ください。全額借金ですが良いですか?」驚くオッサン。
私は気づいたのだ。今までの苦しみは私がお金を持っているからで、私が借金まみれになればその苦しみから解放されると言う事を。
その後、色々あったが1年後には一戸建てを建てて、離婚していたはずの両親とそのうち新しい旦那と子供がこの家に住むことになる。
両親は年金開始年齢で早々に死んだ。そもそも年金を掛けていなかったので全く損はしていない。そんな運命だったのだろう。
借金をしたいがために購入した家が、そのうち余裕ができるようになった。誰も金の無心には来ないし、子育ても住宅ローンももうすぐ終わる。
今では親のおかげだと感謝している。
これは身内におこった出来事で、まだ揉めている途中なんだけど…
Twitterに書いても途切れ途切れになってしまったから、ここにも書かせてほしい。
本人は、ネットとかあんまりだけどとりあえず載せてほしいということで…話をまとめてみた。
…
…
なんとか、1億円までは返済が済んでいます。
さらに手持ちの土地を5,000万円で売却するので4,000万円を返済することで合意。
…
…
この土地は信用金庫の担保に入っているため、売却のため担保解除を依頼したんです。
しかし、支店長が変わったとたん4,200万円の返済を一方的に要求されました!
「4,200万円と経費を除いた残金すべてを信用金庫の通知預金にします」といきなり言われました。
買い手さんからも、遅くなると取引出来ないと言われていたので、これを仕方なく受けました。
…
…
その後も、
担保解除について2週間先を指定しても「日数が足りません」と言われ、
委任状を依頼しても「支店にはありません」とのやりとりが続き、本店へ出向きました。
本店で聞いたら「支店にもひな形があります。担保解除も遅くとも1週間でできます」と言われ、支店での嘘が発覚!
これは支店が悪いのかと思っていたら、
信用金庫側から「この件は県の保証協会へ連絡する」と言われたので、支店の対応を報告してくれるのかと待っていました。
そして、
信用金庫の次長から「会社の法人税や個人の所得証明書の提出依頼が保証協会から来ている」と言われ金庫へ持っていきました。
が、後日自分から県の保証協会へ確認した所「依頼しておりません」と言われ唖然としました。
また、当社の決済時の内容も提出していたのですが、その情報を取引先の不動産屋が持っていました。
…
…
そして、
いろいろありましたが、もう疲れてしまい4,200万の返済と通知預金は受け入れました。
しかし決済当日に支店長からいきなり、「通知預金から納税額を引いた残りの金額もすべて借入金の返済とします」と言い出したのです。
これを受けないと「担保解除証明書」は持って帰る。と、強引に押し切られました。
口約束だけでしたので後日、本店融資部課長等を交えて何度か話をして、出された条件に付いての文章を作成し書名捺印をお願いしましたが、断られました。
「では、これは条件ではないのですね?」と聞くと、
「いや条件です」とのくりかえし。
こちらには条件として出しつつも、証拠となる文書は残さない方針のようです。
「このような事は、他にも普通に行われていることですか?」と聞けば、
「この件でこんなに時間がかかったのは初めてです」
と、他にも同様のやり口があったかのような回答でした。
…
…
このような理不尽な事が自分の身に起きるとは思わず、どうしたらいいものか。
とにかく、T信用金庫はまったく信用できません。
…
…
聞いたまま代筆しました。
優しそうに見えるから足元を見られたのか分からないけど、信用金庫側があまりにもひどい対応でびっくりしている。
同じようなことってよくあるの?
結婚して約3年、共に30代前半で子無し(近々ほしい)、マンションを購入しようと思っている。
条件にピッタリの物件がちょうど見つかり、説明と見学を受け、あとは決断した旨を担当者にメールで送るだけ。
皆さんの様々な意見を聞かせてほしい。その上で自分で判断したい。
主なポイントは2つ。
動機としては単にずっと引っ越したかったから。山手線沿線エリアで2DKの50平米くらい、家賃9.5万の古いアパートに2人で住んでいる。エリアでの相場からしても格安とまではいかないまでも、結構な割安感。そのため他の居住者もあちゃーな家族が多く、トラブルにまでは至らないが、騒音がひどかったのでずっと引っ越したかった。
ただ、そんな動機でこのタイミングでマンションを購入していいのか難しい。
騒音はこれまで我慢してきたし、子供ができたわけでもない。ただ将来を見据えて少しいい部屋に住みたいよね、というレベル。こんな感じで決めていいのか。もちろん自分1人でも最悪返せるくらいの、ちょうどいい価格帯で探してはいるが。
また、思いつきで探し始めて1ヶ月弱しか経っていない。新築のモデルルーム2件と中古マンション3件見ただけで決めて良いのか。相場からして1年で1~2件出てくればいいレベルの物件だとは思っているが、すぐに見つかり不安になっている。もしかしたら思い込みで、数ヶ月待てば同様か少しいい条件の物件が出てくるのでは?ただそうでなかった場合、今の物件は手遅れで、次の希望の物件が出てくるまで下手したら数年は同じ家に住む必要がある。。
難しい…難しい…。
ご時世的?に今購入するタイミングなのか?という疑問もある。不動産は上がり続けており(イメージとしては5年前から+1000~1500万、それ以上のとこも)、年収が変わらないとしたら早く購入した方が選択肢は広い気がする。しかし、空き家も増えてくるという情報もあり、今はバブルの最中だとも言われている。5年したら価格帯が下がる、良い条件の物件が出回りだす可能性も全然あると思っている。素人にはわからん。。
※引っ越す選択肢は今のところない。引っ越しにお金掛けるのであれば、旅行いったり美味しいもの食べたり、物件購入の頭金にしたいという気持ちが両者で強い。子供ができたら別。
新築のマンションなんて買えると思っておらず、当初は中古マンションに絞って、希望の沿線と価格・広さ(70平米で3LDK)・築年数(20年以内)で探し始めた。そこそこちょうどいいのが数十件ヒットしたため、勢いで見学だけさせてもらった。恥ずかしながら知らなかったのだが、中古物件は基本的に自分たちの費用でリフォームする必要があるということを教わった。リフォーム済みの物件もあるが、その場合利益分の金額もおおよそ乗せられているので、自分たちでリフォームを依頼するより少し割高か良くても同程度。リフォームの金額的には3LDKで400~500万程度(壁床水回り総取替)。それに諸費用が物件の金額の約10%程度乗っかるため、あれよと世帯年収の5倍くらいには膨れ上がる。それだけでなく、中古は管理費と修繕積立金が高いので、月々の支払いにもしっかり乗ってくる。。
うーん、中古マンションなら自分1人の年収の5倍程度に抑えたかった、というより抑えられると甘く考えていた。今の家賃+1万くらいで広いとこ引っ越せると思ってたが、不動産の上がり具合舐めてた。。住み替えで売ることも考えると築20年以内がギリギリかなと(なんとなく)思っていたが、予算を同程度まで落とすのであれば、築40年~50年くらいまで条件を落とさないといけない…。将来住み替えたい(売りたい)と思っているので手を出せないし、マンションの治安(住民の層)にも不安が募る。
そんな中見つかったのが今の新築のマンションだ。条件としては沿線・価格(ローン借入金額)・広さが同程度。ポジティブな要素としては築年数が20年近く若くなる、ネガティブ要素は徒歩が+5分強というところ。対新築では価格に対しての広さは破格だと思っている。希望にピッタリかつ新築であれば世帯年収5倍に収まれば少し背伸びしてもいいかなと考え始めた。
SUUMOレベルではあるが沿線沿い調べても一番自分たちにピッタリの物件で、自分としては現時点で他に候補とする物件はない。
※配偶者は+5分が微妙だと思っているが、新築に対する憧れと葛藤している
沿線と広さを固定して考えた時に、築年数(40~50年)を許容して家計の余裕と駅チカを取るか、将来も見据えつつ(リスクはある)現在の住環境を取るか。悩ましや。。
購入か賃貸かは自分の中では結論が出ている。引っ越すなら購入したい。
引っ越す選択肢は現状無いと上述しているが、その理由の一つとしてもう少し広い家に住みたいと思っているからだ。
自分は8割方リモートワークであり、数年でフルリモートになる可能性もある。だからもう一部屋どうしてもほしい(配偶者の要望)。収納も足りなくなってきているので、その面でも広い家がよい。
自分はイビキがうるさいため、寝室も分けたいと言われている…(;;)
今購入を考えている物件のレベル(主に沿線と広さ)で賃貸探すと、月々の返済額の+4万くらいするんですが?賃貸なので築年数を無視してもそのレベル。築20年以内なんて贅沢言ったらまた賃料上がるじゃん。改めて今住んでいる山手線沿線のエリアでファミリーで暮らしている人ってすごいわと実感した。みんな金持ちだなー。
今の生活水準(お金面)で住む部屋のグレードを上げるなら、購入一択ですわ。もちろん購入のリスクはあるけどね。
※ちなみに沿線の変更も選択肢としてない。配偶者の通勤を考えると、沿線変えたら転職しないといけない。あと自分的には都内で遊びたいので、沿線の極端に奥も嫌だ。
■余談
新築マンションは投資の側面で見られすぎていて、見識者(笑)のコミュニティ(笑)のレビューなんて読む価値無い。人気エリア×駅チカ×価格×その他(設備や周辺環境)でしか語ってない。
投資する価値があるか(将来的に相場が上がるか)の目線だけのため、お金持ちの道楽ポエムだったりギャンブラーの考察程度の価値。
自分含む庶民が気にしすぎる必要は無いと思う。もしかしたら中古マンションも同じかも。
※購入したいと思っているマンションのレビューボロクソだったお…(;;)
あと賃貸vs購入の議論(パラメーターは複数あるにせよ)ってまじで不毛だわ。どっちが得だ損だ言っているけど、賃貸が得なことなんて一つもない。
毎月同じ金額出すのであれば、庶民レベルでは圧倒的に購入した方がいい物件で暮らせる。
ただ、働けなくなった時や、動きにくくなったり、資産価値が落ちるというリスクは多分に購入側についてくる。(それを得勘定してるの…?)
どっちが得だ損だなんて、結局金持ち目線の戯言。自分たちの生活を見据えて、それに合った判断するのが良いよね。
購入するための言い訳と不安を長々と書き並べただけになってしまった。。
■追記
トラバしてくれた人ありがとう~!!!背中押してもらえて嬉しいーーー!!
外野の冷静な意見も確かにだし、やっぱりみんな悩みながら決断したり、決断しても悩んだり、不安は少なからずあるよね!
何かしらクソなところ絶対出てくるけど、新築だしで乗り切ろうかな~と思ってる!!
ありがとう~~~^^
ぬう
企業が赤字が続いても「会社を畳まない」理由はいくつかあります:
- 改善の見込みがある場合:
会社が一時的に赤字になることは珍しくありません。市場状況、新製品の開発、業務改革など、経営改善の見込みがある場合、企業は継続することを選ぶことが多いです。- 潜在的な価値:
会社の資産(例えば知的財産や顧客リスト)は、事業が一時的に赤字でも、未来の利益を生み出す可能性があります。- 社員の雇用維持:
企業は社会的役割を果たしており、特に雇用の提供はその重要な一部です。企業の経営者や所有者は、従業員の生計を守るために、可能な限り企業を続けることを選びます。- 会社の畳み方の難しさ:
会社を畳むこと自体が容易な作業ではありません。破産手続きは複雑で時間も費用もかかります。また、企業が借入金を持っている場合、それを全て返済する必要があります。- 感情的な要素:
経営者にとって、企業は単なるビジネス以上のものであり、自身の夢や情熱、人生の一部となっている場合もあります。だからこそ、多くの経営者は最後まで企業を守ろうとします。- 経営の改革と助成金:
赤字状態でも、経営改革を行ったり、政府の助成金や補助金を活用したりすることで、経営を立て直す可能性があります。ですから、一概に赤字が続く企業は畳むべき、とは言えません。上記の理由により、経営者は多くの場合、可能な限り事業を続けようとします。
なんか酷いことになっているので、学校の調査発表と元顧問の公開したYouTube動画を見て、簡単にまとめてみました。
本件の本質的な問題として、「技術工作部」の顧問(退職済)が所属する学生に借金を背負わせて卒業させていたという点があります。
返済は「部への寄付」という形を取るため、元顧問に言わせれば借金ではないそうですが、将来の寄付を約束させている時点で借金と変わらんのです。
ではなぜそんな事になったのか。
学校から支給される予算だけでは足りず、それ以外の活動資金は、元々は高校2年生の部員が負担する制度だったそうです。
中高一貫校なので中高生が入り混じって活動しているわけですが、最大6年間の活動の中で、高2の時だけ負担するということです。
赤字になれば高2の部員で頭割りして追加徴収し、余った場合は残金を頭割りで返却したそうです。
この時点でまあまあ意味不明な制度ですが、これに保護者から負担が大きいとクレームが入りました。
そこで、元顧問がポケットマネーから100万円を部に貸し付ける形に変更したそうです(学校には報告していません)。
そして学校から下りる予算やイベントの物販の売上等でそれを相殺し、年度末に元顧問に返済するというお金の動きになりました。
足りなかった分は後述するようにその代の2年生が借金として背負うので、現役生の時に払う形から、卒業後に払う形にスライドさせたということです。
学校側のチェックがガバガバだったのもあるのですが、せっかく複式簿記にしたのに、結果として会計がブラックボックスのやりたい放題になりました。
それが退職、引き継ぎの準備の最中に発覚し、部の活動停止処分にまで至ったわけです。
詳しい事情は分からないのであれなんですが、高校の部活なんてサッカー部や野球部でも諸々あって年間十万~数十万はかかるものじゃないですか。
芝中・高校は中高一貫、かつ高校からの募集がない特殊な私学です。
そこに通わせる程度には余裕のある家庭の子息しかいないはずですが、保護者からのクレームで部員から活動費の徴収ができなくなるってのは、年間どのくらいかかってたんですかね…。
高校3年の1年間を大学受験対策に使うという事情から、おそらく部内の最高学年が高2なのだと思いますが、2年生に全部負担させるというのはよく分からないですね。
素直に全部員から徴収すれば1回あたり、一人あたりの負担が減ってクレームも出なかったのでは、と思います。
貸借対照表にある「貸付金」。
これは、その年度の会計が赤字だった場合に、部員に課される「寄付の予定額」の合計だそうです。
何を言ってるのか分からないと思うのですが、つまりこういうことです。
その年度の会計が赤字になった場合、足りなかったお金の出処も当然元顧問です。
元顧問は、この赤字分をその年度の2年生の責任とし、負担するよう要請していました。
しかしそこは教育者としての良心なのか分かりませんが、出世払いとしました。
それが「部への寄付の約束」で、予定された金額が「貸付金」に加算されることになります。
この「貸付金」の金額はそのまま「短期借入金」の100万円に加算されます。
報道で公開された貸借対照表では「短期借入金」が175万円あったので、その内訳は元顧問の「元入金」が100万円、寄付の予定が75万円分あったということです。
「貸付金」とは「誰かにお金を貸しました」という項目であって、要するに債権です。
そもそも貸していないのであればそのお金はどこから来たんだという話になりますし、元顧問のポケットマネーなのであればこれも「短期借入金」の方に入れ、「元入金」の金額を変更すべきでしょう。
借金だと認めるのであれば「貸付金」でOKかもしれないですが、すると今度は部活の顧問が部員に借金を背負わせて卒業させていたという倫理上の問題があります。
いずれの場合でも問題なのですが、帳簿に「貸付金」と記載したことからも分かるように、実態として借金であることは疑いようがないと思います。
また、現役部員に特定の代のOBを狙い撃ちして寄付を求めるという借金取り紛いなことまでさせていた点は悪質と言って良いと思います。
さて、元顧問はしきりに複式簿記であることを強調し、「簿記が分からない人には理解しにくいかもしれないが」と話していましたが、失礼ですが馬鹿なのかなと思いました。
記載内容が独自ルールの塊なので、簿記が分かっても理解できるはずがないんです。
ご自身でも話していましたが、不適切会計の解消にむけて、公認会計士が見ても分からないから会計担当をしていた元部員と協力して確認作業をしているそうです。
公認会計士が読んで理解できないような帳簿は、帳簿とは呼べません。
ところが帳簿上の実態は元顧問が補填した赤字額のことであり、元顧問本人は「金を貸したわけではない」と説明しています。
元顧問の動画では「基本金(資本金)」についても説明していました。
企業ではないのに「資本金」とは?という疑問への答えらしいのですが、これは「寄付金収入」のことなのだそうです。
「寄付金収入」はその年度の収入として計上するのが普通の会計処理なのですが、「OBが部へ寄付しているのだから、収入として扱うのはそぐわない」という意味不明な理屈で「基本金」に繰り入れていたそうです。
要するに、「基本金」という名前を付けた「謎のプール金」だったということですね。
そもそも会計上の「基本金」とは学校法人が学校の運営のために確保してあるお金の事なので、部活の会計勘定に「基本金」なんてものは存在しないのです。
存在してはいけないものがある以上、見た瞬間におかしいと気付きそうなものですが、学校側は本当に何も確認していなかったのでしょうね。
動画では「お祭りの寄付金みたいなもの」なんて言い方もしていましたが、それこそ「寄付金収入」として扱うに決まってんだろバーカと思いました。
(きちんとした話をするなら「基本金」と「資本金」は別物ですが、それは別のお話。)
複式の帳簿は単式帳簿よりお金の出納を詳しく追えるのがメリットなのですが、
「これはな、学生に借金背負わせてるなんて言えないから貸してないことになってるけど、実質的に貸してるから貸付金なんやで」
とかやってたら台無しなんですよ。
「この貸付金は誰に貸したんですか?」
「いえ、誰にも貸してないですよ」
「えっ?」
「えっ?」
みたいな会話があったんでしょうか。
・借用書を交わした一般的な形式ではなく、返済期限も特に定められていたわけではないものの、将来の寄付を約束させている時点で実質的な借金である
・帳簿には「誰(何回生)にいくら貸し付けたか」が記録されており、卒業生の借金は部によって管理されていた
・卒業生への寄付の要求は現役部員が行っていた(高校生に借金の取り立てをやらせていた)
・借金の返済を「寄付」という形にしたことは、借金であることを隠蔽する目的があったとしか考えられない
・そもそも、元顧問が自身のお金で部の活動資金をまるごと建て替えた事自体が、活動費の管理・運用の観点から間違っている
簿記やってる人からすると吐き気がするレベルの内容だと思うんですが、企業がこんなことしたら、ほぼほぼ間違いなく粉飾決算です。
会計担当をしていた部員は会計系の企業に就職した人もいるそうなんですが、恩師のクソ会計を今どんな気持ちで見ているんでしょう。
気の毒です。
元顧問については、技術系に関しては能力があり、熱意もある優れた指導者だったのかもしれませんが、その代わりお金の管理に関する倫理観がバグっていたのでしょう。
あるいは、お金が原因で学生の活動の幅が狭められてしまう事に歯がゆさを感じていたのかもしれません。
お金の管理方法を使いやすい形に捻じ曲げてでも、その思いを果たしたかったのかもしれません。
指導者が自ら率先してルールを逸脱し、その姿を教え子に見せることに何の葛藤も抱かなかったのでしょうか。
https://anond.hatelabo.jp/20221219212801
マスコミ関係者が実名で暇アノンという単語を使いまくっていた。
これほあからさまに暇空氏が非難されることはまったくないのにも関わらずである。
@T_akagi
暇空自身が
「仁藤を黙らせるためにやっている」と告白しているのに、
そもそもでたらめな行動をやるのは不正会計で税金チューチューしているからであり、黙らせられて当然なわけです。嫌だったら領収証を出せばいい。あんな黒塗りがある領収証、有印私文書偽造の可能性もある。
また、このような指摘はすでに「終わった話」であり、全く問題にならず、問題にするほうがおかしい。
@T_akagi
ほんこれ
仁藤氏のオタク嫌悪というか、歪んだ認識には閉口させられるが、
それでもあちらの主張を聞く価値はある一方で、
@Koiramako
あれ?暇アノンのみなさんは、こっち詰めないの?
@news_postseven
16時間
森雅子・総理補佐官 借金6000万円不記載の政治資金規正法違反疑惑が浮上
https://news-postseven.com/archives/20221218_1823817.html?DETAIL
6000万円もの借入金を書き漏らすような金銭感覚の政治家が総理補佐官を務める政権が、国民に増税を納得させることなどできるのだろうか。
それを言い出すと、4団体で1億を超えているコラボ、ぱっぷす、BONDプロジェクト、若草プロジェクトはもっと悪質という事になってしまう。
それこそあり得ないほどに。
年収200万でも、農機具類の減価償却費が年間300万あったので、年収500万という扱い。
(追記:年収というのは事業収入の金額で青申特別控除後。うちは給与所得はゼロ。収入=年商はもう1桁上です。)
いや、減価償却費は長期借入金の返済財源にしていて、農機具の未償還額1000万以上あるんだけど。
(追記:
事業の借入は個人の借金に含めないで審査される。まぁそれはわかる。
減価償却費は既に支払済みで事実上出費を伴わない費用だからキャッシュフローを考えるときには収入に足す、これもわかる。
でも、事業の返済額考えないっておかしいでしょ。確かに年間の返済額は青申の書類じゃわからないけど。
なおプライベートの車は住宅ローン対策で中古車を現金で買ったので、完全に無借金扱い。)
いいのかこれって思ったよ。オレオレ証明書じゃねーか。
いちお言っとくけど、無理に住宅ローンを組んだわけない。
返済額を今住んでるところの家賃と同額にして、返済には困んない。
会社員の年収200万と個人事業主の年収200万は生活レベルが全然ちがう。
妻に給与払ってるので世帯年収はもっとあるし、なんといっても生活費の一部は経費負担できる。
家は事務所でもあるから家賃・光熱費・携帯代・ネット代も一部経費だし、ガソリン代もかなりが経費だし、
あとは米の収入が確実に入る11月にボーナス返済当てたくらいで、それでもやばい時のために当座貸越も組んである。
広域連合の機能が集まっている市なので、市内には総合病院も複数あるし、
消防もすぐ来るエリアだし、保育園も待機ゼロだし、ショッピングモールもあるし、映画館すらある。
車で10分まで離れれば坪4万切ってくるところも。ただし土地が広いので最低でも100坪からという感じ。
場所選べば3000万あれば家が立つようなところだ。
僕は田畑から少し離れるし高いけど、市街地に家を建てるのを選んだ。
子供が家を継ぐような時代ではないが、不動産は引き継がれてしまう。
こんだけ優遇されるんだから、いやほんと農家の住宅ローンは農協一択です。
追記:専従者給与払っても社会福祉関係は世帯年収で見られるので審査には影響せず対象にはなりません。
この程度の所得なので一括償却資産とか使えばまだまだ課税所得落とせるけど、
さすがに年金免除・住民税非課税の状態までいくと住宅ローンは組めないんじゃないかな。
トーゴーサンって言われたいた(つまり農家は一番脱税しやすい)のは、米を現金取引や現物取引で動かしていた時代の話で、
節税は合法だけど、脱税は絶対あかんよ。特に売上隠しは問答無用で悪質と判断されると思う、それこそ信用・カネ、いろいろなものを失う。
経済学上の投資と言われるのは、資金調達して支出する行為。住宅投資、設備投資、研究投資など。金融市場に金を入れるのは金融投資だが、それだけでは金融市場で止まってしまう。
あくまで金融所得は、株式や債券発行をして資金調達しての設備投資や研究投資に再投資したものは減税、それ以外は増税とメリハリをつけないとならなかったんだよ。
さらに、税制のメリハリをなくして法人税を減税したのも良くなかったな。貯め込んでも減税で貯め込まれて不景気になってますます設備投資や研究投資をしなくなるという悪循環に陥った。
また、日本の資金調達は借入金主体にも関わらず貸し剥がしをした。バブル崩壊で土地を担保にするという枠組みも崩壊した。これで企業が借り入れを嫌うようになった。一方で増資に67%の賛同が必要だったり、優先株を発行するハードルが高い。このあたりの資金調達を使いやすくする必要がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed1a2fab6a47d2904537a6fc5662d011702ce18
国債と借入金、政府短期証券の残高を合計したいわゆる「国の借金」が2020年12月末時点で1212兆4680億円となり、初めて1200兆円を突破した。
財務省が10日、発表した。同年8月1日時点の日本人の人口(1億2333万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約983万円に上る。
またこの記事だよ。相変わらず国の借金を煽るような記事流してるけど、「国の借金」という表現はウソだからな。まだ信じているやつは今すぐ目を覚ませよ。
正確には「政府の負債」ね。国債は日銀当座預金という政府と銀行との特殊な預金によって決済されるのであって、その貸し借りに国民のお金は直接影響しないし誰も損しない金。「信用創造」とかで調べてくれ。だから負債と言っても帳簿上の記録にすぎないから、返済しなくても問題ないし、残高を見ることにも意味がないってこと。そして、政府が予算執行して民間に支払われると「国民のお金」が増えることになる。当たり前だ。つまり、政府の負債=国債発行=貨幣発行なんだよ。
また「国の借金」という言い方をした場合は、海外に対して日本がどれだけ借金をしているのか、という意味になるが、それでも日本の対外純資産残高は増加傾向であり、海外から見れば29年連続世界一のお金持ち国家である。まぁ、裏を返せば国内ではなく海外にお金が流れてしまっているわけだけど。
それは、政府がいくらでも国債発行して支出できることが国民に知られれば、これまで行ってきた政策ロジックが崩れるからだ。
これでは、国にお金がないと言って増税してきた保険料や消費税についても辻褄が合わなくなる。だから財務省はじめとして多くの政治家や経済学者達は、必死こいて「国の借金は将来のツケ」であることをアピールして国民を騙し続けようとする。自分たちの間違った政策によって、日本が長年デフレで苦しみ続けてきたことがバレないように。
また、この不景気における緊縮財政は、グローバル政策や民営化を進める上においてもてっとり早い。
例えば、国民は国にお金が無いと信じ切っているため、国民同士でパイを奪い合ってしのぎを削り合うことになる。すると、ますます貧困や格差を進めてしまい、やがて批判の矛先を政府ではなく国民自信に向けて攻撃しはじめるのだ。最近でも、「高齢者はお荷物」「高所得者に児童手当はいらない」「倒産する事業者や貧困は自己責任」といった論調で国民同士叩き合うみたいなことが実際に起きているよね。そしてそこに竹中平蔵がやってきて甘い言葉を囁くんだよ。「みんなお金欲しいでしょ。解決方法あるよ。BI始めるのどうかな」←今ここ
もちろん彼が狙っているのは社会保障の破壊だ。郵政民営化や雇用の規制緩和と同じ手法で、BIを行う代わりに生活保護や年金、健康保険といった国の事業を廃止させ、新たなビジネスをねじ込ませて利益誘導を狙うお馴染みの手口なんだよ。竹中平蔵だけではない。外資系企業も日本へのビジネス参入を狙っているかもしれない。特に今みたいな国難で無力化している時にこそ、国民からの賛同も得やすいからね。資本経済における新自由主義体制では、こうやってハゲタカ達が虎視眈々と国益を吸い取ろうと狙っているんだよ。もう同じ過ちは繰り返したくない。だから賢明なはてなーの皆さんは、このウソには騙されないようにするんだぞ。
(BIに反対したいとかではないので誤解無きようお願いします)
中小企業の役員だが、昨年来コロナを理由に助成金2000万を受け取り、低金利・無保証で3000万の新規借入を受けられた。gotoも間接的に恩恵を受けた。お陰で社員のリストラは避けられたし、借入金があるから売上0でも半年は運転資金に困らない。
はてサに言わせれば、俺は利権に群がるアベ友スガ友であり、こんな奴がいるから政権支持率は30%を切らないらしい。
もうね、アホかと、バカかと。
助成金使っただけで特定業界の利権呼ばわりかよ。一律10万配れって社会主義か。そもそも乗数効果が生まれる公共事業の方が景気押し上げにつながるのは、散々過去に議論&実感してるじゃねーか。
結局はちゃんと働いたり商売やってる層が救われることに対する嫉妬なんだろうな。反体制なはずの芸術系にも多額の助成金出てるのに、そこら辺は一切叩こうとしないし。社会主義は30年も前に失敗したし、社民はもはや泡沫政党だぜ。現実見ろよ。おじいちゃんたち。
おおむね良いことだと思うので大筋同意なのだけれどすこしだけ、二つだけ加えさせてほしい。
まず一つ目は信用について。
「信用」とは本人が保持するものではないということ。
これの量が信用であり多ければ多く信用がある。少なければ少ない。
これは本人が持っている信用を一次的に具現化しているものだからそうだと言える。
ならば「信用」の本体はどこにあるのか。銀行の台帳に書いてある名前が「信用」そのもの。
ネットでは顔と名前を出した時点で銀行に口座をつくったようなものになる。
そこから、その口座にいくら入れたか出したかの記録が信用となる。
銀行から出した金が当人の口座に入ってる、信用が口座に振り込まれているということは銀行が帳簿の上では貸付として信用をマイナスというリスクを背負って、口座の当人に現金という信用をプラスにしている。
もちろん、借金が出来る前提はあり借金ができない人もいる。もともと信用がないものには貸し出さない。
これだけで伝わる頭の良い人たちばかりで良ければよいのだけれども、念のためにもう少し信用について話したい。
小切手が現金に変わる信用として出てくるが、これは銀行振り込みを手動で行っているのと同じ。
現金持ち歩いてないけど今すぐ振込をしてあげたいが端末がない、現金持ち合わせもない、銀行にはあるのだが、という時に使うもの。
その紙切れが信用を使って現金にできる、というわけではない。
日本の硬貨には日本国と書いてある。これは政府発行通貨でその資本は日本にあるもの全てがそうだ。担保がある。
これを交換するときにわざわざ土地と船を交換するときに土地を持って行って船を持ってきた客と交換するのかというと無理があるから金に変えている。
小切手みたいなものだ。その商品の換わりに政府がそれの価値を保証している日本のものだ。
日本の価値そのものなので、それを偽造することは日本で起きる事実や日本がそれを事実とみとめるその基準を歪ませることなので重大な罪になる。
その他に日本銀行が発行している券がある。いわゆるお札だ。これは「信用を価値とする」ものだ。
担保がない。可能性について、未来について、予定について価値をつけるものだ。
等価交換から貨幣の話に入ることもしばしば見受けられるとおもう。しかしそれはすぐに理論が破綻する。在るものを交換しても経済は成長しないからだ。
1年かけて工場を建設し、5年かけて生産を伸ばし、そこでイニシャルコストを償却して純利益を伸ばしていく、という事業計画があったとする。
するとまず最初に5年分の出費と収入分の現金が必要になる。そんな金があったら工場なんかつくるより投資したほうが得なのでは。
そもそもそんなに土地や物資や資産を持っている人間がいるわけがない。純粋にそれらを損失させて事業を成す人間などいない。
なので少ない資金から事業を「借金して」始めるわけだが、どこにその「借りてくる金」があるのか。そんなものは存在しない。
なぜなら未来へと時間が経過していくにしたがって誰かが何かの事業で増えていくもののそれであって「現在には存在していない」からなのだ。
ではその「架空の未来に存在するであろう価値」をどうやって現在に持ってきて現金とするのか。それが信用なのだ。
その未来分を持ってきて現金として発行するのが「日本銀行券」なのだ。そのお札そのものが信用であり履行されるべき約束であり生産されるべき未来なのだ。
つまり、信用というまだ実っていない未来を現時点の価値として、銀行の担保で現時点の価値へと「銀行がリスクを背負って」物資と交換する貨幣つまり日本の価値保証と変えているのだ。
その信用を託された人間、借金をした人間というものに現金として具体的に目に見える形で「信用」が移るので、まるで借金をした当人に信用が移っている、あるように見える。
人間に信用が付くわけではない。信用という銀行が前借したリスクを、誰を使って回収するかという選別によって一次的に価値を借り受ける人間には、実質「リスク」はない。
貸倒というものがある。貸した金が帰ってこないということだ。これは何のリスクなのか、少し考えればわかると思う。
言い換えて現金を手にもっているそのお金の重みが信用だと、上記を理解したうえでなら言っても問題ないし言葉としては同じだ。
もし仮に「信用を買った」というのであれば、それはだれかの未来を履行されるべき内容のもとに買い取ったということになる。
誰かに恩を受けたからそれが信用として、といった形で信用をつかうのはいわゆる信心である。個人的に個人的なポリシーのもと可能性を信じるのはそれぞれの勝手だ。
良い人だから裏切るはずはない、などと信じるのは個人の勝手だ。金が絡むと親族でも豹変するなどの事はあるだろう。個人が信心をもとに行動すると結果はそんなものだ。
証書をとり担保をとり連帯保証人を立てる、それくらいは信用について必要なことだという事は個人間取引をするのならわかるだろう。
重ねて、信用とは貸出側の帳簿にあるもので、個人が持っているものではない、買えるものでも譲れるものでも人から得るものでもない。
信用についてはここまで。
次に、マルチにハマって経済回してる気になってる事についてなのだけれども、経済学をやっているのならまず帳簿をつけていないのではないか。
帳簿をつけてほしい。
まず、クラファンで金が入ってきてるってそれは「乞食をしている」だ。
金をくれとしかいってない。そんなものは銀行に事業計画書を持って行って借りたらいいものだ。なんなら信用金庫でもいい。
なぜしないのか。返さないからだろう。返す当てがないから。現金が欲しいだけだから。
「信用」ではないのだ。その金は。
未来に発生するバリューがないことがその時点でわかっているのだ。
発生した利益を還元しますと言えないのだ。生産をしていないのだ。経済活動をしていないのだ。ただ消費して消耗しているのだ。
そして何を売っているのか。それが価値があることなら、損失をしていても価値があるのならNPOになるべきだ。
それならば寄付が受けられる。プペルトラックなんて価値はないと初めから決めつけて事業を開始するのは心苦しいだろうけれども収益があがらないとはじめから予見されているのだからしょうがない。
それでも絵本を見せたい。子供たちに笑顔になってほしい。そう思うのなら寄付を募るべきだ。前後したがクラファンでもいいだろう。
NPOともなれば各業界から支援が受けられる。事務に必要なもの、決済や運営に必要なもの、数多くが無料で得られる。活動がさらに有益であるとされるのならば公益もとれるだろう。
営利活動目的をしている団体、いわゆる一般企業もCSRの観点からそういう協力は惜しまないだろう。
なぜすばらしい活動に自費で挑むのか。
さらに言うなら、良いことを損失覚悟でやることについて商材そのもの本体の提供者が割引をしないわけがないだろう。
定価で商品をサロン生に卸して勝手に売って個人の収益にしてもいいよ、なんて言うわけがないだろう。
仕入れの値段、借入金、事業計画、収益、帳簿はエクセルでも100均のメモ帳でもいい。簡単なものでもいい。覚書として数字だけ書いていてもいい。