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2024-06-08

国会図書館デジタルコレクションで見る明治時代新撰組の扱い

明治時代新撰組庶民からどのように思われていたのかを調べるために、庶民の目に触れていそうな(?)雑誌記事だとか読み物だとかを抜粋していく。

明治10年『昔今豪雄見競鑑』

こちらは明治10年頃の「番付表」を集めた書籍のようだ。

『昔今豪雄見競鑑』は歴史上の英雄明治期の英雄を対比したものだが「都ノ猛勇 悪源太義平」と並んで「脱走ノ勇士 近藤勇とある

近藤勇ってどっかから脱走したっけ?と思ったが、幕府瓦解後の旧幕府軍のことを「脱走方」と言ったらしいのでそのことだろう。

同じく「古今英雄競」「本朝今昔英雄鑑」「古今英雄三幅対」などにも近藤勇の名が挙がっている。

このような番付でよく名前が挙がる程度には知られていたらしい。

明治16年『徳川義臣伝』岡田霞船

まずは近藤勇について。

近藤勇武勇衆に秀で当時其英名尤も人に知られり新徴組の隊長となりて始め京師に在り又大坂に退き伏見の戦ひ幕兵乱るる中より取て返し迫る官兵を追捲り銃丸足に当ると雖も屈せず大ひに勇名を現し江戸に返りてより諸士を煽動して甲府に至り勝沼駅にて寄手を破りしが遂に衆寡せずして敗軍なし残兵を率いて走りたるが官軍厳重に探索を遂流山に於て勇(いさみ)を捕へんとす勇(いさみ)力戦して縛に就き板橋駅にて斬せらる

新徴組と間違えられとるやんけ!

新撰組時代よりもその後の甲陽鎮撫隊時代のほうに力点が置かれた説明のような気もする。

土方歳三も紹介されている。

土方歳三幕府の旗下にして始め京師にあり伏見鳥羽戦争破れしより江戸に返り諸士を募り主家を再興せんと謀り軍議を決して榎本永井の人々と共に品海を脱し函館に趣き尚ほ奥羽の士を募り官軍の来るを待受屡々寄手を脳す然れ共官兵は新手を入替無二無三に攻立たるに脱兵防戦に尤も苦む歳三毎も真先に進み敵を切る数十人に及ぶ後乱弾にあたりて死すといふ。

新撰組について何も触れられてねえ!

とはいえ「義臣」と銘打っているだけあって悪いようには書かれていない。

明治18年『汗血千里駒』坂崎紫瀾

『汗血千里駒』は坂本龍馬主人公として、その名を一躍有名にしたという小説。その龍馬暗殺犯として近藤勇が登場する。

縦令ひ其不意を打ちたるにもせよ鬼神と呼ばれし海援陸援の両隊長をば斯く容易く一挙に斃し負せる其の手練と謂ひ肝気と謂ひ天晴れ日本一の剛の者と思はるるも実に理りなり彼の刺客は当時徳川将軍の御内に其人ありと聞えたる新選組の旗頭近藤勇等にてありしと

近藤勇とその腹心の土方歳三が、二人で近江屋に討ち入り、坂本龍馬中岡慎太郎を斬って、「そのとき義経少しも騒がず…」と高らかに謡いながら出ていき、今際の際にそれを聴いた龍馬が「あの刺客は只者ではない、彼らのような豪胆さがあってこそ大事を成せるのだろう」と慎太郎に語る、という描写があり、これがのちの様々な作品踏襲されていったようだ。

当時幕府の亡びなんとするは天の命なり民の望なり社会自然の気運なれば今は百の勇(いさみ)ありとも亦之を如何ともすることなきをば思はずして健気にも唯忠を己が仕ふる所にのみ尽さんとしたるは愚かにも又哀れとや謂わん

時代の流れに逆らって忠を尽くした健気だが哀れな武人…といった感じで「敵役でありつつ悪役ではない」という扱いに思える。

明治22年『女侠松竹梅』奥村玄次郎

偖は其方が近藤なるか。其方幕府を笠に着て国を憂ふる正義の士を多く害せし大罪人。此処で遇しぞ僥倖なれこれまで其方の手にかかり不幸にも寃に死したる正義の志士の忠魂を弔ふための復讐せん

お松・お竹・お梅という三人の娘が勤王の志士を助けて新撰組と戦う、といった話らしい。

こうしたいかにも勧善懲悪な読み物では「典型的な悪役」として描かれていたようだ。

明治26年『活文字』鈴木力・佃信夫

近藤勇の話

江川太郎左衛門が琴の譚に比らべて、劣る事なきは、近藤勇の謡なりけり、以て幕臣中の双美とこそは為す可けれ、左に説かむ。

武勇と剛胆とは、麾下九万の士人中、勇(いさみ)ぞ其第一位を占めたりける、さればまだうら若き身を以て、新撰組の頭領として、海内動揺の中心たりし京城鎮護の命を稟げ、一時其独力をもて、鷙悍狂躁の浮浪はらを打鎮め、幕廷擁護干将莫耶とは成りたりけり。

めっちゃ褒めるやん。

土方歳三は、豪邁不屈、肝気非常の男なれども常に勇(いさみ)を相輔けて、死生を共にせむ事を約し、巴港戦死の時に至る迄、其生前の交義を追想し、風吹く日雨降る夜ども、寒窓の下に俛泣し、時世は既に望なし、片時も早く、泉下に亡友を尋ねましとぞ歎ちけるとぞ、其人をしらまく欲せば、先づ其の友を見るべかる、この一斑の譚を見ても、勇(いさみ)が全豹をぞ推すに足る。

国粋主義系の雑誌らしいんだけど朝敵をこんなに褒めていいのか。忠義を尽くして死ぬ話がやはり好きなのか。

コラムの後半では坂本龍馬暗殺の話が書かれていて、この頃はやはり「龍馬を殺した男」という印象が強かったようだ。

明治29年『近藤勇の少年時代』中野三鷹子

『家庭雑誌』という婦人向け雑誌掲載されたコラムらしい。

著者本人が古老に取材したもので、幼少期の勇が近藤周助の養子に迎えられて「近藤勇」と名乗るまでを紹介している。

是より後のことは明治維新の史にくはしく、今更いふべき要もなし、唯其妻の事継嗣のことおよび処刑後の事并びに近藤勇と尤も関係ふかき土方歳三ことなどは、世に知られざるふし多しそは又時をかへて語らん。

として次号に「近藤勇の妻及子」、また別の号に「土方歳三少年時代」が掲載されている。

婦人雑誌でも「今更いふべき要もなし」と言うほど近藤勇知名度は高かったのだろうか。

花を浮べし徳川の流れの末荒浪立ち騒ぎて、二百六十余年は名残の夢となりける時、武士道の意気地を立て貫きて、板橋の草に赤きこころの血を染めたる近藤勇の名を知る人は、函館の浦吹く風に露と消えたる土方歳三の名を忘れざるべし。

かっこいい。

明治30年『幕府名士近藤勇』松林伯知

松林伯知は、永倉新八から『浪士文久報国記事』を借りパクした疑惑があることで知られる講談師で、新撰組講談主人公とした最初期の人物だったという。

巻末に「夢物語」と題した短編が収録されていて、それは函館に入った土方歳三が「公武合体成功した新政府のもとで陸軍を率いる近藤勇海軍を率いる坂本龍馬が仲良く会話する」という夢を見る、というifルート的な内容のようだ。胸熱

本編では、坂本龍馬暗殺したのは近藤勇ということになっているし、新撰組結成前に江戸近藤勇坂本龍馬が手合わせをしていた、というような場面も描かれている。

明治30年『坂本龍馬(名士伝)』竹林巌

少年世界』という、その名のとおりの少年向け雑誌掲載された坂本龍馬の伝記で、そこに近藤勇が登場する。

人と為り魁夷、斗酒を嗜なみ、勇悍独歩肝臼の如し。幕の末路に当り新選組の長となりて徳川氏の為め新日本の活舞台上に仇すること実に巨多なりとす。彼は常に歩百歩の外に潜行して西郷大久保坂本等を暗殺せんと睨むこと茲に年ありき。就中龍馬が大勇は向に新選組百有余人をして全く色なからしめ、以て其長たる勇(いさむ)の面目を天下に唾し去り。(中略)勇(いさむ)は今や血燃え、涙滾りて自から禁ずる能わず。すなわち刎頸の友、土方歳三を招きて何をか耳語すること久し。忽ち相頷きつつ頗る決色ありき。

として近藤勇土方歳三は、二人して坂本龍馬暗殺に向かうのだった、という筋立てになっている。暗殺の場面は『汗血千里駒』を踏襲している。

明治31年『新撰組十勇士伝』松林伯知

こちらも松林伯知の講談を筆記したもの

前述の『幕府名士近藤勇』には沖田総司永倉新八は出てこないが、こちらの『新撰組勇士伝』には登場する。

ただし、沖田が天才剣士だとか、そういうキャラクター付けはまだ無く、せいぜい「名前のある脇役」くらいの立ち位置のようだ。

芹沢鴨暗殺山南敬助切腹伊東甲子太郎との敵対池田屋事件などのエピソードはある。

また、こちらでは龍馬暗殺近藤本人ではなく「近藤勇の命を受けた佐々木只三郎」によるものということになっている。

京都見廻組佐々木只三郎らが龍馬暗殺したという説は明治2年には出ていたようなのでそれを取り入れたものか。

明治41年『二十世紀之京都』

京都観光ガイドブックらしいが、壬生寺についての紹介で新撰組言及がある。

節分には疫除祈祷の為め参詣者群れを為せり、去れば維新前後天誅組と称し近藤勇土方歳三など当寺に立籠り壬生浪士といへば婦人子供の戦慄せし当時を思へば御代太平を喜こばぬ者はない

当時の京都人の認識がうかがえるものの、「天誅組」といえば倒幕派武装集団なので新撰組とは正反対存在である

単なる勘違いなのか、それとも庶民あいだでは混同されていたのか。

明治44年『幕府名士近藤勇』『怪勇後の近藤』玉田玉秀斎

松林伯知のものと同じタイトルだが別の講談師によるものらしい。

こちらには沖田総司永倉新八斎藤一らも登場するが、池田屋事件の場面において、

中にも沖田惣司の働きに至っては実に目ざましい、此処彼処と戦ふて居りまする中に、最う最後と思ふ、折りしも何処からか一人の敵が、惣司の袖の下を潜って逃げんとする 沖田「己れッ………」と云ひながら躍りかかつて、エイッ……只だ一刀に斬って落とした、其の時に急に持病の肺患が起つて其の場に気絶をした

とあり、喀血ではないが、沖田総司の発病の描写があるのが興味深い。

同じ明治44年に刊行された鹿島淑男『新選組実戦史』(デジタルコレクションには1975年の復刊版しかない)にも同様の記述があり、そちらは新聞連載をまとめたものだというので、講談師が紙面で読んで取り入れたものか。

ちなみに『新選組実戦史』は吉島力『新選組顛末記』の元ネタで、『新選組顛末記』は子母澤寛新選組始末記』の元ネタらしい。

まとめ

明治の始めにはまず「近藤勇個人が知られ、「新撰組」はそれに従属する情報にすぎなかった。

・『汗血千里駒』によって坂本龍馬の人気が高まるにつれて、「坂本龍馬暗殺した男」として近藤知名度を上げた。

近藤の腹心として土方歳三が登場することは多かったが、それ以外の隊士たちはほとんど取り上げられなかった。

近藤は概ね「維新志士の敵ではあったが立派な剣士だった」と捉えられていた。

しかエンタメ寄りの勧善懲悪ものでは典型的な悪役を演じることもあった。

・やがて永倉新八の『浪士文久報国記事』などをもとに、近藤勇主人公とした講談が演じられるようになった。

明治末にはさまざまな証言資料が揃ってきてディテールが深まり近藤土方以外の隊士が取り上げられることも増えていった。

・やっぱり京都からの評判は悪かったらしい。

2024-05-30

日本デモが起こらない理由

革命によって社会を変えた経験が無いからだと思う。

明治維新大政奉還敗戦GHQによる外部から改革にすぎなかった。

フランス革命ドイツ革命のように、一般市民王権帝政を打倒したことがない。

ヨーロッパ諸国では、一般市民が行動を起こせば政治は変わるのだ、という認識が定着しているのでしょっちゅうデモが起こる。

日本ではそれが無いのがすべてではないだろうか。

また日本では、革命が起きたら天皇家の扱いはどうするのか、という本っ当にめんどくさい問題が横たわっている。

2024-05-25

anond:20240514105256

港区千代田区中央区大名屋敷系は明治維新期に荒廃したから論外。

江東区台東区葛飾区足立区震災と戦災で焼かれてるから除外。

という具合に見ていくと、残るのは八王子だけなんじゃないかな。

2024-05-17

誰にも言えない

ある古典芸能の家。

家元とか名家やない、言うたら町のお師匠さん。

明治維新でお抱えから放り出され、おじいさん(祖父)の時代には戦争芸事が一旦わやくちゃになって、おじいさんの一人娘(母)の婿(父)は、芸を継ぐ婿と違て、ふつう会社員やった。

当時は女がする芸事やなかったから、娘に継がすことはできひんし、ちゃんと定期収入がある婿はありがたかったんやろな。

まあ、たいそうな歴史のある家でもないからね。

おじいさんは孫の自分から見たらツルっ禿げの爺やったけど、家の外に恋人がいはった。

相手は娘(母)が小学生とき担任えぐい話。おばあちゃんも、おじいさんの前でよそのお師匠さんを褒めて空気を冷やすような人やったから、おじいさんの気持ちが外に向いたのも仕方ないかもしれん。

お父さんは堅い会社の真面目なサラリーマン

自分は遅く生まれた子で、そんな父親よりもおじいさんの方を尊敬して、芸の道に入った。おじいさんの弟子になった。

孫が継いでくれるのは、おじいさんも嬉しかったと思う。おじいさんとおばあちゃんのゴタゴタも、ちょっとはマシになったような気がする。

自分は「ええ子」にしてるのが上手かったしな。

けど、お母はんは苦労しはったやろな。おじいさんが死んだ後も、おばあちゃんと入婿のお父さんの間で板挟みになったはった。

そして自分も、家の外に恋人がいる。

まあ、そんだけの話。

2024-05-03

近衛家島津家誹謗中傷する輩が政権与党になってから日本は衰退した

江戸しぐさ徳川会津末裔陰謀だろ

明治維新のお陰でこの国は徳川幕府から独立先進国入りできたのに今また薩長批判をする勢力はなんの思惑があるのだろう

今の私達は薩長のお陰で生きていられている、彼らがいなかったら未だに徳川支配されていた農民だらけだっただろう

2024-05-02

日本排外主義

いや、「的」じゃなくてはっきり明確に排外主義なんだよ、ジョー

鎖国してたし、明治維新尊皇攘夷だし

これみてみろよ

http://geacron.com/home-en/

あんたらが占拠してる大陸発見されるずっと前から日本日本なんだよ

排外主義で当たり前だろ

2024-05-01

少子化問題と、責任負いたくない問題について思うこと

周知の事実だろうが少子化問題に関しては別に日本固有の問題ではなくて、あらゆる先進国で発生している事象だ。

ここに関して、国が悪いだの、なんだのいう考えなしはここでは無視する。

まず医療技術の発達が、子どもが生き残る確率を上げたのは言うまでもない。

そしてリベラル思想の醸成により、口減らしみたい行為は表立ってはできなくなった。

どのような才能や出自を持ってこの世に生まれ落ちたとしても、あまねく子どもたちは育てられるようになった。

これが一つ、今では誰もが知っているだろう現代の大きな問題の要因だ。


ガチャ禁止

昭和中期頃まで、まだギリギリ口減らし的な思想は残っていた。

ハンセン病を始めとする病気由来のものもそうだし、生来的な障碍者差別もそう。

知り合いの親戚はとある身体ハンディを負っていたが、

周囲や、若い人の反応は気にならなかったようで、それよりもむしろ親や親戚などの身内が、

地域社会から自分存在を隠そうとしていたということに傷ついた、と語っていたのを思い出す。


どんな形質を持って生まれたとしても、成人できるようになった反面…

よく現代病などとして、最近花粉症が増えた、とか発達障害が増えた、などと言われて久しい。

これはもちろん、科学医療が発達して色々なことが分かるようになった、ということもあるし

からそういう素質を持った人はゴロゴロしていたよ、という話もあるだろうが、

一番の理由は、子ガチャが出来なくなった、許されなくなったからだと思う。

で、今になってグレーゾーンだとか、ひまわり学級だとかが見直されつつあるわけだ。


もちろん、社会全体として生物学的な多様性を保つことは、種全体としてもリスクヘッジになっているだろうし

倫理的な側面からも、人間社会が豊かになったことの証左であると言える。

だが、個人としての本人の意思はいかほど尊重されているのだろうか。


自分とある身体ハンディと、重度のADHDを抱えていたものの、そこそこの努力

周囲の助けもあり、大学卒業し、サラリーマンを経て、親の敷いたレール、つまり家業を継いだ(祖業は廃業したが)

クソボンボン野郎、という声が聞こえないでもないが、幸福度で考えても全く釣り合わない、と思う。

ノブレス・オブリージュなど聞こえはいいが、結局は社会奴隷かつ、労働者奴隷でもあるのだ。


半出生主義者ではないものの、この社会は求め過ぎではないのか

自分アメリカ式の超競争主義社会能力主義社会のように、

はたまた巷にいくらでも溢れている成功者自伝本のように、努力が足りない、

などという世迷い言をいいたいわけではない。

この努力、というものを、子ども押し付けいか?ということだ。

これからますます、勤勉で、清潔感があって、思いやりがあって、物事分別がつく、聖人君子が求められる。

もうちょっと、緩くていいんじゃないのか、とそう思うのだ。

厳しくなりすぎたからこそ…自ら世捨て人となる人が増えているのではないか

トラックに轢かれて別の人生を、自ら子ガチャをやり直すような妄想が、蔓延しているのではないか


責任世代に、救心錠剤

で、この少子化問題に関わる議論として、責任負いたくない問題がある

裏返すと、子どもを育てる親の責任重すぎやしないか問題

さらには、経営者責任者、政治家責任重すぎやしないか問題

今では部長が悪い、課長が悪い、OJTが悪い、親が悪い、環境が悪い、国が悪い等と

終わりのない他責思考と、昇進拒否退職代行のような責任回避思考蔓延している。

そんな責任を負うのなら、JTCで怒られない程度にお茶を濁すが如く耐える方がいいと。

ただ、それすらも今は…


でもさ、子育てなんて、ローグライトみたいなものじゃん

現代社会で子を持つ親たちは自分ひとりで子育てをするような、

傲慢な考え方を、いつの間にか持たされちゃあいいか

だって社会法律が、どうあっても子供を殺すな、きちんと責任をもって教育しろ、と言っているのだから

だが、お前ひとりで育て上げろとも言っていない。


そもそも人ひとりで育て上げられるはずもない。犬猫を育てるのとはワケが違い過ぎる。

人間社会性の動物であり、文字通り、社会の中で、人々と交流することで全てを身につける。

そうした側面を無視して、新自由主義的な、自らの力で全て何とかしないといけないような考え方に囚われちゃいないか

別に個人主義自由主義否定したいわけではない。

ただ、オギャーと産まれてくるのは、ただの動物だ。チンパンジーだ。

まれてずっと親と暮らすわけでもない。社会性をどこかで身につけなくてはならない。

そしてそれは、才能にもよる。マセガキもいれば、少々社会性の獲得が遅い人間もいる。


何より実際のローグライトゲームのようにリセットなど出来ないのだ。

何も持たず生まれて、何も持たずに土に還るのだ。そうした自然な循環をしようじゃないか

からこそ、基本的には子どものしたいようにさせるのが一番だ。


※躾をしないのとは違うからな、そこをはき違えないでほしい

 時には殴ってでも止めないといけないこともある。

 刺し違えてでも、社会迷惑をかけないように体を張って止める。

 それはお前の役目だ。それは覚悟しておけ。その責任社会にだけ負わせるな。

 今は教師も、近所のカミナリ親父も、その役目を負ってはくれない。

 そういう意味で、精神的な子育てハードルは上がっているのは間違いない。

 ただ、それが出来ないと思うのならよく考えて親になってほしい。

 犬猫を飼うつもりで子育てをしないで欲しい。

 躾をされないで育ち、大人になってから鬱になるか、反社として生きるかの二択を迫るのか。

 いいか、躾というもの水疱瘡はしかなどと似ている。

 大人になって水疱瘡などにかかると重症になりやすい。

 それは、肉体的にほとんど完成しつつあるからだ。

 精神も同じだ。三つ子の魂百までではないが、

 大人になってから躾を身につけさせるのは非常に難しいし、個人主義現代にそのようなお人よしはいない。

 社会に出てから虐められてみろ。怒られてみろ。言いたいこと分かるよな。

 そして大人になってから無礼は、無視される。

 いじめられるわけでも、怒られるわけでもない。

 そうして、社会での居場所をどんどんと狭めさせてしまう。

 子供のうちはいくらでも挑戦させろ、失敗させろ、身内で迷惑を掛けさせろ。


色々と偉そうなことを書き連ねてしま申し訳ないが

一つだけ伝えておきたいのは、別に世界社会あなたの敵ではないということ。

そして、今は未曽有の危機第二次世界大戦前後以来の混迷期だということ。

もっと言えば、明治維新第二次世界大戦を同時に経験しているくらいの、

大きな変化の渦中にいるということを、頭の中に入れておいて欲しい。

産業革命以来の、"働き方改革"(強制)と、年間数十万人の人口減の同時発生。

そんな場面で、日本人同士でいがみ合って、責任押し付け合ってどうする。

国家総動員任意体制と思おう。

別に指をくわえてみてたって構わない。

けど、お願いだから、これに対処しようとしている人たちの足を引っ張ることだけはしないでくれ。

別に賛同してくれなくたって、協力してくれなくたって、疎外したりはしないから。


あまねくご先祖様、これだけの天下泰平を築いたものの、戦後最大の危機が訪れております

どうかお知恵と、立ち向かう勇気を授かりますよう、見守って頂ければ幸いです。

未来ある子どもたちの為に。

2024-04-30

anond:20240430104110

精神日本人って何?

いつも踊らされてる民族のこと?

明治維新本体は米英人だったしなあ

2024-04-25

anond:20240425121643

明治維新かい逆賊共の「勝てば官軍理論成功させて作った日本かいう国の住人がそれを言ってもギャグしかないんだよなぁ

2024-04-16

「絵が上手いの、ずるい」と言われた

子どもたちと接する機会があり、一緒に絵を描いていたらその親?に言われた。

子どもたち「絵、うま!どうして?」

「君たちくらいのころから描き続けていたからだよ」

親「え~w最初から上手だったんだw」

最初はこの子たちより下手でしたよ~」

親「ないないw最初から上手いから描き続けるんだよwいいな~ずるいよねw」

子どもの前で何をいってんだこいつ…と思いながらその場は適当にあしらった。

こいつに初めて描いた絵を見せたいもんだ。

ただのぐちゃぐちゃの線だぞ。

最近オタク文化根付いたのか絵描く子多いから今の子の方が上手いだろ。(おそらく)

 

というか「ずるいよねw」ってなんだ…。ずる…?

 

ふと絵描き人生でも振り返るかと思い、吐き出しがてらここに投げることにした。

 

初めて絵を描いたのは覚えていない。物心ついたときから暇だったら絵を描いていた気がする。

幼稚園で一番好きなのは絵を描くとき

想像が目に見えるという楽しさで描いていた気がする。

 

小学校に入ってからはつらかった。

漫画が好きで漫画をメインで描いていた。

しかし当時は

絵を描く=オタクキモイいじめていい

みたいな時代だった。それか自分学校治安が悪かったのかもしれん。

教室で絵を描いていればカースト上位にぶんどられて

「うえ~wこいつ絵なんて描いてるぜ~wキッショ!」

である

移動教室ちょっと自分の席を離れていたら、しまっていた自由帳を黒板に張り出されているし。

鉛筆や道具箱消えているし。

キャラを描いていたら

おっぱい描いてるwきっも~~~www」

だ。

しばらくして図工教室に籠もるようになった。

図工の先生だけは「上手!」ってほめてくれたから。

担任も「絵なんて描いてないで外で遊ぼう!」しか言わんかったし。

 

その中でも絵を描く同士で集まって、出始めたころの初音ミク衣装を考えてみたり、好みのイラスト本を共有し合っていたりした。奪われて晒されて怒られたこともあったけど。

どんなに周りから馬鹿にされても描き続けていた。

同士がいることは本当に心強かったな。

 

中学に上がり、第一の衝撃があった。

絵がとんでもなく上手い奴がいたのだ。

マジで上手い。

な…なんだ…これ…背景?!…ぽ、ポージング?!横顔?!うま?!なんで?!

ペリー来航だ!!!明治維新だ!(?)

自分の絵なんて赤子どころではない。猿がかいた…いや猿の方がもっと上手い。

ここで初めて自分の絵が「下手」ということを認識する。

下手すぎる。なんだよ横顔をかけないからって逃げるなんて。

 

そいつ鈴木とする)はまじで上手かった。

しか鈴木は堂々と絵を描いていた。小学校時代に怯えながら描いていた自分とは違う。

絵に対しての自信が違いすぎる。しかも懐もでかい

増田、どうしてそんなキャラをたくさん生み出せるの?!え、漫画も描いてる?!すごい!」

いいやつすぎる…なんだこいつ…。

こいつと一緒に絵を描いていると、下手なのが申し訳ない!!!

 

鈴木コミュ力も高くてどんどん絵描き仲間を作っていく。

私立だったからしらんけど、絵描きいじめるやつはいなかった。

しろ絵が描ける=すごいって認識だった。

 

そして鈴木を中心にどんどん上手い奴が集まってくる。

「うまくならなきゃ!!!みんなに失礼のないように!」

と、好き勝手描くのではなくちゃんと人体や構図を意識して…。

鈴木コミケに遊びに行こうと誘ってくれて、デジタルというのを知り親に頼んでみる。

 

ここで自分の親は偏見を持たなかったのもでかかったきがする。

パソコンで絵が描けるみたいだけど、何か知ってる?」と父親相談した。

父親電化製品が大好きで、PC自作するタイプ人間だった。

秋葉原学生時代から足を運んでいたらしい。

父親ペンタブという存在を知っていた。イラストソフトっていうのも知っていた。

「一緒に買いに行こう」と初めて秋葉原に遊びに行った。

 

ここでアニメ絵という存在を知る。

すげぇ…あんなに迫害されていたオタクという文化が街に存在している…。

この絵柄ジャンプとかじゃみない!かわいい

逆に渋くてかっこいいのもある!

 

イラストの描き方本がたくさんある場所も教えてもらった。

ペンタブというものがあり、デジタルだとあんな絵が描けるというのも知った。

 

ますます絵を描くのが楽しくなった。

デジタル最初、まったくわからなかった。

レイヤーバケツ解像度ペンの種類多すぎじゃね?色どうやって作るの?絵の具とは違う?

でも毎日触っていた。機能がわからなくてもペンを動かすのは同じだったから。

 

中高一貫だったのでそのまま鈴木とともに高校に上がる。

このくらいからまわりが「アニメ絵やポップな絵が欲しいなら増田に頼む」という認識になった。

美術部を差し置いてそんなそんな…。ありがたいことだった。

自分バリバリ運動部だった)

 

鈴木が「めっちゃ絵上手になれた。増田のおかげ」と言ってくれたこともあった。

自分にとって、鈴木は目指すところだし、憧れて悔しいところもいっぱいある。

でも一緒に上手くなっていくのが楽しかった。ライバルってこんな感じかもしれん。

 

このあたりから自分は絵が上手いんだと思うようになった。

鈴木にもようやく追いつけたぞ!と思った。

 

Twitterが盛り上がり時期で、このあたりでネットにも投稿し始めた。

とあるジャンル二次創作にはまってどんどん絵を描いた。

ネット上にはもっともっと上手い人がいる。激うま。みんなプロじゃないのか?

でも自分の中では「自分はまだ高校だし」と思って、いつも通り適当に絵を描いていた。

 

大学受験が疎かになってペンタブ没収されるくらいに絵を描いていた。勉強しろって話だ。

変わらず授業中に絵は描くし、風邪ひいていても絵が描きたくて起きたり、兎にも角にも絵が描きたい!!!!!!!!!!という中高時代だった。

 

大学にはなんやかんや頑張って受かった。

……芸術系の。(美術専攻ではないが)

そう、これがやばい

 

第二の衝撃。

みんな………………絵が………………うますぎる。

え?みんな先月まで高校生だよね?

え?え?

プロじゃないの?!?!?!?!?

美術専攻でないのにこのうまさ?!?!??!!

落書き!?!?

同人誌だしている?!壁サー?!?!?

 

井の中の蛙大海を知らず。

鈴木の絵は上手いと思っていた。まじでリアルの周りで頂点だと思っていた。全然だった。

鈴木の5000000000000000倍上手い奴らしかいない。(鈴木も十分上手い)

しかネット上ではない。リアルにだ。

ネット上だとプロとかもいるしと、なぜかフィルターをかけて「しょうがないよね」ってなってた。たぶんネットから実感がなかったんだと思う)

 

比較して鈴木が下手の分類になると、必然的に追いつけたくらいの自分もっと下手になる。

 

改めて自分の絵を見る。

へっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっただな!!!!!!

は?何が「自分は絵が上手いんだ」だ。馬鹿か。ドアホ!

クソみたいに下手な絵だな?!?!?!これで投稿していたんか!!!

恥ずかしいわ!!!!!!!!!!!!

 

みんななんで上手いんだ?!デッサンしたほうが良いのか?!

でも、デッサンをやっていない人ばかりだし、それでも絵が上手いってなんでだ?!

息をするように神うま激うま絵が出てくる!!

 

困惑しつつも、成人して鈴木と一緒にコミティアに出た。イラスト漫画

計5部くらい売れた。終わり。

(身内+他の島の本も全部買うタイプ富豪人間の5部)

隣接サークルボンボン売れている。

明らかに通りすがりの人の立ち止まり率が違う。

ようやく現実を突きつけられた。

自分はうまくないんだ…」

 

鈴木は楽しそうだった。上手い・下手だけで生きていない聖人だったから。

もっとうまくなりたい」とぼやいたら「向上心の塊か?なろう!もっと高みに行こう!」と言ってくれた。

ありがとう鈴木。本当にいいやつだな君は。

 

 

大学時代結構つらかった。

何をすれば絵がうまくなるんだろうと悩んだ。

ペンを動かしても「違うよな…」となった。

塗り方を変えてみたりした。

たくさんのメイキングを見たり、ペンには何があるか、生物構造は何があるかちゃん勉強した。

 

高校生まではちゃん勉強して絵を描いていなかった。

なんとなく模写していたら上手くなっていたし、ちょっと意識すれば上手くなったからだ。

でも限界があった。

 

嘘みたいに絵を描く気力が落ちていった。

だって自分より上手い人なんてごまんといる。比べ始めてしまった。

絵を描いて…何がしたいんだろう。仕事にしたいわけじゃない。

どんなにインプットしても思い通りに描けない。アウトプットがうまくいかない。

授業中に絵を描くのは大学生になっても続いていたが、なんか満たされない。

片道2時間半の通学も車窓の景色を見つめてぼーっとしてしまう。

下手だから上手くならなきゃとただ漠然と絵を描いていた。

 

周りの真似や、メイキングをあさっても、なんかピンとこない。

「十分上手い」と言われても自分では納得できなかった。

だってもっともっともっと上手い人が周りにいる。

つか、上手いってなんだ?何をもって上手いなんだ?

人体通りに描けていれば上手いのか?

でもそうじゃない人もいる。

崩しが上手い人、デフォルメが上手い人、モンスターが上手い人…。

ここで初めて「絵が上手い≠綺麗に人体が描ける」と思った。

 

絵が上手くなりたい。でも明確なゴールって?

鈴木を超えたら終わり?

楽しければいいと思っていたが、うまくなればもっともっと楽しい

想像が目に映る形になるのがうれしい!楽しい

でも上手いってなんだろう?

 

そんな時、大学とある講義教授がこんなことを言った。

 

芸術は人の感情を動かすことができる。自己完結ではなく、第三者に影響を及ぼせる。

技術科学芸術も一人で終わってはいけない。第三者に影響させてこそ輝く。

社会貢献という形で自己確立にもなるんだ。すでに君たちは与える側に立っているんだ』

 

自己完結世界自分一人ならいいが、そうじゃない。

絵が上手い人は自分世界を持っている。

その世界が伝わるから絵を見ることは楽しいし、すごいってなる。感動する。

絵を描き続けるだけが楽しいと思っていたが、元はそうじゃないって気が付いた。

想像を形にして、自分にそれが伝わるから楽しい。絵で感動しているからだ。

なら第三者に伝えられることができればもっと楽しいのでは?!感動させたら?!

 

そのために、もっといろんなものを見よう!

せっかく芸術系大学に入れたんだ!しかも他の学科も受けれる大学だ!

他のジャンルの授業を受けてもっともっといろんなものを見よう!

そこから自分が手にしたい絵柄、表現にたどり着こう!第三者に伝えられるように!

それでこそ自分想像が完成する!自分勘違いで終わらせない!

という結論になった。

 

自分自身の絵を振り返って、自分の描ける絵柄を見直した。

流行りやあこがれで選んでいた絵柄は自分では表現しきれないと諦め、アニメギャル塗りを極めようと絞った。

そして、好きなものは何だろう。自分が良く描くものは?と徹底的に自分100%実力が出せるように調べた。

 

大変だった。

初めて絵を描いて「違う!!」「こんなの下手すぎる」となった。

漫画を描いてもストーリーはまた別の技術。これまた自己嫌悪になった。

何を描いても必ず楽しいにはならなかった。

ゴミみたいな作品生みやがって…」と自分にキれることも増えた。

何作も描き終えては「ゴミだな…」となり、試しに小説を書いたりもした。

くそみたいな話だな…微塵も面白くねぇ…」と二度と読み返さないのも増えた。

でも、自然ペンは握っていた。

 

ふと、気が付いたらなんか想像していた通りの絵が描けた。

急にだった。どうした?

なんか漫画もすんなり描けたぞ?小説も苦じゃない。

徐々に上手くなったのかもしれないが、突然意識して「あれ?上手くね?」となった。

無我夢中だったのか?

積極的コンテストに出始めたのもこのあたりだった気がする。

SNSでも反応が増え始めた。

 

大学4年になってもう一度コミティアに出た。

完売した。50部

 

え…?

え……?

え"?!?!?!?!?!?

 

しか漫画完売した。

 

は?!?!?!?!?

 

感想めっちゃくる。賞もちまちまと頂けた。

 

へ?!?!?!?!?

 

た、たどり着いたってこと?!

第三者が見ても絵が上手い人間!!!!!!

 

人生で積み重なって山になった自信がようやく噴火した瞬間だった。

まらねぇ~~~!!絵描くの楽しい~~~!!!!!!

つか作るのたのしぃ~~~!!

思った通りに!意のままに!絵が描ける!描けている!自分勘違いじゃない!

 

賞をいただけて、意図が伝わっている!

伝わっているってこんなにも楽しいなんて!

 

20何年。ようやく堂々と絵が上手いと言え、それにうなずいてくれる第三者がいる。

なんとなく絵が上手いよねくらいじゃない、絵が上手い人にへと!

 

1つのゴールにたどり着き、次のスタートが始まった気がした。

 

 

ばーっとかいたけど、頑張ったんだな自分

「「ずるい」は、自分に有利にするために、汚い手を使ったり、ごまかしたり、だましたりするさま。」ってgoo辞書にある。

どう見たってずるじゃねぇだろうがい!!!叫びつつ、これをどうにか圧縮して投げつけたい。

 

 

「絵が上手いね。どうして?」と言われたら

「ずっと描いていたからね」と回答する。

とりあえずの最適解なんだよな。

 

でも、これを3年くらいでやってのける人間もいるしな~。世界は広いよな。

 

自分の絵は上手いと思うが、でもやっぱり去年の絵をみて「まだまだ」と思う。

からおおっぴらに自慢できないけどさ、ここに残しておいてもいいよな。

 

AI絵とかできて自分の絵は不必要になるかもだが、それでも描いていたい。楽しいんだもん。

ちょっとでも誰かがすごいって感情が動いて、感動してくれれば、自分がこの現実に生きているって思えて嬉しい。

考えればこの親もずるいっていう感情が生まれている。嬉しいことかもしれない。

 

 

<余談>

鈴木のことは超えられない。というか超えるっていうの止めた。

鈴木も当然とんでもなく絵が上手くなっていて、すごいことになっている。

絵のジャンルは違うけど、いまだに嫉妬しつつ憧れているし、お互いの絵を褒め合って羨ましがって「いいだろ~」「お前上手いな!」と言い合っている。

でも鈴木には負けない自分の上手さがある。

そして鈴木に勝てない自分の下手さもある。

中学から変わっていない。

anond:20240416171701

我が国体制である幕府に対して維新志士がテロを仕掛ける「明治維新」という血を血で洗うテロ合戦の末にできたんですよ。

なお勝てば官軍理論テロリストではない模様

2024-04-10

anond:20240410101030

日本経済世界第3位の規模だったが、もう何十年も停滞が続いている

>わかる

大金マンホール精巧な装飾など、わけのわからないもの全国的につぎ込まれている

>まあ分かるけどマンホールは意外と観光資源になってる

大量の無意味制度 自動車の講習など

>これはそう

差別移民を拒絶するくせに

欧州日本では差別意味が違うのか?

少子化問題に対する具体的な対策が一つもない

>それはそう

30年間失敗してるのにそれを脳死で支持してるド田舎自民党支持

>それもそう

価値インフラ税金をつぎ込み続けて田舎の支持を盤石にしている自民選挙対策

>わかる

未だに明治維新の「名家」が政治を仕切っていて

>わかる これはクソ

第2次世界大戦において、日本加害者ではなく被害者だったという妄想を抱いている

侵略戦争じゃないんだから被害者加害者もない勝者と敗者がいるだけ

BBC記者日本欠点を的確に指摘してしまう。

 

日本経済世界第3位の規模だったが、もう何十年も停滞が続いている

 

大金マンホール精巧な装飾など、わけのわからないもの全国的につぎ込まれている

 

・大量の無意味制度 自動車の講習など

 

差別移民を拒絶するくせに少子化問題に対する具体的な対策が一つもない

 

・30年間失敗してるのにそれを脳死で支持してるド田舎自民党支持

 

・無価値インフラ税金をつぎ込み続けて田舎の支持を盤石にしている自民選挙対策

 

・未だに明治維新の「名家」が政治を仕切っていて 第2次世界大戦において、日本加害者ではなく被害者だったという妄想を抱いている

2024-04-03

anond:20240403000927

はいろんぱっぱ

BBC記者日本欠点を的確に指摘してしま

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64357046?DhqIUKR

日本経済世界第3位の規模だったが、もう何十年も停滞が続いている

差別移民を拒絶するくせに少子化問題に対する具体的な対策が一つもない

・30年間失敗してるのにそれを脳死で支持してるド田舎自民党支持

・無価値インフラ税金をつぎ込み続けて田舎の支持を盤石にしている自民選挙対策

・未だに明治維新の「名家」が政治を仕切っていて 第2次世界大戦において、日本加害者ではなく被害者だったという妄想を抱いている

2024-04-01

anond:20240401114932

でも当時の陸軍海軍が別々にライセンス取った話とか組織が硬直化しちゃってあまりにも酷いよね

明治維新のあたりは暴力的ではあっても柔軟なので日本人がというわけではないのかもしれないけど

ウォーターフォールアジャイルもそうなのよ

2024-03-18

日本革命経験していない

フランス革命のように、弱者強者に物申して実力行使して社会を変えたことがない。

明治維新大政奉還の形をとり、敗戦GHQによる外部の力による改革だった。

今のヨーロッパで行われている大規模な農家デモにしても、フランス革命ドイツ革命成功例を持っているか実践できるのだろう。

現地の人達は、ベルリン幹線道路トラクター占拠されて日常生活に支障が出てきても、「これは彼らの権利から」と温かい目で見ているらしい。

日本で同じことをやったら、「自分たちを注目させるためにパフォーマンスしている面倒くさい人達」扱いされて終わりだよ。

要するに、日本では社会弱者強者マジョリティに対して抗議するという文化自体がない。

社会に対して不満を持ったとしても、「世間の目」を気にして声を上げるハードルものすごく高い。

日本社会欧米と比べて、非常に規律正しく、安定していて、治安も良くて、(人種的にも)同質性が強いことも原因だろうか。

なので日本革命が起きにくく、社会の負の問題マイノリティ犠牲になることで解消されている。

そもそも日本革命をやったら、天皇家の扱いはどうするんだ?という非っ常にセンシティブ問題もある。

2024-03-05

anond:20240305001150

どっちかというと、明治維新から高度成長期までの間が特殊だったということな気がする。

江戸時代は生涯独身者の方が多かったというし、本来人類スペックとしては全員が子供を持つ仕様ではないように思う。

多死を前提とした多産多死の時代から医療や衣食住の発展によって多死が先に取り除かれた慣性で増えまくっただけだったんじゃないかと。

ここから子供を増やそうと思ったら、子育てと家庭を分離して子育ては親に限らず得意な家庭がやるものとするくらいのドラスティックな変化が必要だろうなと思う。

2024-02-20

「変化」に対する人々の感情を、リベラルもっと意識したほうが良い

最近のいろいろな出来事をみるに、リベラル側ってアップデートアップデートいうけど、じゃあ「変化」という概念アップデートは出来てないよなと思ってる

インターネット特にSNS以降、世論の流れって可視化されたように見えるけど、実際の生活スピードリズムは変わってないし、

日本全土が東京大阪都市部のような生活も送っていなければ、名門大学ゼミみたいな知的環境に追い付いてるわけでもないのに

アップデートアップデートつっても出来るわけないじゃん、という、「無名の人々の意志」を全く無視してるよね(SNSは全員名前がある、「有名」だけど)

変化というものの持つ危機の側面をほとんど無視してるとしか思えない

無理やり例えるなら、原子力の、放射能の恐ろしさの側面を無視してるのと同じ

今の社会リベラルが盛んに唱えているアップデートだとか進歩だとか倫理的うんぬんかんぬんって、本当に政治的技術的要因による切羽詰まった要請による進歩や変化ではなく、

空手形みたいないつ必要になったのかそしてなるのかわからない概念や、大学ゼミの中での思考実験みたいなもので(そして大昔の教授たちはそれを必要以上に社会に持ち出さなかったわけだけど)、

じゃあインターネットでたとえば一万倍加速した言論を、ほんの二十年前まで身の回り出来事一年に1.05とか1.25とかぐらしか進歩していなかった人々や、

地方都市自分家業地域や交友関係に誇りを持って働いていてそれほど急激な進歩必要としていない人々に無理やり押しつけても、従えるわけないじゃん

新幹線が通ったか地域社会に大きな変化が起きたとか、バブルが起きた弾けたとかでも、そういう変化は数年数十年単位スパンで考えられていることで、「19XX年Y月Z日を機に社会は1500倍進歩しました!」みたいなことは無い訳でさ

まあ明治維新とか1945年8月15日とか象徴的な日付を年表的にかなりかいつまんで教えている義務教育の影響もあるのかもしれないけど、ともかくある日ある瞬間をきっかけに何かが急に加速するってことは無いのに、リベラルの中ではそれが起きてるように見えてるのかね

上の文章の中で1.05とか1.25とか仮の適当な数値出してるけど

イギリスでは社会保障などを整備するときに、ちゃん社会にどんな変化が起きるのか、どんな職種の人々の生活にどんな影響が出そうか、

難しそうな概念や変化も本当にかなり数値化して練りに練って構築していて、少なくとも「変化」を制御しようという動きはしているんだよね

アメリカでもギャラップ世論調査とかは「数値」というものに現れる人々の意識の変化を何十年も積み重ねて追い続けているんだよ(そしてそこに、「数日で一万倍になる世論」とかは存在しない)

もちろんインターネットもない時代にこれだけの周到さが必要だったわけだし日本も整備の時恐らく同じことはしている

じゃあインターネット時代リベラルの皆さんはどうなの?ちゃん自身言論を数値化・論理化して、その「進歩」「アップデート」を人に説明できるの?

2024-02-12

法律に「誰の土地でもない土地」という概念がないのはなぜだろう?

登山道というほどではないけど山の道って感じの道はあるじゃん舗装されてて車も通ってるけど、道の外側に建物があったり誰かの庭だったり軒先だったりとあからさまに誰かの土地感があるわけじゃなくて、藪や木が果てしなく広がってる感じで突き進もうと思えば進めるようになってる道。

でも法的には道から一歩外に出て藪に進んだら違法らしい。

道がある山の道じゃない部分なんてほとんど公有だろう。

かりにそうじゃないとしたら、誰かが持ってる山の部分に国だのなんだのが勝手に道を敷いていることになるんだから自然だ。

で、仮に森林地帯のうちの、道も、道じゃないところも、公共土地という点で共通なのだとしたら、なぜ道は自由に通行してよく、そうじゃないとこは入っただけで違法なんて扱いをデフォルトにしたのだろうか?

どっちも公共の地面なんだから原則自由に通行できるようにすればよかったんじゃないの?

自然保護目的で踏み荒らされたくない場合に限って国だのなんだのが個々に決まりを作るというブラックリスト方式のほうがルールとしては素直でシンプルだと思うのだが。

地面自体、人が移動するために存在しているという側面があるのに、道以外の地面を移動のために利用してはいけないとは不自然だろう。地面による二次元的な移動ではなく、そのうちのごく一部分の道による一次元的な移動しか許していないのはただ不便さを増しているだけだろう。

そもそも、すべての土地に所有者がいるという前提に立っているのがおかしいと思う。

国有林」という概念があって、これは明治維新の際に藩有林、社寺有林、所有が明確でない森林継承して成立したという。

「所有が明確でない森林」というところに注目してほしい。あたか不明なだけで所有者がいるみたいな言い方だけども、これには正真正銘「誰の土地でもなかった土地」が含まれていたのではないか

まり誰も存在認識していなかった土地があったはずで、これを伊能忠敬が作った日本列島海岸線地図という、日本土地全体を俯瞰的にとらえる手段のおかげで、その地図から誰かの土地だと確定している部分を全て取り除けば、それ以外の場所は全て所有が明確でない土地として間接的に存在を把握できるようになったというところだろう。実際は誰も見ても足を踏み入れてもいない土地(誰に帰すべき実効支配性がない土地)なのに。

(もし全宇宙地図があったら、その何万光年先の直接見たこともない空間について「ここは俺の土地だ」と主張するようなものだ。伊能忠敬日本列島においてこのバカげた主張を形式的可能にした。)

そういう土地を無理に国有林化しただけの話ではないかもっと素直に「誰の土地でもない土地」と別区分にすればよかったのではないか

誰の土地でもない土地というのは、誰にも占有する権利はないということだ。ゆえに誰が移動の用に足を踏み入れても問題ないということになる。

誰の土地でもないので、ぶっちゃけそこに勝手に家を建てても問題はない。早い者勝ちだ。ただし別の人がその家を打ちこわししても問題ない。問題ないというのは語弊があるなら「その家を建てた人がその土地での所有権根拠狼藉を主張することはできない」ということだ。

まりこの場合器物破損だし、この公有空間のなかで先にいた人を後から来た人がそこを自分お気に入り場所として見出し喧嘩になったら暴行罪だし、というように、個々の事例に合わせて既存法律で裁くべき問題ということになる。

頭でっかちに「すべての土地は誰かの土地だ」という固定観念ありきで法律を作ったために、はっきりいってスマートじゃない法体系になってると思う。

なぜ「誰の土地でもない土地」と別に難しくもなんともない概念を素直に受け入れられなかったのだろう?

dorawiiより

2024-02-08

明治天皇の母方先祖松浦鎮信と言われてるが

本人はオランダ商館のあとイギリス商館を認可したところで急死

一方、のちの明治維新イギリス時代は、明治天皇すり替えられた説がある

 

暗殺前には司法買収、だったら急死の真相なんて分かるわけないな

anond:20240208122221

一理ある。

よって、日本史上最大の「敗戦」の一つである明治維新交渉で乗り切った、勝海舟に一票。

倒れかけの幕府の中、若手だったが実力を買われ代表者となり、江戸火の海にしないために交渉をやり切った男。

まあ、自分暗殺しにきた坂本竜馬を口で言いくるめて弟子にしてしまうほどの弁舌の持主だしな。

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