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2024-05-20

学マスしていると惨めになる

特に花海咲季とか藤田ことねを見ているとき、惨めになる。

自分可愛い自覚していて、楽しそうにしていて羨ましいと思う。それに努力家。

花海咲季は私に勝とうとすらしないだろう。だって可愛さも努力学力も私に圧倒的に勝っているから。

咲季の自信満々さが鼻について、クラスの子に「ちょっとウザイよね。腹立つ」とか愚痴っても、みんな少し苦笑いして「でも咲季は可愛いからね」とだけ言って、私には同意しないんだろう。私の不快感が本物でも、僻みと取られるだけなのだろう。

藤田ことねくらい可愛かったら、あんなふうに自然笑顔が作れると思う(自己肯定感が低いのは知ってるけど)。けど私は藤田ことねの近くにいても、藤田ことねのBeRealには1度も映れることな学校生活を終えるだろう。

たぶん紫雲清香は私の存在にすら気づかず、話しかけてくれもしない。


デレステとか、意外とアイドル努力を全面に押し出していなかったような気がする(佐久間まゆしか真剣プロデュースしていないから、少し偏っているかもしれない)。

から特に何も考えずに、可愛いと言えていたのかも。

佐久間まゆと喋れないくせに、と言われたらそれまでだが、あまりその惨めだとは思わなかった。


彼女たちが努力しているとき、私はスマホを通して寝転がりながらゲームをして、彼女たちを見ている。

彼女たちを見ているという事実が、私の怠惰を浮き彫りにしている。

それゆえに、なんかこの努力しているみんなが羨ましいというか、苦しいと思ってしまう。

私も私なりに毎日頑張っているのに、彼女たちには絶対に届かない。

ここで彼女たちみたいにもっと頑張ろう、と思えない自分も嫌い。


ここまでコンプレックスを拗らせながらやるゲームじゃ絶対ないんだろうけど。

私がアイドル科にいたとしても、みんなと私は1度も対等に喋ることが出来ない。

それだけは確実に言えることなのだ。

だって私は少しも可愛くないから。

2024-05-17

うちの敷地内に全く知らないロードバイクがチェーンでつながれてたんだけど

全く知らない間にバッキバキにフレーム折られてて草

なぜかうちに警察つれてきたけど、まったく気づきませんでしたわつって

そもそもなんでうちの敷地内に?って聞いたらなんかバツの悪そうな顔してたし

警察苦笑いしてた

犯人見つかるといいね、知らんけど

足掻いても足掻いても人生が上手くいかない

先日兄が逮捕された。

いつも通り家に帰ると両親が項垂れた様子でそう語った時、もう無理だと思った。

ブログに書くのは、もう周りに吐き出せる人間がいないからだ。身バレが怖いなという気持ちがあるので、少しフェイはいれつつ身の上話を聞いてほしい。

私は仲睦まじい両親と、優しい兄がいる家庭に生まれた女だ。両親は中卒であったが、真面目に仕事もしていて母が専業主婦をしていけるほど稼ぎもあったように思う。

ただ、我が家貧乏だった。

理由は単純で、土日になると両親はハマっているパチンコ屋に出かけて行くからである。小さい頃はこの事を不思議に思わないどころか、むしろ子供を入れても黙認してくれていた店もあったりして、連れていってもらったときにはテーマパークに遊びにきたかのような気分にすらなっていた。

現実は他の子家族で色んな場所に連れて行ってもらっているにもかかわらず、私達は私が5歳を迎えた以降の家族写真がない。写真を撮るような場所に行っていないから。

それでも小学生くらいになると規制が入ったのか兄と家で2人留守番をすることが多くなった。留守番をしている間は、兄からちょっかいをかけられて始まる喧嘩が絶えなかった。パチンコ屋の閉店時間である23時を過ぎるまで両親は帰ってこないことを分かっていながらも、一度だけ喧嘩に負けた私は窓を開け、「お母さん帰ってきて」と泣き叫んだことを今でもはっきりと覚えている。現代なら児相案件かもしれない。

そんなことがありつつも、寂しいと感じなかったのは兄だって土日に友達と遊びに行ったりしたかっただろうに、私の面倒を見るために家にいてくれていたことも何となく感じ取っていたし、平日学校から家に帰ると母は笑顔で迎えてくれ、ご飯は必ず4人揃って食べていたからなのかもしれない。

余談ではあるが、今SNSで嫌な呼び方をされている某スナックパンや、最近内容量が減った某薄皮クリームパンにいたっては、本当に毎日朝ごはんで食べていたためその投稿を見たときには苦笑いしたものである

話を戻してそんなある日、父が仕事をやめて起業すると言い出した。普通起業するとなると辞める前に運転資金を準備するところだが、前述のとおりパチ狂いの父にそんなお金があるはずがなかった。

そんな状態起業するものから、もちろん手元にお金なんて残るはずもなく。貯金なんて夢のまた夢な話で、税金保険料年金関係は滞納、市役所からの督促やらの封書は毎週のように届く。この時期から母は専業主婦をやめ、働きに出るようになった。

そしてとにかく両親の喧嘩が増えた。

よく究極の質問で「愛かお金どちらが大事か」というものがあると思う。お金があっても愛がなきゃ意味がない、愛を選ぶ人はみんなそう言う。確かにその考えもあると思うが、私はやはりお金だと思う。お金さえあれば、本来しなくていい喧嘩はあるからだ。

この頃どれくらい貧乏だったかというと、私の高校入学制服代が足りないからとパチンコいったら大当たりしてなんとか入学できたという最低なエピソードがある。

高校入学後はバイトをするようになった。このあたりから自分の家の経済状況はなんとなく分かってきていたから、自分のことは自分で、と皆に迷惑をかけてはいけないと思うようになった。それとはまた別に先にバイトを始めて自由に使えるお金がある兄が羨ましかたからだ。

この頃にはパチ屋に行く金すらも無くなっていたので、両親はパチ屋に行くことを意外にもあっさりやめた。

そして高校生活も後半、進路について考えることになりふとどうするか考えた。

兄は高校卒業後、働きに出ていたため自分も働く前提で考えたがそれが本当に正しいのかと思ったからだ。

この頃の私は我が家普通の家庭ではないと分かっていたので、私の望みは私は低収入でもいい、毎月給料が入ってくる職種男性普通生活がしたい。たとえ1人で生きていくことになっても困ることがないように自分も食いっぱぐれない職種につかなければと思うようになっていた。

高校生が思う浅はかな思考回路で思いつく安定した職業とは。

公務員である

公務員になろうと思った。どうせ働くなら世のためや人のためになる仕事がしたいと思っていたので、思いついた時には天才かと思ったぐらいだ。

だが思いついたはいいが高卒枠で公務員になるにはあまりにも準備が遅すぎたため、進路を大学進学に変えた。あんまり出席日数も成績も良くなかったのもあって、当時の担任には大変心労をかけたと思う。

だが勉強するにも塾へ行くお金がない。時間がない。参考書がない。それでも必死携帯参考書について調べ、貯めてたバイト代で参考書を買って勉強した。嫌いではないが両親のようにはなりたくないと反面教師にしていたところもあった。

そして受験。もちろん落ちたが奇跡的に補欠合格となったので、家族でお祝い騒ぎになった。後でこっそり「落ちててもお金はなんとかするから浪人させてあげようと思った」と、某有名塾のパンフレットか案内文かをどこから調達して見せてきた母と、合格後の入学金が必要なことを同業者から聞いていた父が一括でお金を用意していた時は反面教師にしてごめんと心の中で謝った。普通入学金をすぐ払わないといけないなんて知らなかったか人生終わったと思った。

そして私はここから出会う人々と育ってきた環境のあまりの違いに愕然とすることになる。

頭が良くなかったので大学私大

学費については親が負担してくれるのは基本で、奨学金を借りるとしてもいざと言う時の保険でか少し借りる程度くらいのもんで、卒業後は一括返済、そこの心配なんて全くしていない人達だらけだった。もちろん車の免許も親が出してくれる。

それに対し私はもう4年間分の学費を全部そこから出す気持ち奨学金を借りていた。頭は良くなかったので有利子。友達は何にも悪くないのに、なんとなく場違い感を感じていた。

とにかく大学バイトと並行して真面目に勉強し、3回生の頃には大学で用意されている公務員コース(別料金)に入って就活対策も始めた。予備校に通うお金はなかった。

父の会社はというと、相変わらず上手く行っていなかった。支払いがやばい月には家族からお金を借りることが増えた。高校卒業から勤めていた兄はブラックだった会社を辞め、父のところで働くようになった。極端な話、大人が4人もいるにもかかわらず、まともな収入が母が派遣で稼いでくるお金だけだった。しかも兄はいつの間にかパチ狂いになっていた。兄は本当に優しかったのでそれを知った時には複雑な気持ちだった。

就活については、事前準備を頑張ったのもあって結果公務員になれたのでここらへんは省略。

さて同僚の方達はい人達なのだが、ここでも育ちの違いをまざまざと思い知らされることになる。

まず親の職業公務員だったり医者だったりと更に金銭面に苦労したことはまずないんだろうなという人達が多い。もちろんみんながみんなそうではないことは強めに言っておきたい。そんな人達が多いから滞納者の必死の訴えなんて伝わるわけもない。だって所得から計算されている税金なんだから払えない額ではないでしょうと市民に直接言わないがそう思っている様子だ。

それはそう。

それはそうなんだが。

貴方は払いたくても払えない立場になったことがあるのか。

我が家は車がなかった。

厳密にいうと4人で乗ってどこかに乗っていける車がなかった。軽トラはある。

から4人でご飯を食べに行く時もいつも兄は原付で店に向かっていた。冬は寒そうに信号待ちをしている兄を見ていた。

せめてみんなが乗れる車が欲しかったので、私は中古アウディを買った。

わざわざ外車にしたのは、父の仕事で商談やらで軽トラで行くのはって場面が会った時に恥ずかしい思いをすることがないようにと思ったかである

ただ外車はとにかく維持費がかかる。中古なのでローンやら修理費やら車検代やら保険代やらで、今度は私の手元に残るお金がなくなっていくことになった。

父と兄は毎日仕事をしている。休みなんて概念はなかったので、ついに父は体調を崩してしまい、癌になった。抗がん剤治療が始まり、家でのサポート必要になったため母は派遣をやめた。

いい大人が4人合わせても中で手元に残るお金はごく僅かとなる有様だ。

そして話は最初に戻り、兄が逮捕された。父との会社金銭管理は兄がやっていたようで、働いても自分にまともな給料が入ってくることはない、友達と遊ぶのも1ヶ月に1回あるかないか。もちろん鬱憤は溜まるだろう。会社お金を少しだけ使い込んでいたらしく、お金を下ろしにいくといって兄が帰ってくることはなかったそうだ。

毎日働いているのに稼ぎが出ないことを何か原因があるんじゃないかと私と母はよく父を責めていた。お金が足りない時には私と母にお金を貸してくださいと頭を下げる父を、兄はどんな思いで見つめていたのだろう。優しい兄のことだからお金がないことを私や母にバレたら、父がまた責められるので言い出すことが出来なかったんだろうと父は今も項垂れている。

SNS結婚したと、子供が何歳になりました、大型連休彼氏家族と○○に行きました。みんなの素敵な投稿を見る度に、素直に祝うことが出来なくなっていく。そんな自分が嫌になる。人は人にあった人生レベルで生きるべきなのだろうか。現に今の私には素敵な投稿をするレベルになんていけそうもない。必死に足掻いても足掻いても私の人生は一向に良くなる気配がないし、まるで底なし沼にいるような気分だ。きっとこれからもっとお金がかかる。公務員になってしまったので副業をすることもできない。申請すれば通る状況なのだろうが、周囲にバレてもかまわないと思う覚悟ができない。

私はどこで道を間違えたのだろうか。

高校卒業して働くべきだった?

車は買わずお金を貯めるべきだった?

それとも逃げるように一人暮らしをするべきだった?

私はかつての夢だった結婚して普通の家庭を築くことは叶わないにしても、ただ4人で普通暮らしたいだけだ。4人で家族旅行に行ってみたいだけだ。

それがどうしてこんなにも遠いんだろうか。

2024-05-12

詩とか俳句短歌について思うことメモ

もう人生の折り返し点をすぎて久しい。目を通す文字は、仕事書類ばかりとなった昨今。

でも小学校高学年から中学生にかけての頃に、文学少女に憧れた時期があった。

書店の奥のほうにいっては新潮文庫コーナーで、適当に数冊手に取っては解説に目を通したりしていた。

まれて初めて自分で買った詩集は、井上靖詩集だった。小学校5年生か6年生の頃だと思う。

頁を開いたとき、これは詩なの?というのが最初感想だった。普通に文章だったからだ。

調べてみると、井上靖の詩は、散文詩という形式らしい。なにが自分の知っている詩と違うのだろうというところで

「韻」という言葉もその時初めて知った。

井上靖詩集を手に取ったのは、国語教科書に載っている著者の本でなるべく読みやすそうなものを探したからだった。

というわけで、あすなろ物語のついでに手にしたのが、人生最初詩集だった。

小中学生の頃、国語の授業で、詩や短歌に少し関心をもった私は、韻を踏む、という作法が苦手だった。

季語などルールがあったり、韻で楽しめなければならない、みたいなもの短歌俳句だとすると、ちょっと縁がないなと。

特に覚えているのは、中学校の時習った在原業平短歌に、かきつばたを詠みこんだものがあるが、韻だけでなく、言葉ニュアンスにいろいろな仕掛けを作らないと詩として成立しないのかと思うと到底自分には向いてないジャンルだった。しかし、そうはいっても、短い言葉で何かを表現してみたいという思いは消えず、ひそかに詩集をつくって引き出しの奥底にいれていた。


井上靖の詩のなかに

幼少の頃、川辺の石段の下で手を洗っているとき不意に石鹸が手元を離れ、深みに落ちていったという情景の詩があった。その喪失感をその後の人生でも刻まれているという内容だった。これなら自分でも書けるかもしれない、と思った。

自分世界表現の仕方や詩の味わい方を学べたのも井上靖の詩の影響が大きかった。

例えば、雪という詩がある。


 ―― 雪が降って来た。

 ―― 鉛筆の字が濃くなった。

 こういう二行の少年の詩を読んだことがある。

 十何年も昔のこと、『キリン』という童詩雑誌

 みつけた詩だ。雪が降って来ると、

 私はいつもこの詩のことを思い出す。

 ああ、いま、小学校教室という教室で、

 子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と。

 この思いはちょっと類のないほど豊饒で冷厳だ。

 勤勉、真摯調和

 そんなものともどこかで関係を持っている。

井上靖詩集運河」より

中学生の私は、なるほどと思った。

詩というのは、雪が降って鉛筆の字が濃くなったという描写やその言葉なかにあるのではなくて、物語は書かれてない背景のなかにあるのだなと。

鉛筆の字という描写だけだったら、だから何?という感想しかない。しかし、鉛筆を持つ誰かの表情を想像し、その背景を想像して足してあげることで一枚の絵になる。

井上靖の次に手に取った詩集もよく覚えている。

武者小路実篤だった。やぱり散文詩だった。

当時、大好きだった先輩が「友情」を読んで感動したといっていたので、友情ともう一冊詩集を手に取った。その後しばらくして、私の失言が原因で先輩は私からフェイドアウトしていった(つまりフラれた)ので文学をダシに先輩と仲良くなろうという作戦は失敗した。しかし、武者小路実篤の詩はそんな私をなぐさめる言葉にあふれていた。

いじけて 他人にすかれるよりは 欠伸(あくび)して他人に嫌われる也 夏の日。 嫌う奴には嫌われて わかる人にはわかってもらえる 気らくさ。


ほどなくして、種田山頭火という自由律俳句というジャンルを知った。

山頭火面白い普通俳句じゃないところがいい。規律から解放されるってすばらしいことだと。

定型詩嫌いな私にとっては、ある意味で、俳句短歌エントリーポイントとなって、

新聞の俳壇や短歌欄に時々目をやるようになった。

いわばお勝手からこっそり入門したような形だ。

しか俳句は、季語の煩わしさにどうしてもなじめず、自分には遠い世界のままだった。

いつしか手にしていたのは、興津要解説する江戸川柳 誹風柳多留だった。古典落語にはまり始めた時期だった。

剣菱という酒を飲むことを江戸時代の人が剣菱る(けんびる)と言っていた、など、現代言語感覚と近い、興味深いことがいろいろと書かれていた。

エロい川柳結構好きだった。今でいうサブカルチャーだ。

その後は巴毎晩組み敷かれ

木曽義仲の元を離れ、和田義盛に見初められ身柄を預けられた巴御前、ネトラレ系の元祖ともいうべき味わい。思春期の私はこうした江戸時代川柳妄想たくましく想像し、手が動いた。五七五だったら、こっちの世界のほうが楽しい

一方、短歌のほうは、というと、当時の朝日歌壇は毎週とても楽しみにしていた。

俵万智サラダ記念日ベストセラーになったからというのとは全く関係なく、プロではなく、市井のいろいろな人が短歌を詠んでいるということが興味深かった。

例えば、こんな一首。

わが胸にリンチに死にし友らいて雪折れの枝叫び居るなり

あさま山荘事件を起こした連合赤軍幹部坂口弘収監中の東京拘置所から毎週のように短歌朝日歌壇投稿していた頃だ。

朝日歌壇では他にも穂村弘がいた。短歌表現する世界の幅広さを朝日歌壇で知った。

そして渡辺松男太田美和が常連投稿者として名を連ねていた。

風花って知っています

さよならも言わず別れた陸橋の上

渡辺松男太田美和は実社会で互いに関係があるわけではなく、それぞれの思いを歌に込めていたのだと思うけど、なぜか不思議と互いに呼応し合うものがあった。これは当時の歌壇リアルにみていた人にしかからないことだけど。雨の森や樹々など独特の世界観を表現する渡辺松男に対して、雨の日に部屋にこもれば憂鬱発酵すると詠んだりする太田美和。

生活で恋をしていた私は太田美和の言葉自分を重ね合わせた。


でもこのころが私の文学少女期のおわりだった。

大学卒業したものの、就職できずに苦しむ時期がやってきた。就職氷河期というやつだ。

生活が一変した。

書店で立ち寄るのは、奥の文庫コーナーではなく、店の前の新刊コーナーであり、資格取得のコーナーだった。

購読紙も朝日新聞から日経新聞に代わり、東洋経済となった。

世の中からどんどんと取り残されてゆく焦りでいっぱりになっていた。

山頭火武者小路実篤もへったくりもない、そんなことより面接資格だ!という日々。

就職が決まってからは、病気になったら人生終わりだし、干されたら終わり。もう一歩先に、もう一歩とただひたすら走り、走らされる人生が始まった。

たまに思い出しては、現代短歌最近の潮流を知りたくなって、枡野浩一の本を手に取ってみたりはしたものの、ピンとこなかった。

若い頃あれほど好きだった渡辺松男も改めて著作をみると作風が変わったのかと思うほど、何一つ言葉にくすぐられることなく、不感症になっていた。変わったのは自分のほうだ。


それから数十年、あるとき気が付くと、新しい家族が増え、家が建ち、旅行などしている。

そういえば何十年も詩や短歌を目にしていない。寺山修司の本は引っ越しのどさくさでどこかにいってしまっていた。

思春期のことを遠く思い出すようになった。実家の部屋の引き出しにはまだヘンな自作ポエム集が眠ってるはずだ・・。自分死ぬ前にはなんとしても奪取してこないといけない。

中年になっていいかげん自分限界を悟って、ふっと一息いれた、という形だ。

ふと思い出すのが、最初に買った井上靖詩集

 ―― 雪が降って来た。

 ―― 鉛筆の字が濃くなった。

この二行の子供の詩を、何十年も経って思い出す井上靖感覚がとてもよくわかるようになった。


これは人生の楽しみを食に見出して、ワインをたしなむようになってから思ったことでもある。

詩を楽しむということとワインを楽しむことには、ひとつ共通点がある。

どちらもウンチク語ってめんどくさい奴がいる、という意味じゃない。

鉛筆の字が濃くなる、という情景として、勤勉で真摯子供の姿を思い浮かべる、という

文として書かれていることと、書かれていない想像の背景の補完的な関係は、ワイン食事、一緒に食事するひととの関係によく似ている。

ワインの味や香りは、それだけで勿論、それぞれのワインに特徴があるし、品種ビンテージ気候土壌などさまざまな情報がある。

しかワインのおいしさを決めるのはそれだけではない。過去に飲んだ記憶とか、一緒に食べているもの、そしてそのとき話題、体調などに大きく左右される。

だって同じことで、喉が渇いているときの一杯と会議中にやり込められているときの一杯は全然違うはずだ。

マリアージュという言葉があるように、ワイン一種調味料として機能するため、食べ合わせ重要だ。

またワインプロファイル情報あるかないかも味を左右する。

ブラインドで呑むワインはどんな高級ワインだろうが、初見ワインしかない。ワインの特徴まではわかってもそこまでだ。

逆に偽の情報表現かに補完してしまえば、コンビニ販売しているワインを高級ワインと偽って出してもたいていの者には気が付かれないだろう。

ワインを色やら香り、余韻など物理的に因数分解した表現ができても、美味しさは客観的規律として表現することはできない。

詩も同じだと思う。規律ばかりを語るひとがあまりにも多い。本居宣長には悪いけれど、歌をつくるのは道だとしても楽しむのは道じゃないと思うんだよね。

井上靖が「小学校教室という教室で、子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と。この思いはちょっと類のないほど豊饒で冷厳だ。」というとき井上靖にとってその詩に初めて出会ってからの何十年間が効いてくる。井上靖は詩は規律ではなく、詩との出会い方だと教えてくれた人だ。

その情景を自分のなかでセットできるかどうかは、鑑賞眼の問題ではない。

どちらかというと、そのような情景がセットされてしまう、長年の思いの蓄積、その詩と出会ったときメンタル、いわば偶然の力だと思う。

渡辺松男太田美和が並んで歌壇掲載されていたあの空気感にしても、あのとき限りのものだったのだろう。

失恋をして武者小路実篤の詩に慰めれられた思い出もそう。まさに一期一会

先ほど、卒業してから詩どころではなくなったと書いた。

そのとき自分が置かれれる状況やそれまでの経験によっては、詩に対して、鈍感になることだってあるのだ。


ところで、先日、Yahoo芸能ニュースをみていたら、TBSプレバトというバラエティー番組で、俳句を競う企画があって、ある芸人俳句先生から5点と酷評されたと報じていた。

お題は「文房具」で彼女が読んだのは

消しゴムが 白き水面に ボウフラを

というもの。作者は「頑張って勉強して、消しゴムを何回も消すと、消しカスがたくさん出る。それが白いノートにたくさん積もっていると、ボウフラのように見えるという句です」と意味説明したものの、腹が立つ、とまで評者先生にののしられている。

ちょっと間抜けた感じはするものの、正直、なんでそこまで素人俳句酷評されなければならないか理解できなかった。だが、番組演出脚本としてはそれがオチなのだろう。

演出もさることながら、これは、他の出演者俳句が以下のようなものだったことも影響しているように思えた。

迎え梅雨 紙端に滲む 友の文字

虹の下 クレヨンの箱 踊り出す

天王山 黒ずむ袖に 薄暑光

薫風や 隣の君と 教科書

こんなふうに優等生を気取った俳句がずらりと来たら、それは「お約束」として、こき下ろすしかないのかもしれない。

バラエティー番組のなかで俳句を味わうということはつまり、こういうことなのだ。その芸人に対するイメージ作品クオリティが補完されてしまうのだ。

しかし、この句が仮にお笑い芸人ではなく、どこかの学校児童生徒が作ったものであったとしたらどうだろう。

消しゴムをかける姿は、情景としては授業中であることを示唆している。5月番組文房具からまだ気持ちフレッシュだ。だけどがんばろうという気持ちは長続きしない時期でもある。

ぼうふらにみえるほど消しゴムをかけるくらいだから、授業中、何度も消していて、その間、ノートをとる手が止まることになっただろう。

それでも授業はお構いなしに進んでいく。溜まってゆく消しごむのカスからは、授業についていく焦りとともに、生徒のひたむきさ、間違って消すことが多い生徒のどんくささも垣間見られる。

いかげん疲れたかもしれない。めんどくさいと思ったかもしれない。

一方で白い水面(ノート隠喩)は、清潔さや純粋さを象徴している。

ふと手を止めた瞬間に、そこにボウフラがいるようにみえた、というのは、一瞬立ち止まってボウフラ?などとくだらないことを想像してしまった自分の不純さや切れた集中力で抜けてしまった気力(投げ槍感)との鋭い対比となっている。

と、このように解釈すれば、俳句としてむしろ「ボウフラを」で間抜けた形で止めた意味が出てくる。そこから先は、苦笑いなのだ

ボウフラを季語と認めるかどうかはわからない。しかし、純粋に詩としてみれば、消しゴムとボウフラという組み合わせは非常にユニークだ。

また、どんくさいもの弱者がボウフラというノート上のより小さい存在視線フォーカスする、という手法小林一茶方法とも通じるところがある。

番組の評者は、この芸人俳句酷評したうえ、次のような添削をしたという。

しかすはボウフラみたい夏休み

夏休みかよ。口論の途中で勝手に話の前提を変えられたときのような不快感を覚える添削だった。消しかすって文房具じゃないし。

しかし、誰しも詩に対して鈍感になる、そういうことはある。端的にあれバラエティ番組からね。

ただ、私の場合、やっぱり俳句には縁遠いのだろうと思った。俳句がメインのカルチャーであろうとする、優等生を選ぼうとする、そのいやらしさも嫌だ。上品そうな季語を競うかのような世界一種ルッキズムだ。夏休みかいって勝手おめかしさせようとするんじゃねーよ。

そういうところがまさに、かつて私が川柳などのサブカルに引き寄せられるひとつ動機だった。ボウフラにシンパシーを感じる感受性は恐らくはかつて親しんでいた落語川柳で身につけたものだろうからゆりやん一句を悪くないと思うのは邪心かもしれない。そもそも番組ADがテキトーにつくりましたってオチかもしれないんだけどね。

300円でおいしく飲めるワインもあれば、駄作でも楽しめる作品もある。そういうことだと思う。

2024-05-04

本人的には「年収そんだけあったら弱者じゃねーだろ!😡」的なツッコミ待ちだと思うんだけど

からすればパートナーがいない一点のみで普通に哀れだなと思うので苦笑いしかできない

2024-04-28

公立中学校上級生には知的障害者か聞かれ

母親首吊り死体第一発見者になり

不登校になった高校卒業アルバムは誰の寄せ書きもないまま直帰し

会社説明会では非大卒ゆえに担当者露骨無視をかまされ

派遣労働会社電話番には吃音ゆえに日本国籍の方か聞かれ

服屋の店員にはクレカ審査が通らなかったことを苦笑いで伝えられ

客が入ってる売り場のど真ん中で次はねえからなとバイトリーダー恫喝され

結婚式にも同窓会にも呼ばれないし足を運べない無職の子供部屋おじさんになり

なんだったんだろうなこの吐瀉物みたいな人生

2024-04-27

野良レモンと言いますミックスリスト過去ログを溜めていました。

野良レモンと言います

テラボの登録名はNoralemontan、ノラレモンタン、になっていて変ですが、Tanを付けないと、当時のGoogleがなぜかアカウントをくれなかったからです。

でも、Tanを取って、ノラレモンよろしく

ここには、ある場所過去ログを溜めていたので、3つずつ載せて行きます

【まずブログの紹介から。】

約7年くらい前、インターネットとあるところに、ASDスペクトラム他の発達障害者理解者、関係者のための、掲示板がありました。

リアル現実では『軽度発達障害グレーゾーン』と呼ばれる人たちなどが、何千人も、ネットの海に潜伏していました。そして掲示板にたどり着いていました。

その、発達障害当事者関係者向けのコミュ場所掲示板も、もう終了してしまいました。

さなさな、一参加者だったレモンむしぱん(旧ハンドルネーム)はブログ作りました

ブログ名。『とまれ妖怪ゲンゴカー!』

https://5502r4gengoka.seesaa.net/

受動当事者なのに頭の中だけ、言語化が止まらない。生活浸食する言語化自分を許せない感情分析言語化

苦しんでいるはずなのに救済をあきらめ続けることが止まらないこの国の軽度当事者たちの不可解さを言語化

とり憑かれると生活浸食される妖怪、それは妖怪ゲンゴカー。野良レモンに取り憑いて、今日も薄いペラペラ言論を危なっかしく書き走る。

ブログ記事の中にも、ミックスリストリンクあります

【そしてミックスリストの話。】

R5.5からユーチューブミックスリスト出してみました。

発達障害GZ(グレーゾーン) Noralemon見た後のリスト

https://www.youtube.com/playlist?list=PL6rI5QtoBePzBZK17qNPaYJE9GcZ5pX3v 

ここの説明文の過去ログを、ここに3本ずつ置いていきます不定期です。1~2カ月に1~2回ぐらいにしようかと考えてます

ユーチューブ自動設定で付いている『後で見る』を公開しようか考えたことがきっかけで、やはり私が一度以上は見て、健全か、恐くないか心配事を確かめからが良いだろうと考え、『見た後の』リスト名前を付けました。

通常は10本前後動画と、説明文を入れ替え、入れ替えしているので、2本目のSNSのように利用しています

無料安全、難しい手続きなしで使えるらしいのでね。リストに載せたもの感想連想や思い出や言いたいことを、書きまくった場所

その説明文を、全部じゃないけどログを取っておきました。3本ずつ載せます。元の動画、URLがあるものも、無いものもあるけどごめんなさいね

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●ひっそりと趣味を続けて、ストレス溜まっても趣味を続けて、発散されて、安らげる。ここが羨ましい話。いいねぇ。

この場合は、私も一時期えんえん見てたけど、ソロキャンプがバズってしまって、承認されて、収入としても花開いてしまったけれども、近い世代野良としては、羨ましいのはそこじゃなくて。もうかったところじゃなくて。

心のオアシスが、今でもいつまでもオアシスであり続けるところ。

私は、身体限界がきて制限している趣味が発生している。私たち当事者たちは、限界が早めに来やすい。旅行とかの趣味はなるべく早く、気が済むところまで極めておいたほうがいいかもですよ。

https://www.youtube.com/watch?v=3P8zMqCMYxs&t=211sリゲイントリプルうんちゃらの宣伝も入っていましたが、野良はそんなの視界に入ってません。興味は無いでもない…)

子ども支援場合についての動画ですが、4つにまとめられていて、とても ❝とっつきやすい❞ ので揚げました。

大人私たちも、悩みは多肢にわたって抱えます。あれがうまくいかない、これが満たされない、この相手にこれが通じないetcetcで、まず自分に原因を探すさいに、私たち自分の生育の中でなにが足りなかったんだろう? と振り返ります。よね?

野良のように、医療から検査診断以外のなんの分析もご指導ももらえない境遇当事者は、自分自給自足しようと孤軍奮闘して人生がほぼ終わるわけです。自分で調べても、ネットで聞いても、振り回されるばかりなのですが、私たちに不足している栄養分(お勉強)にはだいたいこういうものがありますよ、と可視化されるだけでも不安感は違うものなのです。

それでもね、私たち必要なのに、無い栄養分が4つもあるなんて、多過ぎるかもしれませんね。日々の日常を回すときに、念頭に置いておける限界は、せいぜい1つか2つでしょ。世の理不尽は底知れませんね。

ちなみにこの4つがそろうまでも、1つ1つがブームになりながらそろってきた歴史があります発達障害が世に知られてくる20年以上前からメンヘラさんたちの治療に応用行動分析、次に自閉の療育ティーチ、そのさいコミュニケーションするためのツールとしてぺクス、今はSST流行………? 書店に本がいっぱいある感じですね。

動画URL、取っといて無かった)

●へえ……アスペが脳を治療……!?

ふーん。野良は ❝いやいや過激実験ですねぇ……❞ と感じて苦笑いするだけで済みますが、済まないかたは、動画再生は無理しないで。

少なくとも、野良生活圏内で、この治療に近づく手段は無い。それに想像力の獲得が短時間だけ、でも考えようによっては命懸けの治療一般化することは、今はまだ現実的に考えづらいですよ。

ASD傾向の人は、ASD持ちの家系にも生まれるんでしょうが一般普通家系にも普通に生まれます。それが、こんなお幾ら掛かるか分からない治療必要であることも現実的に考えづらい。保険適用にするとしても、日本人たちは同調圧力という気質も強い。治療をするように社会が強いることにならないように、成人してから標準以上の知能指数で考えて自己決定でする法整備必要。成人するまでに、養育者が療育する自信が無いとか、難しいとか、そういう事情は別問題として、横に置いておいて議論されなくてはならないという意見を私は持つよ。

治療出資してやるからここに署名捺印しろ」とか、犯罪しろとか、利益を貢げとか、服役しろとか、加害者の加害を受け入れて従えとか、そういう悲劇問答無用制裁されて欲しいけど、問答しないと法整備されないのよね~。

私は『永遠の『宿題』の提出』(ブログ参照してね。)問題の自説を持っている。治療していざ、張り切って思考した結果が、必ず『永遠の『宿題』』の正解を出せるものでなければ、脳をリスクさらしただけで、本人の人生はなにも変わらない現実しかならない。

大人当事者たち自身自己努力をするけれど、多様性社会が受け入れてくれる気があるなら、たとえば貧困二次障害メンヘラ傍観する見守りするだけじゃなく、今の社会の『永遠の『宿題』』の内容をどーにか議論することから始めていただきたい。

動画URL、取っといて無かった)

2024-04-26

女の美容師

こないだ人生で初めて女性美容師に髪を切ってもらった

というか店長で、美容院店長に切ってもらうのも初めてで

ショートヘア好きなんだけど顔の形的に横髪なくなると今までイマイチな仕上がりにしかならない顔だからたまーにしか短くしてなかったんだけど

結果めっちゃ格好良くなった

この美容師さんめちゃくちゃ上手くてというかなんていうか、、

ショートカットブサイク…みたいな感情を隠しながら苦笑いで「切ったんだね〜」みたいな反応しかされたことなかったのに今回は男女問わず似合ってるねとかいいねとかしか言われなくておもしろ

切ってもらいながら感じる、絶対に格好良くしてみせるという気迫がすごかった

切ってる途中今までよくみるツーブロック完成系経由して、あーいつもこんな感じで仕上がるなあって感じのブサイクになった自分の顔だったのに、

仕上げに入ると死ぬほどイケメンになってわろた

美容師さん切った髪見て永遠に満足げにうむうむ頷いてるしめっちゃ良いすねって仕上がり自画自賛するし写真撮りまくるし

家帰って会社行って誰かにイマイチですねって嫌味言われてもそんなのしらね〜誰がなんて言っても格好良くなりました!!!って跳ね返せそうなくらい切った人が満足げでこっちも自信満々で外歩ける

仕上がりもめちゃくちゃカッコよくて鏡で横顔見ても360度どこからみてもイケメンマジでショートカットでここまで格好良くなったの初

絶対にカッコいい男を作る!!みたいな気迫やっぱり女性美容師からなのかな そも髪切ったあと身近な女に良いねって言われたの初めてだしやっぱり女性美容師だと女目線の何かしらのこだわり?フェチ?があるしその他の女に通ずるのだろうか

anond:20240426201757

有名ラッパー小児性愛者が集まるネット交流サービスて何だよ。オフ会で一箇所に集めてガス流し込めよ」

https://togetter.com/li/2298828

https://news.yahoo.co.jp/articles/abe5ff48f0a1dcfb5454e5380a303641836a8aef

自身へのアンチコメントに対し「こいつらは全部ひとまとめにして焼いてしまった方がいいと思う。世界のためになる。世界QOLが上がる」「アウシュビッツ収容所!」などと発言。それについて19日の配信で「私のアウシュビッツ発言が良くなかったらしく、1個仕事がなくなりました」と苦笑いを浮かべ「うるさいねんお前ら!ガス室送るぞ!」などと、反省が見られない様子で語った。

ガス室送りとかシベリア送りとか流行してるんだな…

男の美容師

こないだ人生で初めて男性美容師に髪を切ってもらった

というか店長で、美容院店長に切ってもらうのも初めてで

ショートヘア好きなんだけど顔の形的に横髪なくなると今までイマイチな仕上がりにしかならない顔だからたまーにしか短くしてなかったんだけど

結果めっちゃ可愛くなった

この美容師さんめちゃくちゃ上手くてというかなんていうか、、

ショートカットぶすい…みたいな感情を隠しながら苦笑いで「切ったんだね〜」みたいな反応しかされたことなかったのに今回は男女問わず似合ってるねとかいいねとかしか言われなくておもしろ

切ってもらいながら感じる、絶対に可愛くしてみせるという気迫がすごかった

切ってる途中今までよくみるショートヘア完成系経由して、あーいつもこんな感じで仕上がるなあって感じのブスになった自分の顔だったのに、

仕上げに入ると死ぬほど可愛くなってわろた

美容師さん切った髪見て永遠に満足げにうむうむ頷いてるしめっちゃ良いすねって仕上がり自画自賛するし写真撮りまくるし

家帰って会社行って誰かにイマイチですねって嫌味言われてもそんなのしらね〜誰がなんて言っても可愛くなりました!!!って跳ね返せそうなくらい切った人が満足げでこっちも自信満々で外歩ける

仕上がりもめちゃくちゃかわいかったし鏡で横顔見ても360度どこからみても可愛いマジでショートカットでここまで可愛くなったの初

絶対可愛い女を作る!!みたいな気迫やっぱり男性美容師からなのかな そも髪切ったあと身近な男に良いねって言われたの初めてだしやっぱり男性美容師だと男目線の何かしらのこだわり?フェチ?があるしその他の男に通ずるのだろうか

どうも。生きづらい哀れなメスです。

https://anond.hatelabo.jp/20240425165849

生きづらい哀れなメス、年齢は1つ年上の30歳です。

中高女子校から共学の大学に進んだ時から人生が狂った気がしてる。

ちなみに私は「名だたる大企業就職して、それなりに稼いでいる」はクリアしたけど一度も結婚してないです。

恋人ができたのも1度だけ。それ以降は本当に、男性から相手にされてない(性欲の解消相手とみなされるは除く)。毎日プレッシャーに押しつぶされそうになりながら、自分のためだけに働いている。

年収預金残高は増えたけど使い道がなくはっきり言って持て余している。

幼い頃から自分容姿が悪いことには気づいていた。両親は容姿が良く、姉や兄も美形だ。私だけが、両親や祖父母の顔のパーツで微妙ものだけを最悪の配置で受け継いでしまった(目だけは二重にしたけど浮いてて気持ち悪さが増した気がする)。

ちなみに美肌の家系なのになぜか自分だけ肌も汚い。食生活化粧品にも気をつけ皮膚科大金を払っても改善しなかった。

努力は、人並み以上にしてきたと思う。勉強もそうだし、就活仕事美容心理学コミュニケーション恋愛に関する本も死ぬほど読んだ。でもモテない。

自分の生きづらさは自信のなさから来てるのは自覚していて、人から愛されたことがないのが根本原因だと思う(家族は除く)。

学歴仕事評価を得てプライドばかり高くなり、自己肯定感が育たなかった。

ないものねだりなんだろうけど、オス増田には親友がいていいな、あと一度は誰かの生涯の伴侶に選ばれたことも羨ましく思う。

私は友達はいるけど、親友はいない。複数人の集まりには呼ばれるけど、二人で遊ぶような子はいない。インスタを見てると、みんな結婚してても子供がいてもしょっちゅう会ってるように見える。結婚式に招かれて、ほかの友人が「あのふたりも色々あったけど、乗り越えられてよかったね」なんて泣いてるのを見ると、その「色々」の内容を自分が知らなすぎてさっと冷める。

増田の同僚の酒癖の悪い女の子は、きっとかわいいんだろうね。酔っ払ってたら介抱を口実にいちゃつきたくなるくらいには。

ブスはそんなことできないよ。ブスっておじさんみたいな扱いなんだよ。

おじさんが酔っ払った〜ってゼロ距離まで詰めてきても、苦笑いで逃げるし気持ち悪いし、ワンチャンなんて考えないよね?

学もあって、職もあって、顔の終わってないオス増田需要ないとは思えない。

周りの友人達を見ていても「男は年収1000万ないと〜」なんて言う子はいないけどな。

マッチングアプリモテてるっていうのがどういうことなのかわからないけど(モテてたらマッチングアプリやらないのでは?)、若くて「それなりの」女性からいいねをたくさんもらえるってこと?

私は学もある。職もあるし金もあるけど、顔が終わっているので恋愛市場では相手にされないよ。

ただこれは増田にも言えることだけど、お互い「自分にふさわしいと思える異性に」なんだろうね。誰でもいいわけじゃないんだよね?

わたしマッチングアプリでは、60代実家ぐらしの男性からいいねが来たけど無理だったもん。不倫なりワンチャン狙いの性欲まるだしの誘いはあっても、私は性欲が強くないしそういう形で身体を利用されるとかえって傷ついてしまうので(オナホ扱いと思う)、オス増田のようにセフレがほしいとも思っていない。ちゃん理解し合って愛されたいのに、それができない。

お互い結局、自己肯定感が低いのに自己評価が高くて「自分もっと相手にされるべきなのに、なぜ!?(顔や金しか見ない異性が悪い)」と思っちゃうところが問題っぽいよね。

どうすればいいのかわからないけど、私はオス増田幸福を祈ってるよ。セフレが本当にオス増田を救えるのかはわからないけど、気持ちが楽になるよう祈ってる。

2024-04-20

エイゴシャベレナ

こちら新一年

無事英語クラスで死亡いたしました

いわゆるガリ勉気質によりリーディングリスニングはそこそこ

ライティングは…基礎レベル

スピーキングゼロどころかマイナスでしょう

当方クラスは全て英語となっております

周囲には帰国子女ワラワラペラペラ

さあ僕の番です

何も、何も出ないのです

そしてついに口から出た言葉文法が滅茶苦茶なのはもちろん、伝えたい意味とも全く違うのです

全く、全く頭が回らないのです

必死で頭に浮かぶ言葉叫びます

言いたいことと違うのに

支離滅裂言の葉が吹き飛びます

止まることは許されません

"英語が上手くなくても良いからたくさん喋りましょう"

パニック

結局、まともなセリフひとつ吐くことが出来ませんでした

終始苦笑い帰国子女一同

まれ育ちだけでこの苦しみから逃れられた上級国民達が僕を見下しています

嘘です彼らはとても優しかったです

どうやら僕に英語は向いていなかったようです

これまでの勉強量と比べてあまりに喋れなさすぎました

才能…

これから1年間、この苦しみから逃れることはできないようです

2024-04-14

袖が三口ある服を買ってきた

そんな服どうするの!?と聞くと夫は狼狽えた様子で俯いた。

いやいや俯いても仕方ないでしょ。ていうか腕は二本だよ!?

夫は俯いたまま今の流行りらしいとかフランスでは等ともごもごして言う。

聞けばブランドものらしく、2万もしたのだという。二万!!?

酔っぱらってた?と尋ねると夫は観念したように頷く。

まったく…と溜息ばかり吐いていると「で、でもほら!おしゃれだろ!?」と夫は袖に手を通して服を着る。

一本余ってんじゃん。

私は余った袖の一つに手を通し、夫の胸ぐらを掴んだ。

夫は苦笑いしながら「あ、こうやって着るのかぁ」と声を大にして言う。

私は舌打ちしながら腕を引っ込めた。

夫はヘラヘラしている。

暫くは禁酒させよう。酒代はなしだ。

2024-04-13

anond:20240412233453

私も東京まれ東京育ちなんですけど地方出身の人の自虐ネタ?に付き合わされます… 行ったことある場所かに静かだし自然豊かで癒されるよねって心からめても東京に比べれば何もないよー!って言われちゃうしもう苦笑いしかできないです

2024-04-11

anond:20240411162111

たぶん何も考えてないでそれ

ワイもスーパー青果バイトで特売の日に品質の割に相当安いツマイモを品出ししてて見事な芋にテンション上がって横にいたお客さんに「これ138円っすよ?安くないっすか?一本どうです?w」ってクソ雑に話しかけてもうてやっちまったと思いつつ

あっさり断られて「そっすか、残念スwまたの機会にお願いします~w」って返して苦笑いされたわ

その女店員もそんな感じで「集めてんのかなこの人?」って思って衝動的に聞いただけだと思う、コンビニバイトって割と退屈だし

それか女店員帰国子女フレンドリーなだけかもしれない

まあその

他人はカネがかかる場面以外ではお前が思ってるほど考えて行動してないぞw

2024-04-10

・一意見ポストするのが間違ってないのは正しい、ただし実際はそこにとどまら私見への支持を求めている

面白いかどうかという自分感性ファンであることが先行してる、そこがよくわからない

・ことあるごとに不安になってるけどたぶん周りの人は筆者さんほど不安にならない

めっちゃ執着してるけどたぶん好きな感情の大きさと執着の大きさとは必ずしもイコールじゃない

・悲しくて悲しくて〜無理のないことだった、は、主体的には正しくとも社会的に正しくないので言わずにおくが吉

・目が合わなくなっていく原因は文章外の何かということでいいか、それとも芸人さんにおいて既にSNSリアルが紐づいてたのか

・某男性アイドル事務所のくだりについてはこのポストが参考になる

社会人は「この人は頭が悪いな」と思ったときに「苦笑いをしながら隣の人の表情」を見ます。お互いに苦笑いしていたら、世間一般としてかなり愚かである可能性が高いです。このサインを見落とし「何も文句を言われてないか大丈夫」と突き進むと奈落の底です。

・それは向こうは仕事なので〜仕方のないことだ、は、ファン側の発言として許容されない気がする

 タレントは人気商売のくだりも同様

・あとは読めてない

・なんて素直なんだ……


///

私も執着するし執着対象には承認欲求強いタイプなので気持ちはわかる、特に動画ハートマーク部分。

自他境界線案件(って最近よく聞くようになった気がする)。


あくまで客商売の人相手ことなんで、簡単ストーカー扱いされてるのはかわいそうだな〜と思って見てた。そりゃ芸人さんも一個人なんだが、客商売の人を客商売の人じゃなく一個人として肩入れしてる意見ってなんか簡略的で一方的になりがちな気がしてる。

ただし「いつか○○さんに僕の思いは伝わると信じていたのに」はどう考えてもアウトゾーンなのだった。そのあたりからボルテージぱない。結局ライブ行くんかい



ラニ〜ノ〜ズファンnote

2024-04-09

臭いから服全部捨てろ」って気軽に言うならニオイ対策特別手当を月3万円払ってくれ

職場臭い奴をどうにかするのにいい方法ベスト10(順不同)

  1. 服をいくらでも買い替えられるぐらい給料を出す
  2. 匂い鑑定士や匂いセンサーを使って職場人間全員に平等な「匂い鑑定」を行う
  3. 匂い鑑定士やセンサーで「臭くない認定」を受けたら特別手当が出るようにする
  4. どういうタイプ匂いを発していてどういった対策をするべきなのか専門的な意見を与える
  5. カウンセリングクリーニング・通院等に対して補助を出す
  6. テレワーク化を進めて臭い奴が出社しなくていい選択肢を与える
  7. 残業を減らすことで洗濯時間を確保する
  8. 外干しに最適な高階層で日当たり良好な部屋に気軽に住めるぐらい給料を出す
  9. ニオイ対策をする時間的な余裕が出るように業務効率化する
  10. ニオイ対策をする経済的な余裕が出るぐらい給料を出す

職場臭い奴をどうにかするのに逆効果になることベスト10(順不同)

  1. 「「なんか臭くね~~~」と対象人物匂い性質等に一切具体性のないヒソヒソ話をする
  2. 専門家でもない癖に「風呂に入れ」「服が臭いに違いない」といった方法論の指摘をする(匂いの傾向についての指摘は専門家グーグル経由で対策につなげうるのでまだマシ)
  3. いじめっ子気質人間を中心としたニオイ対策チームを結成してイジメなのかガチで困っているのか分からなくしてしま
  4. 加齢臭ワキガ臭といった持って生まれた体質に対しての指摘ばかりして相手に「体質だからもうしょうがないじゃん」という気持ちを植え付ける
  5. 匂いのする人間の近くで鼻をクンクン鳴らすことでストレスを与えてかえって臭い状態にする悪循環を起こす
  6. 臭いから服を全部捨てろ!新品の服を買って一回着たら捨てろ!」と極論に走る
  7. 他人臭いには厳しいくせに自分臭いに対しては苦笑いで済ませようとする
  8. デブが汗っかきなのは仕方がない」「線香の匂いが染み付いてるのはい匂いからセーフ」といった謎のセーフ判定を持ち出す
  9. ニオイ対策を行っている人間に対して「臭いって自覚はあるんだwww」と煽るような態度を取ることで、ニオイ対策をするモチベーションを下げる
  10. 職場内のヒエラルキーによって「臭いのに指摘されない特権階級」や「対して臭くないのにやたらと指摘される被差別階級」を作ってしま

2024-04-08

キャバ嬢デキ婚退職を祝う

去年のハロウィンの時期、仕事場から駅に向かう大通りに並び立つガールズバー客引きの中に彼女はいた。

いつものように無視して通り過ぎようとしていた、というか客引き女の子たちには意識が向いてなかったのだけど、

「いっつもいんねー」

と、変わった声のかけられ方をして、思わずそっちを見て歩く速度を緩めてしまった。

すかさず彼女は2,3歩近付いてきて私の二の腕に触れて

「あー、これは飲み好きだわー」

私はヘラヘラ笑っている彼女の顔ではなく、思わず胸の谷間視線を固定してしまった。

負け確定。

それから、月に1回ペースで、彼女の店でたった1時間だけ飲んだ。

彼女に3杯ドリンクを注文して会計は1.1万円。

うける、しぬ、くさ。

彼女は私の詰まらない話に、たった3つのボキャブラリーで反応していたが、逆にその薄っぺらさが心地良かった。

今年の1月、いつものように1時間飲んで札を2枚置いたとき彼女が「次さ、同伴いい?」と少し苦笑いを浮かべながら聞いてきた。

いつも1万円しか使わない細い客なのに。

何かを感じて、すぐに翌週、店の近くの和食屋食事をした。

26歳の彼女ガールズバーでは年長の方で、稼ぎも考えてキャバクラ転職したいらしい。

次の店が決まったら指名するけど、そんなお金使えないよ、と返事した。

それには生返事で彼女は「次の店決まるまでもさ、ご飯いいですか?」と聞いてきた。

初めて敬語だったから、いわゆるパパ活かと思って警戒したけれど、どうやら単純に、愚痴をこぼしたいだけだったらしい。

2月は週に一回、居酒屋韓国料理イタリアンと、高くも安くもない店で食事をした。

ウケる、しぬ、くさ。

店にいる時と会話の内容はあまり変わらなかった。

2回セックスはした。

2月の終わりにキャバへの入店が決まり、3月の頭に店に行った。

転職祝いにシャンパンを開けたら、会計が7万になった。

耳元でごめんと言われたので、えだってワンチャンあるでしょと返したら、ワンチャンはしぬ、と笑われた。

笑われたけど、本当は翌日に2人で個室温泉付きのホテルに行く約束をしていた。

だけど、翌朝、彼女からごめんなさい、体調悪くて行けそうにないです、とラインがきた。

大事に、残念だけど元気になったらまた、と返事をしたら、すみません、と返ってきた。

久しぶりに敬語を使われた。

ライン既読が付かなくなって、ブロックされたのだろうと思って4週間。

今日彼女からラインがきた。

妊娠して店を辞めることになった、付き合ってる人がいることを秘密にしていたことも、せっかく入店祝いをしてくれたのに店を辞めたことも申し訳なくてどうして良いかからなかったのだという。

もともと、私は、妻との関係が冷え切っても本気の不倫をすると面倒だと思い、夜職の女性安全に遊ぼうと考えて手を出した、下衆な人間だ。

から気にしなくて良いし、心からおめでとう、気まずいだろうに連絡くれて感謝してる、と伝えた。

来週、彼女と昼に会ってお祝いの食事をする。

酒もセックスもなしで会うのは初めてのことだ。

彼女の夫はあまりお金を稼がないらしいので、お祝いを少し包もうと思う。

何万が正解?

2024-04-05

anond:20240405155208

テレビ美人な画面内の女子アナさんに恋しちゃって念願がかなって会いに言ったら当の本人は首から下はかつての自損大事故で車椅子みたいな形に機械化されちゃった姿になってて苦笑いしつつ「だから来たら幻滅するよ?っていったのに。ワタシは生きていられるだけでけっこう今の生活に満足してるけど」てあっけらかんと返されてモヤモヤちゃう思春期少年、ていうSF短編を思い出した

anond:20240405134525

大戸屋選んじゃう人でも一言大戸屋でいいですか?」が言えるようになればいいんだよ。

店選びに限らず自分がいいと思ったことが相手にとってどうかなんて確認しないとわからないんだから、黙って大戸屋連れてくやつはそもそも基本的に逐一確認する誠実さが必要

って思ったけど「大戸屋でいいですか?」っていいわけねえしその時点で引かれるわ。

まあそこで苦笑いしながら「お、大戸屋でいいですよ…」とかい相手ならそもそもどっかで破綻するから損切ってことで…。

2024-04-02

実際にいた、創作趣味の痛い奴

創作活動、とりわけ「一次創作(完全オリジナル)」の創作趣味な人で、こんな人を見かけたことはないですか?

 

キャラクター設定はあるが、肝心の「お話(本編)」がない。
マンガ小説等の形になった「お話」は無いが、設定だけは延々と語る。
他者が作ったオリキャラ(よその子)と絡みたがる。

 

今はもう見かけることは無いと思いますが、昔はこういうキャラしか作れない創作屋」がたくさんいました。
「うちの子厨」とも呼ばれ、界隈の一部からは「痛々しい」と影で叩かれることもありました。
かに、「創作」と言うよりかは、「ネット版お人形遊び」と言った方が正しいでしょう。


とは言えこういう人種ネット上だけの存在
……と思われるでしょうが現実でいました。こういう人。


ふと思い出したのでこちらに記しておきたいと思います
心当たりがある方に読んでもらえたら幸いです。

 

 

結論から言うと、まあキモかった。痛々しかった。

 

 

ちなみに女性です。この人を「A子」します。


A子と知り合ったのは、確か入学したばかりの頃、友達の紹介であったかと思います所属する部活動を選んでいる最中の時だったかすみません記憶あいまいです。
当時は私も恥ずかしながらマンガを描くのが趣味で、それで一度意気投合たかと。

 

そのA子の痛さを簡単にまとめると。

 

こちらの創作に口を出す。
自分オリキャラの話を延々と語る。
小説も書いてはいたようだがほんの序章しか書いておらず、それで読ませて感想を求めてくる。
④「合作しよう」としつこく持ち掛けてくる。

 


まず①について。


私が部活で短いマンガを描いたとき、読んでくれたはいものの、感想は無くA子は「この後はこうした方が良い」「この案はどうですか!?」ってすごい勢いで迫られました。
描いたのはただ現代日本部隊のほんわかな雰囲気ギャグ漫画なのですが、彼女提案した設定は「このキャラは実は侵略のためにやってきた異世界人」「異世界を救うためにやがては主人公をその世界に連れていく」等などのトンデモ話ばかり。苦笑いするしかなかったです。

 

②について。

 

A子の設定話は帰りのバスの中でよく聞かされました。しかも同じキャラクターの同じ設定の話を。私は虫が大の苦手なんですけど、そのキャラの虫に関する設定をだらだらと話していたのは覚えています
語り方も手をわきわき動かしながらで、今となっても本当にキモかった。
後は「このキャラは超美少女で暗い過去があって~」「このキャラは神と同等の力を持つ武器を持ってて~」と厨二病全開の設定祭りです。
異世界の話を盛りたがるあたりそういうのが好きだったんでしょうね。

 

③について。

 

A子も小説という形でキャラクターを動かしていたようですが、その話が原稿用紙1枚分程度の長さしかありませんでしたね。しかも序盤。
そんなもの読まされてもって感じなんですけど、いきなりそれ書かれた紙渡されて「読む?」って言われて…断れるわけないですよね。
突然クライマックスですが、何故そうなったのか、これから主人公はどうするのか、さっぱりわかりません。帰り道散々聞かされた設定は、どこにも記されていません。
起承転結も無い作文に「どう?」って聞いてくるものですから、何とか当たり障りのない感想を言ってあげました。

 

最後の④、これが本当にキツかった。一番ヤバかった。


ある日A子から合作しませんか!?」ってこれまた勢いよく言われました。
その時私は「まだ自分作品だって満足に作れてないのに合作は難し過ぎる」といって断ったのですが…
A子は「何で?二人で考えればいいもの作れるのに!」「案を出し合った方が効率もいいですよ!」「何でダメなんですか!?」的なことをまくし立てるように言ってきて、こちらの話には聞く耳持たず。さすがにうんざりしました。
合作はしなくて済みましたが、それ以来私はA子と距離を取ることにしました。

 

 


そしてA子はあの後どうなったか……


彼女携帯サイトを作っていました。今となっては懐かしいコンテンツですね。(彼女交流していた同じ部活内の人が教えてくれました)
サイトを作ってようやく創作活動を本格的にやり始めたのかと思いきや。

 

 

「イマジナリーフレンド」のサイトでした。

 

 

彼女の作ったオリキャラがイマジナリーフレンドとして掛け合いをブログに投じている。
鬱々とした管理人彼女)をイマジナリーフレンドが懸命に慰めている。

イマジナリーフレンドとは、小さい子どもが遊び相手として作る空想上の友達のことです。空想の一人遊びです。
普通であれば小学生までの子どもが楽しむもので、中学生のうちに自然消滅するものです。
初めて見ました、イマジナリーフレンドをネット上で公開するの。
彼女にとって、創作とはなんだったのか。ともかく距離置いて良かったなと心から思いました。
現在このサイトは完全削除されていると思います

 

 

 

最後にこの話、いつの頃の話だと思いましたか
中学生高校生

 

 

 

大学生です。

 

 

 

18歳を超えた大学生お話です。
冒頭で記した現実版「うちの子厨」の末路の1つです。
しかし今にして思えば、昔流行った「うちの子文化は、「イマジナリーフレンド」と紙一重存在だったかもしれません。

今でも「うちの子文化を楽しんでいる人がいるなら、彼女のような痛々しい人はいないことを願うばかりです。

 

 

今頃、彼女はどうしていることやら。イマジナリーフレンドは卒業していればいいですね。

2024-03-22

anond:20240322092250

私はそれこそ幼少期から40代までずっと絵を描き続けてきたし、20代になって働き始めて、自分自由になるお金ができた後は、

本格的なデッサン教室に通ったり、最近オンライン講座を受けたりしたけど、10代の頃の絵と見比べて上達はしていない。

絵柄こそ今風にはなってるけど、人体は破綻してるし、左右反転したら顔が歪んでるし、右向きの絵は描けない。

デッサン教室には5年くらい通ってたけど、先生苦笑いしながら「絵を描くだけがあなた人生の全てじゃないんだから」と言っていたのが心に残っている。

教えることの専門家ですら救えない、本当に才能のない人間ってのは明らかに存在するんだよな。

努力すれば誰でも最低限のラインを超えられるなんて幻想を持たせないで欲しい。

引き篭もりリアル友達無しぼっち♂が35歳になってようやく気づいたこ

すごいことに気づいてしまった。「他人って自分の思い通りにならない」「新しいことをやろうとする時は、いろいろズレがあって自分が思ってた通りにならない」ということに!

ルーチン通りの生活から一歩でも抜け出すと、いい意味でも悪い意味でも他人環境自分の予定通り動くことの方が少ないんだ!!予定よりも良くても悪くても、少しでも新しいことしたらだいたいズレるんだ! 

もしそうだとしたら考え方を変えないといけないな。そうか、人って自分の思った通りに動いてくれないんだ・・・

でもね、ズレって悪いことばかりじゃないよ。ズレが選択肢・引き出し・教訓になるから一度はやるべき!

逆にルーチン通り、予定通り自分でできてる時なら動く必要はないんだが…一度ズレちゃった時はとことん壊してみるのがいいかも。予定狂った時は苦笑いすることになるけどねw

そうしたら予定が高望みすぎたり、道のりを決めつけすぎてたりしたことに気づくことも出てくる。僕は最近まで音声作品を作ろうと思ってて、自分でこうなったらいいなってスケジュールを立ててたんだけど、全然思ったとおりにならなかった。もう当初立ててた大きくズレちゃったから、一度予定を壊してまた考え直そうとおもう(1年ぶりN回目)

そういえばこれも気づいた。自分のやりたい方法で予定通り動いてくれたり、戻してくれるような人はエスパーかすごく波長が合う人なんだ!

そんな人のほうが珍しいと気づくと、自分に合わせてくれる人に感謝気持ちも湧いてくる。今まで当たり前だと思ってたか感謝してなかった。申し訳なかった。そりゃみんな僕のもとから去っていくはずだ。僕がぼっちなのは僕が悪かったんだな。

逆に、いくら善意で言ってくれたりやってくれる人でも、自分がやりたいこととズレてる感じを自分が受け取ると「俺だって選ぶ側だ。断っていいんだ!」ってことにもようやく気づいてきた。

すごくない!?主体性って「選び選ばれ」ってことなんだよ!

今までの僕みたいに受け身だとあれこれしてもらっても感謝しないどころか「なんで余計なものを」って不満に思っちゃうんだ。

それは、僕が受け身すぎて人に言われた通りしかやっちゃいけないような気がしていたからなんだけど。

まり何が言いたいかっていうとね、僕はもっと付き合う人を選ばないといけないんだ。35歳になってようやく気づいた。

自分の思った通りにしたいならそこは人を選ばないとできない。

こういうと傲慢に聞こえるかもしれないけれど、これは相手から見た自分も同じだ。選ばれないと任せたり回してもらうこともできない。

僕は今まで何もかも人任せだった。自分で人を選ぼうともしなかったし、人から選ばれようともしてなかった。ただ自分の周りにいる人に合わせようとして、でもいつもズレを感じてイヤイヤしてたら周りから人がいなくなってぼっちになってた。

これからもっと意識して付き合う人を選ぼう。もっと主体性を持って人と付き合おう。


元ネタこちら。

https://twitter.com/******/status/1770975474703122876

2024-03-12

anond:20240311172852

2024年3月12日、ワイの日記やで。

今日はなんと、フェミちゃんちょっとした会話があったんや。なんで彼女がワイのような存在と話すことになったのかは謎やけど、なんとか言葉を交わすことができた。

場所公園やった。ワイがベンチに座って、今日もまたお金がないがゆえに昼食を抜いているところに、フェミちゃんがやってきたんや。

「なんでそこに座ってるの?お昼ご飯食べないの?」フェミちゃんが訊いてきた。

ワイは少し恥ずかしくなって、「いや、実は…お金がなくてな。」と答えた。

フェミちゃんは少し考えるような顔をして、そして、「それは大変ね。でも、食べ物くらい私があげるわ。」と言って、自分サンドイッチの半分をくれたんや。

その瞬間、ワイはちょっとだけ世界が変わったような気がした。普段は男を憎んでるフェミちゃんが、ワイのような者に優しさを見せてくれるなんて。

ありがとうフェミちゃん。本当に助かるわ。」とワイは言った。

彼女は「まあ、たまにはね。でも、これで男女平等になったわけじゃないから。」と冗談めかして言った。それにワイも苦笑いで応えた。

この一件で、ワイは少し考えさせられた。いくら社会や世の中を憎んでも、人と人との繋がりってのは意外とシンプルものなんかもしれん。お金がないがゆえに得られたこの小さな交流が、ワイの心に小さな変化をもたらしたんや。

でも、この一件がワイとフェミちゃんの間に何か大きな変化をもたらすわけじゃない。明日もまた、ワイはワイで、フェミちゃんフェミちゃんや。でも、今日だけは、ちょっとだけ世界が優しい場所に見えたんやで。

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