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2024-05-18

anond:20240518143602

スカートめくり描写現実スカートめくり被害が増える、っていうのがメディア強力効果論なんだけど、現代研究では否定されてる。

フィクション現実社会に悪影響を与える怖れはない。ってこと。

それを拡大すると、悪影響と同様に、創作活動オタク人生に良い影響を与えたりもしない、と個人的には思う。

2024-05-17

anond:20240516095143

あなた経験を3行にまとめると、次のようになります

オタク文化に没頭していたあなたは、初めての恋愛趣味エネルギーを失い、自己価値を見失いましたが、その後、趣味への情熱が復活しました。

新しい恋愛が始まりセックス実写映画などの新しい楽しみを発見し、創作活動にも再び取り組むようになりました。

人生経験が豊かになるにつれて、コンテンツの消費と生産に対するアプローチが変化し、創作活動においても評価が向上しました。

 

人生の各段階での変化が、あなた趣味創作活動にどのように影響を与えたかを簡潔に表しています経験私たちの好みや創造性に大きな影響を与えるものですね。

 

ほんとchatGPTさまさまやで

2024-05-13

文化にハマれなかったオタク女の愚痴

TRPG、ひいては卓文化にハマれなかったオタク女の愚痴

どこにでもある、ありふれた、ただのコミュニティから溢れたオタク女の嫉妬だ。




私には10年以上繋がっているフォロワーがいる。彼女たちはみんな、一次創作と銘打ったいわゆる「うちの子文化が元で繋がった。

当時、私たちは「うちの子語り」を頻繁にしていて、彼女たちの語るキャラクターの魅力や世界観が好きだった。

その時その時で作者の推すキャラクターは変わるが、どのキャラクターも魅力的だった。

親しい人同士で組んでいた関係、いわゆる「うちよそ」の話をする人も多く、そのうちよその話も、基本媒体Twitterなので、手軽に情報アクセスすることができた。

どんな関係性なのか、どういったところがこのふたりの魅力なのか。作者たちの力の入った紹介やイラストを見るのがとても好きだった。

生憎、私は自己完結型オタクだったので、うちよそを組んで交流!といったタイプではなく、淡々キャラクターの掘り下げとストーリーの公開を行っていた。それでも、彼女たちとはキャラクターへの推し感情を伝えたり、日常的な話での交流は頻繁に行っていた。

創作活動なしに、良い関係を築けていたと思う。現実での悩みを相談しあうような、親しい仲の友人と言える存在だった。






そんな状況を変えたのが、TRPGブームだ。

いわゆるCoCがとにかく流行った。

みな語る内容が「この間の卓が〜」「HO○が〜」とTRPGの話に変わった。

当時私は既に就職しており、夜の8時まで仕事がある日も少なくない、おまけに平日休み彼女たちと全く予定が合わなくなっている状態で、後から時間差で「なんか遊んでるんだな〜」と確認する程度で、完全に波に乗り遅れてしまった。

その乗り遅れている間に、彼女たちは共通体験をしたものしかからない、いわゆる"身内ネタ"で盛り上がっていく。

そうして、みるみるうちに、取り残されてしまった。





かつて仲の良かった人達がどんどんと、いつも卓の話ばかりになっていき、そのままいつも卓を囲む面子しか話をしなくなる。

その様子をただ見ていることしかできなかった。

これは私のコミュニケーション不足が招いたとも言えるが、その"身内"の固まるスピードが異常だったのだ。本人たちは楽しく遊んでいるだけではあるので、水をさすような真似はできなかった。

媒体Twitterからdiscordに変わり、discordグループでの会話が増え、Twitterでのツイートが減っていく。

コミュニティ外の人になってしまった私は、彼女たちが楽しく過ごしているのを見るだけで、入り込めなくなってしまった。



Twitter上で「つわぼ!鯖にて!」「通話出来る?」と私抜きで仲良くしている様を見ることしかできないのは、とても寂しかった。

でも仕方がない。私はTRPGをやっていないので、そのコミュニティへの参加資格はないのだ。


一度気を回してもらったのか、卓に誘われ、参加させて貰ったことがある。

経験者たちがサクサクと「キャラシート」なるものを作っていく中、「これ回して!」と言われたステータスデータ提示して、「じゃあこういう職業ができるよ!」「キャラデザ、メーカーでいいからざっくり考えてきてね!」と放り出され、キャラクターについて考える間もなくセッションが開始してしまった。楽しさを知る前に、あっという間にセッションは終わってしまった。

その時に嘘でも「たのしい!またやろうね!」と言えれば良かったのだろう。

でも、どうしても楽しいものには思えなかった。使い捨てのこの一瞬のためだけに作られたキャラクターたちに愛着を持てなかった。

そこで、かつてのキャラクターを掘り下げて、楽しそうに語っていた彼女たちはもういないのだと悟った。

CoCに限らず、TRPG時間と遊ぶ相手必要ゲームだ。

頻繁に一緒に遊び、時間を共有する友人により深い友情を感じるのは必然と言えるだろう。

それでも、急速に完成されていくコミュニティ。それに加え、彼女たちは無自覚でも排他的空気コミュニティを作ってしまっている。

それが恐ろしく、悲しかった。


彼女たちと私の愛したかつてのキャラクターにはもう会えない。

コミュニティに参加することも出来ない。その勇気もない。

ただ、取り残されたという被害妄想を抱えた、私という愚かなオタク女が取り残されただけだ。

anond:20240512184626

>一時期はちゃんとそういう営業活動してたけど、なんかしょーもないなぁって。そういうんじゃないじゃん、創作活動って。

はぁ・・・創作活動はそういうもんじゃないけど営業活動はそういうもんですけど 何言ってんですか?

創作活動しかしたくないならそれ以外の部分は金払ってアウトソーシングしたらいかがでしょう?

anond:20240512184626

創作活動インフラ関係性は、第三に控えている収益管理組織や団体が両者の繋がりをもたせるだけで

創作活動自体インフラ自体関係性ないのでは?

有名な展示会や発表会や会とか技法流派に属するというのがこれまでにあったその礎だったし

あなたがもし唐突SNSで大量の新規顧客を獲得したとしても、その芸術文化について寄与するところがないなら

たまにバカ売れする運のいい一発屋以外のなにものでもないわけでしょう?

売れない創作活動趣味で好きだからずっと続けてる人だっているし、だれかに届けたいと漠然と考えている人も多いだろうし

それについて目的意識があるならSNS以外にもっと力をいれて発表していくべき場所があると思うんだけど

どこで死のうが勝手かもしれないけどあなた敷地でないところで勝手に死なれるのも困りものだよ

自分の分野、自分ジャンル自分の作った会や展示で死ねばいいじゃない

よそさまの敷地自分の居場所を探すのは、違うんじゃない?

Xがただ消費するだけのオタクが消費するための餌をさがすためのチューブだとして

どうしてあなた自分の血肉をオタクに啜らせて死ぬために自分が納得できるオタクの吸引口の形に不満なのかって考えたら

しろそんな変態的なことが好きなので嫌いっていってみてるように見えるよ

大好きなハンバーグのことを嫌いだっていってみせてる子供みたいなそんな感じに見えるよ

2024-05-12

anond:20240512184626

ナイーブすぎる

創作活動に限らず、本当に平等に見てもらえる場なんてほとんど無いだろ

X(Twitter)一強時代が終わって欲しい。

日本ネット創作活動するのに

X(以下ツイッター)がバズってないと人権無いのキツすぎ。

自分は絵描いてるけど、skebで1案件5kを2年間200件こなしたから壊滅的に絵が下手な方ではないと思う。なのに、ツイッターで絵を上げても1いいねしか付かない。一桁じゃないぞ「1」だぞ。

まぁ、大体理由はわかるよ。普段からあんまりポストしてないとか相互いいねしてないとか、リプして絡んでないとか。

一時期はちゃんとそういう営業活動してたけど、なんかしょーもないなぁって。そういうんじゃないじゃん、創作活動って。

それに壁打ちだけでクールに伸びてる人見ると嫌々営業して必死に伸ばしてる自分がクッソ情けなくなってなぁ。好きでコミュニケーションしてんなら良いけど心にも無いのに他人イラストに「凄く良いです!」とかしんどいわ。

でもそうしないとツイートがTLに浮上せず公開アカウントなのに非公開アカウントみたいになる。

そうじゃなくて過疎垢でも平等に見てほしい。

同人誌即売会にも何回か出展してるけど、そこで売れなくてもそれは諦めがつく。何故なら壁サーだろうが過疎サーだろうがイベント存在して認知されているので同じ条件だから

もうダルいって、オタクコミュニケーション取るの。作品出して承認と金が欲しいだけなんだよこっちは。そのために必須なのがツイッターなんだけど、合わないんだよツイッターは。

一瞬ブルースカイだのミスキーだのに移行するとか言ってたけど何にもならなかったな。結局ツイッター、ずーっとツイッター。何をするにもツイッター知名度無いと何者かになれない。

良い加減にしてくれよ、ツイッター日本の全てか?

追記

なんか勘違いしてる奴多いけど「ツイッターじゃなきゃ俺は無双できるんだ!俺は本当は凄いんだ!認められるべき人間なんだ!」なんて青臭い話じゃあないんだよ。

この記事で一番伝えたいのは同人誌即売会の例えのくだり。

無双したいなんて微塵も思ってない、どっちかと言うと諦めて死に場所を求めてるんだよ。

と言うと「お前はもう死んでいる」なんて説教かます奴が出てきそうだが、死に方を選ばせろ。

追記2

実は増田今日初めて参加した。(存在は知ってたけど)でも俺みたいな新参者一方的愚痴も、

こうして平等認知される。

同じ内容を投稿してもツイッターだとアルゴリズムで弾かれるて存在認知されない。

ツイ廃毎日時間毎分投稿し続けていいねRTを回し合ってお互い助け合わないと存在認知されない仕組みになってる。もしくは一方的に寵愛を受けられる神通力を持つ芸能人や神絵師勝手に浮上する。

2024-04-27

anond:20240427054501

自分創作活動芸術鑑賞のほうがどうでもいい他人と接するよりも素晴らしく充実するからなあ

でもありがとう。たしか恋愛容姿関係ないのかもしれない

2024-04-25

異国での失恋後のぐちゃぐちゃな感情について

2024年始まってから散々なんだが!!!!!!世界のこと許さないからなこのカス!!!!!

4月も終わるのでもういい加減立ち直りたいが、時間が経つと怒り以外にも寂しさ、悲しさ、いい思い出、憎めないことがぐちゃぐちゃに混ざりさらカオスな心境になってきた。

渦中にいるとき全体像が把握できないし、何より感情時間差で処理されるので後になっていろいろと噴出してくるのだ。

そして、ぽつぽつと人に話すと高確率で、文章感情をまとめると整理されるという助言をもらうので散文を匿名ダイアリーに投げることで成仏を試みる。フィクションです。

知り合って3年、付き合って2年ちょい、1年半同棲していた彼氏から1月に別れを切り出されたこからすべては始まった。

その時になんて言われたのかを思い返してみよう。

「なんか、求めてるエネルギーと違うんだよね。違和感があるというか。。。。会話も出会った頃から弾まないんだよね。」

今まで、ちょいちょい「増田はおばあちゃんみたいだよね。本当におばあちゃんになったときどうなるの?木になるの?」

などと言われたことを思い出し、カス元カレ(以下春日)が私の陰キャすぎるエネルギーに疑問を持っていたことを知る。

実際に私は友人付き合いが超限られていて、SNSも苦手でインドアなので図星ではあった。

ただ、私の陰キャ化が加速したのはこの1年のことである特に2023年は諸々のストレスが重なり、精神的にセーフモードで超低空飛行していたのである

元々、付き合った頃は逆だったのだ。私が春日出会った頃、彼はまあまあ重めの鬱を患っていた。

コロナ禍を機に、不眠と身体の不調からずぶずぶと鬱に沈んでいき、大学中退して家から出ることが怖くなりニートになっていた。

ちなみに補足情報として春日外国人で、私は現在海外修士課程留学中の在外邦人である紆余曲折あって音楽趣味が合い意気投合したのが出会いだ。

慣れない異国のコロナ禍で不安な中、曲とも呼べない小さな音楽の断片を作って交換したり、好きなことを共有できる相手は私にとって貴重だった。お互いにまあまあ離れた別都市に住んでいたが、友人として気分転換によく春日の街に遊びに行くようになった。

春日の母と一緒に3人で初めてご飯を食べたとき春日がいきなり号泣し始めて落ち着かせるために必死に彼の手を握っていたことを思い出す。突然号泣したり沈黙し、動けなくなることが多い状況だった。

春日はとても純粋で、鬱でも前向きに生きようと頑張っている姿を見て次第に応援したくなった。春日はとても美しい声を持っていて、時々歌ってくれることが私の心の浄化にもなっていた。ただ、それも不調により以前のようには歌えない状況だったので本人はとても落ち込んでいた。

私自身、現地語のみの授業を理解し、口頭試験を乗り越えていくことに心身を消耗していたが、なるべく春日が外に出るように引っ張り出したり、心に寄り添えるように丁寧なコミュニケーションを心掛けていた。春日日本語が上手かったが、言語の壁も高かったので尚更慎重に進めた。Rei harakamiの命日に二人で登山して、山頂で終わりの季節を聴いて黙祷したりとか、今思えば二人とも変な奴だった。


そして、プロカウンセラーの手を借りて春日は鬱を治療することになり、友人になって一年弱が経つころ、恋人として付き合うようになった。

付き合った当初もまだ鬱は強く残っており、春日に関しては特に自己防衛機能が強く、何か一つ難しいことがあるとできない理由を無理やり探して諦めたり、衝動物事を瞬時に決めて深く考えずに逃げるという癖が相まって、物事継続したり、安定して物事を考えることが難しい様子だった。その中で、私が住んでる家から引っ越しを予定してると伝えると私の住んでる周辺の街に春日も住みたいと言い始めた。それもあって一緒に住もうということになったのである。その後も、具体的な計画が進むにつれ、「やっぱり僕には無理!」とか「やっぱり一緒に住もう!」と、決断が二転三転する春日精神的に振り回されて疲弊したので、その癖を人と共同で何かを決めるときに持ち出すのはやめてくれとお願いした。

ただ、我々の家探しは困難を極めた。そもそも貸し手市場なのに加えて、正式賃貸契約場合ニート(実家が細い)&外国人留学生というコンビでは賃貸審査を受けるという土俵にすら立つことが難しかった。とはいえ私の家の退去期限もあったので謎のモルドヴァ人のおばさんちの小さな一室をとりあえず借りて、極限の生活が始まった。

状況に反して春日はなぜかこの頃精神が強くなっており、審査に通るために黙々と職を探していた。私は定期試験を乗り越えることと賃貸審査が通りやすくするための準備でいっぱいいっぱいだった。このモルドヴァのおばさんは一ミリも信用できず、家賃交渉で一悶着あったり大変だったが今では笑い話である。そして、春日不動産営業という職を見つけたことにより保証に通るようになり、四か月後、アクセスあんまりよくないがこじんまりした1LDKに住むことに成功した。

その頃、湖畔に弾丸キャンプに行ったのも良い思い出。4000円ほどの砂浜で使う用のテントエアーマットレスだけ持って行ってのだが、初日の夜に土砂降りになってしまい、気が付いたらテントの中が湖みたいになっていた。水にマットレスだけプカプカと浮いてて二人で「ノアの箱舟じゃんwwwwww」とか言って馬鹿すぎて爆笑してたよな。そんな状態で7泊もした。

引っ越し後は、私は円安による金欠奨学金が終了することに焦りを感じ、なにかWeb制作系で働けないか試行錯誤した。春日ニート生活から一転して、スーツを着て一日11時間勤務の社畜へと変化した。ただ、営業職は出来高制で精神ダメージも大きく、彼は四カ月後に仕事を辞めた。

そうやって2022年は過ぎ、2023年には無職春日留年して金欠外国人という最強の布陣が出来上がった。

一月頃、金欠、将来の不安引っ越し一連の疲れがどっと出て私は精神病み始めるが、打破するため近所のカフェバイトを始めて安定した。一方春日は、営業職で受けた数々の否定言葉に傷つき、癒しとして貯金を食いつぶしながらやってみたかったドラムを習い始める。

私のバイト夜勤と早番が不規則に組まれるような状態で、現地語で早朝のラッシュを捌くことに必死だったのであんまり記憶がない。ただしばらくして、伝手でリモートでできる仕事を依頼されるようになり、そっちの方が興味のあるジャンルだったしガタガタな生活リズムを戻したくてバイトを辞めた。そして、春日は相変わらず週一の習い事以外は日本語の本を公園で読む生活をしていた。

卒業必要単位も取り終わったこ日本に3週間ほど二人で遊びに行った。春日牛丼を大層気に入り、吉野家すき屋松屋を食べ比べたのちにすき屋牛丼以外は認めない頑固さを持ち、片っ端からブックオフ古本市場はしごし、コンビニはローソン以外には入らない外国人となった。日本にずっと行きたかった春日は終始目をキラキラさせていた。

日本から帰ってきたころ、私はリモート仕事をしながら本業である芸術に関する活動に勤しんだ。おかげで賞を取りちょっとした催しに参加するなどのイベントが発生した。卒業論文にも取り掛かり始めたがその壁が高く、先行研究論文と本を現地語で読むことで時間が過ぎていった。卒業後の進路や家族問題論文プレッシャー円安制作意欲が低下していることなどのストレスが一気に重なり私の精神は下降し続けていた。

一方春日は、貯金が尽きて彼の母から仕送り生活するようになった。とはいえ日本語能力試験一級に挑戦する目標を立て、ひたすらカフェ日本語の本を読んでいた。なにかバイトしたら?と聞くと、「うん、来月から探す~」と言い続けて2023年は終わった。やるやる詐欺を繰り返す春日にムカついていたが、本当に一級に合格たからえらいよね。

年末年始を彼の地元で過ごし、春日自分の喉の調子がだいぶ改善したことに気付く。コロナ禍以前は弟の彼女コンビを組んで路上パフォーマンスをしていたこともあり、再度コンビを組んで地下鉄で歌うと、これがまた投げ銭で儲かった。彼が好きなことでお金を稼げることを発見し私も大層喜んだ。しばらくは家を離れて実家活動したら?と提案したのだ。

そうして二人で家に帰ってきた2024年一月、冒頭にあるようなことを切り出されたのである

出会った頃元気がなかった春日精神はだいぶ安定してきていたのに反して、私は在外年数が増えるにつれ外国人としての立場の弱さやストレス、現地人と対等な土俵に上るための終わりのない努力に疲れ果てていた。きっと、私が春日を家の外に引っ張り出したように、春日が今度は私の人生でつらい時期を支えてくれると期待していたのだ。

しか現実は違った。もともとは陽キャの素質を持つ春日が好きなことを見つけて元気になったところで、陰キャで元気のない私はただの言葉の通じにくい異邦人メンタルおばあちゃんしかなかった。

春日は冒頭の言葉とともに特に話し合わずに足早に地元へ帰り、日銭を稼ぐことに集中した。私は論文に追われてしんどい時期に別れを切り出されたことが悲しくて、その理由も悲しくて、毎日を泣いて過ごした。日が経つにつれて春日がなんの相談もなく結論だけを私に話してすべてを放って逃げたことに怒りがこみ上げ、太宰治崩れのポエムみたいな謝罪文だけ投げてくることも火に油を注ぎ、一日でいいからこっちに帰ってきて話し合え!と伝えると、月末に一日だけこちらに帰ってきた。春日は二時間ほど私に謝り続け、どうしてもやり直したいと言い始めた。

私は春日に対して信頼を失っていたが、それらをゼロからまた積み上げるような努力を一緒にしてくれるならいいよ、と許してしまった。育ってきた背景も母国語文化も違う二人が関係健康に維持するにはお互いの努力必要だ。自分ができることを相手ができないのは当たり前で、自分と違う文化を受け入えてその違いに尊敬を持つことが、同郷人同士以上に必要になる。

もちろん私にも落ち度はあった。私が学業資金繰り外国人としての滞在許可証の条件などに四苦八苦してるなか、二十代も半ばになって、苦労して一人で家計を支えている母の仕送り日本語の本を読んで夜はボードゲームの集まりに参加する貴族のような毎日を送る春日イライラしており、尊敬を持つことが難しく心の距離を置いていたのも事実である。相変わらずコロコロ判断を変えて振り回されるのも日常茶飯事で、この軽蔑的な感情を外に出さないようにしていたが、確実に伝わっていたに違いない。

そして再び春日地元に二週間ほど帰り、その間我々はどうやって不安定な時期を乗り越えるのか取り決めを作ったりしていた。その後一週間ほどこちらに春日が帰ってきて、束の間の平和なひと時を過ごした。春日地元に帰るタイミングで私も着いていって二週間ほど彼の実家で一緒に論文の現地語校正を進めることを決めていた。

そして一緒に帰った翌日、春日に再び「やっぱり波長が合わない。。。。僕はもっと明るくて、引っ張ってくれる人をパートナーにしたい」 「増田とはもう一緒に成長できないし、もう考えてることを伝える気が起きない」 「現地語のスラングを言い合って言語の差なく話したり、もっと協力し合えて一緒に音楽をしてくれる人と付き合いたい」などと散々なことを言われた。

そもそもだって明るく居たいが、元気ないのは過去のてめえみたいな状況だからだよ。そもそも外国人ネイティブと同じことを求めるな。私も毎回なんでお前の母国語で話し合いをしなきゃいけないんだって思ってるよ。それでも好きだからやり直したいって懇願してきた二週間前のお前何?蜃気楼

矢継ぎ早に傷つく言葉を言われて、春日からきっと「こいつはいくら殴っても倒れないか大丈夫」と思われてるのかなとも思った。あのな、自国家族に囲まれぬくぬくしてるお前と違って、一度完全に倒れたら誰も私を助けてくれないの。この国に実家もないし親族もいない。ただの病んだアジア人としてさら劣等感に埋もれて取り返しのつかないレベルに粉々になって、廃人になるだけ。

から最後の気力だけで完全に折れないようにだけ耐えてんだよカスふざけんな。

というか、鬱を患ったならもうちょっと元気がない人の気持ちがわかって優しくなれるもんじゃないの?と疑問にも思った。しかし、春日の様子を見るに鬱の事実は元気になった今ではもう消し去りたい過去で、鬱の匂いがするものからは遠ざかりたいという心理なのかなと思った。腐ったりんごの隣に置くと、普通りんごも腐るし困っちゃうよね、みたいな。

友達としてならうまくやっていけるはず!」とも言われたが、私は春日にとって都合のいい存在で、不都合があると「物足りないなあ...」と切り捨てる程度の存在だったことに絶望した。

私は彼の調子が悪い時に自己肯定感を埋めるだけの存在だったのだ。そもそも、一月から振り回されて論文の進捗もギリギリで、ここでまた振り回されてボロボロになったことにより、私の三カ月間を返せ!!という怒りがこみ上げてきた。一日前に言ってくれたら、あんたの地元行きの電車に乗ってねえよボケナス

あと、恐らく文化が違うからかもしれないが、彼は愛情表現が強いのだ。「愛してる」という言葉挨拶のように言う。別れを切り出される数時間前まで「愛してる」と目を見て言われていたその温度差も日本人の私には理解不能で、サイコパスしか思えなかった。

そこからは、今まで我慢していたいろんな感情が噴出。さらには希死念慮までが唐突に襲ってきて、居場所のない彼の実家必死感情爆弾のように抱えた。

急いで変更した帰りの電車の日まで、知り合いの居ない彼の地元でひたすら論文を書くだけの時間の虚しさ。楽しそうに彼の弟の彼女爆笑しながら帰宅して、何事もなかったように振る舞ってくる春日から逃げる場のない状況とその惨めさ。さらにムカつくのは私がなぜ傷ついているのか勘違いしているところ。

「ごめんね。。。もう別れることは変えられないから。。。」と言ってくるがオイコラ、全人類のクソ男に告ぐ。そこちゃうねんクソ。お前と別れることに悲しんでるんとちゃうねん。今までそれなりにお互いが人として大切な存在だったはずなのに相手の状況も顧みずに振り回してなんの責任もない別れの仕方をされたことで過去あんたとの思い出も、私の存在くそ薄っぺらものになったことに悲しんでるんじゃボケままごとしてたんとちゃうカス。この心境に共感するひとはSHISHAMOの「忘れてやるもんか」を聴くと少しすっきりすると思う。

家に帰ったあと、春日SNSをすべてブロックした。それでも気になって覗いてしまSNSでは初ライブもして音楽家としてどんどんバズって有名になっていく春日と弟の彼女が目に突き刺さってきた。それはそれは楽しそうに歌っていて、出会った当時の姿から比べると本当に幸せになってよかったね~と思う気持ちがまだ存在していることにホッとしたが、元カレSNSを見るのは一種自傷行為である

一カ月間、必死自分のやるべきことをして、フラッシュバックが来るときや寝るときには号泣するということを繰り返してきた。同棲していたので、家の契約とか置いていったものが山ほどあるのでどうしてもいつか顔を合わせなければいけない。あの、世の中の女性はこのような場合どのような顔をして会ってるんですか?

異国の地で一人で生きていくには私は弱く、二人で生きていくにも力及ばなかった。そしてつらい時期に、一番大切な人から浴びせられた性格否定される言葉一生懸命保っていた自尊心をもぎ取られ、それをまた家族親友もいない異国で一人で泣きながら拾いなおしていくこの惨めさ。鬱の時期も愛してもらったお前には分らんよな。私だってつらい時期を耐えて、また心から笑って一緒に楽しく過ごしたかった。

私は無償の愛を持っていなかった。助けたから私も助けてほしかった。でも相手はそう思わなかったというただそれだけのことなのだ。フロムの「愛するということ」にもあるように愛することは技術であり、その修練が必要というのは本当で、意識覚悟をもって愛すことは、感情とは違う部分も大幅に使う。ただ、お互いに技術がなかっただけなのだ

この一連の出来事のおかげで今まで出会たことのない感情たちに出会たことはよかったと言えるだろう。希死念慮も今では優しい死神のようにぴったりと背後で見守っている。自己が消えそうなとき自己存在を強烈にこの世に残そうとするのか、創作意欲が見事に回復したこと皮肉である

また、時間が経つと不思議なことに、カオス感情の中に謎のメタ認知的な視点が表れて、こうやって惨めに醜く足掻いてる自分も、中途半端な執着をもって繰り返し傷付く自分も、なんだか本当に子供すぎていじらしくて愛らしく思えてくる。感情爆発させてて最高に人間らしくていいじゃんって思えるのも、なんだか傷が少しずつ癒えてる気がする。

人に期待しすぎること自体、ただの我儘になってしまうこともある。どれだけ自分が惨めでかっこ悪くてしんどくても、まだ泣き喚けてるだけ健康で、とりあえず自分を裏切らないものを信じる訓練から始めるしかない。ペット植物筋トレ美容創作活動はいいぞ。

2024-04-21

土日だらだらするだけで創作活動がなにもできなくなった

大富豪の家に生まれ就職せずに毎日好きなことだけして生きていたかった

こんなに毎日辛くて苦しいのにその上結婚とか子育てとか絶対無理

就業時間4時間かにしないと少子化って解決しないと思う

anond:20240421115339

すまんトラバつける先間違えてた

創作活動は作りたいものがあるから妥協はあれど下手でも作ったりするじゃん

そういうのが何故ない人がプログラミングなど教えを請いに来てるのかって話に対して、プログラミングやってる人の視点だけで話進めてるからだよ

それはIT業界高収入で門は見かけ上だけは広く構えていて、ネット記事で持て囃されてるしオタクイメージより陽キャイメージ意識高いイメージの方が強くなってるからだよ

その時の流行サッカー大して興味ないけど流行ってるからサッカーやる奴とかいるじゃん

弁護士会計士医者に興味ないけどステータスだけで資格取る奴とか実際になる奴だっているじゃん

アニメ漫画でもバンド流行ればギター手に取るけど弾きたい物もやりたい物もないしすぐ売るじゃん

でもコイツ金も労力も大なり小なり注いでるんだよ

色々な人がいるのにそういう対象へ一切フォーカスして無いのが、ズレてると感じた

ただし語ってる論自体は「やる気も興味もあるけど経験や自信がなく言語化出来ない」類の人なら正答だと思う

でも流行りモノに集まるのってそんな人ばかりじゃないよね?

anond:20240421092836

最初からビジョン持ってる人間なんているわけないだろ。

モノ作りでも創作活動でも最初はみんなふわっとした理由で始めて、ある程度の段階で「やっぱ合わないかも」か「楽しい! あれもやってみたい!」に分かれるのが定番。っていうか普通

「あれが作りたいんです!」なんてビジョンが既に固まってる奴は自分で教本買うなり何なりしてとっくに行動してる。

最近の若者がどうこうじゃなくて、単に自分が年食って生き方固まって想像力無くしてるだけでしょ。

仕事じゃなくて趣味で教えてて、ここが受け要られないなら指導向いてないから教えるなんて役をするべきではない。

2024-04-19

(僕の考えた最強の)タイパのいいゲームランキング

1位 マネーゲーム(の勝利者

 10秒クリック年収2年分チャージ。これが完璧成功すればもう二度と労働に縛られない人生が待っている。手に入れた時間で好きなように人生を生きよう!「俺は実はいつでも辞められるが?」を精神の支えにして普通に働いてもいいし、趣味仕事にするべく創作活動にのめり込んでもいい。不安から解放され、自由を手にしよう!(ただし勝利者に限る。) 「タイパ」の究極系は「注いだ時間以上の時間を得ること」であることに異論があるものがいるだろうか?(いや、いる。なぜならここは天邪鬼の集まりから)。

2位 クッキークリッカー(ただし、開始10時間以内にやめること)

 成長型ゲームの根源、本懐、トロ、ミソ、核、爆を超高速で味わえる。数字インフレさせるだけのゲームのガワを剥がした内側にあるもの、その楽しみ、成長曲線、苦行、カタルシス、味変、ルールチェンジャー、あらゆる要素を駆け抜けていける。そして訪れる静寂の如き、飽き。引き際の悟りと深みへの誘いが波のように交互に打ち寄せる。沼に飛び込みたい気持ちをグッと堪えてデータを削除したとき、きっと君は「何百日とプレイしてしまったソーシャルゲームを手放した直後」のような開放感を味わうだろう。そうだ!盆栽の最大の楽しみはそれを捨てた直後に訪れる!いくつものクローンがあるが、本質本家が極めているので本家以外を遊ぶ意味はない。人生をドブに捨てたいなら別

3位 話題体験版βテスト含む)

 この世界で一番楽しいのは可能性を空想することだ。ミロのヴィーナスサモトラケのニケ、そしてモナリザの謎。現実世界において完全でないものこそが脳内において真に完全へと近づける。βテスト体験版で「このバグ強すぎるー!!」と暴れまわったり、他ゲーの経験を活かして初心者を狩ったり、ないしはそういうスマーフ野郎チート野郎を囲んで叩く自警団を気取ったり、βの自由世界しかないモラトリアムな楽しみが確かに存在する。そしてなにより無料から人口密度が高く、ネットで皆でワイワイするのも楽しい。「これって製品版ではさ~~~」「いやいやこれは~~~」で無限に語れるぜ!未完成!それは可能性!十で神童、十五で才子、二十過ぎればセンター試験の点数をいつまでも自慢げにSNSに書いてるちょっと可愛そうな人と古事記にも書いてある。

4位 タイピングゲーム

 きっと きみたち は もう わすれれて いるだろう。 人差し指だけで 必死な顔をして 一文字ずつ丁寧に キーを叩いていたあの頃を。 タイピングゲームがなければ僕たちは今でも そんな状態毎日インターネットをやっていたかも知れないんだ。 そしたらブクマで100文字つのだって 余りにも大変で全く楽しめなかったんじゃないだろうか? コンピューターを使った仕事につくことなんて想像もできないぐらい ただキータイプするだけのことがしんどいまま人生を生きていたんじゃないか? マジでちゃん感謝したほうがいい。タイピングゲームでひたすらキーを叩きまくった時間は決して無駄じゃなかったと俺は信じているぞ。

5位 ZWIFT・リングフィットアドベンチャーWii FIT(同率)

 2画面にして映画Youtubeを見ながらやれば、運動しつつ動画を見ているので実質時間消費0で運動が出来る。あまりにも圧倒的パフォーマンス。圧倒的すぎて蛇足にならない言葉が思いつかないほどだ。

8位 前から興味のあったゲーム

 やってしまえ。どんなゲームなのか気にしてる時間無駄。やってみれば分かる。体験版でいい。とにかくやれ。脳のリソース管理的にも。

9位 A Short Hike

 一作だけならガチってもいいっぽい空気があるので一作だけガチらせてくれ。このゲームは本当にタイパがいいんだ。名前の通りちょっと短いハイキングゲームの中でするだけ。でもそこにはゲームというものの楽しみが詰まっている。箱庭の中で圧縮された個性豊かな人々の営みがあり、世界には相互作用が働いて、それぞれの人物物語がある。小さな冒険を通して少しずつ成長する主人公。少しずつ操作熟達するプレイヤー。軽やかで気持ちのよい成長曲線。少年時代を思い出させるスピードで次々に広がっていく世界。刺激される想像力が解法を閃かせ、世界の謎が次々と解き明かされる。挑戦する楽しみ、成長する喜び、小さな友情、時には挫折、そして再挑戦。人生という苦行の中から光り輝くものだけを集め直した生きる喜びの宝石箱。たった2時間程度でたどり着けるエンディングなのに、確かな満足感と高揚感を感じるのは、冒険に求めていたものがこの温かな箱庭の中に詰まっていたから。

10位 人生

 生きていれば色々と出来る。何でもは出来ないけど何かは出来る。死んでしまうと何にも出来ない。死後0秒から人間はもう何もできなくなる。生きてさえいれば、空想を広げるぐらいのことは出来る。人生のあらゆる場面が時間消費型のコンテンツなわけだからして、とにかく生きていなければ何も始まらない。一見すれば生きることのタイパがどんなに低くても、死のタイパは0なので相対的には圧倒的に生きることが勝るのだ。生きろ。まずはそこから全てが始まる。


「じゃあ誰か書こうぜ」といいつつ誰も書かないので俺が書く。ブクマ乞食と呼ばれたっていい!使命感に燃えいるから!

タイパが悪いので別にやらなくていいゲームランキング

2024-04-14

anond:20240414222431

クレーム表現の自由ではないよ。はてブで学んだんだけどさ。

フィクション創作などの表現の自由を削るタイプ表現を許してると

創作活動は消えて無くなってしまう。

不寛容の寛容は、すなわち不寛容

マイナスを許してはならない。

から最近では評論とかはダウンボート👎を受けて廃れてきてる。

Youtubeとかのコメントでも、9割以上は肯定的意見風景をよく見る。

コメント欄最下部にポツンと批判的な意見がある。

そして、そこには大量の暴言が連なっているんだ。

マイナスにはマイナスを、ということ。

anond:20240414101416

創作活動神聖視し過ぎのやつが多いし、それが法律によっても護られるべきだって考えるやつも多いんだよな。ただの特許・独占的販売権みたいなものに過ぎないのに(時限制なのってまさにその表われだよね)。

2024-04-12

叩かれて不快になるという概念

よくわからなさすぎる

だってyoutube収益出るくらいまで頑張ったことはあるし、Twitterでも30万フォロワーはあった。

その時にめちゃくちゃアンチからバッシングされまくったことがあったけど、理解できる内容の批判があったし、批判に対して「そりゃそうだよな」という気持ちしかない

逆に批判せずに見てるファンの方がイカれてるまである

から批判されて憤ってるやつって本当に好きでやってるんだろうな

俺は出来るからやってるだけで別に好きなことやってるわけじゃない

だとしたら好きでやってるやつこそ創作活動をマスに見えるところでやるべきじゃないんだね

なまじ稼げるから天秤にかけた結果表現活動してるんだろうけど

生成AIイラストレーターについて

私は絵でお金を稼いでいるイラストレーターです

そしてAI容認派です

---

私はインターネット電車座席だと思っています

座席に絵という人が座るのです

人は立つのが疲れるから、座って本を読みたいから、というある種のわがままで(しかポジティブものです)座席を利用しま

ユーザーは絵を他人に見てもらいたい、絵でお金を稼ぎたい、というある種のわがままで(しかポジティブものです)インターネットを利用しま

座席が空いているから座るのも、インターネットがあるから使うのも当然の権利だと私も思います

だけどマナーの悪い人が隣の座席にまで荷物を広げてしまったので貴方座席に座れませんでした

もちろん座席を奪う人が悪いですが、電車座席のものは悪くありませんし他の席に座っていた他人も悪くありません

悪い人が絵を著作権侵害したとして、悪いのは悪い人であってインターネットは悪くありませんし、インターネットの他ユーザーが悪いわけでもありません

どうしても座席に座りたければ他の車両に移れば空いているかもしれませんし、一本早い電車ならマナーの悪い人はいいかもしれませんし、バスなら座れるかもしれませんし、そもそも立てばいいのかもしれません

著作権侵害されたくなければクソデカコピーライトを埋め込むか、保存禁止サイトにだけ載せるか、そもそもネットに絵を載せなければいいのです

そして生成AIは、優先席です

ご老人や障害のある方には席を譲らなければなりません

貴方椅子に座れません

でも優先席システムが悪いわけでも、座ったご老人が悪いわけでもありません

もし貴方の席をご老人が無理矢理奪ったら、悪いのは老人であり優先席ではありません

貴方の絵を学習することに対して、生成AIは罪を負いません

生成AIは悪くありません、AIも悪くありません

悪いのは生成AIを悪く活用する人です

もし生成AIに利用されたくなければ、クソデカコピーライトを埋め込むか、保存禁止サイトにだけ載せるか、そもそもネットに絵を載せなければいいのです

私達は普段気づかないだけで、AI技術や生成AIに日々助けられています

そして生成AI界隈の全員が悪い人ではありません

悪い人は氷山の一角で、大概の人は新技術に興奮しているエンジニア達です

現状の法律ではAI学習制限がありません

学習制限をかけた場合この世のAI技術は全て無くなると思って構いません

そしてそれがどれほど我々の生活に不便をもたらすか、わかる方は少なくないはずです

私は絵を侵害されたくないなら、ネットに絵を載せなければいいと思います

内輪で絵を楽しみたいならメールLineなどセキュリティのしっかりしたツール活用すればいいですし、個人サイトやmisskeyなどAI学習不可能にするサービスもたくさんあります

それらを使わず「たくさんの人に絵を見てほしいから」という理由で絵をネットに載せるなら、その時点で絵を盗まれ覚悟をするべきです

その「たくさんの人」には当然のように悪い人が含まれいるからです

---

そして生成AI創作活動邪魔をするという人、生成AIの台頭で筆を折りたくなった人は筆を折ったらいいと思います

それが悪いことだと私は思いません

見ていたアニメが思うような展開にならなかったかアニメの視聴をやめるように、ソシャゲのサ終が決まった時点でソシャゲアンインストールするように、世の中の風潮が変わったから絵の世界から退いてもいいと思います

生成AIが出ようが出まいが創作活動は常に自分から発される創作意欲によって行われる活動で、外界の影響を受けるものではありません

インターネットがなければ絵を描けないわけではありませんし、自分とよく似た絵があるから絵が描けないわけでもありません

絵を盗まれたら絵を描けなくなるのでしょうか

それでも描きたいと思う人が絵を描き、嫌だと思う人は絵を辞めればいいと思います

そして描きたいという人間がいる限り、絵の価値が無くなるということはないでしょう

今でさえAIイラストより人間の絵のほうが価値があるとされているます

絵を描く人が少なくなれば希少価値さら高まるからです

---

私も生成AIを公の場で使うことには不安がありますが、それはAIが嫌いだからではありません

AI関連の法や技術不安定だからです

私はこれからも絵を描くし、インターネットに絵を乗せます

AIを嫌いになることはないでしょう

2024-04-08

ラニーノーズファンnoteを発端に流布する「推し活かくあるべき」論

しゅんき氏の、ラニーノーズRunny Noizeに対するファンとしての失敗に関するnotehttps://note.com/syunki0910/n/n0bbc0a2e4b96)が話題になり、

それにより「推し活は、推し理想と違った場合は呑み込んで応援するか離れるかしかない」という言説が出回っているが、私は少し違う意見だったためその旨を記す。

 

まずはじめに自分スタンスを明らかにしておく。

以下はしゅんき氏が記事内で挙げた、何らかの推し活をするうえでのファンパターンだ。

 

好きな人に対して、好きすぎて狂信的になり、全肯定人間になる人
②好きすぎて、愛を拗らせて文句ばかり言ってしまう人

 

この2パターンがいて、両者は分かり合うことができないということには共感をする。そして本記事は、②であることが多い立場から発言である

 

また、こちらの記事https://note.com/syunki0910/n/n9e7ab2259c1c)の嫌われた原因の項目で書かれている、「自分の振る舞いはおかしなことではない」という点も、一部は理解することができる。

私のスタンスは、

・人には他人を傷つけたりその自由意思を妨げない限り、発言自由担保されるべきである

プロアーティストが生み出した作品に厳しい意見がつくことは(誹謗中傷言葉選びによっては許容されないが)ある程度想定されることであり、その発信自体は叩かれるべきではない

 

というところだ。

前置きが長くなったが、以上のようにしゅんき氏に一部共感するところがある人間視点から問題分析したいと思う。

 

1.言動自由が認められるのは、ファンアーティストも同様である

 

しゅんき氏は、noteの中で、「人がどんな感情を持つのもどんな行動をするのも、基本的には自分勝手である勝手に人に感動したり怒ったりするのだ。誰でもそうだ。人間はそういうものなのだから別になんの問題もない。」と述べている。この一文はまったくその通りである。だから推しに不満を持っていても、不満を吐き出しながら応援する」という行為自体問題はなく、「推し活は~すべき」ということには当てはまらない。

特に規模が大きいアーティストになればなるほど、様々な葛藤を抱えながら応援しているファンはいる。私が今回記事を書こうと考えたのは、冒頭に述べた「推し活のファンの在り方二元論」に異議を唱えたかたからだ。あのような言説が広まると、多くの葛藤するファンが「自分推し応援する資格はない」と自分を責める原因になりかねない。「どんなスタンス応援しようと自由」なのである

 

ただし、それはアーティストも同様であるということだ。

今回、しゅんき氏は、以下のように述べている。

 

僕はあまり媚びずに正直に意見する。
向こうは仕事なので、客から意見は聞かなければならない。
聞いて受け入れなければならないが、
必ず反映させる必要はない。
場合によっては、「それは誤解で、こういう理由があって、こういう思いがあって僕たちはこのような行動に至りました」などと釈明しても良い。
ただし、
「客の意見は一切聞かない!!褒める時だけ喋れ!!」というのはあまり傲慢である

 

これは、「アーティストはかくあるべき」という押し付けであり、アーティスト個人に対する自由意思の妨げである

もちろん、客の声をよく聞き向上に努めるスタンスは、商業的に正しいとされる。これがたとえば、利益創出を目的とした企業それ自体相手であれば、もう少し理屈は通る。しかし本件の相手アーティストとはいえ個人である。私は洲崎氏という方を本記事で初めて知ったが、どういうスタンス活動するかは自由であり、それが利益に繋がるか繋がらないか、繋がらない場合どうなるかはファン判断することではなく、本人自身所属会社が考えることである

存じ上げないうえで例とはいえこのようなことを述べるのは申し訳ないが、たとえば「今はコントより音楽活動比重を置きたい」と思っており、作品の完成度が低くなった場合も、それはアーティスト自身自由である

しゅんき氏が「ファンとはこうあるべき(たとえば本人が提示していた①のような全肯定であるべき)」「作品への不満は言ってはならない」ということを強要されるのをおかしいと思うことと同様に、人の創作活動アーティスト活動強要することはできない。

しゅんき氏がそれを傲慢だと述べるのも自由だが、洲崎氏が傲慢と思われても構わないと思うこともまた自由なのである

 

2.自身理想への解像度を高め、相手は変えられないことを前提とした行動をする

 

しゅんき氏の初期のnoteの中には「自分はこういう人間である」という記述、そして自分がなぜ間違っているかからないという記述があった。

1でも述べたとおり、間違っているわけではないという点は共感する。ただし、その自分を周囲が受け入れるべきだと考えると、それは今回のような事態を生む。

 

見る限りしゅんき氏のなかには2つの欲求理想(細分化すれば3つ)の状態があると思う。

 

1つは、アーティストと良好な関係を築き、ライブに参加し続けること(これは2つに分けられる)

もう1つは、SNS上で忌憚なく自由発言をすること。

 

この2つは、現状の方法では両立することが困難である。そして氏は両立できないことについて、「相手が譲歩し両方の欲求を満たしてくれるよう振る舞うべき」だと考えている。

ここが今回の一番の問題であると考える。よく言われるように他人は変えられない。だから自分がやり方を変えるしかないのだ。

 

そのとき方法はいくつか考えられる。

 

SNS上の振る舞いを改め、嫌われないような言動を心がける

SNS上の振る舞いを優先し、良好な関係は諦める。現場では交流を求めず作品だけ楽しむ

③完全に降りる

 

そして、④は(今からはもう難しいかもしれないが)、「欲求が両立する方法を考え、折衷案的振る舞いを見つけること」だ。

 

これは会社にたとえるとわかりやすい。

自分にはやりたい仕事があり、就職することができた

しか職場仕事の進め方が合わなかった

 

こういった場合、人は④の方法を取ることが多いのではないだろうか。

・この職場自分仕事の進め方を浸透させた方がいいと考え、同僚には仕事の仕方を合わせてもらえるよう交渉する。後に実績で報いられると信じ、その場の人間関係軋轢覚悟する。

・合わない場所にいることはしたくないが1年ほどは我慢できそうなので、転職のために1年は必要な実績を積むことにする。そのために時に妥協し時に我を通すなど状況に応じて変える。

・人と良好に働くことを優先したいため、同僚の進め方に合わせる。関係を構築してから徐々に自身意見を述べるようにしていく。

 

以上の違いは、「進め方へのこだわり」「実績」「人間関係」様々な要素がある中で何を優先するかだ。自分価値観点検し、どこにどれだけ比重を置き、逆にどれが不足していると耐えられないか、どれくらいなら耐えられるかを見極め、自分にとって心地の良いバランスを探っていく。それが人間関係であり人の営みではないのだろうか。

 

ここで、すべてを満たそうとただ声高に叫んだところでそれが叶えられることはないだろう。しかしゅんき氏は、自分欲求すべてが同等に叶えられるべきであると考えている。

欲求複数持つことや叶えようとすることは問題ではない。問題は、他人環境は変えられないという点への無自覚さと、自分の中の優先順位不明瞭なことである

自分にとってもっと理想的な状態は何か。それが実現するためにはどのような振る舞いが適しているかを「相手が変わる」という選択肢を除き、「自身妥協点」や「自身が新たに身につける思考や振る舞い」を考慮したうえで計画し、実行に移す。

 

こうした行動が、氏には必要だったのではないだろうか。

 

とはいえ、まだ若い方が以上のようなことを考えて振る舞うことは難しい場合が多いだろうと思う。

そしてこうした振る舞いを自身が二十歳そこそこの時に身につけていたかというとはなはだ疑問であり、だからこそ私は、こうした記事を書いている。

擁護ではなく、この記事もまた、私のお気持ち表明だ。

 

推し活・ファンはかくあるべき

 

なんてものファンダムのなかの「べき」論は幻想だと思っている。ただそこは人の営みであり、アーティストも含め、心の通う、自分と違う人たちが多くいる場所だ。

迎合を覚えろという意味ではなく、ただ、自らの思い通りにならないことを理解したうえで、なるべく心地の良い落としどころを見つけていくこと(あるいはそれを試すこと)を、私は若い方に推奨したいのかもしれない。

2024-04-07

自分で云ってて悲しくならないの?

オタクとか絵師創作活動してない人のこと「無産様」とか云ってヘイトするけど

オタクとか絵師ってそういうヘイトしたら自らに返ってきたりそういう想像して傷付くタイプ人間なのになぜそういうラベリングをしてしまうのか

自分を守りたいからなんだろうけど、半紙より脆いメンタルラベリングしても自爆するだけだよ

2024-04-03

id:dmekaricomposite さんへ

b:id:dmekaricomposite という、自分が割と良識的だと思っていたアカウントの人に身に覚えのない嫌疑をかけられ、傷ついた人を更に傷つけるろくでもない人間だと詰られてしまったので、ここで反論ときますよ。

この人が色々言うてきたのは、石黒正数氏が過去twitterでの「いいね」傾向からデマも交えて暇アノンクリエイター認定され、そのレッテル拡散されたことについて、事実無根だと反論している[ https://www.youtube.com/watch?v=UN-w82vPiv4:title]という動画のある部分についての、自分コメント。当該箇所は、石黒氏の動画のここ。

発端のこの晒し問題ないと思うんですけど、こちらの方、僕の作品は読んだことがないのに「いいね」が答え合わせだとおっしゃっている。それって答は自分の頭の中にしかないじゃないですか。なのでこれに関して、せっかく自分チャンネルなんで、答え合わせの材料を出させていただきます

ここを呼んで自分が感じたのは、おそらく石黒氏は、「答え合わせ」というのは「自分作品と、自分tweetでの「いいね」傾向の照応関係」のことだ(あるいは、そうであるべきだ)と思っていて、だから自分作品を読んでいない人が「答え合わせ」をするのは「答は自分の頭の中にしかないじゃないですか」と言っているのであろう、と。でも石黒氏が取り上げている元tweet石黒動画で隠されている部分は伏せ字とします)では

石黒正数氏のいいね欄、■■■■デマ以外にも色々とお考えの透けて見えるツイートワラワラと。▲▲▲▲や●●●●も複数あり、答え合わせ感がすごい。作品を読む前に知ることができて良かった。

とあって、おそらくこの人は、自分が先に知った「①■■■■についての「いいね」群と、後から知った②▲▲▲▲や●●●●についての「いいね」群の照応関係」のことを「答え合わせ」と言っているのであろう、と。

こういう「答え合わせ」の用法ってSNSジャーゴンぽいところがあり、もしかしたら石黒氏がそういうジャーゴンに馴染みがないから「答え合わせ」という言葉をめぐって認識のズレが起きてるんじゃないか、という話ね。実際、石黒氏の動画は「僕の作品を読んでないなら、答は自分の頭の中にしかないじゃないですか」というコメントに続いて「答え合わせの材料を出させていただきます」として、自分作品創作活動での諸々の取り組みを紹介する、という流れになっており、これは自分の読み解きとも符合してる。

というわけで、自分は以下のように書いた。

id:muchonov

冒頭の「答え合わせ」云々は、石黒氏のある種のツイート群への「いいね」がたまたまや備忘的意味ではなく確固とした思想に基づくものであることを別のツイート群への「いいね」で確信した、という意味ではないのかな

そしたら、こういう風にブコメされたわけ。

id:dmekaricomposite

id:tattyuid:muchonovid:white_roseが傷ついた人を更に傷つけるろくでもない人間だということがわかるね。id:muchonovが一番賢い分一番タチが悪い。言質とられないように立ち回ってる。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4751484966157504896/comment/dmekaricomposite

な ん で だ よ !

「一番賢い」→こんな文脈で賢いとか言われても、全然うれしくない!

「一番タチが悪い」→その自覚はあるが、今回は別にそこは出してない!

「言質とられないように立ち回ってる」→これこそ全く身に覚えがない!

そもそも自分ブコメって「傷ついた人を更に傷つける」内容ですか? ナンデ??? こっちとしては、もう訳わからんわけで、ひさびさにブコメリーおっ立てましたわ。自分コメント意味を実直に説明しましたわ。

id:muchonov

「僕の作品は読んだことがないのに『いいね』が答え合わせだとおっしゃっているの、それって答は自分の頭の中にしかないじゃないですか」の「答え合わせ」はこういう文脈では?って書いたけど、これ、更に傷つける?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4751508816115317632/comment/muchonov

そしたら、返しがこれ。

id:dmekaricomposite

暗に「嘘つけお前暇アノンだろ」と言ってるように見えましたが。違うんですか?違うなら「石黒さんへの誹謗中傷に抗議します」とはっきり言って下さい。被害者に寄り添わず加害者に寄り添ってるように見えました。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4751538666143322912/comment/dmekaricomposite

お、おま…。「暗に」「言ってるように見えました」「見えましたが」「違うんですか?」って、全部あんたの主観での決め付けじゃんか! 最初ブコメ、どこをどう読んだら「嘘つけお前暇アノンだろ」って意味になりますのん? 「被害者に寄り添わず加害者に寄り添ってるように見えました」って、書き手読み手で「答え合わせ」という言葉意味のズレが起きてるっぽいことを指摘しただけで「加害者に寄り添ってる」ことにされちゃう!?

挙げ句の果てには「違うんですか? 違うなら『石黒さんへの誹謗中傷に抗議します』とはっきり言って下さい」ときた。なんだこれ、手の込んだバッドジョークなのかな…!? だってこれ、まさに石黒氏を非難してた人達から石黒氏が言われてたことじゃん。「違うんですか?違うなら『■■■への誹謗中傷に抗議します』とはっきり言って下さい」って。

石黒氏は今回「一度嫌疑をかけられたら、本人がいくら否定しても納得してもらえない」「挙げ句には『違うなら○○と言えるはずだ、○○と言え』という形で非難者側の正義への恭順を宣言させられる」っつーSNS魔女裁判メカニズム被害に遭ってて、だからこの動画で改めてそういうことに抗議してるわけでしょ。その動画自体ブコメで、自分では石黒氏を擁護してるつもりの人が、石黒氏を苦しめたSNS魔女裁判を反復・再演してる。「暗に○○のように見えました」「違うなら○○とはっきり言ってください」。なんなん?

自分は「○○と書いてはいけない」とか「○○を削除しろ」って言われた時は、それに相応の理由事実誤認である差別的である誹謗中傷を含む、その他に社会的に好ましくない影響がある、など)があれば反省してホイホイ応じるタイプ人間ですけどね、「○○とはっきり言ってください」みたいなことを言われるのは勘弁してほしいんです。他人嫌疑をかけて、その相手思想踏み絵を踏ませるみたいにして、その嫌疑を晴らすための手段として何かの宣言強要するのは、やっぱりいかんですよ。内心の自由表現の自由的にも一番アウトなやつでしょ。

b:id:dmekaricomposite さん、私は普段あなたブコメには共感することも多々あるんですが、今回ご自分がそういうことをやってるって自覚、ありますか? ちょっとよく考えてみてほしいです。

p.s. はてなid、長すぎると途中ではてな記法リンクが切れるのね。

2024-04-02

実際にいた、創作趣味の痛い奴

創作活動、とりわけ「一次創作(完全オリジナル)」の創作趣味な人で、こんな人を見かけたことはないですか?

 

キャラクター設定はあるが、肝心の「お話(本編)」がない。
マンガ小説等の形になった「お話」は無いが、設定だけは延々と語る。
他者が作ったオリキャラ(よその子)と絡みたがる。

 

今はもう見かけることは無いと思いますが、昔はこういうキャラしか作れない創作屋」がたくさんいました。
「うちの子厨」とも呼ばれ、界隈の一部からは「痛々しい」と影で叩かれることもありました。
かに、「創作」と言うよりかは、「ネット版お人形遊び」と言った方が正しいでしょう。


とは言えこういう人種ネット上だけの存在
……と思われるでしょうが現実でいました。こういう人。


ふと思い出したのでこちらに記しておきたいと思います
心当たりがある方に読んでもらえたら幸いです。

 

 

結論から言うと、まあキモかった。痛々しかった。

 

 

ちなみに女性です。この人を「A子」します。


A子と知り合ったのは、確か入学したばかりの頃、友達の紹介であったかと思います所属する部活動を選んでいる最中の時だったかすみません記憶あいまいです。
当時は私も恥ずかしながらマンガを描くのが趣味で、それで一度意気投合たかと。

 

そのA子の痛さを簡単にまとめると。

 

こちらの創作に口を出す。
自分オリキャラの話を延々と語る。
小説も書いてはいたようだがほんの序章しか書いておらず、それで読ませて感想を求めてくる。
④「合作しよう」としつこく持ち掛けてくる。

 


まず①について。


私が部活で短いマンガを描いたとき、読んでくれたはいものの、感想は無くA子は「この後はこうした方が良い」「この案はどうですか!?」ってすごい勢いで迫られました。
描いたのはただ現代日本部隊のほんわかな雰囲気ギャグ漫画なのですが、彼女提案した設定は「このキャラは実は侵略のためにやってきた異世界人」「異世界を救うためにやがては主人公をその世界に連れていく」等などのトンデモ話ばかり。苦笑いするしかなかったです。

 

②について。

 

A子の設定話は帰りのバスの中でよく聞かされました。しかも同じキャラクターの同じ設定の話を。私は虫が大の苦手なんですけど、そのキャラの虫に関する設定をだらだらと話していたのは覚えています
語り方も手をわきわき動かしながらで、今となっても本当にキモかった。
後は「このキャラは超美少女で暗い過去があって~」「このキャラは神と同等の力を持つ武器を持ってて~」と厨二病全開の設定祭りです。
異世界の話を盛りたがるあたりそういうのが好きだったんでしょうね。

 

③について。

 

A子も小説という形でキャラクターを動かしていたようですが、その話が原稿用紙1枚分程度の長さしかありませんでしたね。しかも序盤。
そんなもの読まされてもって感じなんですけど、いきなりそれ書かれた紙渡されて「読む?」って言われて…断れるわけないですよね。
突然クライマックスですが、何故そうなったのか、これから主人公はどうするのか、さっぱりわかりません。帰り道散々聞かされた設定は、どこにも記されていません。
起承転結も無い作文に「どう?」って聞いてくるものですから、何とか当たり障りのない感想を言ってあげました。

 

最後の④、これが本当にキツかった。一番ヤバかった。


ある日A子から合作しませんか!?」ってこれまた勢いよく言われました。
その時私は「まだ自分作品だって満足に作れてないのに合作は難し過ぎる」といって断ったのですが…
A子は「何で?二人で考えればいいもの作れるのに!」「案を出し合った方が効率もいいですよ!」「何でダメなんですか!?」的なことをまくし立てるように言ってきて、こちらの話には聞く耳持たず。さすがにうんざりしました。
合作はしなくて済みましたが、それ以来私はA子と距離を取ることにしました。

 

 


そしてA子はあの後どうなったか……


彼女携帯サイトを作っていました。今となっては懐かしいコンテンツですね。(彼女交流していた同じ部活内の人が教えてくれました)
サイトを作ってようやく創作活動を本格的にやり始めたのかと思いきや。

 

 

「イマジナリーフレンド」のサイトでした。

 

 

彼女の作ったオリキャラがイマジナリーフレンドとして掛け合いをブログに投じている。
鬱々とした管理人彼女)をイマジナリーフレンドが懸命に慰めている。

イマジナリーフレンドとは、小さい子どもが遊び相手として作る空想上の友達のことです。空想の一人遊びです。
普通であれば小学生までの子どもが楽しむもので、中学生のうちに自然消滅するものです。
初めて見ました、イマジナリーフレンドをネット上で公開するの。
彼女にとって、創作とはなんだったのか。ともかく距離置いて良かったなと心から思いました。
現在このサイトは完全削除されていると思います

 

 

 

最後にこの話、いつの頃の話だと思いましたか
中学生高校生

 

 

 

大学生です。

 

 

 

18歳を超えた大学生お話です。
冒頭で記した現実版「うちの子厨」の末路の1つです。
しかし今にして思えば、昔流行った「うちの子文化は、「イマジナリーフレンド」と紙一重存在だったかもしれません。

今でも「うちの子文化を楽しんでいる人がいるなら、彼女のような痛々しい人はいないことを願うばかりです。

 

 

今頃、彼女はどうしていることやら。イマジナリーフレンドは卒業していればいいですね。

2024-03-27

ひよこババアロリババアではない

2024年3月26日

Twitter(現X)上で「ひよこババア」なる語がトレンド入りした。この語は「DLsite」において従来の「ロリババア」という語句クレジットカード会社要請にこたえる形で置き換えられるために用意された造語である。なお、あくまDLsite側は置き換えを予定するものとしている(3月27日時点)。

さて、昨今インターネット上でアダルトコンテンツを中心にこういったある種の表現規制散見される。このような規制の多くはクレジットカード会社から要請、依頼に起因する。そのためTwitter上ではクレジットカード会社非難DLsite肯定するツイートが支持を集め、新たに改変された語句ネタとして消化するツイートが多く投稿された。しかし、私は以下の三つの可能からこの改変は悪手であると考える。


「この改変は事態悪化させる可能性」

今回の改変は「ロリババア」だけでなく、「ロリ」、「獣姦」、「痴漢」などの語句が改変予定が告知された。これらの語句はそれぞれ、「ひよこ」、「動物なかよし」、「秘密さわさわ」という語へ置き換えられる予定だ。

改変前の語が日常会話等において不適切ものであるということを前提として、これらの語が信用に重きを置くクレジットカード会社が避けたい語であるというロジックについて賛同こそできないが理解できる。問題DLsiteが用意した改変予定の語にある。

おおよそ不穏当な言葉である改変前の語がマイルド表現に改変されることは一時的規制回避しかならない。そもそも、「ロリ」や「痴漢」という語をクレジットカード会社が拒絶するのはその語が気に食わないからではない。その語が意味するもの忌避しているかである。つまり架空児童を扱った創作物動物虐待の可能性がある創作物性的加害を扱った創作物の購入にクレジットカード使用されることが彼らのリスクであるということだ。そのため、「ロリ」を「ひよこ」などと置き換えることは根本的な解決にはならない。おそらく、改変された語が定着するころにはその新たな語を規制するだろう。

さらに、この効果の薄い対策によって「本来アダルトコンテンツアクセスすることを望まない人物」がアダルトコンテンツを目に入れるリスクを高めることとなる。従来の語はそれそのものゾーニング効果を発揮していた。「ロリ獣姦」と表示されていれば閲覧することのなかった人物が「ひよこ動物なかよし」では閲覧する可能性が高くなる。昨今の表現規制表現の自由に関係する問題で度々提起されるゾーニング問題を余計に悪化させることは創作活動を委縮させる一因となりうると考えられる。


「分かりづらい語によって作品リーチする機会が減る可能性」

『ざぁ~こ♡ 超ひどい閉じ込め合意なし』という題の作品、あるいはDLsiteジャンル欄で列挙されるこれらの分かりづらい語が従来の言葉より購買の機会、あるいは意欲を減衰させる可能性は高い。

今回の事例を分かりやすくするために、人間の別の欲求である食の分野でこのようなことが起きたと仮定する。

「愛の林檎液体麦ゆで麺」とか「肥満骨引き延ばし麺」を「トマトソースパスタ」、「豚骨ラーメン」と認識できないことは間違いなくストレスであるし、アレルギー表示が「豆の種」、「救荒穀物」、「昆虫ねばねば」などと表記するようになれば間違いなく購買を避けるだろう。これと同じことがアダルトコンテンツで起きるようになることへの影響は大きいといえる。


「従来のイメージ破壊する可能性」

この文章の題を「ひよこババアロリババアではない」としたのはこれが理由である。「ロリババア」という語が不適切な語であるという議論は何度か起きてきた。ロリババア一般的に「良い語句」ではない(この場合の「良い」とは社会性やTPOといった面での良いであり、言葉に優劣をつけるものではない)。しかし、度々議論を起こしながらも「ロリババア」という語がつかわれ続けるのは広く大衆に知られた語であるためだ。そして、「ロリババア」という語と共に尊大で神々しく母性すら感じる精神性と未熟な体形からくる親しみやすくどこか幼い印象という質感が普及した。この質感の高まりは近年間違いなく最高潮に達している。数々の創作物で題材とされ、数多くの媒体を通して私たちは「ロリババア」を享受してきた。「〇〇じゃ」、「〇〇なのじゃ」といった文字列を目にした時に老人ではなくロリババアの声が再生される人も少なくないはずだ。DLsiteにおいて「ロリババア」は公式ジャンルの一つとなったことも記憶に新しい。

現実世界において「ロリババアもいるのにロリババアはいない」しかし、「ロリババア」は創作物の中には確かに存在する概念なのだ。この概念私たち人類が生み出して今日まで育んできた大切な概念なのだ。そのため「ロリババア」という語句の中には私たち一人一人が出会ってきた「ロリババア」が存在している。だからこそDLsiteをはじめ創作物出会場所で「ロリババア」という語句を見つけるたびに過去体験の延長線上にある「ロリババア」を想起するのだ。この大切な「ロリババア」という言葉が「ひよこババア」に変わることは「ロリババア」という概念を消してしまいかねない。「ロリババア」が「ひよこババア」に変わることで今まで愛好家が一から築き上げた「ロリババア」像は崩壊し再構築される。その中で零落する概念が出てくることもあるだろう。そんな中で新たに登場した「ひよこババア」は今まで親しんできた「ロリババアなのだろうか?

魅力的なキャラクター出会い、それが「ロリババア」という言葉で言い表せる概念であると知って他の「ロリババア」を探す。そんな経験を積み重ねてきた私はこの愛着ある「ロリババア」を失いたくない。


おわりに

冒頭で私は現在「X」と呼ばれるSNSを「Twitter」と記述し、そこで行われる投稿を「ポスト」ではなく「ツイート」としました。もし、これを読まれた方が「Twitterから「X」への変遷を経験し、「ふぁぼ」が「いいね」に変わったという体験をしたのであれば分かっていただけるかもしれませんが、それぞれ改変前後でその概念に抱いていた感情思考は異なるものであると私は考えます。かつて、歌に詠む「花」といえば「桜」ではなく「梅」を指していた時代がこの国には存在します。どちらも春に咲く花ですが、開花の時期も見た目も香りも違う全く別のものです。同じ字、同じ読みでも意味が変わることがあるのです。私は「ロリババア」は「ひよこババア」という呼称に変わることで、今まで「ロリババア」という言葉内包されていた言語化しきれない美しい概念が失われて、いつの日にか私の愛した「ロリババア」が全く別のものになってしまうことを恐れています。そのため、このような文章を書きしたためました。

以上でこの文章は終わりです。ここまで至らない文章にお付き合いいただきありがとうございました。


追記1

このような内容を投稿すれば必ず「代案を述べよ」という意見が来ると思っていたながら、その点について触れなかったことを謝罪します。

そして、代案についてですが、そもそもこのような問題DLsiteに限った話ではなく世界規模で起きている問題です。このような大きな問題DLsiteFANZAのような一企業抵抗することが現実的でないのは火を見るよりも明らかです。Twitter上で見かけるクレジットカード決済を停止することや、そのままの名前を使うことが不可能であることは理解しています。また、規制を強めているクレジットカード会社にも罪はないと考えます。というのも企業リスク回避するのは当然のことであるためです。そのため、クレジットカード会社攻撃することも間違いであると考えます

そのうえで、代案はこの問題の背景にある「現実の性加害=創作物内での性加害」という構造を打破する以外に対策は無いと思います

追記2

つるぺたババア」に改定案が変更されたそうです。とはいえ、「ひよこババア」でも「つるぺたババア」でも「ロリババア」とは異なるものであるし、懸念点を解消するものではないと考えます

2024-03-26

オタク村の奇怪な因習解説する|「検索避け」「鍵垢強要」など

検索避けしてください!」

「R18を投稿するなら鍵かけてください!」

公式タグを使わないでください!」

オタク界隈で頻出するワードである

オタク界隈には実に様々な内輪のルールが敷かれており、それを逸脱した人間は仲間内晒し上げられ叩かれることになっている。

その内輪ルールは決して明文化されたものではない。公式声明や各投稿サイト規約にも書かれてはいない。

オタク個々人の中でなんとなく醸成されたマナー、その最大公約数的な空気」によって非常に曖昧に定められたものである

男性オタクから見ると奇っ怪としか言いようのない女オタク界隈の内輪ルール

この奇習は一体どのようなものなのか。どういう理屈でなぜ作られたのか。

男性オタク諸兄に向けてそれらを紹介したい。

そもそもオタク界隈の内輪ルールとは?

そもそもオタク界隈の内輪ルールとは何なのか。

オタク界隈特有ルールと言えば、おおまかに

・「検索避け

・「公式タグの不使用

・「成人コンテンツ投稿する際には鍵垢にする」

・「カップリングの明記」

などがあげられる。(各ルールの詳細は追って説明する)

要は、「そのコンテンツを見て不快になる人に配慮しよう」という大義名分のもと様々なルールが敷かれているわけだ。

これだけ聞くと「良いルールじゃん」などと思うかもしれないがそうではない。

彼女らのルールは各サイト規約等の上位として界隈内で君臨している。

鍵垢の強要公式規約を守らない女オタクたち

わかりやすいところで「鍵垢の強要」がある。

Twitter上で成人向けコンテンツ投稿する際、投稿主は鍵垢でなければならないという内輪ルールだ。

オタク諸兄は信じられないと思うが、女性向け界隈は「エロ絵を投稿するなら鍵垢!」という謎ルール支配されている。

これは本当である

絵に心得のある男オタクは、試しにディズニーツイステッドワンダーランドエロ絵を描いてTwitter投稿してみると良い。

主人公(女)✕適当キャラ」のエロ絵をそのキャラ名のハッシュタグを添えて投稿すると、すぐにお局腐女子オタクの襲撃を受けることができるだろう。

言うまでもなく、Twitter規約上「エロ絵を投稿するときは鍵垢にしなくてはならない」などというルールはない。

画像センシティブ設定しておけばそれでOKだ。

しかし女オタク界隈ではそんな規約無効とされ、「エロ絵を投稿するなら鍵垢!」という謎の因習一般常識として語られる。

原作タグの不使用公式規約を守らない女オタクたち

さら面白いのは「原作タグの不使用」という謎ルールだ。

例えばpixiv刀剣乱舞BLイラスト投稿したとする。

このときイラストタグに「刀剣乱舞」と入れた場合、晒されて叩かれるおそれがある。

男性オタク諸兄は首を傾げるだろう。

「なんで刀剣乱舞二次創作刀剣乱舞ってタグを入れちゃいけないの?」と。

だが、女オタク界隈には公式タグ原作タグ使用してはならないという因習があるのだ。

刀剣乱舞の例では、BLに関しては「刀剣乱腐」、夢女子向けのものでは「刀剣乱夢」といったタグが使われる。


そもそも検索避けせずに原作名を書き入れることすら忌避されているのが現状だ。

Twitterにおいて刀剣乱舞BL語りなり夢語りなりをしたい場合、「と/う/ら/ぶ」等といった形で表記しなければならない。

先に上げたディズニーツイステッドワンダーランドでは「twst」といった隠語が使われる。(淫夢語録かな?)

オタク大義名分とその虚構

これらの謎ルールについて、女オタクはこう説明する。

原作者の目に触れないようにするため」

BLエロが苦手な人に配慮するため」

原作名で検索した一般人二次創作に触れないようにするため」

男性オタクであればこれらの主張にも疑問を持つことだろう。

以下、男性オタク諸兄が思うであろう疑問、反論を代わりに書いておく。

原作者の目に触れないようにするため」

そもそも原作だって自身作品検索したとき二次創作が表示されるのは織り込み済みなのでは?

自分作品BLなりエロなりが見たくないならセンシティブ除外等の設定をして検索するのでは?

自分作品エロ二次創作を作られたくないというなら二次創作規約禁止すればいいだけの話なのでは?

・それでもまだエロ絵が投稿されるなら通報すればいいだけの話なのでは?

・いずれにせよ原作者が二次創作についてどう思ってるかもわからないんだから勝手に作者の気持ち忖度して意味わからんルールを敷くのは意味不明では?


BLエロが苦手な人に配慮するため」

そもそもBLエロが苦手ならそれらをマイナス検索すればいいだけの話では?

マイナス検索利便性観点から言えば検索避けなんて逆効果しかならないのでは?

ネット検索したら不愉快コンテンツを目にする可能性があるってのは常識では? みんなそれを了承したうえでネットを使ってるのでは?

Twitter規約には「不快コンテンツに触れる可能性があることを了承してね」とあるんだしBLエロを見て不快になりたくないならTwitterやめればいいだけの話なのでは?


原作名で検索した一般人二次創作に触れないようにするため」

原作名で検索したとき公式以外のコンテンツも表示され得るなんて常識なのでは?

検索する側もファンアートが出てくる可能性なんてわかっているのでは?

・仮にわかっていない奴がいたのだとしたら単にそいつ情弱バカってだけの話であり配慮するに値しないのでは?

そもそも今のGoogle検索アルゴリズムから言って単語の合間に「/」や「.」を書いて検索避けしても意味ないのでは? 普通に検索にヒットするのでは?



オタク諸兄、ご安心いただきたい。

これらはすべて正論である

オタクの掲げる大義名分虚構なのだ

「苦手な人に配慮しよう」というのは創作者側個人勝手判断するべきことであって、他人強要できるルールではない。

オタク界隈の「検索避け」「原作タグの不使用」「エロ絵の鍵垢化」等のルールは、他人押し付けられるだけの理屈を伴っていない。

上記の疑問反論はすべて正論である

オタクの大半もそんなことは百も承知なのだ

それでも女オタクたちはこの無意味因習に囚われ続けている。

それはなぜなのか__。

地雷持ち」とかいう繊細厄介クレーマー

地雷」というワードを聞いたことはあるだろうか。

オタクの言う地雷とは自分の好みでない作品のことである

自分の好みでないカップリング作品にうっかり触れてしまった」

BLを漁っていたらうっかり自分の苦手な夢女子向けコンテンツに触れてしまった」

そんな状況のことを「地雷を踏む」などと言う。


まともな人間なら地雷を踏んでも見なかったことにして終わりだろう。

例えば「純愛ものエロ漫画を漁っていたらうっかり陵辱ものに触れてしまった」なんていうとき、男オタクの大半は好みでない作品スルーしてさっさと好みの作品を漁る作業に戻るはずだ。

あるいは、アイドル恋愛スキャンダル

大半のオタクは多少傷心するだろうが「変わらずに推し続ける」「推し変する」といった選択肢をとって終わりだ。

無論、発狂して醜態さら過激派オタクもいるが、こういったキ◯ガイTwitterスクショを貼られて周りから馬鹿にされるのがオチだろう。

しかし、女オタクは違う。

オタクの中には「自分の好みの作品以外に触れてしまった」という程度のことで発狂し暴れまわるやつが非常に多い。

オタク界隈でそんな醜態を晒せば当然Twitterスクショを貼られて馬鹿にされる流れになるだろうが、女オタク界隈ではそうならない。

しろ、「気の毒に」「わかる」「辛いよね」などといった同情と共感の声が寄せられるのだ。

そして「地雷持ちにも配慮があって当然」「傷ついている人がいるのだから配慮すべき」等の言説が優勢を占めて因習ルールに繋がっていく。

そう、女オタク界隈には繊細厄介クレーマーを許容する土壌があるのだ。

一部の繊細クレーマーに抑圧される女オタク界隈

「男オタク界隈は羨ましい。あんなふうにもっと伸び伸び創作活動をしたい」

最近特に若年の女オタクがこんなことをつぶやいているのを目にするようになった。

オタク界隈の因習規定しているのは全体の1割の繊細クレーマーだ。(1割でも多すぎるほどだが)

そして2割の女オタクはこの繊細クレーマーを眺めるうちに「創作活動では他人配慮しなければいけない!」などといった意識を内在化してしまたかわいそうな人たちだ。

そして6割の女オタクは内心繊細クレーマー共をめんどくさいと思いつつ叩かれるのは嫌なので渋々界隈のルールに従っている人だろう。

では残りの1割は?

実は最近、女オタク界隈でも「因習めんどくさい!」「明文化されてもないルールを破ったら晒されるとか頭おかしいのでは?」といった真っ当な声が聞かれるようになってきた。

これはおそらく、女オタク地位が向上したこと無関係ではないだろう。

30代以上のおばさん腐女子は「BLは隠れて楽しむもの!」「夢創作は隠れて楽しむもの!」などといった「オタク趣味は隠れてやるべき論」を聞きながら育ってきた世代だ。

だが、BLも夢創作も今では隠すべきものではなくなった。

店頭広告BL本がどんと置かれていることも珍しくない。

ネットサーフィンをしていれば女の欲望だだ漏れ女性向けエロ漫画の広告普通に流れてくる世界になったのだ。

自身オタクであること、腐女子であることを打ち明ける女性芸能人も数多くいる。

オタク趣味が広く世間膾炙して久しい世の中なのだ


オタク因習村の謎ルールは「オタク趣味は隠れてやるべき論」を背景に育ってきた。

そこに時代的な女オタク特有の要素__つまり自己肯定感を育てられなかったかわいそうなカースト底辺女が、大人になってから「〇〇ちゃんが買い食いしてました!よくないと思います!」といった、あの頃のカースト上位女の真似事をして自尊心満たしたいという欲望__が悪魔合体して育まれてきたのだ。

だが、今ではオタク趣味一般化しており、クラスカースト上位者腐女子オタク趣味をやっているなんてことも珍しくない。

そんな抑圧のなくなった世界で生きてきた若い女オタクから、ついにこの奇っ怪な因習を打ち破ろうという意識が現れてきた。

10年後の女オタクは今のオタク事情を見て腹を抱えて笑っているかもしれない。

「え、検索避けとか馬鹿じゃん笑」「原作タグ入れないと検索とき不便でしょ」

そんな真っ当で当たり前の声が大勢を占めていることだろう。

逆にいうと、この女オタク因習も滅びゆく定めであるかもしれないのだから、堪能するなら今しかないという考え方もある。

男性オタク諸兄。再度告げる。

試しにツイステッドワンダーランドの夢女子エロ絵をキャラ名のタグを付けてTwitter投稿してみてくれ。

絶対面白いことになるから

2024-03-23

anond:20240323111551

創作活動をしている人って、多かれ少なかれ、こだわりが強かったり、尖っている部分があるので、

それをSNS発言したり、創作に反映したりしてしまうと、特定主義主張をする人達の気分を害する可能性が高いのよね。

徹頭徹尾営業のみに専念したクリーンアカウント運用を心がけている人でもない限り、

過去発言を掘り出されて炎上する可能性がある人の方が多いと思うよ。

anond:20240323111206

良識もって創作活動してる人であれば粗探しの対象にされたとしても言い訳できないものは出てこないと思うんですが

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