「理想像」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 理想像とは

2024-06-08

anond:20240608063957

あんまり現代的な立場系統的に話されているのはみたことがないけれど、スポーツで、「風のように駆け抜ける!」とか「ゴーレムのようにブロックする!」とか「八幡大菩薩のように矢を射れば百発百中」「弁財天の奏でる音楽のように滑らかに演説」、みたいな神仏的理想像自分が一体化しているような暗示でパフォーマンス改善、みたいなことってあると思う。自己暗示自己催眠

2024-06-07

anond:20240607195232

忌憚のない意見を述べるっスね。

女体好きの女性嫌いという現象、これは確かに対等になった証拠と言えるかもしれないっス。具体的な例として、アニメキャラとの比較を挙げているけど、これは深い洞察だと思うっス。

実在女性アニメキャラの違いは、まさに「対等な関係」っスね。アニメキャラは決して感情的にならず、一種理想像として存在するため、実生活の対等な関係とは異なる。猫に例えると、それがよく分かるっス。

猫がヒステリーを起こしても飼い主が寛容に受け止められるのは、感情的対立ではなく、一種役割分担があるからっスね。これが対等な人間関係だと、こんな風にはいかない。察しや感情のやり取りも、猫なら愛嬌として受け入れられるが、人間同士だと複雑に絡み合う。

最後に、我々が理解しづらい存在に対する恐れ、これも真実っス。対等な関係でありながら異なる価値観を持つ相手に対するとき特に社会的にも対等な存在に対して、自然と慎重になるっス。これが女体好きだけど女性嫌いという一見矛盾する感情を生むんじゃないかと。

これが俺の忌憚のない意見ってやつっス。

anond:20240607143200

我:要約して

ChatGPT:家事分担をしながら生活してきたが、妻の理想像に合わせるのが辛い。

産後クライシス夫婦関係が冷え込み、妻は厳しく家事育児を求め、自由時間制限される。

互いに苦しみながらも離婚の話が出るほど不満が溜まっている。

妻の理想母親像と夫への厳しい要求に応えるのが限界で、自由が欲しい。

家庭内の緊張が高まり関係修復は難しいと感じている。

理想父親像を求めるキミへ【再々追記

もう我慢限界に達しそう。

子どもが大きくなるにつれて家事分担を決めつつ、お互いのフリー時間を設けて過ごしてきた。

子供の準備やご飯家庭内ゴミ集めだし、仕事の子もの風呂、寝かしつけを経てフリータイム、

ただし曜日指定で、万が一子供夜泣きなどしたら対応する担当を振り分け。

家事分担は普通だとはおもうよ。

子どもが生まれた時に子づくりに発展するようなスキンシップは一切拒否産後クライシスってやつだね。

もちろんそういう心象になったりってのは知ったし、尊重したいとは思う。

でもこっちも苦しい悲しいという気持ち必死に伝えても、自分だってからないと切り捨て、今は恋人というカテゴライズ消失したね。

今も本当に苦しい、でも変わる気も変える気も起こしてくれなかったキミを嫌いになりたくなかったから、趣味に没頭することで紛らわせてきたよ。

昔はなんでも一緒に行動していて楽しかったね、

昔は一緒に遊んだり過ごしたけど、産後クライシス以降、一緒の空間にいるだけで、

それぞれ好きなことやって、好きなタイミングで寝室一人で行くっていう、夫婦というよりルームシェアしてるような日々になったね。

そしてキミはいつもいつも気に食わないこと、父親とは~、父親はこうあるべき~という正論を盾にして色々文句いうよね。

子どもに対しての叱り方、接し方、時間の使い方、家庭環境の整備、日用品の使い方、全てにすぐルールを設け、まだ慣れずに忘れてしまったりできないと、「理由伝えたよね?理解できないの??大事なことだと思えないの?」と人格否定する勢いで大事にする。

自分自由時間に、自分趣味に没頭することに対して、没頭の仕方、内容にケチつけられて時間制限睡眠時間をしっかりとるのはもちろん大事だよね、正論だね。

たまに自分自由時間を少し増やしたいがために、家事の分担を変わってもらう事に対して、ブラック企業有給申請するレベルでのお伺いレベル気遣いとため息と嫌味、それくらいのエゴも許されないの?父親自分自由を全部捨てて家庭の中だけに活きるべきってこと?

毎日毎時内容にかかわらず妻の顔色をうかがう日々。

何なら口で手伝ってなど言わず、状況をみて判断しないと「なんで理解できないの?」とののしられる。

子どもにはこうすべき、生活はこうすべきという、そこから少しでも外れたり、提示したことができなかった時に烈火のごとく怒り罵詈雑言を飛ばす嫁。

そんな日々をもはや義務タスクとして淡々とこなすしか心を保てない気がしてるよ。

風呂のカギをかけ忘れた時、お湯残ってて万が一子供が湯舟に落ちておぼれたらどうするの?その理由理解してくれてないの?という

そうだね、風呂に鍵かけるって習慣が身につくまで時間かかってしまったね、その間何度も何度も怒られたね。

子どもにはこう伝えるべき、こうしてあげるべき、頭ごなしに否定するのはよくない。

そうだね、ものすごく丁寧に色々なたとえ話とかしながら伝えて理解させようとしているね、子どもが話長くて途中で飽きてたとしても。

すごい云ってること、やってることは立派だと思う、それはキミの理想母親像なのかもしれない。

でもそれなら子供送り届けてから空いた時間に昼寝したり好きなテレビ見たりする時間があったら、

家の中掃除くらいしておいてもいいんじゃないかな?もう家中毛玉や埃がいっぱいあるよ?

キミの云うことは正論、じゃなくてただの理想父親像を提唱し続けてるだけだよね。

だったらキミも僕が思う理想の「妻」をやってほしかったな。

子どもからみたら母親だけど、僕からみたら妻なんだよね。

今となっては、トイレの個室と夜の限られたフリー時間自分の部屋に籠ってるときしか一息付けていない気がする。

そしていよいよ夜の限られたフリー時間すらも、やることに干渉し始めてきたね。

異性と交流する機会がありそうだったからかな?浮気でもすると思ったのかな??

すごいね、そこだけとっくの昔に捨てた恋人像を出してくるのはずるくないかな??

ここのところずっと全ての行動に対してSNSでこき下ろしてるよね。

挙句、昔ひどい目にあったクソ男に重ねてる発言をしたね??

ごめんね、それが一番僕の中で傷ついたよ。

こっちは仕事必死でこなして、家で愚痴ることもなく、酒もたばこもやらず、本当に少ない時間で溜まったストレスを押し込んで頑張ってる。

キミは金使いが荒いとかない、自分の欲しいものも僕と比べたら全然なくて、お小遣い使う頻度も少ない、もしかしたら僕みたいに没頭する趣味に集中できてたら違ったのかな?

キミの理想像通りの生活をして、好きなことも全部放棄して、妻と子供だけをサポートし家だけのことを考えて行動すれば満足なのかな??

もうキミを抱こうとする気も、だからって浮気する気も一切ない、とにかく自由が欲しいよ。

その自由を求める事ですら、エゴで、普通父親ならしない、父親らしくない、というのであれば、

いっそ愛想つかしたということで終わりにしませんか??

専業主婦で、子供2人いる中、離婚する場合はそれ相応の慰謝料とか請求してくるんでしょうね。

その後の養育費?もちろん子供に対しては責任とりますよ。

子どもの前で僕のこと色々こき下ろすもんだから子供らも僕のことなめてるからね、ママがいいパパは嫌、そうだね、ママがいいよね。

結婚するとき言ったよね、キミが一番そばにいてキミが一番味方になってほしいと。

雑にいえばいつまでもバカップルとまではいかないけど、仲のいい夫婦でいたかったよ。

産後クライシス時に「あぁ、それ無理だったわ、嘘だったわ」ってしれっといった一言、いまだに忘れてないよ。

自分年収を揚げるために実力をつけていい会社にチャンスがあればどんどん転職していたことも、

過去のクソ男みたく、簡単仕事ポンポン変えるんじゃない」って言ってたよね。

キミは社会人経験すくないからわからないだろうけど、何も転職は悪い意味ばかりでするものではないんだよ?

もちろんその会社に対しての不満はあったけど、「ただ仕事がいやになってやめた」とか、その後何も展望もなしにいきなりやめたとか無責任なことも、家庭の収入維持に問題があることもしてないよ??

本当にキミの理想像にあわせるのはもう疲れたんだ。。

正直もう僕はキミとはやっていけない、金があればいいだけなら、さっさと手切れ金として離婚してもやぶさかではない。

理想母親貫いていってよ??

でも僕のことで不機嫌になって、すべての家事子供無視して外に飛び出す癖くらいはやめなよ??

しかしたら離婚したとしたら、子供らのことも捨てそうだよね、キミ。

あとくされなくって意味なら、いっそ、僕以外で車で買い物に行ったときかに交通事故にでもあってくれてもいいと思ってるくらいだよ。

もう全てに絶望してる。キミも僕とこうなって後悔とかしてないかい?

ダメ旦那父親でごめんね?

キミの理想父親旦那様を探したらいいと思うよ。

そんな奴いないと思うけどね。

ーーーー再追記ーーー

ごめん、いっぱいコメント来るとは思わなくて感極まっちゃった。。

でも俺が一方的に俺被害者目線になるように見えるのもアレだからちょっとだけ俺の内容も追記

子どもできて妻が突然産後クライシスになるまでは、趣味妻ってくらい一直線だった。

妻は母親に即ジョブチェンジして、俺は旦那から父親ジョブチェンジするのが遅いと思われたんだろうね。

そういう意味では俺も怒られることは多々あったと思う、取り決め守れない、習慣んをつい忘れてしまう。

命に係わることは絶対やってということに対する理解はもちろんある、でもつい、、としか言えなかった。

今や趣味ゲームネットで知り合ったフレンドと遊ぶことだけがとても楽しい

もちろん夜だけ、昼間は仕事休日の昼間も寝かしつけるまでは家の事をこなす淡々と。

寝かしつけが終わったら、やっと時間来たぜ!って感じ。

いい父親ではないと思う、けど、周りでも自分趣味の事を俺以上に時間使ってるのも見えてる。

なんで俺だけ??って、エゴを貫けてないんだろうって。

それだけやっても家の事もきっちりやってると見えないところのものを推測してもしょうがないけど。

子どもがかわいそう、父親なら責任取れ、ならなんで?とかもうね、今更。

これから自分殺して淡々とそつなく仮面かぶって過ごすしかないんだろうなって思うと苦痛しかない。

そう、大々的に言ってしまえば自由になりたい。無責任エゴの塊でごめんね?でも本当に望むのはそれ。

多分このまま続いても絶対傷つけることになるだけだと思うんだよね。

ーーー再追記ーーー

もちろん嫁がこれだけ俺のことを詰めたのも俺が原因。

趣味時間を何時までっていうのを厳密に守らず過ぎて、都度詰められて。

時間削られ、過ぎて削られ今に至る。

元々は睡眠時間の関連だったからそれなら同じ時間だけ早くから開始できれば留飲は下がったけど、

時間削られたのは俺が約束を守らなかったから、これまで守らなかった奴が何をいっても信用できないし、

最初に削られたときになんでやろうとしなかったのか、あのときの話し合いは意味がなかったし何も伝わらなかったのか、の一点張り

そりゃあ時間超過はもう少しやりたい、開始時間が遅くなったかとかちょっとくらいなら~という俺の甘えな部分はあったのは間違いないけど、

それを変えたいならせめて約束を守り通してからいえ

じゃあその前に約束を守らなかったのは何故?

今のような制限かけられたのはお前が約束守らなかったからだろう?

という言語ループ

とどのつまり、今までお前が散々やらかしてきたんだから何を言っても信用できない、そもそもお前が約束違えなかったらこんなことにはなってないんだぞ?お前の責任だぞ?と。

セックスレスになり、もはやパートナーとしては見られず、父親要素しか求められてないにもかかわらず、ゲームで異性とは遊ぶな、異性ばかりに声かけてるんだろ?(そんなことはないが、、比率女性のが多い)と今更何を云ってるのかと。。

そういう異性絡みに関してだと必ず、それと同じことを私がやったらどう思うの?っていってくる。

それこそレス浮気したら子供が悲しむというって視点じゃない、完全にパートナー目線

俺だったら「もちろんヤダよ(愛しているもの)」それしかいえないよね。

そして鬼の首を取ったように、「自分がされて嫌なことをするな!」っていう流れ。。

でも妻は俺の事愛していないはずだろ?だったらレスにもならないし、スキンシップ気持ち悪いなんて言わないでほしかった。

下手気に嫉妬するくらいなら、もっと俺のことを大事にしておいてほしかったよ。

なんだかもう、色々とすれ違ってる気がするんだよね。

必ず今までの失敗を全部掘り起こして並べて、信用できない、どうせできないと思ってるくせに約束というルールを付ける。

そこを必死我慢して守れてない俺も悪いけど、考えられないんだよね。

こんなに詰め寄られてるこいつは何だろうって、ちゃんとずっと愛してくれていたならそもそも趣味に没頭しまくることもなかった気がする。

セックスだけの話じゃなくて、もっとパートナーとして寄り添っていてほしかった。

先日親戚が亡くなって、その奥さん棺桶に向かってものすごい泣き崩れて、「ありがとう、最高のパートナーだったよ」って言ってるのを思い出した。

俺がその立場になったら、果たして泣けるんだろうか、嫁がその立場だったら俺に対してなんて言ってくれるんだろうか。

今本当に胸のあたりが重い、虚無感がすごい。

再々追記———-

話し合いってほど建設的ではないけど、結論として趣味をやめるか辞めないなら出ていくと言われました。

一番気に食わないのが、趣味を通して異性とやりとりしたり遊ぶのがイヤだとか。

こちら的には性別考えず遊んでくれる人と遊んでただけで、不貞を行う気は一切なし。

私と会話したり同じもの共有だけしていたかった、でも触れてくる、そういうのは気持ち悪い。そもそも触れるだけで気持ち悪い言われパートナーとして否定され続けてきて、友人とのやりとりをみて嫉妬して、そっちでは楽しそうに遊んでるのに我慢ならないと。

最初は確かに一緒に遊んでいた時もあった、でも遊び方の方向性とか好みのジャンル自体がそれて遊ぶ機会もへった。

今は気持ち悪いと否定され、嫁とのモヤモヤも含めて日々の仕事ストレスゲームで発散するのが唯一になった。

ここに来て異性絡みを加えて唯一の趣味をやめろ、と。

一般論で考えたら嫁をとり、趣味をやめるべき、家庭に影響のない範疇でやるのが趣味

趣味を押し通す甘え、というのもよくわかる。

でも趣味に対するクレームも嫁の嫉妬からきてるだけ。

から嫉妬深いところはあった、異性の友達SNSで連絡したり、友達からこその一歩踏み込んだ絡みにも不快だと反応して。

これまで二人の時間を増やそうと色々画策してきてはいた。

年一で子供預けて二人だけの時間もつくったりもした。

でも望む形がお互いずれてたままだった。

から離れた俺はさぞ趣味に没頭して顧みない旦那だったろう。

でもそうさせたのはお前が原因でもある。

趣味か嫁か。

今回のは自分が怒らせたから俺に対してのみ制限する、

嫁はこれまでと変わらず不機嫌に過ごしていくんだろうな、と考えると苦痛しかない。

愛してくれた時に戻ってくれるわけでも絶対にない、なんなら今回怒らせたことをこの後もずるずる吊し上げる。

別れる場合専業主婦無職から子供は置いていくみたいなことをしれっと言ってる。

子供のこと考えたり、家庭のこと考え、何より嫁さんのこと大事にして趣味をやめるべき、なのはわかるけど、趣味どうこうより、嫁が冷たくて窮屈なのはかわらないのに、それを忘れるべく逃げてた唯一の趣味潰したくないというワガママもある。

たかが、趣味、でもこれ以外何もないから日々のストレス調整できなくなりそう。

一般論で家庭より趣味を取る、結論だけまとめれば聞こえはすごい悪いし、子供いるなら子供のこと考えないみたいのはクソだと思う。

愛した嫁じゃない、実際は俺が原因でそうなったというのも理解してる。

でも間違いなく今後は灰色生活しかならないと分かってる。

それもお前が嫁を怒らせたからだとも言われるだろう。

でも、なんだと言われてもこれだけは絶対自分が潰れるってわかってる(なんなら嫁も取り上げたら潰れるって理解してる)

それでも趣味を続けたいって思うんだよね、もういっそ解放されたい。

正論はいらないから、離婚経験者の意見聞きたいわ、理由とかどういう心境かとか。

もう今どうしたらいいかわかんない、ただ苦しい、誰でもいいから話聞いてほしい。

2024-06-06

定期的に吐き出したくなる妻の愚痴

友達がいない

学生時代の友人や職場の交友関係ゼロじゃないみたいだが、ママ友づきあいはほぼなく、

休日に遊びに行く相手ほとんどいない。

俺が友達と遊びに行きたいとか飲みに行きたいと言うと、ほぼ100%不機嫌になり、

あなたばっかり遊びに行っていいよね、みたいなことを言い出すのだが、

日頃からむしろ俺は妻にもっと外出していいよ、子供の面倒はみるから、と散々言っているのだが、

友達がいないんだよ!とキレられる。

 

自分キャパティを超えて無理をしがち

常に仕事が終わらない、家事をやる時間がない、寝る時間がない、しんどい、と嘆いている。

でも報酬から考えても、クライアントはそんな無茶な発注をしてるとは思ってないと思われる。ぶっちゃけ相場より出力が低い。

私の能力が低いのが悪いんでしょ、とか自分で言うこともよくあり、そんなことないよ、と言って慰めはするが正直まぁそうだよなと思っている。

いや、それが悪いとは思ってない。能力が低いのは悪いことではないし、仕方ないが、キャパティを超える無理はしないでほしいと思っている。

が、そのまま言うとあんまりなので、無理しないでいいんだよ、と言うだけに止めているが。

彼女自身が、自分理想仕事育児家事をこなす)とそれができない自分とのギャップに苦しんでいるのだろう。

俺は家事などができないことで妻を責めたことは一切ないのだが、できないことはできないと認めてしまった方が楽なのになと思う。

 

問題を保留(棚上げ)できない

これはある意味長所でもある。

私は面倒な問題はついつい後回しにしてギリギリまで放置したり、

下手すればそのまま忘れて迷惑をかけたりしてしまタイプなので、

公的手続きなどでそういう点をカバーしてくれたりすることは非常にありがたい。

ただ、逆にそれがすぐに結果の出ないことであったりすると、

一旦忘れて進展を気長に待つ、みたいなことができない。

例えば役所などを相手に何らかの申請を行ったとして、そんなに緊急の案件でないにも関わらず、

1週間も待てずに役所に催促の電話をかけたりする。

一旦忘れる、ということができないので、あることが解決できないとずーっと頭の片隅に心配事として残り、

ストレスになってしまうのだろう。善し悪しである

 

・真面目だが、融通が利かない

うまく手を抜く、ということができない。

適当にその場を切り抜ける、あしらう、みたいなこともできない。

一つ一つの問題に正面からぶつかってしまうので、ストレスフルになってパンクしてしまう。

理想が高くて、完璧主義なんだと思う。母親としても、こうあるべきみたいな理想像を内面化していて、

そこに同調できないと苦しんでしまう。

 

他人評価を気にしすぎる

基本的に常に他者評価を気にして生きている。

本当にどうでもいい他人からの見え方も気にしていたりして、理解に苦しむときもある。

些細な言動でも、「あの時、変に見られたかな?」とか「子に怒鳴っちゃって、怖い母親だと思われたかな?」

みたいなことをしょっちゅう言ってくる。

付き合いのある人ならまだしも、外出先で赤の他人からどう思われたとか、マジでどうでもよくね?

 

基本的言動が幼い

とにかく、「疲れた」とか「○○が痛い」とかの弱音が多い。

仕事中でも容赦なくLINEで弱音を吐いてくる。

3日に1日は体調不良。でも病院には行かない。甘えているという感じ。

未就学児の子供に冷たくされて、キレて家を出て行こうとする。

愛情に見返りを求めているのか? 子の心理的安全性が損なわれるのではないかと感じる。

反抗期が来たらどうなるのか今から不安

 

自分ケアは求めるが、俺のケアはしない

マッサージを頻繁に求められるが、セックスは向こうの拒絶によってもう4年くらいしてない。

2024-05-31

人の目に映る自分を見なければいけない。そうでなければ、自分というのは虚無になるから

日常の中で、僕はいつも他人視線意識している。仕事場での同僚の評価、友人たちの言葉の裏にある感情、そして通りすがりの見知らぬ人々の一瞬の視線。これら全てが、自分自身を形成する一部になっているのだ。鏡に映る自分の姿だけでは不十分であり、他者の目を通して初めて自分という存在確立される。

他者評価に頼ることで、僕は安心感を得る。承認されることで、自分価値確認する。だけど、その一方で他者の期待に応えようと無理をしてしまうこともある。自分が本当に望んでいることや、自分の考えがどんどん薄れていく感覚に襲われるのだ。自分自身を見失い、他人の目に映る理想像を演じ続けることに疲弊してしまう。

社会の中で生きていく以上、他者との関係は避けられない。しかし、それに溺れてしまうと、いつの間にか自分が本当に何を感じ、何を望んでいるのかが分からなくなる。自分自身を見つめ直す時間を持つことが大切だと思う。静かな場所で、他人の目を気にせずに、自分の心の声を聞く。それが、自己を取り戻すための第一なのだろう。

しかし、現実はそう簡単ではない。他者の目を意識しないで生きることは難しい。人間社会的な生き物であり、孤立することはできないからだ。結局のところ、他者の目に映る自分と、本当の自分とのバランスを保つことが求められるのだろう。

それでも、そのバランスを保つことは容易ではない。他者の期待に応え続けるうちに、自己本質が徐々に薄れ、やがて消えてしまうかもしれない。そうしていつの間にか、自分自身というものアイデンティティ社会霧散して二度と帰ってこなくなる。

2024-05-28

婚活メモ発掘したから公開する

最近また婚活話が盛り上がってきたので色々見ていたんだが

過去IBJ結婚相談所活動していた時に使っていたスプレッドシートが発掘されたので公開する

これが婚活増田リアルだッ

筆者来歴

38歳既婚男性

IBJ結婚相談所で1年ちょっと活動後、成婚退会

この前3回目の結婚記念日を迎え現在に至る

今日は、33歳童貞の婚活振り返り

最初にバズったやつ

なんか痛々しい。ごめんなさいね……

あれから世の中色々あり、宗教二世という境遇が知られるようになりました

っつーか10kg以上太ってるじゃねぇか!!!!!泣いちゃうね。健診で怒られたのもあり絶賛減量中です。

ここがダメだよ結婚相談所

まったく読まれなかったやつ

結構心を込めて書いた気がするよ

結婚相談所のお見合いで行ったラウンジ全部書く

結構バズったやつ

ラウンジ楽しい

キングって書こうとしてキンプって書いてるのにさっき気付いた。めっちゃ恥ずかしい

半年くらい子育てしてみた感想(別人)

他人の尻馬に乗りバズったやつ

おかげさまでうちの娘も1歳半ぐらいになり、わがまま盛り

最近流行語はだっくん(抱きかかえろの意)とおりる(抱っこをやめろ、歯磨きをやめろ等何にでも使える万能ワード)です

魔の2歳児が怖い!

以下、各シートの内容を書いていく

結婚観38の質問

当時参考にしていたブログの内容をもとに、自分の条件と相手の考え方を整理して書いていたもの

かなり参考にしていたんだが、もう元の記事が消えている……

商材として売ってるっぽいので、全部は挙げず少しかいつまんで書いておく

  • 結婚自分1人の自由時間はどのくらい必要か。(例:仕事のある日○時間休日時間
  • 将来的に家を購入するのかしないのか。住居費にどの位のお金を割くか。
  • 健康・体型の維持管理についてどの位関心があるか。また、相手にどの程度求めるか。
  • 食材の買い出しはどちらがするのか
  • 結婚後、実両親や実兄弟とどのような頻度でどのような付き合いをしていきたいか(同か別居か、鍵を渡すのか、家に泊めるのか、等)
  • 結婚後、以前からの友人との関わり方に変化はあるか(家に気軽に呼ぶ、会う頻度を減らす、など)

こういった質問自分結婚観をあぶり出し、相手にも聞いてみてお互いの結婚観をすり合わせるのが目的

いやーしかし今見てると結構面白い。結局臨機応変生活に合わせてる気がする

理想像整理

だいぶ気持ち悪いと思うが、恥を偲んで公開することにする

将来的な夫婦理想像

好きな人要素整理

  • 明るくてよくしゃべる
  • 自分自身のことをよく話してくれる
  • 笑顔が似合う
  • ノリが良い?
  • あほではない
  • ぽっちゃり丸顔…
  • 頑張り屋
  • 英語ができるとか
  • 苦労性な人に弱い

OKNGで考える

OK

  • よくしゃべる
  • 自分の事をよく話してくれる
  • 趣味に打ち込み系
  • 料理はできなくてもよい

NG

やりたい事で考える

キャラで考える……

  • 涼波かすり

何気なく出会って……なんとなく気が合って……

交際matrix

現在交際中の方の、お名前・印象・興味のある点・懸念点・共通話題休日・年齢・身長職業年収・お住まい・親同居有無・同居希望・ご実家子供希望趣味性格容姿を整理した恐ろしいシート

解消次第消していたので妻の分しか残っていませんでした。ご安全に!

活動方針

どういう感じで婚活をやっていくのか、自分に言い聞かせる気をつけたい点や、これまでの反省を整理していたもの

太字や注釈は原文通

心がけ

  • 焦るな 温度差を考えろ
    • これ
  • こだわりを強く出したい
  • 手広くやるのはダルいだけ。妥協するな
    • 当初はそう思ってたんだよね
  • のめり込みすぎないこと
  • 外見の好みには鈍感に
    • 当初はそう思ってたんだよね
  • 相手の考え方を知りたい。どうするか?
    • どうするか・・・
    • 本とかの力を借りて評価軸を作ってみる
    • 仲人パワーを借りる!
  • とりあえず相手が話したいことを話させる
  • 最近つい聞きたいことを聞いて表を埋めがちなので

  • 最初の一ヶ月は真剣交際に入らない 必ず並行する
  • 数回会っただけではわかんねぇわ
  • すぐ一人に絞って失敗する感があるので明確な指針化する

重視する価値観

理想の異性20項目

  1. 年代ぐらい
  2. 身長は155-160くらい
  3. 丸顔でややぽちゃだが太り過ぎではない
  4. アニメゲーム的なコンテンツ理解がある
  5. 特に男性向けでないコンテンツは一緒に楽しめる
  6. 何かしら特筆する趣味や特技がある 楽器語学
  7. 仕事を楽しんでいる
  8. 親の干渉がないか完全に自立している
  9. 各々の世界観に対して真摯である
  10. 物事への思い込みが少ない
  11. コミュニケーションが軽い
  12. 姉属性
  13. 自分を愛して欲しい
  14. 自分以外の人も尊重して欲しい

これは多分どこかでまとめたらいいとか書いてあったんだと思う

14個までしか上げてないというこの…

多分理想像整理のシートよりこっちの方が後に書いてるな 自分キモさに遠慮がねぇ

あと妻は特に姉属性ではない

初回



1-3回

  • 重要 必ず1時間くらいで済ませる
  • 期間 1ヶ月ぐらい目処 週1目安


4-6回



closing

  • ここまで来たらなんとかせい
  • 期間 3ヶ月は無理では…4-5ヶ月
  • 不安要素は潰しておきたい
  • どうせ夢中になっていると思うので周りと相談せよ
  • プロポーズ……

紹介文書き直し

真剣交際に入った人が進んでいくにつれ自分与えてばっかじゃん!?とか思ってしまい終了

相当疲れて2ヶ月ぐらい休んだ後、復帰する時にあらためて自己紹介推敲したシート

さすがに自己紹介を丸々出すのは、ちょっとはばかられる。抜粋する。

  • お互いを尊重し、支え合えるような関係を築きたいと思い活動しています
  • お互いの趣味時間も持ちつつ、一緒に日々を過ごし歩んでいけるような夫婦関係を築きたいと考えています
  • 自分自身としては、仕事プライベートなど何事も楽しんで過ごす事を心がけています
  • 色々なことに興味があるので、お会いできたらご趣味お仕事について聞かせていただけると嬉しいです!
  • 将来は、お互いを尊重し支え合えるような夫婦関係理想です。
  • 結婚でお互い生活は変化していくと思いますが、相手の大切な物は大事にしたいです。
  • お互いの時間を大切にしつつ、相手が辛い時は支えたいし、自分が辛い時は寄りそってもらったり、
  • 一緒に日々を過ごしていけるような家庭を築けたら良いなと思っています

わりと力入れてひねり出したと思うんだが

今になってみると、なんやこいつ…重…って思われてそうな気もするな

専業主婦問題

相手家事手伝いだった時に、悩んで生み出したシート

ちなみに今妻は専業で、娘が3歳になったら幼稚園に入れてパートに出てもらう予定



気になる点



専業志望



理由



個別シート

真剣交際まで進んだ場合、今後の予定や確認する必要があるリストデート先などをまとめていた物

伝えること、相談事、聞くことのリストなど

向こう3ヶ月ぐらいの週末の日次、お互いの予定、イベント予定・目標などをまとめたりしていた

あと梅雨明けの日程が書かれていて(デート場所に関わるので)我ながらちょっと細かすぎるのではないかと思った

で、このスプレッドシートは役に立ったのか

うーーーーーーーーーーん

出会いは運!

結局一人で色々考えていたのだが、妻はなかなか思い切りが良いところがあり、そんなもの全て飛び越えていったのであった。

気がついたらお互いの部屋を行き来して、婚約指輪を用意しプロポーズ、親に挨拶同棲結婚妊娠出産一升餅、だっくん!おりる!となって今に至る。

人生なんもわかんねぇ…

そして、色々書いてきたが現状あんまり思い描いた通りにはなっていない

コロナ禍で生活仕事がガラッと変わったのも大きいが、自分自分の事をよくわかってなかった部分もある

とはいえ、当時自分と向き合い色々考えてあがいていたのは無駄ではなかった

改めて見返すと初心を思い出す所もあり、なかなか面白かった

2024-05-22

異形の映画「トラぺジウム」

【速報】乃木坂46ベストセラー映画「トラペジウム」興行収入5621万円の大ヒット!【館数200館超】

2024年05月17日http://www.skematomemon.com/archives/51782004.html

”大ヒット”は2チャンネル文化系譜まとめサイト特有嫌がらせ/皮肉であり、もちろん興収は苦戦している。

否定的意見を述べたくなる人は多いようだ(200ブクマ超えhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2364697

ヒットしていない理由を推測してみよう

 

1.アイドルオタクは、実際の美少女が好きであり、漫画アニメ美少女は好きではない仮説

   ①脳内イメージ実在タレント漫画アニメ をビジュアル理想像合致する順に並べると 

   ①≒②>③ がアイドルオタク で ①≒③>②がアニメオタク。 小説は①にアクセスできるメディア

  乃木坂ファンが大挙して訪れるのを期待して製作したが、アイドルファンアニメ絵のアイドルは望んでいなかったという可能性。 

  (高齢男性キャラクターがめちゃめちゃ不自然なので視聴中宇宙猫になったが、元乃木坂メンバーが声をあてていたそうだ)

 こっちは本気ではない。

 

2.主人公応援したくならない。

 これだろう。

(続く)

anond:20240522141557

のび太ドラえもんは書けないが…

赤塚不二夫バカボンのパパ並みにバカだとでも思ってるのか?

カリカチュアされたバカが作者の理想像か何かだと思ってるの、キモオタらしい理解力だな

2024-04-24

anond:20240424110239

イデアって別に複雑で高尚な概念でもないだろ

何千年も語り尽くされてきたわけだし


ここでイデアと言ったのは、

時代地域性など、現代を生きる万民理想像という

目に見えない概念のようなものがあって

それが現代における清潔感ってことじゃないか


その昔、おかめ美人と言われていた時代もあったわけで

美人美男といった概念時代によって移ろいゆくもの

から、その時代に即した流行を追う必要がある


例えば、歯を磨くこと、髪を整えること、衣服を綺麗に保つこと、皮膚を清潔に白く保つこと

このようなことは貴族特権的なことだったけれど

今は大多数の人間アクセスできる手段なわけでしょ

そうなれば、時代が進むにつれて清潔感ハードルもどんどん上がり続ける

清潔感へのアクセスというハードルが下がるのと反比例してね

その末期症状美容整形で、終わりのないトラジェディってこと

男もネイルする、美白する、脱毛する、ってな具合に

でも、ここらでちょっとやり過ぎ感が出てきてる気もするよね


でもま、個人的にもこのあたりが限界点のような気もする

全員が全員美容整形受けられるような社会にはならないと思うし

やっぱりアバターを使って解決する方向になると思うから

これからは心や徳を磨いたほうが良いと思うかな

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばみてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、このドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしんが、過去を振り返るために原点である山形への旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。(補記:特におしんの夫は軍組織に尽くし、結果として多くの命を亡くした責任を感じて自殺したという筋書きだが、拠り所となる国家、軍などのホームベース敗戦により瓦解したことのショックが実際のところの引き金だろう。)

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だ。外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームグラウンドにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものが仕組みとしてもっていた。だからその範囲しか外に出歩かないのだ。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧されてきた女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀の話だ。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、ホームからかい視線旅人である自分に向け続けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。ボヘミアンを気取って出て行っても、いざとなったらただいまといって帰れる場所がある。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。フーテン寅さんのことを考えていたら、そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、さら時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。「おもいでぽろぽろ」の主人公少女時代1970年代)は、都会の夏休みラジオ体操に二人しか参加していないほど、ふるさと田舎そもそも持たない世帯が少なかった。今では想像もできない光景だ。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、(都会で活躍するキャリア女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

補記

上記の書きなぐりをAIが次のように要約したので感心した。ここまで断言できないからゴチャゴチャ書いてたのに。

旅行好きの女性の特徴と男女差

旅行好きの人々は、事前に訪問地の情報をチェックし、SNSでの共有を楽しむ傾向がある。これは、日常からの脱却と、新しい体験への憧れを表している。特に女性は、旅先での関係性を持続させることに価値を見出すことが多いようだ。

歴史的に見ても、男女間で旅行に対するアプローチに大きな違いはないものの、女性はより積極的に新しい環境文化に飛び込む傾向があると言える。これは、社会的な役割や期待に対する反応として、女性自己実現のために旅行を利用していることを示唆している。

一方で、男性はより保守的で、旅行を通じて得た経験故郷に持ち帰り、地域社会に貢献する傾向がある。これは、男性社会的なリーダーシップを担う役割を果たすことが期待されているためかもしれない。

故郷と都会の関係性の変化

現代日本では、故郷と都会の間の伝統的な絆が薄れつつある。かつては、人々は故郷を離れて都会で働き、定期的に帰省することで地方とのつながりを保っていた。しかし、今では都会で生まれ育った世代が増え、地方への帰属意識が低下している。これにより、都会の人々が地方に求める価値は、失われつつある関係性そのものになっている。

この変化は、地方と都会の間の人口流動の安定化を示しており、それぞれの地域価値見出し生活を築く傾向が強まっている。結果として、地方への憧れや関係性の再構築は、新たな形での自己探求や社会的な動きに影響を与えている。これは、女性旅行を通じて自己実現自己探求を行う動機に影響を与えていると考えられる。

旅行は、日常から一時的な脱却を提供し、新しい環境文化に触れる機会を与える。特に女性にとっては、旅行自分の居場所を見つける手段となり、故郷とは異なるアイデンティティを探求するプラットフォームになることがある。

2024-02-26

女性専用車両差別だとすると女子寮女子トイレ差別なのか

まあ、どっちも差別ちゃうやろという話というか、それを差別とすることでどういう世界を目指すことになるのかという話をしてみます

1.差別区別

まず大前提として、今の社会は本人にはどうしようもない属性理由にしたとしても、別異に取り扱う場合があることを許容しています。例えば、18歳になる前の子供にどれだけ十分な能力があるとしても、民法制限行為能力者として扱われます。そのような属性による扱いが差別(=不当な扱い)であるかどうかは、結局は扱いを分ける目的と、その属性をもって分けることの合理性によるとしか言いようがありません。そして、この目的正当性手段合理性評価時代場所によっても変わるでしょう。身分制度合理的であった時代もありました。

2.男女を別に扱うことは差別

では、男性女性とを別に取り扱うことが差別に当たるでしょうか。いうまでもなく、男女雇用機会均等法など現代国家における男女の取り扱いについては、女性差別への是正を中心に、原則として同一化の方向に進んできました。しかし、社会には、風呂トイレ更衣室、男子寮女子寮男子校女子高、食べ放題価格女性専用DVシェルター等々、男女で扱いを別にすることが多くあります。これらについても、昨今は男女という生まれながらの性差で扱いに差を設けることの合理性に疑問を呈されるようになったことをきっかけに正当性合理性が問われなおしてはいますが、少なくともそれらがことごとく直ちに違法であるとか不合理であると認められているような状況ではありません。それは、社会が不合理だったり、不当な目的を維持したいから残っているわけではなく、一定価値観の下で正当性合理性が認められているためだと考えられます。こういったものについて、「区別」が「差別」になるかどうかは、結局は、どういう社会を目指すのかという理想像も絡んできます

例えば、育休は事実上男性にはほとんど認めらえてこない時代が続いてきました。その理由の一つには、男性女性とで子供を持つことの身体負担に差があることがあったと考えられ、そのことだけに着目すれば、育休に差を設けることの合理性は失われたわけではありません(期間の長さ等法律上も差はあります。)。しかし、育児には両性の親が関わるべきだという価値観社会に広がったことで、育休の扱いで差を設けることが不合理な面も浮かび上がってくるようになり、現在積極的男性に育休を利用させるよう厚労省などが呼び掛けるような状況に変わってきています。育休を男性が取れないことは差別になったと言えるでしょう。

3.女性専用車両差別だとする世界はどういう世界になるか

女性専用車両差別かどうかは、電車が混雑する時間帯に女性が優先的に乗ることができ、異性が原則として乗れない車両を作ることについて、正当性がありかつ一定合理性があるかどうかによることになります。その正当性としては、女性男性との間で、①異性から痴漢行為対象になりやすいかどうかという点で大きな差があること、②異性と身体が密着するような状況に対する忌避感や性的羞恥心に差があること、というあたりが挙げられるでしょう。現状の日本社会は、これらの目的正当性を認めていて、女性専用車両という仕組みで対応することも一定合理性があると概ね信じられているためこれが維持されていると考えられます

これに対して、現在女性専用車両への主な反論は、(1)男性犯罪者扱いするものである、(2)鉄道各社は満員電車という状況を改善するべきであるのにそれを利用者負担押し付けている、という二つが主であるように見られます。このうち、(1)は区別目的自体が不当であるという主張として、(2)は女性専用車両という手段が過剰であるという主張としてそれぞれ整理できます

これらの理屈が背後に持つ価値観を考えると、(1)は男女という性差だけで羞恥による忌避や防犯目的の行動をとること自体が不当だという社会を目指すものと言えるでしょう。これを貫けば、例えば、女子トイレ女子寮も、維持は困難になるでしょう。あるいは、女子更衣室すら、男女という性差羞恥心による別の取り扱いをすることは不当であり、男性女性も等しく我慢をすべきだという理屈で反対することも可能になりかねません。最近流行りの話で言えば、異性に家に誘われたときや異性と泊りがけで遊びに行くのを誘われたときは気を付けろというのも差別になるでしょう。これが白人黒人との関係であれば、羞恥心や防犯目的別離に扱うこと自体が不当であるという主張を貫くのは容易であり、むしろ目指すべき価値観であると受け入れられたために今があると言えますしかし、男女でその理屈に多くの賛成を得ることはおそらく難しいでしょう。これに対して、(2)は女性専用車両という不利益に甘んじるのではなく、ラッシュピークのない社会を達成するべきというもので、目指すべき社会の像としては、多くの賛同を得やすもののように思われますしかし、ラッシュピークが生じるような社会習慣は決して鉄道会社が望んで出来上がったものではなく、実際には鉄道会社だけでできることには限界があると私は考えますコロナ禍という大規模なショックを経験してなお、満員電車がなくなるには遠い現状があります鉄道料金、運転間隔、オフピーク通勤等の推奨等の対応を超えて、鉄道会社が努力すれば通勤ラッシュがなくなると考える人はおそらく多くはなく、その立場からすれば、結局、満員電車を解消する現実的な手立てがない現状で女性専用車両合理性否定すれば、また満員電車を避けたい女性負担を強いる社会に戻るだけでしょう。

こういった意味で、女性専用車両差別だと断定する主張は、基本的には極端な理想社会押し付ける非現実的な主張であると考えます。もちろん、そういう思想を持つこと、発信することは自由ですし、特に満員電車のない社会というのは真剣に取り組むに足る目標だとは思います。ただ、平和憲法国際社会に広めることで戦争がなくなると考える人が少ないように、女性専用車両に反対することでより理想的な社会が実現すると考える人も多くはないでしょう。

anond:20240226023013

こういう性格障碍者レイシストモラハラ嫉妬ブス腐女子正当化することだけに長けてるのがフェミで、そういう輩を気持ちよくさせてるだけなのがイケメン動物園なのと同じようにか

こんな差別偏見の塊なのに、女性だという理由だけで被害者ぶってワガママ放題言えば、リベラル理想像になれる女さまスゲーよ。

マジ人生イージーモード

2024-02-14

anond:20240213205530

女向けの方には「社会的正しさ」があるのがなぁ。

女性が夢見る理想像でありつつ、男が目指すべき目標でもある。

男向けポルノにある、男にとって都合がいいだけの人間性を抑圧された家畜感がもっと欲しいな。

2024-01-29

anond:20240128105036

あいうのはさあ、女作者が自分の延長にある理想像・仲間像を書いているのであって

 

男の漫画に出てくる、オッパイがあるだけのイケメン騎士とか、クソエロ積極女とかと、同じ分類だぞ

2024-01-11

anond:20240108151740

俺は、はてブについては https://b.hatena.ne.jp/hotentry/it だけ見てるんだけど、「本来ターゲットであったはずのIT関係のおじさん達が去っている」とはとても思えないんだけど

はてぶ全盛期の頃はなんかこう、ホッテントリもっとホッテントリだったの?

増田が思うはてブ理想像を知りたい

2024-01-07

管理職って昔は尊敬されてたけど

管理職って今の時代だと尊敬される要素がなくない?

そもそも管理職って酒が飲めて、トラブル起こさなくて、上に反抗せず、管理業務とやらのブルシットジョブが得意な奴が選ばれるんだろ?

現代若者が目指す理想像(Youtuberやら芸能人やら)と違いすぎるんだよ

から尊敬されるどころか奇特人間とみなされるようになってるよな

しろ親が管理職だった家庭出身のやつ(管理職になるポテンシャルがある)だと、守銭奴で家に帰ってこず家族をないがしろにするクズイメージプラスで付いてる

ハッキリ言っていまだに管理職目指す奴って相当頭悪いか権威主義かみたいな奴じゃないと目指さないよね

女が人生にとって管理職になることがプラスにならないから目指さなかったのと同じで

若者男にとっても管理職は目指すメリットがなくなってきてる

という社会情勢を読み取れない年寄幹部共ファック

2023-12-31

anond:20231231145234

男女問わずレベルが高いやつほどそれだけレベル高い相手とつき合う権利が得られるというだけの話を理解できない、何ならレベル低い側ほど自立した女性は男を必要としないものだとか勝手理想像繋げて語り出す方の性別に何を今更。

2023-12-30

暇空茜はリベラル理想像だった

こういう事を書くとマジ切れ発狂顔真っ赤になる人達いるだろうけど

バイアス抜きに客観的事実だけを抜き出せばマジでその通りなんだよね。


・ふとしたきっかけで公金の使われ方に疑問を持ち、調査した所大規模な不正疑惑が発覚

相手政治的なバックを持つ権力者であり、疑問を追求した者に恫喝めいた嫌がらせを行う

権力者側と戦う為に住民訴訟を起こし、様々な人間を巻き込み広範囲拡散していく

・リア凸や個人情報晒し等の野蛮な妨害を嫌い、あくまでも正しい戦い方、リーガルのバトルのみで正々堂々と戦う

政治的なバックは一切無く、戦う為の資金は自前や支持者のカンパのみ

・戦う事による報酬は一切求めないお金に対しては清廉潔白姿勢


横暴な権力者と戦う市井一般市民というヒロイックな像はまさしくリベラル理想のものであり

こういったドラマ映画・劇は割とありがちなテンプレート

リベラル界隈(の間だけ)で持て囃されていた、かのアカデミー賞受賞映画新聞記者」も

筋書きとしては「巨大権力者に疑問を持った市井人間が立ち向かう」というものだったけど

今暇空がやっている事を、どこぞの自称新聞記者女性では無く、

本当にただの一般市民しかオタクオッサンに盗られた事が非常~~~~に、悔しいんだろうな。


暇空批判には、どうにもヒステリックだったり感情的過ぎるもの散見されるが

中には「本当は俺たち私達がやる筈だった事・得られる筈だったポジションを奪いやがって!」という

一方的且つ身勝手嫉妬もあると思うよ。

2023-12-24

anond:20231224205347

人間は不完全だし、この世は理想からほど遠い。だから完璧理想像を描いてそれになりたい、近づきたいということは意味がある。

弓矢を射るとき、「南無八幡大菩薩」と祈るのも完璧軍神に力を貸してほしいという願いでもあり、それで実際パフォーマンスが良くなるというライフハックでもある。弁財天加護があれば、ギターソロ流れるように弾けるし、不動明王加護があれば迷いなく重大な決断ができる。

2023-11-12

経営のためのデータ分析」と「データ分析のための経営

https://tjo.hatenablog.com/entry/2023/11/11/195106

「R」や「Python」で誰でも簡単統計解析ができる(と喧伝される)ようになってから、このような思考をする分析者が増えているように感じます

統計手法原理理解することは、その手法の単純な適応における限界を見極めることのみならず、問題解決のために手法改善拡張することを可能にするでしょう。

それとは反対に、便利な統計ツールの使い方を身に付けることは、「問題解決」へのアプローチを硬直化させてしまます

「A/Bテストの条件統制」による影響を見積もることはできるか

この問題は事前に実験計画サンプル全体に確実に遵守させられる範囲サンプルを絞ってA/Bテストを行うとか、もしくは分析する前に実際のキャンペーン実施状況の情報を集めてnon-compliantなサンプルを除外するといった対策必要なんですが、それをせずに漫然とA/Bテストをやって「テスト群の方が有意に低いとは???」となってしまっている現場は珍しくも何ともありません。

さまざまな問題点が考えられますが、まず「テスト群の方が有意に低い」という結果が出ること自体統計分析評価として、なんらおかしなことではありません。おそらくは「低く出るはずがない」ような条件でA/Bテストを行っているのでしょうが、それ自体現実施策分析においては大きなバイアスになっているのです。そして、実際の現場では「実験計画サンプル全体に確実に遵守させる」ということがもっとも大きなバイアスになるのです。

多くの場合において、ある「施策(A)」の有効性を検討する場合、それは他の「施策(B)」との比較、もしくは「通常の状態」との比較をすることになります。それはどのようにすれば可能でしょうか?

例えば、「あたなの店舗では施策(A)を実施しないでください」と言われた場合、それは何を意味するのでしょうか? それは指示を受け取った人によって異なるかもしれませんし、綿密な実験計画の周知によってある特定状態意味していることが伝わるかもしれません。しかし、重要なのはそれが何を意味するかではなく、それがどのような影響を与えるか、ということです。コントロール群へどのような影響が出るのかを予測することは非常に難しく、現実的には不可能と言っていいでしょう。

多くの場合施策の影響を厳密に計測しようとするならば、そのテストが行われていることをあらゆるサンプル(店舗実施者)に知られずに済ます以外にはないでしょう。

データ分析はできたが、会社は潰れた

このような事態を避けるためには「平常時からある程度広告マーケティング施策を打つタイミングを満遍なくバラけさせておく」必要がある

本来であればデータ分析を担う立場の人々の方が平時から積極的に(役員会とは限らず)経営に関わるゾーンの人々に働きかけていって、「データ分析を行って意味のあるデータセットが得られるように普段からビジネスを展開する」というのが多分理想像なのでしょう。

このような考え方は、データ分析経営に(ほとんど)何らの影響を与えないような状況においてのみ有効です。

もし、あなた会社が本当に危機に瀕しているとき、どうにかして有効施策を見つけようとしているとき、「データ分析のために何の施策も行わないでください」と言われて従うことができるでしょうか。

あるいは、「本当に有効施策を見つけるために、あなた会社の成長を止めることが必要だ」と言われたら?

おそらく、そんなバカなことは受け入れられないと多くの人は考えるでしょう。

日本の「データサイエンティスト」は新しいパラダイムを生み出せるか

現在日本で「データサイエンティスト」などと呼ばれる統計分析の使い手がもてはやされているのは、アメリカにおける流行が数年遅れで日本上陸した結果だと言えるでしょう。しかし、アメリカ日本で決定的に異なる点があります。それは、アメリカ経済現在アップストリームにあり、日本はそうではないという点です。

人口増加を背景とした安定した成長のなかでは基本的統計分析(つまりは道具としてのお決まり統計分析)でも、十分に役に立っています

しかし、日本のような、マーケットの縮小と金政策に根差し不安定経済状況において、そのようなお決まり統計分析がどこまで有効であるかは大いに疑問です。

現代的な統計分析手法は、経済的な停滞に陥ったかつてのアメリカにおいて、その困難を打破しようとする知性によって大きく発展しました。現在日本は、まさにそのような状況にあるように見えます教科書的な分析をただ機械的適用する判定者ではなく、あらた価値を生み出すような「データサイエンティスト」がはたして日本からまれるでしょうか。

2023-09-22

他人に期待しすぎたというやつなんだろうな

私は外側に理想像を欲しがってしま

尊敬できる人、好きな人、気の合う人

そういうイメージ仕事の場で欲しがってしま

そんなの最初から無いものだと割り切ろう

理想人格自分の中に描くものけが唯一なんだ

他人に求めてもいずれ壊れて悲しくなるだけ

2023-09-10

anond:20230910114859

同意恋愛観ってフィクションでは変化しなくて、

思春期のはじめの小学生ときくらいに好きな異性のタイプはほぼ決定して

それ以降その理想像イメージが歳を取ってく。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん